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August 2016

August 31, 2016

「Haidi Almに見る観光開発の考え方

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8月最後の話題は「観光開発にまつわる話題」をお届けしましょう。

今年も夏休み中、Salzburg州Lungauを起点にケルンテン州まで足を伸ばしました。

ケルンテン州と言えば、外せないのが「BonsaiMuseum」と「Haidi Alm」です。「BonsaiMuseum」は、同じ日本人として、その発展が気になります。昨年、開園35周年を迎えましたが、しっかりと地元に根を下ろした活動を展開されています。

一方、「Haidi Alm」なのですが、別に現地に連れて行って喜ぶ子供がいる訳でもないのですが、なぜか行ってみたくなる高原です。

そして、何回か訪問するうちに、実は、大げさですが観光開発の考え方の違いに気づくようになりました。

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日本の各種テーマパークは、基本的に人工的に作った施設が中心になっていると思います。日本人らしい「きめ細かい細工」で、テーマパークに滞在中は、その世界観に浸ることができる‥という訳です。

ところが、何回かケルンテン州の「Haidi Alm」を訪問してみると、実は、「最大のウリ」は「ハイジの世界観を体感できる大自然にある」ことに気づきました。

実は麓の幹線道路から、細い山道を30分ほど登ります。森林限界線を越えた広大な高原には夏は牛が放牧されており、場所はスイスではありませんが、正に「ハイジの世界」そのものです。

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この広大なパノラマを見ると、大自然のすばらしさに圧倒されます。これは人工的に創り出した施設では不可能な感覚だろうと思います。

確かに高原の一角には、有料テーマパーク(公園)は存在します。正直、日本人から見ると、随分ずさんな施設なような気がします。

しかし、実際に、このテーマパークを訪れるお客さまは少数で、かつ年齢の低い子供さんを連れているご家族に限定されている感じがします。ただ、借景となっている高原の景色が素晴らしいことが、大きなプラス材料。

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August 30, 2016

お一ついかが Rustの無人販売所

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今日は「無人販売の話題」をお伝えしましょう。

日本でも地方へ行くと農家が道路沿いに無人の直売所を設けているところがありますが、オーストリアでも、このブログでご紹介したこともありますが、「花の無人販売」を見かけることがあります。

ただ、基本的に悪意をもった人物が多いためか、農産物の無人販売はあまり見かけません。とくに外国との国境に近いエリアでは、窃盗犯が国外に出てしまえば、基本的に捜査の手は及びませんから‥

さて、先日、Rustへ行った際、Rathausplatzで「野菜の無人販売」を見かけました。実は、この野菜の無人販売は、以前から行われており、今年、突然、始まったものではありません。

大型の農業用トレーラーの上に、これまた大きなカボチャが山積みになっていました。

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販売しているのは、カボチャだけのようです。形や大きさは色々ありましたが‥

お代金は、トレーラーの牽引バー側に「KASSA」と書かれた缶が取り付けられており、そこへ入れるようです。

料金入れの缶が小さいためか、お客さまが迷わないように、付近に「KASSA」と大きく書かれているのがご愛敬です。

ところで、Rathausplatzは車の乗り入れも可能ですが、通常は観光客の皆さんを中心とした人が広場の中を歩いています。

ところが、トレーラー周囲の家方向に止められているため、写真のように広場側からは商品がよく目立ちません。恐らくトレーラーの移動を優先しているためだと思うのですが、商売っ気がうすいような‥

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August 29, 2016

まだまだ健在、懐かしのコマーシャルフライト

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今日は「コマーシャルの話題」をお届けしましょう。

Feriが子供の頃、東京都内でも小型機がコマーシャル目的でフライトしていることがありました。また、場所によっては、小型機が宣伝用のバナーを引っ張ってフライトをしていたこともあったような記憶があります。

しかし、最近、日本ではほとんど見かけなくなりましたね。これも、色々な規制が影響しているのでしょうかね。

ところで、このブログでも過去に何回かご紹介していますが、オーストリアでは、今でも屋外のイベントが開催されている時、その上空にコマーシャルを目的として小型機が飛来することがあります。

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とくにメルビッシュ湖上音楽祭のように大勢のお客さまが集まるところが、絶好のターゲット。今年もFeriがRustから臨時船で移動中、会場周辺をフライトしている小型機を見かけました。

単発の小型機がバナーを引っ張っているため、かなりのパワーが必要なようで、スムーズに飛んでいるという印象はありません。

逆に一生懸命飛んでいる小型機に声援を送りたくなるような心境です。スポンサーは色々な業種・業態があるようですが、今年、見たのはRustのWeingutでした。やるねWeingut。きっと儲かっているのでしょう(笑)。

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August 28, 2016

Biker Welcomeのオブジェ

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今日は、先日ご紹介した「Lungau地方にあるGasthof Gambswirtの話題 続編」です。

Lungau地方では、夏、冬ともに色々なアウトドアスポーツを楽しむことができますが、バイクを使ったツーリングも盛んです。

とくに山岳道路などがあるため、オーストリアのみならず、ドイツあたりから遠征してくるライダーグループも多く、ドライブをしている途中でも、よくすれ違います。

大型バイクにまたがっている中高年のグループも多いですね。

そんな訳で、Lungauにあるホテルやガストホフでは、ツーリングを楽しむグループを積極的に受け入れるようになってきました。

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2014年、火災で焼失したGambswirtは玄関前のシャニガルテンに女性ライダーを配した「艶めかしいオブジェ」が設置されていました。

今日、ご紹介するのは2008年8月のものですが、シャニガルテンも賑わっていますね。

新築に際して、このオブジェがどのような扱いになるのか、Feriも気になっていましたが、見事に復活しました。

ただ、格調高いリゾートホテルへランクアップしたためか、オブジェのデザインが大きく変わりました。

写真を比べてみるとわかりますが、ハンドルを高くしたチョッパースタイルのバイクは変わらないものの、女性ライダーのスタイルが「まとも」になってしまい、やや面白みに欠けるような気がします。

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August 27, 2016

Bad Fischau-BrunnのWienstube を訪ねて

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今日はひさしぶりに「ホイリゲ関連の話題」をお届けしましょう。

夏休み中、Wiener Neustadt近くに住む友人から、Wienに戻る前にBad Fischau-Brunnにご招待しますから、是非‥というお誘いを受けました。

このブログでも何回かご紹介していますが、Bad Fischau-BrunnはWiener Neustadtに隣接する小さな街ですが、ワインの生産が盛んで、期間限定営業のホイリゲがあるので有名です。

せっかくのお誘いなので、喜んでBad Fischau-Brunnに宿泊し、ゆっくりワインを楽しみながら、友人と語り合うことにしました。

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例年、この時期に営業しているホイリゲも、なかなか良い雰囲気があってお気に入りなのですが、友人がHeurigenkalenderで調べてくれたもう一軒、Wienstube Goldfussが営業しているので、今回は、こちらにも顔を出しました。

Bad Fischau-Brunnの中心から少し離れていますが、歩いて十分に行くことができる距離です。

Wienstubeなので、本格的なお食事を楽しむことができます。到着したのが、ちょうど19時前だったので、シャニガルテンは平日にもかかわらず、夕食を楽しむグループで賑わっていました。

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August 26, 2016

Rustの消防署まつり

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今日は「オーストリア夏の風物詩 地方の消防署まつり」の模様をお伝えしましょう。

オーストリアでは、夏が終わりを告げる頃、各地で「消防署まつり」(Feuerwehrfest)が開催されます。

ウィーン市でも9月に行われますが、こちらが各種のデモンストレーションをはじめとする「まじめな催し物」であるのに対し、このブログでも何回かお伝えしているように地方の消防署まつりは、単純に「去りゆく夏を惜しみながら、豪快に飲んで、食べよう」という地元の皆さま主体のお祭りです。

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民族音楽のバンドが入ることも多く、地元の皆さんで大いに賑わいます。一般的には土曜日を中心に1日だけの開催が多いのですが、今年のRustは、なぜか二日間の開催でした。

という訳で、メルビッシュへ出かける前、消防署まつりの会場を覗いてきました。

通常、消防署まつりは消防署の車庫から消防自動車を出して、そこを会場(宴会場)にするのが一般的ですが、今回は、開始時間後に出かけたにもかかわらず、消防署の前は静かなもの‥

ふと、その先を見ると、子供さん用の遊具「フワフワ」が出ており、隣接する別の場所が会場になっているようでした。

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会場入り口には、ノイジードラーゼーを管轄するRustらしく水難救助隊の特殊作業車や装備品が展示されていましたが、皆さんのお目当ては会場内の飲食です。

土曜日は「Die Wilden Kaiser」というバンドが出演するようでしたが、開演時間がメルビッシュと重なってしまったため、Feriは演奏を楽しむことができませんでした。

さて、会場となったホールですが、入り口の上には「WEINLANDHALLE」というRustらしい看板が掲げられていました。

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August 25, 2016

焼失、再建、Gambiwirt顛末記

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今日は、このブログでも何回かご紹介したLungauのTamswegという町にある「GambswirtというGasthofの話題」をお届けしましょう。

まずは騒動の顛末を簡単にご紹介しましょう。

Gambswirtは、Tamswegの中心部MarktPrazに面した場所にある由緒正しきガストホフです。

ところが2014年7月、火災が発生してGambswirtは全焼してしまいました。ただ、こちらの古い建物はファザードが石造りであるため、外から見ると、木造の屋根が焼け落ちただけに見えますが、実際には室内は完全に全焼し、床も焼け落ちてしまったようです。

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幸い人的な被害は発生しなかったようですが、大変な損害です。町の中心部を構成する由緒ある建物なので、ガストホフのオーナーと町当局が話し合いの末、ファザードを生かして再建するというプランが決まりました。

そして、実際に大型クレーンを設置して、2014年8月から本格的な再建工事も始まりました(左の写真が2014年8月のもの)。

ところが、従来のファザードを活用した再建くじが予想以上に費用がかかることが判明したため、オーナーが町当局に無断で、2014年11月に何と従来のファザードを全て取り壊してしまったのです(当時の記事は2014年11月6日)。

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このニュースは、Lungauに留まらずオーストリア全体でも話題になり、ORFのニュース番組でオーナーのインタビューも交えて取り上げられるほどでした。

無断で取り壊してしまったため、オーナーと町当局の関係が悪化したようですが、その後、オーナーは従来のデザインを生かしつつ、規模を拡大して、新しく立て直すというプランを提示。

町もそれを了承したようで、直ちに新築工事が始まりました。そして2015年7月には、無事、上棟式が行われました。

2015年8月にもFeriはTamswegを訪れていますが、その時は、営業開始前で、最終的な内装工事などが行われていました。

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August 24, 2016

誕生日余話

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2回にわたってお届けした「Seefestspiele Mörbishch2016」はいかがだったでしょうか。まぁ、善し悪しは別にして主催者側が、テレビ放送の再開を含めて、色々と試行錯誤している様子が伝われば幸いです。

さて、誕生日当日の21日、残念ながら朝から雨に見舞われました。ブルゲンラント方面に関しては、午前中は自動車のワイパーをフル回転させるほどの豪雨でした。

土曜日が雨にならずに本当に助かりましたね。これは主催者も同じ気持ちでしょう。そんな中、Lungauへの移動を敢行。勝手知ったる道なので、カーナビよりも信頼できるFeriの記憶を頼りに一路、A2、S6、S36号線経由でLungauへ向かいました。

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幸いセメリングを通過した当たりから雨が小康状態となり、気を使うことも少なくなりました。また、日曜日なのでトラックが全く走っていなかったのは助かりましたね。

Lungauへは、ほぼ予定したどおり到着しました。こちらも雨模様でしたが、TAURACHBAHNのブンメルツーク運転日だったので、一休みしてから覗きに行きました。

今日はひさしぶりのThörlerbahnのStmLB 6号機が使用されていましたが、最近、修繕を行ったようで非常に状態が良くなっていました。さすが、Club760です。

保存鉄道ながら、いかにもオーストリアの田舎鉄道という趣があるので、一般のお客さまにも人気があります。

なおTAURACHBAHNにはThörlerbahnの車両は比較的多く保存されています。ちなみに、この機関車ですが1893年製です。

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August 23, 2016

メルビッシュ「Viktoria und ihr Husar」(ヴィクトリアと軽騎兵)最終公演(下)

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今日は昨日に引き続き、メルビッシュ「Viktoria und ihr Husar」(ヴィクトリアと軽騎兵)最終公演の模様をお伝えしましょう。

休憩を挟んで、2幕では舞台はサンクト・ペゲルブルクのアメリカ大使館に移ります。

ここでは大階段の上に、大使館の建物が登場します。さらに場所を表現するためか、その後ろには赤い星を頂いたロシア風の建物が‥

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オープニングはロシアだからなのか真っ赤な照明でスタートします。逮捕されるリスクを冒してまでサンクト・ペゲルブルクへ一緒にやってくるコルタイ。

ここでリケットのはからいで、コルタイとヴィクトリアが二人で密会することに。密会の場面は、舞台左側の巨大な壁を乗り越えて行われます。「ベルリンの壁」という訳でもないでしょうが‥

一方、リケットとヤンチも何となく良い関係に‥

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巨大な壁が当時のロシアを現しているのでしょうか。

この場面で見どころだったのは、大階段がアメリカ国旗になり、そこでダンサーが踊りを披露する場面でしょう。女性ダンサーが州を現す星になって動き回るのもご愛敬。ここはきれいでしたね。

ここでジョンは、ヴィクトリアが今もコルタイを愛していることを知り、離婚を決意します。アメリカ国旗を背景にしたダンスを含めて、「アメリカ万歳」といった趣の演出です。

そして、暗転で3幕のハンガリーのドロズマ村へ。舞台装置はロシア風から一転ハンガリー風になります。アーチはハンガリーの国旗と同じ照明に‥

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August 22, 2016

メルビッシュ「Viktoria und ihr Husar」(ヴィクトリアと軽騎兵)最終公演(上)

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前回のロンドンに続いて、またもやメダルゼロで終わるかと思われていたリオオリンピックのオーストリア。やっとセーリングの混合ナクラ17級で銅メダルを獲得しました。メダルラッシュに沸く日本がうらやましい限りです。

今日はひさしぶりに「オペレッタの話題」をお届けしましょう。

8月20日に行われた「Viktoria und ihr Husar」(ヴィクトリアと軽騎兵)を見てきました。今まで、2回見ることが多かったのですが、Serafinさんが引退してからは、正直、魅力が半減してしまったこともあり、今回も1回だけとしました。今年は曜日の関係で、この日が最終公演となりました。

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Paul Abrahamが作曲した「ヴィクトリアと軽騎兵」ですが、Feriは2012年3月にバーデンで観たのが最初。当然、極めて狭い劇場のバーデンと巨大な野外ステージで行われるメルビッシュを比較することは困難です。

という訳で、メルビッシュならではの切り口で、最終公演の模様をご紹介しましょう。なお、当日はまずまずの天気に恵まれましたが、Feriの誕生日当日は、午前中からまとまった雨となりました。1日ずれていたら、大変でした。

なお、メルビッシュでは、過去、1960年と1973年に、同演目の公演が行われていますが、今のように大規模な上演スタイルになってからは、事実上、はじめてと言って良いでしょう。まず、制作スタッフは以下のとおりです。

-Regie:Andreas Gergenさん
-Musikalische Leitung:David Leviさん
-Bühnenbild und Kostüme:Christian Floerenさん
-Choreographie:Simon Eichenbergerさん

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当日の出演者は、以下のとおりですが、主役以外はダブルキャストになっています。( )内が、当日は出演しなかったキャストです。

-Gräfin Viktoria(ヴィクトリア):Dagmar Schellenbergerさん

-John Cunlight, US-Botschafter(アメリカ大使ジョン・カンライト):Andreas Steppanさん

―Stefan Koltay, Husarenrittmeister(ステファン・コルタイ大佐):Garrie Davislimさん(Michael Heimさん)

-Graf Ferry(ヴィクトリアの弟):Peter Lesiakさん(Jeffrey Treganzaさん)

-O-Lia San, Ferrys Braut(オー・リア・サン):Theresa Dittmarさん(Verena Barth-Jurcaさん)

-Janczi, Koltays Bursche(コルタイの従卒ヤンチ):Andreas Sauerzapfさん(Timo Verseさん)

-Riquette, Kammerzofe(ヴィクトリアの小間使いリケット):Laura Scherwitzlさん(Katrin Fuchsさん)

-Belá Pörkölty, Bgm. von Doroszma(ドロズマイ村の村長):Tibor Szolnoki

-Japanischer Priester(日本の司祭):Rui Dos Santosさん

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まず、今回の演出は、過去の作品へのオマージュなのか、「ヴェネチアの一夜」のような近代演出ではなく、オリジナルに近いオーソドックスな展開でした。

また、かつてSerafinさん時代、メルビッシュ名物だった「大階段」と「舞台上のアーチ」が復活しました。

全体的に踊りを重視した「華やかできれいな舞台」に仕上がっていました。

また、従来、大階段は前後への移動はあっても左右に分割されることは少なかったのですが、今回は、左右に分割されるようになっており、舞台に変化を与えていました。

プロローグはシベリアの捕虜収容所に抑留されているコルタイ大佐とコルタイの従卒ヤンチが、補償に音楽を弾かせて、その隙に脱走するというスタートです。

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August 21, 2016

今日はFeriの誕生日

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今日は私的な話題でご容赦ください。

今日、8月21日はFeriの「○回目の誕生日」です。今年は、仕事の関係で夏期休暇が1週間以上ずれてしまったため、誕生日は昨年と同じくLungauで迎えました。

昨年は節目の誕生日だったので、馴染みのホテルで女将さんが朝食の際、ザッハトルテとセクトをご用意頂きました。Lungauで迎える誕生日は最高でしたね。

それから1年、Feriにも色々なことがありましたが、こうやって元気に過ごすこともできるのは様々な皆さまのお陰だと思います。本当にありがたいことです。

誕生日になると思い出すのは、子供の頃の話です。Feriが小学生の頃は、自宅に友達を招いて誕生会を開くのが「ある種のブーム」になっていました。

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が、Feriの場合、夏休みの真っ最中。そのため、出かけている友達が多く、誕生日に誕生会を開いた記憶がありません。

また、家族で誕生会を開く習慣がなかったため、ごく普通の「夏休みの1日」といった印象しか残っていません。

最も、しっかり誕生日プレゼントは両親のお願いしていましたが‥

その後、夏期休暇を利用してオーストリアを訪問するようになると、誕生日をオーストリアで迎えることも増えてきました。

昨年は節目の誕生日だったので、親しい友人がホイリゲでささやかな誕生会を開いてくれて、友人一同からの嬉しいプレゼントと誕生カードを頂きました。これは自分の人生で記憶に残る1日でしたね。

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August 20, 2016

色々あります‥BAUMKUCHEN

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今日は、このブログでは余り取り上げない「お菓子の話題」をお届けしましょう。

日本でも有名なケーキの一つに「バウムクーヘン」(Baumkuchen)がありますね。

中心に穴があり、断面に木の年輪に似た模様が浮き出ているケーキです。最近はコンビニエンスストアなどでも、小分けして袋に入った商品などが販売されているところをみると、一定の需要があるのでしょう。

日本では、年輪のような形から、お祝い事の贈答品として好まれた時期があり、結婚式の引き出物に出てきたことも多かったような気がします。

ちなみに日本では対象から昭和初期には知られるようになったそうですが、名前から「ドイツを体表するケーキ」というイメージが強いようです。しかし、本家のドイツでは、比較的珍しいケーキだそうです。

というのは、オリジナルの作成方法が非常に特殊である上に、専用の装置が必要なため、一般的なコンディトライでは扱っていないことが多いそうです。

ただ、この種「の年輪があるケーキ」はドイツだけではなく、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア、ルクセンブルクなど、ヨーロッパ各国で親しまれています。

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August 19, 2016

ウィーンのキッチンから‥パスタも色々

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今日は「ウィーンのキッチンから‥」ですが、先日の「スパゲティ・ナポリタン」に続いて、「パスタの話題」をお伝えしましょう。

日本のスーパーマーケットに行くと、多種・多様なパスタソースが販売されていて、目移りしてしまいます。

最近は、輸入品も増えていますが、何と言っても日本国内のメーカーの商品企画力には頭が下がります。「日本人のあくなき探究心」が、商品開発の根底にあるような気がします。

さて、ウィーンのスーパーマーケットでは、どのようなパスタソースが販売されているでしょうか。

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こちらで販売しているパスタソースは、瓶入りと袋入りの2種類ですが、瓶入りが主流です。瓶入りは日本でもおなじみのタイプですね。

ただ、瓶入りについては、トマトソース系とバジル系の2種類で、それ以外は見たことがありません。どうやらパスタソースは自分で作ることが「基本」になっているようです。

ただ、本場イタリアで製造されている商品が多く、正直、美味しいです。

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また、袋入りについては、日本のように「そのまま茹でたパスタにかける」というよりも、「パスタソースの素材」といったニュアンスのものが大多数。

例えばカルボナーラなどについても袋入りのソースを売っているのですが、実際には牛乳を入れて作る必要があります。そのため、正直、面倒です。

ましてや日本では定番と化しているレトルト仕様のパスタソースは見たことがありません(涙)。

その点、日本では、辛子明太子やタラコ、和風キノコといった和風系に加えて、ミートソース(こちらではボロネーゼ)やカルボナーラ、アラビアータ、ボンゴレ、バジリコなど多種多様なソースが「完成品」として販売されていますよね。パスタの本家でもないのに「日本は本当に素晴らしい国」です。

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August 18, 2016

「マイクロ・ラゲッジ」は自転車の仲間?

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今日は「変わったグッズの販売ルート」にまつわる話題をお届けしましょう。

オーストリアは、ごく最近まで各店舗で販売できる商品群が限定されていました。例えば、コーヒー用品を販売する店では、コーヒーに関係のない衣料品や家電小物などは販売できませんでした。

これは、昔の風習を踏襲していた名残なのですが、最近は、規制が緩和されて色々な商品を販売できるようになり、売上アップの機会が増えたようです。これも「時代の流れ」なのでしょう。

ところで、欧米では日本では思いつかないような奇抜な発想によるグッズが販売されていますよね。

その一つに「マイクロ・ラゲッジ」があると思います。日本のメディアでも取り上げられたので、ご存じの方も多いと思いますが、キックボードとスーツケースを合体させた商品です。言わば「乗って運べるスーツケース」です。

巨大な空港などではゲート間の移動が大変。そんな時、スーツケースを引いて移動するのではなく、キックボードを取り出して、それに乗って移動できる‥というスグレモノです。

さて、皆さんは、このアイデア商品は、スーツケースの仲間、キックボードの仲間‥どちらだとお考えでしょうか。

Feriも、最初は移動手段が補助(オマケ)なので、スーツケースの変形だろうと考えていました。ただ、メーカーはマイクロ・スクーターという会社で、子供用から大人用まで幅広いラインナップのキックボードを製造・販売している会社です。今は日本法人もあるようです。

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August 17, 2016

地下鉄U1の延長開業にともなうネットワーク整備計画発表

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日本では、「お盆休み」も開けて、正常モードに戻った頃だと思います。今日は「ウィーン地下鉄U1延長に関する話題」をお届けしましょう。

現在、Oberlaaまでの延長工事が進められている地下鉄U1ですが、すでにご紹介しているように2017年9月2日に開業することになりました。あと1年強ですね。

開業1年前ですが、Wiener Linienでは、U1のOberlaa延長開業に合わせ周辺で行われるネットワーク整備計画を発表しましたので、その概要をご紹介しましょう。

-U1:延長区間には5つの駅が新設され、Neulaaを除く各駅で路線バスと接続します。延伸区間の新駅は、以下のとおりです。

Troststraße (7A、65A、66A)、Altes Landgut (15A)、Alaudagasse (16A、17A、19A、67A、67B)、 Neulaa、Oberlaa (17A、68B、70A、Regionalbusse).

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67系統:U1の延伸区間と路線が重なっている路面電車67系統については、Otto-Probst-Platz – Reumannplatz間に路線が短縮されることになりました。

つまり、現在、運転されているReumannplatz-Alaudagasse間は廃止される訳です。左の写真はAlaudagasse付近を走る67系統です。

67E系統:地下鉄延伸工事にともなってOberlaaまで行かなくなった67系統を補完するため、代替バス路線67Eが開設されましたが、地下鉄の延長開業にともなって、その使命を終えて廃止されます。

7A系統:このバス路線は地下鉄延長のよる路線変更などはありません。

15A系統:路線の改編はありませんが、運転間隔の変更が予定されています。

16A系統:現在、Marschallplatz-Slamastraße間を結ぶバス路線です。この系統は一部区間が学生輸送用のバス路線ですが、Hetzendorf-Am Schöpfwerk-Alaudagasse間の路線に再編されることになりました。

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August 16, 2016

ウィーンにもあるTischtennis Center

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リオ・オリンピックも前半戦が終了し、後半戦に入りましたが、オーストリア勢の結果は、皆さまご存じのとおり。

こちらの新聞でも特設サイトを設置していますが、如何せん、自国選手が華々しい成績が上げていないため、今ひとつ‥といった感じです。

ちなみに、ヨットが期待できるようですが、どうなることでしょうか。

逆に人気を集めたのが、14日にSpielbergのレッドブル・リンクで開催されたMotoGP10戦。会場へ向かう観客のため、Feriもよく使うS35が大渋滞になりました。

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あるのですよ‥こちらでも大渋滞が‥ちなみにお客さまの数は95000人だったそうです。

という訳で、今日は「スポーツの話題」をお届けしましょう。

卓球というと中国をはじめとするアジアのイメージが強いですが、実はヨーロッパでも盛んです。

国際卓球連盟に加盟する協会の最新チームランキングでは、オーストリアは男女とも10位(日本は男子4位、女子2位‥さすがです)。

実はオーストリアやドイツには、フットボールと同じく、卓球のプロリーグ・ブンデスリーガ(Tischtennis-bundesliga)が存在します。

ちなみに、以下のようなチームが活躍しています。

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August 15, 2016

90周年を迎えたSalzburg空港

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日本はリオで開催中のオリンピックで盛り上がっていますが、オーストリア勢はなかなか名前が出てきません。

そんな中、8月13日、卓球女子団体の準々決勝で、オーストリアは日本と対戦。日本が3対0で完勝し、準決勝に進出しました。という訳で、オーストリアは、未だにメダルはゼロです。そろそろ、オリンピックがなかったことになりそうです(笑)。

さて、今日はに「Salzburg空港の話題」をお伝えしましょう。例年、この時期、Feriは夏休みをとっていて、Salzburg周辺に滞在しています。

以前は、ザルツカンマーグートがお気に入りの場所だったのですが、最近は、ハイシーズンは人が多いことなどから、敬遠するようになってしまいました。

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以前、日本から夏休みを利用してSalzburg周辺を訪れる場合、フランクフルト経由でSalzburg空港(今はWolfgang Amadeus Mozart Airportという名前になっていますが、以前はSalzburg Maxglanでした)を利用するのが一般的でした。

同空港は、このブログでも何回かご紹介したように、RedBullの航空博物館が併設されていることでも有名です。

1926年に空港が開設されたことから、今年は90周年にあたります。そのため、9月18日には90周年を記念して「Tag der offenen Tür」が開催される予定になっています。

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非常に小さな空港で、滑走路は2750メートルのものが一本。国際空港ですが、日本のローカル空港の趣です。

ただ、場所柄、ザルツブルクや周辺をバカンスで訪れるVIPが多いため、プライベートジェットやチャーター機が多数、離発着する点がポイントでしょうか。

先日も、アラブの王族が所有するプライベートジェットのB787-8I(B747の最新型をプライベートで保有するのですから、さすがにお金持ちの中東です)が利用したことがニュースになっていました。

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August 14, 2016

空港ターミナル内の移動は‥

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今日は「空港ターミナル内の移動についての話題」をお伝えしましょう。

ヨーロッパの空港の仲で、ウィーンのシュヴェヒャート空港は比較的小さい空港なので、ターミナル内の移動も比較的、楽に行うことができると思います。

新しいターミナル3に関しては、ゲートまで「動く歩道」が設置されており、これを使うのが一般的です。

また、ターミナル間の移動は基本的に徒歩です。Feriが最近、使うことが増えたヘルシンキ・ヴァンター空港もシュヴェヒャート空港と同じく、規模が小さいので長距離国際線からEU圏内の路線に乗り換えるのも楽です。

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しかし、ヨーロッパのハブ空港になるとターミナルの数が多い上に、離れていることが多いため、徒歩での移動は大変です。

そこで、空港ターミナル間の移動手段が問題になります。最も多いのはバスでしょう。パリのシャルル・ド・ゴール空港などは、バス移動が主流になっています。

一方、ちょっと変わった乗り物を使っているのが、Feriが乗り継ぎでよく利用するドイツのフランクフルト・アム・マイン空港(Flughafen Frankfurt am Main)です。

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フランクフルト空港の旅客ターミナルは、現在、主にスターアライアンス系が利用するターミナル1と、ワンワールド系・スカイチーム系が利用するターミナル2に別れています。さらにターミナル1は左右にウィングを広げた形になっているため、横方向の移動が大変です。

そこで、1994年に建設されたのが全自動の旅客輸送システム通称「SkyLine」です。日本の新交通システムに相当するもので、ゴムタイヤ式の全自動鉄道です。

現在、ターミナル1のゾーンAからターミナルBのゾーンD・Eまで3.8キロを高架線で結んでおり、途中、空港鉄道駅もあるターミナルAのゾーンB・Cに駅もがあります。

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August 13, 2016

Feriの散歩コース(その4 プラーター編)

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日本は「お盆休み」の真っ最中だと思いますが、皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。

しばらくご無沙汰してしまいましたが、「Feriの散歩コース 第4回目」は「プラーター編」です。実はプラーター周辺は、散歩で訪れるウィーン子が多いエリアとして有名です。

そして、2016年はプラーターが一般の市民に開放されて250年目という「記念の年」です。8月14日にはKaiser Franz Josef Iの誕生日を記念して「Pressespiegel」というイベントも開催されます。

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プラーター公園は、市内中心部の東隣に位置するウィーン2区にあり、広さは600万平方メートルです。

これはウィーン中心部にある公園では最大の面積を誇ります。それだけに散歩のコースには最適と言って良いでしょう。

「お山のコース」と異なり、平坦な場所なので、ベビーカーを押すお母様方などでも賑わっています。

プラーターの表玄関は、ÖBBや地下鉄U4・U2が乗り入れているPratersternですが、へそ曲がりのFeriは、路面電車1系統の終点であるPrater、Hauptalleeから散歩をはじめます。

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Prater、Hauptalleeの停留所に隣接して「Haltestelle1er」という売店を兼ねた小さなレストランがあるので、ここに入ってしまうと散歩になりません。帰りに利用することにしましょう(笑)。

ここからプラーターの目抜き通りHauptallee(ハウプトアレー)はすぐ近く。KaiseralleeとRotundenalleeの交差点を左に行くとPratersternへ行くことができます。

この通りは、ウィーン子が色々な楽しみ方をしているので、見ているだけでも楽しいですね。

自転車やジョギングはポピュラーなスポーツですが、ベビーカーを連れたママさんが散歩をしていることも多いのも特長。

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August 12, 2016

マケドニア共和国大使館

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日本は今年から8月に「山の日」という祝日が制定されたため、2016年は、昨日から「お盆休み」という皆さまも多いのではないでしょうか。

オーストリア流では、今日、12日は「窓の日」になりますが、公式に休みにしてしまっている企業も多いので、ズル休みをする人は少ないことでしょう。この時期、オーストリアを訪れる皆さまも多いと思いますが、どうぞ、短い夏を満喫してください。

さて、今日はウィーンにある「大使館の話題」をお伝えしましょう。

現在のオーストリアは永世中立国であることから、多くの国と国交を樹立しています。ご存じの方も多いように朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とも国交を樹立しています。

また、国連の機関が多数設置されてることから、外交活動の拠点ともなっているのは、皆さまもご存じのとおりです。

当然、国交を樹立している国の在オーストリア大使館が、ウィーンには多数、解説されています。アメリカに代表される第二次世界大戦の戦勝国は、広い土地を有する立派な大使館を維持していますが、街が小さいこともあり、独立した建物を大使館として使用している国は少ないようです。

Schottentorにある日本大使館も、伝統的なビルディングの中に入っていますね。最も、郊外に公邸を設けている国も多いようです。

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今日、ご紹介するのはマケドニア共和国大使館です。以前、AlserStraßeに隣接するKinderspitalgasseを歩いている時、ちょっと変わった国旗が目に留まりました。興味があったので、後日、調べたところ、マケドニア共和国の国旗であることがわかりました。

東欧の歴史や地理に詳しい方はマケドニアという名称を聞いてピンとくると思いますが、一般の方は、「どこにある国」と思うかも知れません。

マケドニアは、東ヨーロッパのバルカン半島に位置する共和国です。前身はユーゴスラビア連邦の構成国で、四方をギリシャ、ブルガリア、アルバニア、セルビアおよびコソボという外国に囲まれた内陸国です。国土は2万5,713平方キロメートルで、「九州の約3分の2」といった小さな国です。

1991年の独立したのですが、国名問題を巡ってギリシャとの関係が悪化したそうです。というのは、ギリシャは、マケドニアの憲法上の国名である「マケドニア共和国」の名称を“「マケドニア」がギリシャ古来の由緒ある名であること”、“同名称の使用はギリシャ北部のマケドニア地方に対する領土要求の野心を示すもの”として、その使用に反対を表明したためです。領土問題がからむと難しいですね。

そのため、マケドニアは、「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国(FYROM)」の暫定名称を用いることで、1993年に国連に加盟しました。現在も国名問題解決のため,国連仲介に当たり交渉が進められているそうです。

マケドニアは、EUおよびNATOへの加盟を目指していますが、ギリシャとの二国間問題があるため、交渉は進展していないようです。

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August 11, 2016

Nipponの郷土料理「スパゲッティ・ナポリタン」をウィーンで食す

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8月8日、天皇陛下がビデオメッセージを通じて、日本国民にご自身の考え方を伝えられましたが、このニュースはオーストリアでも大きく取り上げられています。

かつて、ハプスブルク王朝時代を持つオーストリアは、王室や皇室について強い関心がある国です。

例えば、プレッセ紙は、東京特派員が国際面にほぼ一面を使って詳細に報じています。ただ、分析内容については、第三者的な立場なので、日本人の感受性からは受け入れにくい内容もありました。

という訳で、詳細な紹介は控えることにします。

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このところ「固めの話題」が続いたので、今日は久しぶりに「ウィーンのキッチンから‥」、「Feriの昼食の話題」をお伝えしましょう。

Feriは、用事があって午前中に外出する場合以外、昼食をアパートでとります。ちなみに日本にいた頃も昼食は麺類が多かったですね。

ウィーンでも、昼食は麺類、特にパスタをよく食べます。とは言っても最近は「こちらの流儀」に則り、夜は軽く済ませるため、昼にウィンナシュニッツェルなどを食べることもありますが‥

こちらでもスーパーマーケットで既製品のパスタソースを売っていますが、日本と比べると圧倒的に種類が少ないのが難点。こちらで販売されているパスタソースのバラエティについては、日を改めてご紹介する予定です。

さて、ウィーンで生活していると、時々、無性に日本の洋食屋さんや喫茶店でよく食べていた「スパゲティ・ナポリタン」が食べたくなることがあります。

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そう、こちらでは絶対に考えられない「トマトケチャップ味」の「なんちゃってイタリア風料理」、ある意味「日本の郷土料理」です。しかし、これを考えた人は天才です(笑)。

「スパゲティ・ナポリタン」は、トマトケチャップがあれば、比較的簡単に作ることができます。

という訳で、時々、イタリアの皆さまには申し訳ないのですが、アパートでスパゲティ・ナポリタンを作って食べることがあります。

ちなみにベーコンや玉ねぎと言った具を炒めるのにバターを使うと日本風味になります。なお、ベーコンの代わりに、Feriはフランクフルターを使うこともあります。その場合、一旦、茹でてから炒めています。

そこへ、茹でたスパゲティを入れて、更に炒めます。パスタを油で炒める場面をイタリア人が見たら卒倒してしまうでしょうね(笑)。

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August 10, 2016

オーストリアが誇るスポーツモーターサイクルメーカーKTM

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リオオリンピックが始まり、日本は男子体操団体、競泳、柔道などで、すでに金メダル3個を含む10個のメダルを獲得していますが、オーストリアは、未だにメダルはゼロです。日本は強いですね。

さて、今日は以前もご紹介したことがありますが、「オーストリアが誇るスポーツモーターサイクルメーカーKTMの話題」をお伝えしましょう。

日本と異なり、首都ウィーンから離れた地方都市に隠れたメーカーが存在するオーストリア。今日ご紹介するKTM-Sportmotorcycle AGも、その一つと言っても良いでしょう。

本社所在地はザルツブルクの北北東約40kmにある山間の街Mattighofen(マッティングホーフェン)という街にあります。場所にご興味のある方はググってください(笑)。

同社は1953年にはじめてオリジナルのモーターサイクル(オートバイ)を発売して以来、スポーツバイクを中心に製造しており、各種レースでも活躍しています。

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同社のモータースポーツサイクルの特長は、「鮮やかなオレンジ色」のカラーリングでしょう。また、製造面では、本社工場で各種パーツから生産しているのもポイントと言えるかも知れません(もちろん、部品の一部は外注していますが、内製化立が高いのが特長です)。

ところで、こちらでは季節の良い夏は、各地でモーターバイクや自転車のレースが行われていますが、当然、地元企業のKTMも協賛企業として参加しており、各種のサポートを行っています。

そのため、レース会場付近で同社のライトバンを頻繁に見かけます。しかも、本格的なモーターサイクルレースはもちろん、小さな街で開催される地元密着の自転車レースといった行事などにも参加しています。

3枚目の写真は、Lungauで開催されたアマチュアを対象とした自転車ラリーのサポートに参加したKTMのライトバンです。

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August 09, 2016

番外編 同僚との再会に思う

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オーストリア航空の機材変遷を3日間にわたりお届けしましたが、飛行機に興味のない方にとっては、正直、面白くない記事だったかも知れません。

また、オーストリア航空の「波瀾万丈の歩み」はいかがだったでしょうか。ところで、今までテロの標的となることが少なかったオーストリアですが、8月に入って「気になるニュース」がありました。

オーストリア内務省は、イスラム過激派テロ組織ISが4日「オーストリア国内の14ヵ所で爆発などのテロを行う」という内容のメールを送信してきたと発表しました。

ISは、過去、オーストリアでテロを警告したことはありますが、テロの時間、場所を明示したのは初めてです。

テロの対象となったのは、ウィーンとグラーツの各5ヵ所の警察署と、ウィーンとグラーツ市の中央駅、空港の合計14ヵ所で、8月4日8時30分から9時の間に爆弾を爆発させるという内容だったようです。

政府では、テロ対策特別部隊を動員し、関係警察署や空港、中央駅内を捜査しましたが、幸い、爆発物などは発見されませんでした。

その結果を受けて、内務大臣は“パニックになる必要はないが、警戒を強めなければならない”というコメントを発表しています。

正直、ソフトターゲットを完璧に防御するのは難しいため、頭の痛い問題です。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は番外編として「同僚との再会」をお伝えしましょう。

Feriは、今から30数年前は、ある出版会社に勤務していました。10年強、勤務していたのですが、私の後に入社した同僚Aさんから、先日、久しぶりに連絡が入ったのです。

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August 08, 2016

オーストリア航空 日本撤退に思う‥機材編(下)

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今日は一昨日、昨日に引き続き、後1ヵ月で日本から撤退する「オーストリア航空の機材の変遷」をご紹介しましょう。

今回、オーストリア航空を中心に機材の写真を紹介していますが、同社では、1957年の発足後、ロゴを3回、変更しています。

1972年から採用されたロゴはA310にもペインティングされていたので、ご存じの方も多いでしょう。

その後、1995年に書体がスリムになったロゴに変更されました。そして、社名の下にはグラディエーション加工の帯が入っています。

このデザインはA340にも採用されたので、日本の皆さまにもおなじみかと思います。

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Feriは、このデザインのA340がスマートで最も気に入っていました。特に尾翼がオーストリア国旗をイメージした塗り分けになっていたのが、良かったですね。

そして、2003年からロゴが細くなり、グレーの影がついたタイプに変更されました。これが、現在の塗装になっています。

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B777は最初から、2003年のデザインですが、A340については、途中から塗装が変更になっています。左の写真は、新塗装になったA340型です。両者を比べてみると、旧デザインの方が美しいと思うのはFeriだけでしょうか。

右の写真が、最新の塗装になったA321型です。よく見ないと、どこが変わったのかはわかりませんね(笑)。見分けるポイントは、エンジンの塗り分けです。

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August 07, 2016

オーストリア航空 日本撤退に思う‥機材編(中)

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今日は昨日に引き続き、後1ヵ月で日本から撤退する「オーストリア航空の機材の変遷」をご紹介しましょう。

1987年から定期便の運行をはじめたラウダ航空はバカンスのお客さまを取り込むため、拡大路線を続け、1998年頃には、以下のようなフリートになっていました。

-B737-300:6機(2機は発注中)
-B767-300ER:6機
-B777-200ER:4機(3機は発注中、1998年10月以降、デリバリー)

興味深いのは、本来はラウダ航空が発注したB777のうち、3機はラウダ航空が健在なうちに引渡を受けましたが、4号機(OE-LPD)については、ラウダ航空がオーストリア航空に吸収されてから、引渡を受けた関係で、発注元もオーストリア航空に変更になっています。

そのため、ボーイング社のカスタマーコード(発注した航空会社を識別する2桁の記号)が1号機から3号機と4号機では異なっています。マニアックな話題ですが‥

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オーストリアの航空会社は、大規模な航空機事故とは、ほとんど無縁なのですが、唯一、乗客・乗員が全員死亡した事故が起こったのが、残念ながらラウダ航空です。

1991年5月、ラウダ航空004便(B767-300ER)がタイで墜落し、乗員・乗客223名が全員、亡くなっています。

この事故によって、ラウダ航空の経営状態が思わしくなくなり、結果としてオーストリア航空との経営統合に踏み切ることになります。

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なお、ラウダ航空自体は、名称を変えてチャーター専用の航空会社(Austrian myHoliday)として、再出発しています。

オーストリア航空との経営統合によって、同社のフリートは、大部分がオーストリア航空に引き継がれます。当初はB737などは、ラウダの塗装のままでしたが、その後、オーストリア航空の塗装に塗り替えられています。

しかし、使用する機材の種類が多いことは運航コストの面で降りになるため、B737については、2013年までに全機退役しています。

ところで、ニキ・ラウダ氏は、自分が立ち上げた航空会社がオーストリア航空に吸収されたのが面白くなかったようで、2003年にドイツのアエロ・ロイド航空のオーストリア子会社アエロ・ロイド・オーストリア(Aero Lloyd Austria)を買収し、LCCのニキ航空(NIKI Luftfahrt GmbH)を設立しました。

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その際、エア・ベルリンの支援を受けたことから、現在ではエア・ベルリンの傘下に入っています。しかし、このバイタリティには頭が下がりますね。

話をオーストリア航空に戻すと、同社も拡大路線をまっしぐら。フリートもエアバス系が増えて、充実してきました。

1998年頃のフリートは、以下の通りになっています。

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August 06, 2016

オーストリア航空 日本撤退に思う‥機材編(上)

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オーストリア航空の「日本線休止」は、事実上の日本からの撤退だけに、やはり大きなニュースだったようで、久しぶりに当ブログでも多くの皆さまにアクセスいただきました。

後、1ヵ月ほどで日本からの撤退となりますが、連日のように遅れが出ているようです。ただ、実際の運航状況をFlightradar24などでチェックしていると、30分程度の遅れは十分、回復する余裕があるようです。

日本行きの51便に関しては、ウィーン発が遅れても、実際は成田に早着するケースが多くなっています。恐らくダイヤ上、多少、余裕を持って運航しているのでしょう。

さて、ヨーロッパの航空会社で、日本線から撤退し、該当国への直行便がなくなったケースは、今までにイベリア航空(スペイン)、オリンピック航空(ギリシャ)、サベナ・ベルギー航空(ベルギー)などがあります。もちろん、路線ごとの撤退や航空会社の撤退は、もっと沢山ありますが‥

この中で、路線復活が決まった数少ない例が、1998年12月に撤退したイベリア航空です。同社は、2016年10月から、週3便で復活するそうですね。

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今日は、航空会社の「商品」とも言えるオーストリア航空の使用機材について、振り返ってみたいと思います。

オーストリア航空の場合、オーバーシーに対応できる長距離機材として、最初に導入したのはボーイングB707-300とダグラスDC-8-63CFを、各1機です。

ただ、他社からリースでした。B707はサベナからのリースだったようで、同機を使用して、1969年にウィーン-ニューヨーク線を開設しました。しかし、太平洋線は競争が激しく、結果的に路線の維持ができず、B707が使用されたのは2年間。1971年には退役しています。また、DC-8は、貨物仕様機でした。

そのため、事実上の長距離機材としてはじめて導入したのが、1988年に受領したエアバスA310-300型です。この機材の導入に合わせて、開設した長距離路線がアメリカ線と日本線だったのは有名な話です。

このA310-300ですが、長距離路線用としては小型の機材ですが、当時は3クラス(F:12席、C:37席、Y:123席)でした。また、運行開始当初の日本線は、全日空、アエロフロートとの共同運行便で、全日空の客室乗務員が、自社の制服姿で乗務していたのは有名な話です。

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実は、Feriは、オーストリア航空が日本線を開設した1989年に転職をしたのですが、次の会社に入るまでの短い期間、ドイツとオーストリアへ旅行をしました。

行きは、当時、サービスに定評があったスイス航空(成田-チューリヒ、アンカレッジ経由)を利用。そして、ウィーンから日本へは就航間もないOS/NH/SU555便(モスクワ経由)を利用しました。当時は週3便の運行でしたね。

それでは、当時、オーストリア航空では、どのような機材を使っていたのでしょうか。

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August 05, 2016

路面電車の軌道工事

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トップの交代後、テレビ放送がなくなったSeefestspiele Mörbischですが、やはりテレビ放送の集客率への寄与は無視できなかったようで、今年は「Viktoria und ihr Husar (ヴィクトリアと軽騎兵)」がORF3で放送されました。

「ヴィクトリアと軽騎兵」は、日本の場面があるのですが、例によって日本人から見ると「日本とチャイナが後じゃ混ぜという頭が痛い演出」‥ 

まぁ、こちらの皆さんが考えるパターンなので、やむを得ない部分もありますが‥ 全体の仕上がりはミュージカル風の味付けといったところでしょうか。

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今日は「鉄道工事の話題」をお届けしましょう。

現在、ウィーンでは地下鉄U4の大規模リニューアル工事が行われています。工事区間の近くに住んでいる友人の話では、線路などが新しくなり、非常にきれいになってきているそうです。

9月には運休区間の運行も再開されますので、Feriも改めて見に行ってみたいと思います。

さて、ウィーンの市内交通では、現在も路面電車が幅広く活躍しています。安定した運行を行うためには、電車だけでなく、軌道の保守も不可欠です。

一般的に“路面電車の線路は、速度が遅いので簡易なもの”といったイメージを持っている方もいらっしゃると思います。

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しかし、ウィーンやオーストリアのみならず、現在も都市交通の根幹をなす役割を担っている路面電車の場合、軌道も非常にしっかりしています。

しかし、普通の鉄道と異なり、軌道が道路に埋め込まれているため、なかなか線路の構造を見る機会がありません。

以前、17区に住んでいる時、たまたまアパートにほど近い場所で、43系統の本格的な補修工事が行われていました。

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この時の工事は、ある程度、工事期間を確保して行う本格的なもので、停留所の場所も臨時に移動するというものでした。

当然、道路を掘り返して工事を行うため、工事期間中は片側車線は自動車も通行できません。

そのため、工事も上り線と下り線を分けて行っていました。さらに自動車は、並行する別の道に迂回するように標識が出ていました。

この付近に住んでいるドライバーさんは、事情がわかっているので慌てることはないようでしたが、たまたま通りかかった方は、いきなり進入禁止や迂回指示が出て、戸惑っているようでした。

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August 04, 2016

17区の名所 「Güld'ne Waldschnepfe」

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今日は、以前、Feriが住んでいた「17区(Hernals区)の名所シリーズ」をお伝えしましょう。

17区は都心部は賑やかですが、郊外は「ウィーンの森」に接しており、静かなたたずまいの街並みが特長です。

現在は住宅が立ち並んでいますが、その昔はブドウ畑が広がる農村地帯だったようです。今でも、その名残が残っていますが‥

今日、ご紹介するのは7月27日に掲載した「Schrannelpark」で、ちょっとご紹介したレストランです。現在も当時の雰囲気を伝える建物が残っており、「Güld'ne Waldschnepfe」と言う名称です。

この建物ができたのは、17世紀のこと。1884年に完成したそうです。1900年頃に設営した写真が現存していますが、現在の建物とほとんど変わりがありません。さすがに歴史と伝統のある街ウィーンです。

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設計したのは、Dominik AvanzoとPaul Langeという二人の建築家です。できあがった当初は古いドイツスタイルのバイスルで、ウィーン子の人気を集めていたそうです。

そういえば建物のデザインもウィーンの雰囲気とはちょっと異なっていますよね。

1883年にオーナーが変わったことにより、経営方針も変更されたようで、シュランメル音楽の演奏などが頻繁に行われるようになりました。

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通常、バイスルでは演奏は行われませんから、今で言う「シアターレストラン」のような感じだったのでしょう。

で、このレストランに出演していたのが、先日、ご紹介したシュランメランの開祖であるヨハン・シュランメル(Johann Schrammel)、ヨーゼフ・シュランメル(Josef Schrammel,)兄弟が率いる楽団だった訳です。

当時は中庭がシャニガルテンになっていたようで、季節の良い時期には、こちらでも演奏が行われていたようです。

17区のホームページによると、当時、皇帝フランツ・ヨーゼフⅠ世のご子息であったルドルフ皇太子(Kronprinz Rudolf)が頻繁に立ち寄っていたそうです。

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August 03, 2016

副店長さんはお散歩中

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今日は「ホイリゲの副店長にまつわる話題」をお届けしましょう。

ウィーン市内のホイリゲには個性的なお店も沢山あります。その一つに、修道院が経営するホイリゲがあります。

このホイリゲは、ワインの収穫量が少ないこともあり、営業期間が限られています。そのため、営業日には開店前からお客さまが玄関の前で待っているという「人気店」です。

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Feriが17区に住んでいた時は、徒歩圏だったので、本当にお気に入りのお店でした。このお店ですが、修道院が経営しているため、店長(オーバーケルナー)はMichael Landrichterさんという神父さんです。ミサの際、お見かけしたこともあります。

そして、副店長はJiriというお名前です。実はJiriは「人」ではなく、修道院で飼っている犬なのです。

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店長さんを中心に世話をしているようで、ホイリゲが営業を開始する時刻には、店長さんと一緒に玄関先で、お客さまを出迎えます。

ただ、開店後は、店長さんも接客やスタッフへの指示で忙しいため、店内よりも、入り口近くにある「The Dog Bar」付近にいることが多いようです。

ちなみにトップの写真で、楽団のメンバーとワインを傾けているのが、店長のMichael Landrichterさんです。これも「お仕事の一環」と言ったところでしょうか。

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August 02, 2016

「Kaiserzug」が走ります

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8月最初の話題は「臨時列車の話題」です。

オーストリアは、長い歴史を誇るため、100周年、150周年といった「周年行事」が、毎年のように行われています。

また、これを上手に観光客誘致に結びつけているのは、皆さまもご存じの通りです。さて、2016年は「カイザー・フランツ・ヨーゼフI世没後100周年」にあたります。

カイザー・フランツ・ヨーゼフI世は、1916年11月21日にシェーンブルンで世を去りました。享年86歳でしたが、当時としては極めて長寿と言えるでしょう。また、1848年に即位して以来、在位68年というのも特記すべきことです。

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在位期間が長かったこともあり、ウィーンのRing Straße建設、オーストリア・ハンガリー二重帝国の成立、第一次世界大戦の勃発と終戦、オーストリア・ハンガリー帝国の終焉など、様々な出来事がありました。

さらにカイザー・フランツ・ヨーゼフI世は、国民から敬愛されており、晩年はオーストリア帝国の「国父」とも称されています。また、皆さまご存じのようにカイザーリン(皇后)は、美貌で知られるエリーザベトです。

Feriも好きなオペレッタ「白馬亭にて」に登場するカイザーもフランツ・ヨーゼフ1世をイメージしているのはご存じのとおりです。

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こういった「周年」に合わせて各種イベントを開催するのは、洋の東西を問いません。特に観光立国であるオーストリアは、観光客の誘致につながるものは、何でも使います。

ウィーンでも、「カイザー・フランツ・ヨーゼフI世没後100周年」に関連した展示会などが開催されています。

一方、カイザー縁のバードイシュル周辺では、8月に「Kaiserzug」が運転されます。

オーストリア最大の鉄道愛好家の団体であるÖGEG(Österreichische Gesellschaft für Eisenbahngeschichte)が運行するもので、運転区間はAttnang Puchheim-Bad Ischl間です。

運転日は、毎年バードイシュルでKaiserfes(カイザーフェスト)が開催される8月15日です。

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August 01, 2016

New extreme sport“Alpine Soccer”

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8月最初の話題は「新しいスポーツの話題」をお伝えしましょう。

自力でフットボールEURO2016の本選出場を果たしたオーストリアでしたが、残念ながら予選敗退で、決勝トーナメントには進むことができませんでした。

前評判が高かっただけに、がっかり感が漂うことになってしまったのは、言うまでもありません。

が、全く新しいスポーツがオーストリアで誕生しました。その名は「アルパインサッカー」。オーストリア・ファンの皆さまならば、名前を見ると、どんなスポーツか想像がつくのではないでしょうか。

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そう、ピッチが平地ではなく、「山の斜面」という訳です。YouTubeに動画が公開されているのですが、この動画、なかなか良くできています。

というのは、最初は平地で行っているように角度を調整しているのです。が、その後、本来の水平線に合わせてアングルが調整されると‥それは、とてつもない斜面だった‥という「落ち」が‥

通常のフットボールと異なり、ゴールキーパーを含めて4名1チームで試合を行いますが、転倒すれば、傾斜地故に、すぐに山麓側へ転がっていきます。実際、試合会場へ向かう自動車が登る坂が急なこと。これを見ても、標高が高い上に、傾斜が急な場所にピッチが設定されているのがよくわかります。

とにかく傾斜地で行うため、通常のフットボール以上に体力と、山岳歩行の技術が要求されるようです。

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