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July 31, 2016

建物が取り壊されると‥

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早いもので7月も今日でおしまいですね。先日、ドイツで難民が関係した事件が多発しましたが、肝心のメルケル首相の姿が見えないと思ったら、バカンスでお休みだったようです。

日本だったら、マスコミから“危機管理の意識がうすい”と叩かれまくられるような気がしますが、「長期間の夏期休暇が義務づけられている」ドイツでは、そういった批判は少ないのでしょう。

ただ、さすがに事件を管轄する閣僚である内務大臣は、ミュンヘンの事件発生後、バカンスを中断し、すぐにミュンヘンへ駆けつけたそうです。

ちなみにメルケル首相がマスコミの前に姿を現したのは、7月29日の記者会見だったとか‥注目されたのはメルケル首相が「難民ウエルカム政策」の見直しに言及するかという点でしたが、従来の路線を断固維持すると表明したようです。

さて、7月最後の話題は、「建物の解体にまつわる話題」をお届けしましょう。

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昨日、築60年近いアパートの話題をご紹介しましたが、基本的に地震がないオーストリアでは、「耐震性を高めるために古い建物を取り壊して、新しい建物に建て替える」というケースはほとんど無いようです。

そのため、旧市街などでは、築年数100年などは、まだ「新しい物件」として、内部をリフォームしながら使い続けられています。まぁ、構造が石造りだから可能なのでしょうが‥

とは言っても、まったく建物を解体して、新築しないという訳ではありません。特に都市部にある小規模な住まいの場合、メンテナンスだけでは、費用対効果が低いケースもあるようで、時々、解体現場を目にすることがあります。

先日、このブログでもご紹介した「不思議な壁画がある5区のスポーツ用品店」も、解体されてしまいましたね(2016年6月3日の記事をご覧ください)。

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さて、今日、ご紹介するのは「一般のお住まい」の例です。場所はS-BahnのOttalring駅前。広い玄関があるところから、以前は、もしかしたら事業所だった可能性があります。興味深いのは、両隣が4階建ての伝統的な建物(4階建て)なのに対して、この建物だけが平屋であるという点です。

平屋の場合、事業所であるケースが多いので、Feriは、元事業所ではないかと考えた訳です。

ウィーンの場合、普通は建物のデザインは違っても、高さを揃えるケースが多いので、ここだけが平屋だったというのは、ちょっと珍しいと思います。もしかすると、昔は平屋が標準だったものが、その後、両隣が中層の建物に建て替えられ、ここだけが昔の姿で残ってしまった‥というのが真相かも知れません。

ただ、Feriが通りかかった際は、いつも玄関の扉が閉じており、静かなたたずまいでした。

が、しばらくぶりに通りかかってみると、この建物の姿がなく、既に瓦礫を搬出しているところでした。この日の作業はすでに終了したようで、瓦礫の山にパワーショベルの姿が残っているだけでしたが‥

例によって、「長屋形式」なので、隣の建物には解体された建物の断面がシルエットの形で残っています。しかし、この「断面のシルエット」は、日本ではお目にかかることがない「こちらならでは」の景色と言えるかも知れません。

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ところで、ここの場合、隣の建物の外壁は一旦補修してから、次の工事に入るのでしょうかね。また、費用はどちらが負担するのでしょうか? そう考えると、この手の「長屋の解体」は興味が尽きません。

また、道路の面した建物が解体されたことで、建物は意外と奥行きが浅く、中庭があったことがわかりました。典型的なウィーンの様式ですね。

また、後ろの建物もちょっと変わった形をしていることがよくわかります。さらに奥には煉瓦造りの高い塀が見えますが、もしかすると燐家の外壁かもしれません。

さて、解体後、どのような建物ができあがるのか。続報は、いずれブログでご紹介したいと思います。


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