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September 2016

September 30, 2016

今年の「Wiener Weinwandertag」は今週末開催

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早いもので、今日で9月が終わりますね。歳をとると時間が経つのが早く感じると言われますが、最近、本当に、それを実感します。

ウィーンもやっと「秋本番」となりましたが、ウィーン市が主催する恒例の「Wiener Weinwandertag」(ワインハイキング)は、今年、10月1日と2日に開催されます。

通常は9月の最終週に行われるのですが、今年はカレンダーの関係で、10月はじめの開催となったものです。

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過去に、このブログでもご紹介していますが、これはウィーン子が大好きなハイキングとワインの試飲を組み合わせた「ウィーンらしいアウトドア・イベント」です。

今年は、第10回となります。コースはFeriのホームグラウンドでもあるOttakring、Neustift am Walde nach Nußdorf、Strebersdorf nach Stammersdorfの3コースですが、最もお客さまが集まるのはホイリゲの数が多いメインコースのNeustift am Walde nach Nußdorfです。

何しろ、ホイリゲの数が多い上に、ドナウ川を俯瞰できる場所を歩きますから‥

コース上のホイリゲも、通常よりも営業時間を前倒ししてオープンするほか、臨時の試飲ブースも多数設置され、天気が良いと多くのお客さまで賑わいます。

スタンプラリーも開催されており、所定のスタンプを集めるとグッズをもらうことができるので、こちらも人気があります。

Feriも今まで友人と一緒にNeustift am Walde nach Nußdorfの一部に参加したことがありますが、本当に散歩とワインが好きな人にはたまらないイベントです。

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September 29, 2016

変わったお店シリーズ113 路上で営業中の薬局

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今日は変わったお店シリーズとして「路上で営業中の薬局」をお届けしましょう。ただし、後半には「謎のピクトグラムシリーズ」も入ります。

路上で営業中の薬局といっても、怪しげな薬を売っている変な店ではありません。ちゃんとした「正規の薬局」です。

オーストリアでも店舗改装の際、仮設店舗を設置する場合があります。ただ、通常は改装期間中、臨時休業とするケースが多いのですが、例外は住民の生活に密着している業種です。代表例は薬局(APOTHEKE)でしょうか。

日本の場合、一般的な医薬品(OTC医薬品)は、ドラッグストアなどでも購入することができますが、こちらでは基本的に医薬品は薬局でしか販売されていません。また、薬局のスタイルも、日本の調剤薬局です。

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そのため、最寄りの薬局というのは、住民の生活に極めて重要なお店と言うことができます。

先日、友人と会うためにMariahilfer Straßeに出かけた際、写真のようなコンテナハウスが路上に出現しているのを目撃しました。

以前のように自動車が大手を振って通行している時代では考えられないことですが、今や歩行者が主役のMariahilfer Straßeらしい光景です。

で、このコンテナハウスですが、近くにある薬局の仮設店舗だったのです。以前もご紹介したことがありますが、こちらでは仮設店舗や工事現場事務所の場合、海上コンテナを改造したコンテナハウスを使うことが多いようです。

これはプレハブハウスよりも設置が簡単にできることが要因だろうと思います。

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September 28, 2016

倒産したスーパーマーケットZielpunktの跡地は‥

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今日は2015年11月に倒産したスーパーマーケットチェーンZielpunktの跡地に関する話題をお届けしましょう。

2016年3月15日のブログで「倒産したスーパーマーケットZielpunkt その後」をお伝えしました(詳しくはこちらから)。

その後、半年が経過し、各地にあった店舗の閉店は完了したようです。気になったのは閉店後の店舗跡地です。やはりスーパーマーケットという特性から、他の業態への転換(売却)は難しいようで、同業種への売却が多いようです。

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日本で言う「居抜き」(従来の設備を活用して、運営母体が変わる方式)というスタイルです。

Währinger Straße86の元Zielpunktは、すでにEtsanという看板を掲げ、新しいスーパーマーケットとして営業を再開していました。

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Etsanは1986年に創業を開始したウィーンに本社があるスーパーマーケットチェーンですが、トルコ系移民のお客さまを主なターゲットにしたお店です。

そのため、ハラールを中心に取り扱っています。ちなみにウィーンには20店舗ほどが営業しており、Zielpunktからは8店舗を買い取っています。

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September 27, 2016

街頭キャンペーンが花盛り

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今日は「街頭キャンペーンの話題」をお届けしましょう。

日本では、「街頭キャンペーン」というと、広告が入ったポケットティッシュを配布するパターンが多いような気がします。

こちらではアピールしたい飲食物を配布する「街頭キャンペーン」が比較的多く行われています。

特に地元の人が多く集まるMariahilfer Straßeでは、頻繁に行われているようです。最初にご紹介するのは、マリアヒルフ教会向かいのショッピングセンター前で行われていた「Glaceau vitaminwater」という清涼飲料水の街頭キャンペーン。

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歩道上に特設カウンターを設けて、キャンペーンガールのお姉さんが、サンプルではなく、何と商品そのものを無料で配布していました。

この日は暑い日だったため、付近を歩いている人が続々とやってきて、積極的に配らなくても、商品が飛ぶようになくなっていきました。

ちなみにカウンターの横には保冷車が止まっており、商品を補充していました。ちなみにFeriも一本もらって飲んでみましたが、意外とあっさりとした味でした。

なお、この製品は、コカコーラが製造・販売しているので、日本でもグラソーダビタミンウォーターという名称で、販売されています。

かなり怪しい色をしていますが、お召し上がりになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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September 26, 2016

今シーズンはちょっと寂しい「こうもり」

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今日は、フォルクスオーパーの定番オペレッタ「こうもり」の話題をお届けしましょう。

2016/17シーズンですが、2016年9月から2017年2月までは、何と月1回の上演という寂しさ‥

この期間中、唯一2回公演があるのは大晦日の公演のみ!!  とは言っても、今シーズン、唯一シーズンを通して上演されるレパートリー・オペレッタは「こうもり」だけですから、貴重な存在です。

という訳で、懲りもせずに観てきました。

指揮は、巨匠Rudolf Biblさん。主な出演者は、以下のとおりです。

-Gabriel von Eisenstein(アイゼンシュタイン):Carsten Süssさん

-Rosalinde(ロザリンデ):Melba Ramosさん

-Adele(アデーレ):Anja-Nina Bahrmannさん
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-Ida(イーダ):Klaudia Nagyさん

-Dr. Falke(ファルケ博士):Günter Haumerさん

-Prinz Orlofsky(オルロフスキー公爵):Annely Peeboさん

-Alfred(アルフレード):Vincent Schirrmacherさん

-Iwan(イワン):Heinz Fitzkaさん

-Frank(フランク):Daniel Ohlenschlägerさん

-Frosch(フロッシュ):Gerhard Ernstさん

-Dr. Blind(弁護士ブリント):Gernot Krannerさん

前にもご紹介しましたが、フォルクスオーパーの「こうもり」は、配役が固定されていない数少ないオペレッタです。

そのため、多種多様な組み合わせがあり、演出は同じでも、出演者によって舞台の雰囲気が異なるという通にはたまらない演目です。

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September 25, 2016

「Bahnorama」のその後

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プライベートの所要でバタバタしているため、今日は短めの話題でご容赦下さい。本来は、地元5区で開催される「SturmFest」の楽しい話題をご紹介したかったのですが‥

7月に「Bahnoramaの解体が決まった話題」(詳しくはこちらから)をお伝えしましたが、今日は、その続編です。

Wien Hauptbahnhofの近くにあった展望施設Bahnoramaは、現存するヨーロッパで最も高い木造建築として、2014年12月31日の営業終了後、その去就が注目されていました。

7月に、このブログでもご紹介したように、タワー本体はドイツの投資家(匿名)が購入の意思を示したものの、移転先(要するに転売先です)が決まらなかったため、解体もできず、1年半も放置されていました。

当然、この間、維持費がかかるため、地元では大きな問題になっていました。6月に、7月末に購入期限で来て、それ以降は、購入者の権利が消滅するため、解体の可能性が高まったと報道されました。

そして、7月には、購入権の消滅により、8月末、当局により強制的に解体されることが決まったと報道されました。

2枚目の写真は、2016年7月15日にORFで紹介された「Bahnoramaの解体決定」に関するニュースです。

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September 24, 2016

Circus Roncalli、市庁舎前で好評開催中

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今日は「サーカスの話題」をお届けしましょう。

各地を巡回して興業を行うサーカスは、ある意味、「ヨーロッパの文化」の一つと言っても良いでしょう。

このブログでも何回かご紹介しているドイツに本拠を置く「Circus Roncalli」が、今年もウィーンにやって来ました。

会場は、最近までFilmFestivalを行っていたRathausplatz(市庁舎前広場)です。

今回は、9月15日が初日で、千秋楽は1ヵ月後の10月16日。今年、創立40周年を迎えたこともあり、いつも以上に気合いが入っているようです(40 Jahre Jubiläumstournee)。

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たまたま、Feriは15日の初日にRathausplatz近くまで行く用事があったので、立ち寄って見ました。

ちょうど、午後の興業が始まるところだったので、入場待ちのお客さまが列を作っていました。また、初日だからだったのか、団員さんがパフォーマンスを広場で披露していました。

最近は、新しい要素を取り入れたサーカス団も増えているようですが、Roncalliは、伝統的な芸を重視しているサーカスのようで、こちらでも人気があります。

ただ、入場料金は、18Euroからと意外と高いですが‥それでも、キップ売り場の前には長い列ができていました。

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September 23, 2016

地元の「蚤の市」

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日本では、22日が祝日、24日の土曜日がお休みの方は、23日の金曜日は中途半端な平日になりますね。

オーストリアでは、休日と休日の間にある「普通の日」を「窓の日」と呼んでおり、なぜか、急病人(実際はズル休み)が増えるとされています。

従って、「窓の日」に役所に行くと、手続きに非常に時間がかかることも多いそうです。

さて、今日は「蚤の市の話題」をお伝えしましょう。ウィーンは古くから骨董品市場が盛んな都市です。実際、骨董品を目的にウィーンにお越しになる方も多いという話を耳にしたこともあります。

そのため、旧市街のamHofのように定期的に「蚤の市」が立つところもあります。そういった場所では、骨董品販売を仕事にしているプロの方が出店しているケースが多いようです。

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また、一方、不定期で開催される「蚤の市」も多数存在します。先日、ご紹介した19区のObkirchergasseで開催されていた「蚤の市」も、その代表でしょう。

そう言えば、以前、ご紹介したことのある「Caféの蚤の市」は、大変な賑わいでした。何しろ、ウィーン市内のCaféで使われていた食器や各種機具、家具などが販売されているので、通常、一般の人が入手することが難しい商品ばかり。それだけに人気のあるものは、早々に売り切れてしまいましたね。

さて、先日、食料品の買い出しに近くのスーパーマーケットに出かけた時、Margaretenplazを通りかかったところ、人だかりができていました。Margaretenplazでは、毎週、木曜日に食料品の市が立つのですが、この日は開催日ではありません。

という訳で、食料品の買い出しを終えて、アパートへ戻る途中、Margaretenplazに立ち寄って見ました。

すると「蚤の市」が好評開催中でした。出店しているのは、主に骨董品販売を仕事にしているプロというより、地元の皆さんが、自宅にある不要品を持ち込んで販売している‥という雰囲気でした。

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September 22, 2016

老人ホームのお楽しみ会はホイリゲで‥

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今日、9月22日、日本は「秋分の日」でお休みですね。先日、「仲秋の名月」をウィーンで観ましたが、印象的な付きでした。

さて、今日は「ホイリゲの話題」をお伝えしましょう。9月中旬になっても暑かった今年のウィーンでは、ホイリゲもシャニガルテンが人気でした。

夜遅くになってもシャニガルテンで、ワインを傾けるお客さまの多かったこと‥
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さて、先日、Feriが贔屓にしている某ホイリゲに出かけた時の話です。通常は16時開店なので、その時間に合わせて出かけました。

ちょうど、店に到着したのが16時。普通はFeriが一番乗りになることが多いのですが、この日は、表からはよく見えないシャニガルテンからは、賑やかな話し声が聞こえてくるではありませんか?

“貸切パーティーでもやっているのかな”と思って店内に入ると、ちょっとまとまった人数のグループがシャニガルテンを利用していました。

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お気に入りのワインを飲みながら、その団体を見ていると、お客さまの半数が車いすを利用しているお年寄りです。

どうも、近くにある老人ホームの一考らしく「お楽しみ会」として、通常の営業時間よりも早くやってきたような雰囲気でした。

入居者全員が車いすなので、入居者の人数だけ、介護者がついているような感じだったので、人数が多かったのですね。

皆さん、ワインはもちろん、軽食などを召し上がりながら、黄昏時を楽しんでいらっしゃいました。

その中に、中東系と思われる若い男女の介護者がいました。担当している入居者の男性(かなりのお歳と思われます)が、一生懸命、介護者の男性にドイツ語を教えていました。

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September 21, 2016

Wiener Mobilitätswoche 2016を開催中

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週末に天気が崩れてから、今週は気温が一気に平常モードに戻りました。気温の高低差が激しいので、体調維持が大変なところです。

さて、9月は「秋祭り」の季節。昨日は「Mistfest2016」の模様をお届けしましたが、9月15日から24日まで、恒例の「Wiener Mobilitätswoche 2016」(ウィーン・モビリティウィーク2015)が開催されています。

この行事、英語では「カーフリーデー」と呼ばれるもので、2000年に欧州委員会の支援プロジェクトとなって、ヨーロッパ中に広がったものです。

「モビリティウィーク」の期間中、エリア内へのマイカーへの通行規制を行い、住民が車のない都市環境を体験することで、都市交通や地域環境問題への啓蒙、新しい公共交通機関のあり方を考えようというものです。

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今年は17日、18日の両日、STREETLIFE FESTIVALがBabenbergerstraßeで開催されました。各種イベントや各団体のブースによる啓蒙活動などが展開されていました。

STREETLIFE FESTIVALと言っても、路上生活者のお祭りではありません。普段、自動車で通っている道路で魅力的な生活が送れることをアピールするイベントです。

ウィーン市が力を入れているCITY BIKEですが、現在、ステーションは120箇所に増えており、完全に住民の足として定着している感じがします。

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また、面白かったのが、CITY BIKEを使ったレース。通常、レースと言えば、速さを競うものですが、今回は、3メートルほどの距離を、いかに遅く走るかを競うもの。

最も遅く走った人が優勝という、この行事にふさわしいイベントでした。

また、荷物自転車やスケートボードなども多数、展示されていたのが印象的でしたね。さらに、普段はご禁制のスプレーによる落書きを体験させるコーナーもありました。

公式ホームページやパンフレットを見ると、色々なイベントが紹介されていますが、さすがにFeriも回りきれません。息切れです‥

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September 20, 2016

今年も「Mistfest2016」がありました

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大統領の再選挙は、当初10月が予定されていましたが、その後、郵便投票用の封筒に不備が見つかったとかで、何とびくり12月に延期されました。

10月のNational-feiertag(ナショナルデー、建国記念日)は、大統領不在の形で行われることに‥オペレッタ国家は健在です(笑)。

オペレッタの話題が続いたので、「お腹いっぱい」という方も多いと思います。という訳で、お口直しに、イベントの報告、第一段です。

週末は各種イベントで盛り上がるウィーン。今年も恒例の「Mistfest2016」が9月17日・18日の両日、Mistplatz Hernalsで開催されました。

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「Mistfest」はウィーン市清掃工場のオープンハウスですが、ゴミ捨てに対する啓蒙活動も兼ねている他、警察、消防、救急、水道、下水、森林、公園、住宅など、いわゆるウィーン市が提供する住民サービスセクションがブースを出展してPR活動します。もちろん主役は清掃当局(MA48)ですが‥

最近は、ゴミ捨てに関する啓蒙活動などが弱まり、子供さん向けのレジャー色が強くなってきています。

子供さんが喜ぶ「フワフワ」も複数の組織が設置しており、終日、大賑わいでした。また、昨年登場した小型観覧車(こちらは有料)も人気の的。無料のはしご車体験搭乗も長蛇の列になっていました。

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September 19, 2016

「Axel an der Himmelstür」(アクセル、天国の扉の前で)Premiereレポート(下)

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昨日に続いて「Axel an der Himmelstür」(アクセル、天国の扉の前で)Premiereレポートをお届けしましょう。

第二幕。場面はグロリアのヴィラ。中央に大階段があるリビングが舞台です。まずは老人に扮したアクセルが意気揚々とやってきて、男性ソリストとダンスを交えた歌を披露します。アクセルの気持ちを表現している場面です。アクセルが下がると、グロリアが登場。

二幕の前半、グロリアが大階段で披露するアリアが、聴きどころです。この仕上がりがポイントになりますね。

その後、リビングではプリンス・ティノ・タチアーノが登場し、グロリアに別れ話を持ち出します。その模様をアクセルは物陰から観ています。

グロリアは不幸に打ちひしがれ、暗い気持ちのまま、約束の夕食のため老人を招き入れます。

夕食が始まると、アクセルは自分が記者であると正体を明かし、ありとあらゆる手練手管で、グロリアにインタビューを承諾させようとします。意外にもグロリアは友好的ですが、それは女優の演技だったのです。

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モートン刑事が2人の前に現れると、彼女は落ち着き払って、アクセルを、ダイアモンドを狙った人物として刑事に引き渡します。しかしアクセルは刑事たちから逃れ、ヴィラの一角に隠れます。

ところが、グロリアのヴィラに潜んでいるのはアクセルだけではありません。数人の怪しい人影が家の中を動いています。実際、背景のスクリーンに怪しい人物のシルエットが投影されます。

そこへ、ジェシーとテオドールも到着。ジェシーは、アクセルがグロリアと食事をして、どこかにしけ込んでいると誤解し、激怒。

テオドールに自分からアタックして、自分たちもヴィラの一室にしけ込んでしまいます。この場面では、Johanna Arrouasさんのランジェリー姿を見ることができます。

そこへ、スコットがやってきて、グロリアに彼女の愛するプリンス・ティノ・タチアーノが実は詐欺師であることを告げます。

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September 18, 2016

「Axel an der Himmelstür」(アクセル、天国の扉の前で)Premiereレポート(上)

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フォルクスオーパー2016/17シーズンは、オペレッタのPremiereが2作品上演されます。

そのトップを飾るのが、Ralph Benatzky作曲の「Axel an der Himmelstür」(アクセル、天国の扉の前で)です。

Ralph Benatzkyは、「Im Weißen Rössl」(白馬亭にて)が代表作で、それ以外の作品が上演されることは極めて希です。

それだけにフォルクスオーパーが、今シーズン、「Axel an der Himmelstür」を取り上げたのは、想定外の出来事でした。

一応、古い演奏のCDなどは発売されているようですが、生の舞台を観たことがある方は非常に少ないと思います。

それ故に、定番オペレッタに比べると突っ込まれる可能性が低いというメリットも。もちろん、「Im Weißen Rössl」よりも後に作曲された作品で、アメリカのハリウッドを舞台としたオペレッタですが、当然、全編ドイツ語です。

「Im Weißen Rössl」も、最近では編曲も含めてかなりミュージカルに近い演出になっているだけに、本作品も限りなくミュージカルに近い作品ではないかと予想していました。

しかし、意外なことに、実際に観てみるとオペレッタ的な展開でした。

そして、台詞回しなどがウィーン子の心を捉えているようで、お客さまの反応が非常に良かったのには驚きました。まずは、今回の作品の特長を簡単にご紹介します。

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○モノクロ映画を基調とした演出
舞台となった当時はモノクロ映画が全盛期。そのオマージュなのでしょうか、出演者や舞台装置がモノトーンで度肝を抜かれました。

出演者は全員、白いドーランを塗っており、奇妙な感じがします。また、衣装も全てモノトーンです。

今回の制作陣は「Frau Luna」(ルーナ夫人)のスタッフです。「Frau Luna」も月世界の人間は白い特殊メイクをしていましたが、一脈通じるものがあります。ただ、こちらは、ドイツ語を話すアメリカ人ですが‥

○舞台装置は映像主体
舞台装置は非常に簡素で、どちらかと言うと小道具が中心です。背景に映像を使って変化をつける最近流行のパターンでした。特に白いキャンバスに手書きで絵を描くと、それがリアルに変化すると行った演出もあります。

また、舞台が階段状になっており、オーケストラピット側にも張り出しています。その関係で、プロンプターボックスがありません。どこかにいらっしゃると思うのですが、確認できませんでした。

また、アメリカの雰囲気を出すためか、アメリカンコミック調の映像を使っている部分もあります。とにかく全体的にシンプルな舞台装置です。とにかくモノトーンなので、正直、華やかさが乏しい感じがしました。

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○女性は2人だけ
オペレッタでは女性歌手が舞台を盛り上げるケースが多い訳ですが、本作品の女性歌手は、女優のグロリア・ミルズと秘書のジェシーの2人だけ。その分、本作品の鍵を握る映画スターのグロリア・ミルズが目立つようになっています。

最近のフォルクスオーパーでは定番となっているバレエ団の出演場面がなく、なおかつ合唱団も出演しません。
また、男性歌手も複数の役をこなすパターンなので出演者が少ない「省エネオペレッタ」です。

同じ、Ralph Benatzkyの作品でも、大人数で華やかな舞台がウリの「白馬亭にて」とは、正反対のこぢんまりとした作品です。

○楽器編成も変則的
「白馬亭にて」も通常のオペレッタとは異なる楽器編成ですが、本作品はミュージカルに近い楽器編成になっています。

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中央にグランドピアノがあり、指揮者の隣にはドラムセットが置かれています。このほか、ドラムセットももう一組あったようです。全体的に弦楽器よりも管楽器中心の編成でしたね。

また、歌手が踊りながら歌う場面が多いため、「白馬亭にて」と同じく、全員、ワイヤレスマイクを使っています。

なお、今回の制作陣は、以下のとおりです。

-Regie(演出):Peter Lundさん

-Stückbearbeitung(脚本):Peter Lundさん

-Bühnenbild(舞台装置):Sam Madwarさん

-Kostüme(衣装):Daria Kornyshevaさん

-Choreographie(振付):Andrea Heilさん

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September 17, 2016

U4のリニューアル工事近況

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時々、このブログでもお伝えしているWiener Linienの地下鉄U4のリニューアル工事の続報です。

4月30日からHietzing-Hütteldorf間を部分運休して大規模な改修工事を行っていました。

この間には、Braunschweiggasse、Unter St.Veit、Ober St.Veitという三つの駅がありますから、利用者への影響は大きいものがあります。

ただ、U4は、この区間、運河の中を通っている関係で、両側には道路が完備しています。そこで、この両側の道路を巡回する形で、U4Z系統という代行バスが運転されていました。

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予定が遅れることが多いオーストリアなので、9月4日の完成予定日までに終わるかどうか、心配だったのですが、無事、予定通り運行が再開されました。

Feriは工事期間中に見に行った訳ではありませんが、工事は線路を完全に取り外し、路盤の本格的な補修からはじめたそうです。

そのため、線路がなかった時期、いったい、ここは何なのだろうか‥という光景が繰り広げられていたそうです。

古い堀割については、完全にコンクリートに作り替えるのではなく、従来の石造りの堀割を活用しながらアンカーを打ち込んで抜本的な補強をしていました。

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September 16, 2016

Ossy Kolmannさんを忍んで

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今日は先日の記事の続きなので、2本立てでお届けします。

先日、お伝えした伝説のコメディアンOssy Kolmannさんの訃報ですが、2016年9月14日の“Im weißen Rössl In memoriam Ossy Kolmann”に合わせて、劇場が同氏のご活躍を紹介したリーフレットを発行しました。

もちろん無料です。Feriは、基本的に新演出以外、プログラムを購入しないので、わからなかったのですが、当日、販売された「Im weißen Rössl」のプログラムに挟み込まれていたようです。

翌日には、フォルクスオーパーのホワイエで無料配布が始まり、Feriも入手することができました。

先日の記事でもSteppkeさんから素晴らしいコメントを頂きましたが、興味深いのはフォルクスオーパーへの出演記録です。

まず、最も出演回数が多い役は「Wiener Blut」(O.Schenk版、1974~1987年)のFiakerkutscherで175回となっています。

次は「Im weißen Rössl」(A.v.Ambesser版、1976~1984年)のSigismundで150回。

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謎のピクトグラムシリーズ 「ドアに足を挟むな」

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9月も中旬になったのにウィーンは、連日、最高気温が30度と暑いです。

ドイツやフランスも30度近いようですが、とにかく日中は、完全に真夏です。天気が良いのはありがたいですが、暑いので、街を歩く人達の姿も真夏仕様の軽装です。

Feriは気象の専門家ではないので、細かい分析はできませんが、ある種の「異常気象」だとは思うのですが、困ったものです。

新聞でも、“まだ、水遊びが楽しめます”という感じで記事をまとめているほどですから‥

もっとも天気が悪くなると一気に気温が下がるため、体調管理も大変です。

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さて、今日はひさしぶりに「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。最近、Wiener Linienが全ての地下鉄車両に掲出したのが、写真のピクトグラムです。

「ドアに足を挟むな」というものですが、これは駆け込み乗車をする人がドアに足や荷物を挟んで、乗り込もうとするケースが増えているためのようです。

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ドアに足を挟んで乗り込もうとすると、結果として列車の出発が遅れ、ダイヤが乱れ、他のお客さまに大きな迷惑がかかります。

Wiener Linienとしては、乗客の安全確保と同時に、ダイヤの維持を目的にキャンペーンをはじめたようです。

外側からはピクトグラムしか見えませんが、車内側には通常にピクトグラムに加えて、ご廷丁に説明文が書かれています。

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September 15, 2016

Volksoper Wien オペレッタ鑑賞200回達成

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全く私的なことですが、2016年9月14日に鑑賞した「Im weißen Rössl」で、Volksoper Wien でのオペレッタ鑑賞200回を達成しました。これには日本公演は含みませんが、こちらでのゲネプロなどは含めています。

100回が2010年2月5日の「こうもり」でしたので、足かけ6年半で100回、鑑賞したことになります。ちなみに第1回は1998年12月の「メリーウィドウ」でした。100回まで12年ほどかかっていることを考えると、半分の歳月でプラス100回の観賞を実現したことになります。

この間、色々な事がありましたが、日本のビジネスパートナーの皆さまのご理解、ご協力を得て、ウィーンと日本の二重生活が実現したことが、短期間での100回観賞に貢献しているのは言うまでもありません。

また、オーストリア在住の友人の有形、無形のご支援も忘れることができません。本当に感謝の念で一杯です。

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実は、Volksoper Wienでのオペレッタ鑑賞200回をRobert Meyerさんにお伝えして、図々しくもご面会を申し出ました。

「Axel an der Himmelstür」の初演直前でお忙しい中、お時間を取っていただくことができました。色々あったのですが最終的には14日の午前中、「Axel an der Himmelstür」のゲネプロ前にお目にかかることができました。

劇場ロビーでの短い面会でしたが、いちファンに対してフレンドリーな対応をしてくださり、感謝の気持ちで一杯です。

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今回は、Robert Meyerさんからグレーのネクタイを頂くことができました。Feriも、「Axel an der Himmelstür」のゲネプロを観たのですが、何と隣のLogeにRobert Meyerさんのお姿が。ご本人から、声をかけてもらい、恐縮至極でした。

部屋は分かれていましたが、事実上、隣だったので、いつになく緊張してしまいました(笑)。

その後、一旦、アパートへ戻り、夕方、再度、Volksoper Wienへ。

当初から、自分がお気に入りのオペレッタの一つである「Im weißen Rössl」を200回目にすることは計画していたのですが、奇しくも著名な歌役者を讃える「memoriam Ossy Kolmann」が自分の200回目になるとは‥これも「オペレッタの神様」のお導きかと思ってしまいます。

公演そのものは、ご本人がお亡くなりになっているため、通常どおりでしたが、フィナーレの紙吹雪がいつもよりも多かったような気がしました。

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September 14, 2016

今シーズンの「Im weißen Rössl」は‥

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フォルクスオーパーの2016/17シーズンが開幕したので、ひさしぶりにオペレッタの話題をお届けしましょう。

まずは昨シーズンにPremiereが行われた「Im weißen Rössl」です。この作品はFeri、お気に入りのオペレッタですが、正直、現在の演出はゴチャゴチャし過ぎていて、今ひとつ好きになれません。

しかし、毎回、感じるのは演奏が素晴らしこと。この演奏を生で聴くことができるだけでも幸せです。

今シーズンは、昨シーズンのように公演数は多くありませんが、それでも比較的多く上演されます。Feriが見た9月11日は、珍しいマチネ。しかもseniorenermなので、結構、お客さまが入っていました。

指揮は、昨年と同じくMichael Brandstätterさん。主なキャストは、以下のとおりです。

-Josepha Vogelhuber(ヨゼファ):Ursula Pfitznerさん

-Leopold Brandmeyer(レオポルト):Daniel Prohaskaさん

-Wilhelm Giesecke(ギーゼケ):Andreas Mitschkeさん

―Ottilie(オッティリエ):Renate Pitscheiderさん

―Dr. Otto Siedler(弁護士ジードラー):Carsten Süssさん

―Sigismund Sülzheimer(ギズスムント):Peter Lesiakさん

―Prof. Dr. Hinzelmann(ヒルゼルマン教授):Erwin Ebenbauerさん

―Klärchen(クレールヒェン):Franziska Kemnaさん
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-Der Kaiser(皇帝):Wolfgang Hübschさん

-Ketterl(皇帝の侍従):Franz Suhradaさん

-Der Piccolo(ピッコロ):Simon Fischerauerさん

-Kathi(ケティ、郵便配達人): Sophie Aujeskyさん

-Reiseleiterin, Braut/Fräulein Weghalter,/Mrs Portsmith(ツアーガイドなど):Helga Papouschekさん

-Bürgermeister(市長):Stefan Bischoffさん

-Kreszenz:Christian Schleinzerさん

-Lois:Oliver Lieblさん

-Bartholomä / Bräutigam:Frank Bergさん

-Franz(ケルナー、フランツ):Mathias Haninさん

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September 13, 2016

Fest der Wiener Berufeuerwehr(消防本部まつり)がありました

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昨年の今頃は「押し寄せる難民の問題」を取り上げていましたが、現在、中央駅などで難民の姿を見かけることはなくなりました。とりあえず、ハンガリー方面からの難民流入は押さえられているようなので、一時の混乱は集束しているようです。

ところで、今のウィーンは日本のように暑い日が続いています。週末は日中の気温が30度になっています。

さて、9月になって、週末は各種のFestが目白押しです。9月9日から11日にかけては恒例のFest der Wiener Berufeuerwehr(消防本部まつり)が、消防本部のあるamHofで開催されました。

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今年で27回を迎えるFest der Wiener Berufeuerwehrですが、地方の消防署まつりが、基本的に「飲めや歌え」の行事であるのに対し、こちらは大々的に消防関係の車両や機材が展示される他、各種のデモンストレーションも行われます。

金曜日は、学校の生徒さんを対象とした行事になっており、防災に対する啓蒙活動を行っています。

このブログでもお伝えしたことがありますが、オーストリアには世界的な消防機器メーカーRosenbauerがあるため、自国のすぐれた技術を紹介する場でもあります。

消防車や特殊救助車などの車両が多数展示されていましたが、車両はドイツ製でも消防関係機器は全てRosenbauer社製です。

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September 12, 2016

雑感 不機嫌な人たち‥

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週末は天気に恵まれたウィーン。日曜日は、気温も30度位まで上がりました。街を歩く皆さまは、まだまだ夏モードです。

今日は「国民性の違いについての雑感」をお届けしましょう。

ウィーンだけではありませんが、こちらではスーパーマーケットをはじめとするお店で従業員が笑顔で応対するというケースは希なような気がします。

基本的に無愛想で、Feriなどは“食べるために、仕方なく働いている”という雰囲気を感じることがあります。

それに対して、「日本人は愛想が良い」と良く言われます。確かにFeriも以前は、そのように感じていました。しかし、最近、日本国内で買い物などをすると、お客さまも不機嫌そうな表情の人が多いような気がします。

別にお店で働く従業員の対応が悪いという訳ではなく、普通で(場合によっては笑顔で)応対しているにもかかわらず、終始、不機嫌そうな表情で会計などを済ませているお客さまの多いこと‥

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代金を投げつけるように従業員に渡すような人もいるようです。これは、老若男女、関係ないようです。

もちろん、従業員の笑顔に笑顔で応えお客さまもいらっしゃいますが、基本的に少数派になっているような気がします。

Feriの友人が日本で店舗を経営していますが、彼の話によると、不機嫌そうなお客さまとの応対を長時間繰り返していると、従業員もあいさつをはじめ、事務的な応対になる傾向があるという話でした。

そのため、気持ちの良いあいさつを継続するように指導するのが、難しいとこぼしていました。

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September 11, 2016

オーストリア航空スペシャルマーキング列伝

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オーストリア航空の日本線最終日に、当ブログは近年では珍しい1700以上のアクセスを記録しました。

アクセスを頂いたページは9月4日の記事だけでなく、2016年4月の「速報 オーストリア航空 今秋、日本線から撤退」や、2016年8月の「オーストリア航空 日本撤退に思う‥機材編」など、複数の記事でした。

やはり、「それだけインパクトがあった」ということなのでしょう。

という訳で、オーストリア航空に関するオマケの記事をお届けしましょう。題して「オーストリア航空スペシャルマーキング列伝」です。

日本の航空会社でも、話題づくりなどのためにスペシャルマーキングを施すことがありますが、オーストリア航空も、ヨーロッパの航空会社の中ではスペシャルマーキングが多い方だと思います。

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スペシャルマーキングの中で、最も目立つ存在だったのが、「WINER PHILHARMONIKER」塗装のA340-300(OE-LAL、愛称:Wiener Philharmoniker)だと思います。

尾翼には、ホルンと金貨をミックスしたイラストが描かれていた他、機体にも金貨や楽器のイラストが描かれていました。日本にも飛来していたので、ご覧になった(もしくは搭乗した)方もいらっしゃると思います。

残念ながら、同機の引退とともに、“Wiener Philharmoniker”という愛称の航空機はオーストリア航空からなくなってしまいました。

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September 10, 2016

ベンジンのお値段は?

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今日は「自動車燃料のお値段にまつわる話題」をお届けしましょう。

先日、「レンタカーでの給油に関する話題」をお伝えしましたが、オーストリアは日本と同じく産油国ではないので、ベンジン(ガソリン)やディーゼル(軽油)は全て輸入品です。

日本では、最近、ガソリンの値段が一時よりもずいぶん下落したようですが、オーストリアも同じような傾向になっています。

ちょっと調べたところ、最近の日本全国平均価格は、レギュラーが116.0円、ハイオクが126.9円、軽油が93.4円でした。一時よりもずいぶん下がったものです。

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一方、オーストリアの状況ですが、今夏、Feriが使ったスタンドでは、日本のハイオクに相当するSuper95の平均が1.13Euroでした。今の円/Euroのレートを考えると130円強といったところでしょうか。ほぼ、同じような価格帯と言えるでしょう。

過去、8月にFeriが実際に給油した時の値段(普通のベンジンですが)で比べると、2010年は1.19Euroでが、その後、「値上げの道」をまっしぐら。

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2011年は1.38Euroになり、2012年は1.50Euroまで高騰しました。その後、2013年から下落傾向が始まり、同年は1.41Euro、2014年は1.39Euro、2015年は1.24Euroに落ち着いています。

そう考えると、今年はSuper95で1.13Euroというのは、かなり値段が下がったと言って良いでしょう。

Feriは、オーストリアの場合、ベンジンに占める税金の割合には詳しくないのですが、日本の場合、消費税に加えて、製油所から出荷される段階で揮発油税が加わっていますから、それを考えると、かなりお安くなっているような気がします。

ちなみにオーストリアは生活必需品には低減税率が適用されていますが、ベンジンに関しては20%の標準税率になっています。

日本人の感覚からすると、オペラやオペレッタのチケットの税率が10%で、地方では生活に欠かせないベンジンが20%というのは許せないと思うでしょうが、これが「文化の違い」なのでしょう。

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September 09, 2016

伝説のコメディアンOssy Kolmannさんがお亡くなりに‥

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今日は残念なお知らせです。

夏休みが挟まったため、ご紹介が遅れてしまいましたが、ウィーン出身の伝説のコメディアンOssy Kolmannさんが、2016年7月18日にお亡くなりになりました。享年88歳。

Ossy Kolmannさんは、1928年10月にウィーンで生まれ、電気通信技術者を経て、演劇学校に入校し、1950年代にデビューしました。

ウィーンらしい俳優さんで、コメディアンや歌手としても活躍されました。活躍の舞台はウィーン独特の舞台芸術を疲労するキャバレーをはじめ、アン・ディア・ウィーン劇場、ライムラント劇場、フォルクスオーパー、ヨーゼフシュタット劇場などです。

活躍はオーストリア内に留まらず、スイスやドイツの劇場にも及んでいます。

とくにフォルクスオーパーでは1973年からアンサンブルとして20年間、活躍しており、その間、多数のオペレッタにも出演しています。オペレッタの場合、こういった歌役者さんの存在が不可欠なので、黄金期を支えたメンバーの一人‥と言っても過言ではないでしょう。

フォルクスオーパーでの代表作は「Im Weißen Rössl」(白馬亭にて)、「Gasparone」(ガスパローネ)、「Vogelhändler」(小鳥売り)などです。

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September 08, 2016

週末は「Tramwaytag 2016」が開催されます

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このブログではご紹介しませんでしたが、シェーンブルン動物園で、ヤンヤン(Yang Yang、陽陽)が、8月7日、双子の子供を出産しました。

自然交配だそうですが、9月になって動物園が公開した写真では、子供は既にピンクから黒白の毛が生えています。

なお、2匹が一般公開されるのは4か月後あたりだそうなので、それまでは動物園を訪問しても録画のビデオ映像しか見ることができないと主;居ます。

ちなみに「ヤンヤン」は、今まで2007年8月に「フーロン(福瀧)」、2010年8月に「フーフー(福虎)」、2013年8月には「フーバオ(福豹)」を出産しています。なお、フーロンとフーフーは、すでに中国に返還されています。

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9月に入って各劇場とも新シーズンが始まりました。ただ、シーズン始めのため、例によって代役の登板が多いようです。国立歌劇場からは、毎日のように「配役変更のお知らせ」メールが‥

さて、9月に入り、各種のイベントも行われるようになりましたが、今日は恒例の「Tramwaytag 2016」の情報をお伝えしましょう。

このブログでも、ほぼ毎年、ご紹介していますが、「Tramwaytag 」(路面電車の日)は、Wiener Linienが毎年開催している行事で、車庫や工場などを広く一般に公開するオープンハウスです。

路面電車の車庫が会場になることが多いのですが、中央車両工場のような大規模施設で開催されることもあります。ただ、名前からもわかるように路面電車を中心とした行事です。

2016年は今週末の9月10日に行われるのですが、今年は「Wir feiern 55 Jahre Garage Raxstraße」という副題がついており、例年とはちょっと趣が異なります。

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最も異なるのは「バスの車庫」が会場になるという点でしょうか。

今年、開設55周年を迎えた路線バスのGarage Raxstraßeが会場になったため、「路面電車の日」ながら、バスを主体とした行事になります。

Wiener Linienでは、バス車庫の集約化を進めており、現在、ウィーン市内にはLeopoldau (Lpd)、Raxstraße (Rax)、Spetterbrücke (Spb)の3ヵ所が存在します。

会場となるGarage Raxstraßeは、1961年1月15日に営業を開始した車庫で、10区(ファボリーテン)のSahulkastraße 3にあります。ちょうど幹線道路のLaxenburger StraßeとSahulkastraßeが交差する場所です。バスの収容台数は100台で、現在、460名の職員が勤務しています。

所属しているバスが投入されている路線は、Linie 13A、Linie 14A、Linie 15A、Linie 59A、 Linie 65A、 Linie 66A、Linie 69A、Linie 74Aなどです。Feriが日頃、お世話になっている路線が多いので、親しみがありますね。

興味深いのはWiener Linienのホームページには、同車庫の古い写真が掲載されているのですが、以前、市内を走っていたダブルデッカーバス(2階建てバス)が配属されていた車庫であるということです。

今回も、動態保存されている2階建てバスType DDH 200/43/16が展示される予定になっています。

また、以前、このブログでご紹介したハンドルが二つある「教習用バス」も、きっと出てくると思います。開催時間は8時から20時までで、時間を区切って様々なイベントが開催されます。

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September 07, 2016

真夏の結婚式 お幸せに!

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最初に興味深いニュースから‥「オーストリアのケルン首相は2日のスタンダード紙のインタビューで、スターバックスやアマゾン・ドット・コムなど多国籍企業のオーストリアでの納税額が、ソーセージを販売する屋台1軒分よりも少ないと批判した」というものです。

まぁ、多国籍企業は、色々と節税対策をやっていますからねぇ。しかし、ブルストの屋台と比べるところが、オーストリアらしいところです。

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さて、今日は「結婚式の話題」をお届けしましょう。

ご存じのように、こちらではキリスト教徒(カトリック)の方が結婚式を挙げる場合、通常、土曜日に式を行います。

というのは、日曜日はミサがあるため、式ができません。また、平日だと参列者が大変なので、土曜日に式を挙げる‥という訳です。

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以前、このブログで、ブラスバンドの先導で街をパレードした「地方の街で行われた盛大な結婚式の模様」をお伝えしたことがありますが、今回、Rustで久しぶりに結婚式に遭遇しました。

FeriがRustの街を散策していたところ、市庁舎にほど近い路地で写真のような光景を目にしました。

結婚式を挙げたカップルの記念撮影です。専属カメラマンが、新郎新婦に色々と指示を出して、写真を撮っていましたね。

こちらでは、式を挙げた直後に専属カメラマンが、このように記念撮影をすることが多いようです。

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September 06, 2016

無人ガススタンドを体験して‥

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今日は「自動車の給油にまつわる話題」をお届けしましょう。

ウィーンでは、自動車を運転しないFeriですが、夏休み期間中、地方へ旅行する時は、移動が楽なレンタカーを使います。

公共交通機関での移動が不便な場所へ行くことが多いものですから‥

今夏もレンタカーを借りてブルゲンラント州、シュタイヤマルク州、ケルンテン州などを回ってきました。

当たり前ですが、途中で燃料の補給が必要になります。日本でも最近はセルフ式のスタンドが増えてきましたが、Feriがはじめてセルフ式スタンドを利用したのは、忘れもしないオーストリアでした。

燃料がいっぱいになると自動的に給油が終わることはわかっていても、最初の頃は、カチャという音がして給油が終わるまではドキドキしていたことを思い出します。

こちらの場合、給油はセルフですが、料金の支払いはSHOPを兼ねた事務所で行うスタイルが一般的です。これは給油機に付けた自動精算機が窃盗犯に狙われるリスクが高いためだという話を聞いたことがあります。

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しかし、最近では、完全無人のガススタンドも増えてきました。今回、Feriはケルンテン州ではじめて、完全無人のガススタンドを利用しました。本当は会計は有人で行うスタイルの方が慣れていて好きなのですが、実は、この時は、そんな悠長なことを言っている自体ではなかったのです。

というのは、Lungauのホテルを出発した時点で車の燃料は半分を下回っていました。

当然、途中で給油する必要があるのですが、オーストリアでも場所によって燃料の単価は結構、異なります。当然、安く燃料を補給したいFeriは、途中、単価の高いスタンドはパスしていました。

が、Haidi Almに立ち寄ってから、BonsaiMuseumへ向かう途中、SeeBodenに向かうショートカットに入るのを「Feriの人間カーナビ」が忘れてしまい、Villachまで行ってしまいました。

後で振り返れば大都市Villachで給油するのが一番良かったのですが、大都市は一度入ってしまうと抜けるのが大変。そこで、Villachをショートカットして、アウトバーンに乗りました。

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September 05, 2016

写真特集 Auf Wiedersehen Austrian Airlines Japan Flüge

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9月4日、成田から最終のオーストリア航空52便がウィーンへ向けて出発しましたが、Feriの友人が、成田空港へお見送りに行ってくれました。さっそく、その写真を送ってくれたので、皆さまにご紹介することにしましょう。

友人は普通の航空ファンなので、制限エリアに入っての取材はできません。恐らく出発ゲートでは何らかのセレモニーが行われたと思います。友人は第一ターミナルの送迎デッキで出発を見送りました。

9月3日の19時43分にシュベヒャート空港を出発したOS51便(B777-2Z9ER、OE-LPC、愛称“Dream of Freedom”)は、4日の13時23分に成田空港に到着しました。ゲートは第1ターミナルの31番でした。

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その後、折り返しの準備を行い、定刻より1時間遅れの14時45分にランプアウトしたそうです。

その際、スポットにオーストリア航空日本支社の社員や、成田でカウンター業務を受託していた全日本空の地上旅客係員らが見送りに出ていたようです。

また、52便も操縦席の窓を開けて、機長が手を振っていました。

混雑する時間帯だったため、離陸までに若干、時間がかかり、ランウェイ16Rから太平洋側に向かって15時13分に離陸しました。

太平洋側に離陸したので、その後、旋回して本州を横断して、日本海へ出て、シベリアに向かったようです。

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September 04, 2016

Auf Wiedersehen Austrian Airlines Japan Flüge

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オーストリアと日本を結ぶオーストリア航空の日本線が、本日のNRT発VIE行きOS52便を最後に「休止」となります。

オーストリア国籍の他の航空会社が乗り入れる計画がないため、路線権を確保するため「運休」という形をとっていますが、実質的には「撤退」と考えた方が良いでしょう。

1989年以来、27年間、オーストリアと日本を結んでいただけに、寂しい気持ちで一杯です。ただ、団体旅行専用のようになってしまったことが、結果的に収益性を下げてしまい、経営状況の厳しいオーストリア航空にとって、維持する魅力がなくなった‥ということでしょう。

何しろ、ヨーロッパの各国は、商売相手として中国を選んでいますからね。

路線開設当初は、東京・日比谷にシティオフィスがあり、やる気満々だっただけに、終わり方が何とも寂しい限りです。

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9月3日のOS51便ですが、定刻よりも2時間ほど遅れて、19時43分にシュベヒャート空港を離陸しました。シップはB777-2Z9(ER)、レジストレーションはOE-LPCでした。

この遅れの背景ですが、実は9月3日に成田を出発したOS52便と同じシップが使われていることが要因のようです。成田到着も通常より、1時間遅れるようです。

通常とは違う運用になったのは「大人の事情」があるのかもしれません。

成田から撤退した航空会社では、ヴァージンアトランティック航空のラストフライトがなかなか感動的だったようですが、オーストリア航空はどうだったのでしょうね。

代わって9月5日からは、香港線の就航が始まります。ダイヤは、以下のようになっています。

-OS67便 ウィーン(VIE)17時50分発、香港(HKG)11時25分着
-OS68便 香港(HKG)12時55分、ウィーン(VIE)19時25分着

このように、概ね日本線を踏襲したダイヤになっています。ただ、香港での折り返し時間(ターンアラウンドタイム)が1時間というのは、長距離国際線では、かなり無理のある設定なので、また遅れが日常化しそうですね。

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September 03, 2016

Postの宅配ボックス「ABHOLSTATION」

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今日は「宅配便の話題」をお伝えしましょう。

日本の通信販売は宅配便が支えていると言っても過言ではないでしょう。また、到着日はもとより、時間帯指定などきめ細かいサービスは、まさしく日本ならではだと思います。

また、宅配便の取扱い所がコンビニエンスストアをはじめ、街中に沢山ある点も特長だと思います。

それに引き替え、オーストリアでは宅配便はありますが、日本のようにきめ細かいサービスは提供されていません。

DHLなどの純民間企業も参入しているようですが、社数が少ないため、サービスを競い合うという展開になっていないことも要因かもしれません。

日本では、日本郵便の宅配便は、大手二社に比べて劣勢に立っていますが、こちらでは、日本と同じく民営化されているPostの宅配便を比較的多く見かけます。

そんな中で、日本では見かけないサービスの一つが郵便局に設置している無人受付機です。窓口が閉まっている時間でも発送可能なシステムで「VERSANDBOX」と名付けられています。

利用方法は、梱包した荷物を持ち込んで、送り状を発行し、料金をクレジットカードで支払います。その後、送り状を荷物に貼り付けて、機械のセンサーにかざすと、ドアが開いて荷物を投入することができる‥というものです。

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日本のコンビニエンスストアは、友人で24時間営業をしていますが、コスト重視のオーストリアでは、郵便会社はセルフサービスで24時間対応している訳です。

一方、日本でも問題になっている「お届け先不在」による再配達は、こちらでも大きな問題になっているようで、Postでは、2014年から郵便局に宅配ボックス(ABHOLSTATION)を設置するようになりました。

予め自分が指定した場所の宅配ボックスで荷物を受け取るものです。配達状のバーコードを宅配ボックスの受付機にかざすと認証されるようになっており、画面にサインをして受け取るシステムです。

なお、最近では事前に登録しておくとスマートフォンに配達状が配信されるサービスも始まっています。

2014年から始まったサービスで、2016年までに400の郵便局に設置されているそうです。従来、郵便局で受け取る場合は、営業時間内に限定されていましたから、こちらとしてはサービスの向上と言えるかも知れません。

なお、指定の日付までにピックアップしなかった場合は、回収されるようになっているようです。

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September 02, 2016

朗報、日本で「Das Grosse Museum」が上映されることになりました

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今日は「オーストリア映画の話題」をお伝えしましょう。

2014年にオーストリアで公開された「Das Grosse Museum(The Great Museum)」というドキュメンタリー作品があります。

内容は、ウィーンの観光名所にもなっているKunsthistorisches Museum Wien(美術史美術館)、2012年から行った大規模改修工事に密着し、通常は見ることができない「舞台裏」を紹介した興味深い作品です。

日本公開に際しては、お客さまの動員を意識してか「グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状」という粋なタイトルになっています。

正直、地味な作品なので、日本での上映は難しいと思っていたのですが、このほど、2016年11月から一般の映画館で公開されることが決まりました。

現在、11月26日から、東京・有楽町のヒューマントラストシネマ有楽町で上映されることが発表されていますが、その後、順次、全国で公開される予定になっているようです。

Feriは、この映画の日本公開に尽力した関係者の皆さまに敬意を表します。

上映時間は94分。美術ファンはもちろん、オーストリアやウィーンがお好きな方にとっては必見の映画と言えるでしょう。

制作スタッフは、以下のとおりです。

-Regie(監督):Johannes Holzhausen(ヨハネス・ホルツハウゼン)

-Produzent (製作):Johannes Rosenberger(ヨハネス・ローゼンベルガー)

-Buch (脚本):Johannes Holzhausen(ヨハネス・ホルツハウゼン)、Constantin Wulff(コンスタンティン・ウルフ)

-Kamera(撮影):Joerg Burger(ヨルク・ベルガー)、Attila Boa(アッティラ・ボア)

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また、このブログをご覧の皆さまの中には、オリジナルの方に興味がある方も多いと思うので、オリジナルのホームページ(こちらから)もご紹介します。

なお、以下の内容は、日本向けプレスリリースからの転載です。

ハプスブルク家のコレクションを始め、ブリューゲルの「バベルの塔」など膨大な美術作品を所蔵し、ヨーロッパ三大美術館の一つでもあり、今年で創立125周年を迎えるウィーン美術史美術館の改装工事に密着したドキュメンタリー。

2012年から大規模な改装工事に着手した美術館の改装から再オープンに至るまでの舞台裏を、解説やインタビュー、音楽を一切排したダイレクトシネマの手法を用いて撮影。

館長から清掃員、運搬係から美術史家に至るまで、スタッフたちの一人一人が美術館の美術品と共存しながら働く姿、そして最高の形で展示する過程を映し出す。さらに本作が描き出すのは、そこで働く人々の小さなドラマの数々である。

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September 01, 2016

野鳥被害の防止も大変です

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今日から9月ですが、日本では台風10号の襲来で東北、北海道方面で大きな被害が出ているようで心配です。

さて、今日は「野鳥の話題」をお届けしましょう。

Feriは、メルビッシュでオペレッタを観る際、Rustを拠点にするのが好きです。以前にも何回かお伝えしたことがありますが、黄昏時、臨時船でノイジードラーゼーを航海するのが非常に気に入っているからです。

まぁ、時間は車で行った方が圧倒的に早いのですが、風情がなくて‥ ただ、Rustは最近、ホテルの料金が上がっており、資金が厳しいFeriは、短期間の滞在にならざるを得ません。

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前置きが長くなりましたが、Rustといえば、コウノトリに代表される「野鳥の天国」ですね。国際自然保護連合(IUCN)のカテゴリーⅡ(国立公園)に該当する保護区にも指定されています。

訪問した方はご存じのように、湖のほとんどはヨシに囲まれていますが、このことが野生生物に格好のすみかを提供しています。

観光客の多いエリアではありますが、野鳥保護の観点からも、無秩序な開発は規制されており、湖周辺は昔ながらの自然が残っています。

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