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July 26, 2016

変わったお店シリーズ112 奥に引っ越した自転車屋さん

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ドイツでは、このところ難民による事件が続発しており、不安が募っているようです。

ミュンヘンの事件では、SNSで「犯人が複数存在する」という不確実な情報が流れたため、警察当局も事実が明らかになるまで、厳戒態勢を敷いたようです。

また、一部の報道によると、オーストリアから警察系特殊部隊コブラ(Einsatzkommando Cobra)の隊員が40名、派遣されたようです。ドイツの事件にオーストリアの特殊部隊が出動するとは思ってもみませんでした。

さて、今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。

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以前は“ウィーンは自転車が活躍している割に自転車屋さんが少ない”という見当違いのコメントを書いたことがありました。実際、ウィーン市内を散歩していると、実は意外な場所で沢山の自転車屋さんが営業をしています。

日本では、基本的に完成品の自転車を販売するところが多いと思いますが、こちらでは完成品の販売に加えて、各種自転車用品や改造用のパーツなども幅広く販売しているお店が多いようです。

そのため、自転車屋さんの中には、専用の工房を店内に併設しているところもあります。

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今日、ご紹介する自転車屋さんですが、実は、以前は38系統の路面電車が走っている表通りに面した場所で営業をしていました。

表通りに面しているため、ロケーションとしては最高なのですが、数年前に表通りの店をクローズして、ちょっと奥まった場所に移転してしまいました。

「奥まった場所」ですが、いわゆる住宅街の中で、近くに自動車修理工場、家具工房はありますが、飲食店をのぞくと、いわゆる商業施設はほとんどありません。閑静な住宅街の中にあります。

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新しく移転した場所は、ウィーン名物の「古い石造りの建物」の1階(日本式)です。

そのため、固定式の看板は設置しづらいようで、写真のように幕を使って店名や営業時間を告知しています。そのため、最初はお店なのか、事務所なのかわからなかったほどです。という訳で、最初、Feriは“ずいぶん目立たない場所に移転したなぁ”と思ったものです。

その後、付近を何回か通りかかった際に観察したところ、店の奥に自転車を整備する工房が併設されていることがわかりました。

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実は、以前の表通りに面した場所は、立地は良いのですが、店が狭いため、工房を併設することができなかったようです。

恐らくオーナーさんの考え方だと思うのですが、より専門的なサービスを提供するため、広い場所に転地開業したのでしょう。

Feriは、古い店には入ったことはありませんが、少なくとも店舗面積は倍近くになったと思われます。

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大人用の自転車だけでなく、子供用の小型自転車なども取り扱っています。また、興味深いのは、自転車に加えてキックスケーター(Tretroller)も扱っており、時々、外から見える窓(この窓がショーウィンドウ代わり)に製品が展示されています。

日本では、子供のおもちゃといった趣のキックスケーターですが、なぜかウィーンでは、移動用に使っている大人の方を結構見かけます。しかも、若い男性だけでなく、意外なことに女性も利用しています。

自転車よりも小型なこともあり、折りたたんで路面電車などに載せることができるので、ある意味、便利なのかも知れません。

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なお、この自転車さんですが、表通りに面した旧店舗も、閉店後、しばらくはショーウィンドウ代わりに使っており、新店舗への案内を行っていました。

しかし、最近になって、買い手(もしくは借り手)が見つかったのか、自転車さんの面影はなくなり、別のお店になりました。

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という訳で、表通りに面した場所で営業していたことも、過去の歴史(大げさですが)の一コマになってしまったという訳です。

余談ですが、このお店、最近では減りつつある「伝統的な開閉店」で、平日の12時30分から14時00分までは「お昼休み」になっています。

日本では、考えられませんが、利便性第一で、休憩時間をカットするよりも、こういった伝統は大切にしたいような気もします。


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