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July 13, 2016

Bankomatのご利用は慎重に‥

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今日は「ATMを使った犯罪の話題」です。

先日、日本でもコンビニエンスストアに設置してあるATMから偽のカードを使って短時間で大量の現金が引き出された事件がありましたね。どうもスキミングという手法を使って、カード情報を不正に入手し、偽のカードにコピーした上で、現金を引き出したようです。

このように最近は街中に設置してあるATM(こちらではBankomat)に細工をして、カード情報を読み取り、口座から違法に現金を引き出す犯罪が発生しています。

スキミングと言われる手法ですが、先日、YouTube上にウィーンでスキミングの細工を暴露した動画が投稿されました。

非常に短い動画ですが、場所は旧市街、ケルントナーシュトラーセ周辺のようです。

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ベンジャミン・テデスコさんという方が撮影したものですが、Bankomatのカードに読み取り口にダミーが取り付けられており、この偽装読み取り機がスキミングツールになっているようです。利用者が、普通のBankomatだと思ってカードを入れると、カード情報が読み取られるという仕組みだそうです。

さらに、ベンジャミン・テデスコさんによると、このBankomatには二重の罠が仕掛けてあり、カード裏面のpinコード番号を読み取るカメラも設置されていたそうです。

通常のキャッシュカードにはpinコードは印字されていませんが、クレジットカードには裏側のpinコードが印字されており、クレジットカードを使った現金の引き出しを行うと、pinコードが盗まれるという訳です。

ベンジャミンさんが、当局に通報したことにより、周辺のBankomatから不審な装置は全て撤去されたそうですが、この手の犯罪は、取り締まりの隙を突いて行われますので、利用者が慎重になる必要がありそうです。

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特に旅行者の場合、海外のBankomatの機械が「どのような状態が正常なのか」を判断するのが難しいため、引っかかる危険性が高いようです。

また、日本ではATMは監視カメラが設置されている銀行の店内に設置されているケースが多いですが、ウィーンなどでは、道路に面した普通の建物にビルトインされておりいるケースも多いため、犯罪者にとっては細工がしやすいという背景もあるのでしょう。

そのように考えると、なるべく銀行の店内に設置されているBankomatを利用するというのも自己防衛手段の一つかもしれません。なにしろ監視カメラが設置されているので、スキミングの機械を取り付けるのは難易度が高い訳ですから‥

ただ、窓口の営業時間外にBankomatが設置されているロビーに入るためには、入り口にあるカード読み取り機に自分のBankomatCardを入れて、入り口のロックを解除する必要があります。

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左の写真で、入り口右側に見えるのがカード読み取り機です。

そのため、だれでも使えるという訳ではないのが、難点。その点、街頭のBankomatは、そういった煩わしさがありませんから、便利なのですよね。

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この動画でも、実際に細工がしてあるBankomatとは知らずに使おうとしている女性が登場し、男性が注意する場面が映っています。

なお、この動画は、たまたまウィーンで撮影されたというだけで、ウィーンが特別危険な訳ではありません。また、今回、掲載した銀行の写真は、今回の案件とは無関係です。

オーストリアに限らず、便利な世の中になりましたが、犯罪も高度化してきており、頭が痛いところです。

ところで、こちらでは、今まで、どこが設置したBankomatを使っても自分の銀行口座から現金を引き出す際の手数料はゼロでした。その分、3ヵ月ごとに良くわからない手数料が口座から引かれていますが‥

ところが、最近になって日本のように自分の口座から現金を引き出す場合、手数料を徴収しようという案が検討されているようです。

ただ、どこの銀行が最初に口火を切るかで、各行とも二の足をふんでいるとか‥そうですよね。


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