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July 19, 2016

謎の壁画がある住まい

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日本では7月18日が「海の日」で祝日だったため、3連休の方も多かったと思います。皆さまは、いかがお過ごしだったでしょうか。

こちらでは、7月から「長期間の夏休み(バカンス)」をとる人もいるので、人の流れも変わってきます。そういった背景があるので、路線を運休してのU4の大規模改修工事などができるのでしょう。

さて、今日は「住まいの話題」をお届けしましょう。

住まいというのは、各国の文化が色濃く反映されることが多いので、見比べてみると興味は尽きないものです。
こちらでは、集合住宅も含めて、住まいに壁画を描くある物件が比較的多いように思います。

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労働風景などを壁画で描いたものもありますが、時々、固有の人物を描いた住まいを見かけることがあります。

今日、ご紹介するのも「固有の人物」(と思われる)を描いた住まいです。場所はOttakring区ですが、街中ではなく住宅が立地する周辺部です。

ご覧のように教会に隣接した集合住宅の壁にモザイクで人物が描かれています。

その下には、プレートが取り付けられているのですが、どうも人物の解説ではなく、この人物が記した文章が書かれているようでした。というのは、右下にサインが描かれていたので‥

残念ながら、Feriは、この人物のことをよく知りませんが、この教会があるエリアは、Eduard Mörike氏という司祭(詩人や賛美歌作曲家でもあったそうです)にちなんで、1927年9月にMörikewegという地名になっています。

そのように考えると、この壁画の人物はEduard Mörike氏である可能性が高いような気がしてきました。

Img_2016_04_1311

しかし、この記事をまとめるにあたり、少し調べてみましたが、Eduard Mörike氏の写真を、この壁画の人物と比べると、明らかに雰囲気が違うのです。ということは、どうも件の人物を描いたものではなさそうです。

ただ、この集合住宅が建っているのは、厳密にはMörikewegではなく、Pönningewegという通りに面した場所です。

建物は1945年頃に建てられたようですから、歴史的な建造物という訳ではありません。いずれにしても、ちょっと謎の多い壁画がかかった集合住宅。どんな背景があるのか、気になるところでもあります。

しかし、このように人物のリアルな壁画を描いた住まいというのは、こちらでも珍しいような気がします。ところで、こういった「面白い物件」を発見するのもお散歩の楽しみでもあります。

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