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September 20, 2016

今年も「Mistfest2016」がありました

Plakatmistfest2016

大統領の再選挙は、当初10月が予定されていましたが、その後、郵便投票用の封筒に不備が見つかったとかで、何とびくり12月に延期されました。

10月のNational-feiertag(ナショナルデー、建国記念日)は、大統領不在の形で行われることに‥オペレッタ国家は健在です(笑)。

オペレッタの話題が続いたので、「お腹いっぱい」という方も多いと思います。という訳で、お口直しに、イベントの報告、第一段です。

週末は各種イベントで盛り上がるウィーン。今年も恒例の「Mistfest2016」が9月17日・18日の両日、Mistplatz Hernalsで開催されました。

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「Mistfest」はウィーン市清掃工場のオープンハウスですが、ゴミ捨てに対する啓蒙活動も兼ねている他、警察、消防、救急、水道、下水、森林、公園、住宅など、いわゆるウィーン市が提供する住民サービスセクションがブースを出展してPR活動します。もちろん主役は清掃当局(MA48)ですが‥

最近は、ゴミ捨てに関する啓蒙活動などが弱まり、子供さん向けのレジャー色が強くなってきています。

子供さんが喜ぶ「フワフワ」も複数の組織が設置しており、終日、大賑わいでした。また、昨年登場した小型観覧車(こちらは有料)も人気の的。無料のはしご車体験搭乗も長蛇の列になっていました。

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今年は、毎年人気のバザー(48ER-BASAR)の規模が拡大され、清掃車車庫の半分を占めるほどになりました。

Mistplatzに集められたゴミの中で再利用可能なものを販売するもので、衣料品から家電製品、楽器、書籍、CDやレコード、スポーツ用品、おもちゃ、家具などありとあらゆるものが出展されており、これを目当てにやってくる来場者も多いようです。

実際、バザーで買った商品を大切に抱えて、家路につくお客さまを多数見かけました。

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屋外、屋内に喫食の屋台が出ているのですが、さすがに清掃局の行事。食器類は使い捨てのものは皆無で、全てグラス、陶器の食器、カトラー類は金属製を使用しています。

回収した食器は、構内にあるトレーラーに搭載している大型食洗機で洗浄。使い捨て容器を一切排除する姿勢は、ゴミを削減するための「こだわり」だと思います。

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最近のFestでは、ウィーンでも使い捨て容器が増えていますから、その点でも啓蒙活動をしていると考えて良さそうです。

毎年、技術部門が自動車などの修復を行って、その車両を展示しているのですが、今年は何とビックリ、ヘリコプターが登場しました。

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Bristol171 Sycamoreという1950年代のイギリス製のヘリコプターです。さすがに飛行可能ではありませんが、外観に関しては非常にきれいに復元されていた。また、取り外したエンジンもきれいに整備されて展示されていました。

操縦席に乗れるようになっているため、こちらも子供さんで長蛇の列になっていました。

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このほか、1968年製の古いゴミ収集車が展示されていたのは、驚き。この当時から、ゴミの回収システムは現在と基本的に同じで、ゴミ箱から直接、収集車に回収する方式だったようです。進んでいますね。

それにしても、ゴミ収集車まで保存しているのですから、産業遺産に対する姿勢の違いを痛感します。

Muellsammelfahrzeug

Feriが興味をもったのは、ゴミ回収の変遷を紹介したパネル展示です。ウィーンでは、古くからゴミ処理に色々な知恵を活用していたことがわかりました。大都市なので、ゴミ処理は昔から大きな問題だったようです。

今年はボトルリサイクルシステムの案内に力を入れており、どのようにリサイクルされるのかを詳しく展示していた他、瓶を分別回収する回収車も展示されており、上から分別回収の様子を観察できるようにしてありました。

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会場内ではスタンプラリーやクイズに答えると色々なグッズがもらえるので、こちらも人気があります。

毎回、人気を集めるのが清掃局のオフィシャルショップ(48ER fanShop)です。一番人気は以前もご紹介しましたが、ミニゴミ箱(1個2Euro、7個のフルセットは12Euro)。

今年は、何と本物のゴミ箱の中にミニチュアを入れて販売していました。これは考えましたね。

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各組織も自分たちの活動を様々な形でアピールしていますが、今年はプラーター250年ということで、例年以上に公園局は展示に力を入れていました。

日本でも最近は入場無料のイベントが人気を集めていますが、こちらでも事情は同じ。両日とも日中は天気はまずまずでしたが、子供さんを連れたご家族連れで大賑わいでした。

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ところで、会場には背高のカイザーとシシィが登場。会場内を巡回して、お客さまの関心を集めていました。

MA48が独自に企画したものなのか、どこかの団体が企画したものなのかわかりませんが、こちらではカイザーは、今でも人気がありますね。

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