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September 14, 2016

今シーズンの「Im weißen Rössl」は‥

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フォルクスオーパーの2016/17シーズンが開幕したので、ひさしぶりにオペレッタの話題をお届けしましょう。

まずは昨シーズンにPremiereが行われた「Im weißen Rössl」です。この作品はFeri、お気に入りのオペレッタですが、正直、現在の演出はゴチャゴチャし過ぎていて、今ひとつ好きになれません。

しかし、毎回、感じるのは演奏が素晴らしこと。この演奏を生で聴くことができるだけでも幸せです。

今シーズンは、昨シーズンのように公演数は多くありませんが、それでも比較的多く上演されます。Feriが見た9月11日は、珍しいマチネ。しかもseniorenermなので、結構、お客さまが入っていました。

指揮は、昨年と同じくMichael Brandstätterさん。主なキャストは、以下のとおりです。

-Josepha Vogelhuber(ヨゼファ):Ursula Pfitznerさん

-Leopold Brandmeyer(レオポルト):Daniel Prohaskaさん

-Wilhelm Giesecke(ギーゼケ):Andreas Mitschkeさん

―Ottilie(オッティリエ):Renate Pitscheiderさん

―Dr. Otto Siedler(弁護士ジードラー):Carsten Süssさん

―Sigismund Sülzheimer(ギズスムント):Peter Lesiakさん

―Prof. Dr. Hinzelmann(ヒルゼルマン教授):Erwin Ebenbauerさん

―Klärchen(クレールヒェン):Franziska Kemnaさん
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-Der Kaiser(皇帝):Wolfgang Hübschさん

-Ketterl(皇帝の侍従):Franz Suhradaさん

-Der Piccolo(ピッコロ):Simon Fischerauerさん

-Kathi(ケティ、郵便配達人): Sophie Aujeskyさん

-Reiseleiterin, Braut/Fräulein Weghalter,/Mrs Portsmith(ツアーガイドなど):Helga Papouschekさん

-Bürgermeister(市長):Stefan Bischoffさん

-Kreszenz:Christian Schleinzerさん

-Lois:Oliver Lieblさん

-Bartholomä / Bräutigam:Frank Bergさん

-Franz(ケルナー、フランツ):Mathias Haninさん

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出演者が、昨シーズンのセカンドクルーを中心とした構成ですが、主役に関してはアンサンブル主体の編成にしたためでしょう。

演出は基本的に昨シーズンと同じなのですが、この演出は細かい仕掛けがあるため、何度見ても新しい発見があります。

例えば、舞台を走り回っている運動選手の一人が、途中で心臓麻痺を起こして、仲間が心臓マッサージをする場面があります。

また、後半、ケティが老狩人に打たれて絶命した後、フィナーレで再登場する際は、背中に羽が。「天使になって登場」という芸の細かいところ。確かに死んだ人間が生き返ったら変ですからね。

しかし、誰も気がつかないような細かい演出が多いのが特長。他にも、本編とは関係の無い、細かいお芝居が多いので、それをチェックするだけでも楽しめるのは確かですが、そこまでやる必要があるのか‥という気がします。

ヨゼファのUrsula Pfitznerさんは、アンサンブルとしてオペレッタに多数出演している方だけに、歌もうまいし、安定した演技が光ります。

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Feriの評価は「役作りとお芝居は上手だが、歌唱力が今ひとつ」なのですが、当日はまずまずの仕上がりでした。それを象徴するように、カーテンコールで花束が投げ込まれていました。

Sigrid Hauserさんの方が、キャラが立っているため、存在感が抜群なのですが、全体的に見ればUrsula Pfitznerさんも合格点と言えるでしょう。

レオポルのDaniel Prohaskaさんは、昨シーズン、出演回数が多かったためか、演技に磨きがかかっているような感じがします。ある意味、この役で大化けした感じがしますね。完全に自分の役にしていました。昨シーズンの仕上がりで、継続起用が決まったのでしょう。

ジードラーのCarsten Süssさんは、前半、調子が出ていなかったようですが、尻上がりに調子が出てきた感じです。

ギズスムントのPeter Lesiakさんは、昨年、初登場したブッフォですが、歌、お芝居、踊りともに申し分ありません。

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クレールヒェンのFranziska Kemnaさんは、「オズの魔法使い」でドロシーを演じたスプレッド。小柄な方ですが、顔が比較的大きいので、表情で変化を付けることができる逸材です。このコンビも素晴らしかったですね。

ギーゼのAndreas Mitschkeさん、ヒルゼルマン教授のErwin Ebenbauerさんは、いずれもお芝居が見事で、舞台を締めていました。名脇役と言えるでしょう。

オッティリエはRenate Pitscheiderさんでしたが、FeriはMara Mastalirさんの方がお気に入りです。もちろん、Renate Pitscheiderさんも良い仕上がりでしたが‥

ところで、当日は最近のフォルクスオーパーでは珍しく、お客さまの乗りがよく、手拍子がきれいに決まっていました。また、カーテンコール後のメドレー演奏も帰る人が少なく、非常に盛り上がりました。これもマチネだったからかもしれません。

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オペレッタ |

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Comments

久しぶりにオペレッタの話題をありがとうございました。そちらでセカンドクルー公演に接してから早いもので1年経とうとしています。またウィーンに行きたくなりました!

Posted by: Taro | September 14, 2016 at 03:21 PM

Feriさん!

この日、開演前にちょっとしたアトラクションがあったと思いますが、そこでバルコニーから演奏していた音楽隊のひとりは自分の友だちでした!

ザルツカンマーグートの民族衣装を着て楽しそうでした。

Posted by: 夕焼番長 | September 14, 2016 at 09:35 PM

Taroさま、夕焼番長さま、コメントありがとうございます。

オープニングセレモニーは、この演出になってから毎回、行われていますが、人気があります。

Posted by: Feri | September 14, 2016 at 11:55 PM

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