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September 09, 2016

伝説のコメディアンOssy Kolmannさんがお亡くなりに‥

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今日は残念なお知らせです。

夏休みが挟まったため、ご紹介が遅れてしまいましたが、ウィーン出身の伝説のコメディアンOssy Kolmannさんが、2016年7月18日にお亡くなりになりました。享年88歳。

Ossy Kolmannさんは、1928年10月にウィーンで生まれ、電気通信技術者を経て、演劇学校に入校し、1950年代にデビューしました。

ウィーンらしい俳優さんで、コメディアンや歌手としても活躍されました。活躍の舞台はウィーン独特の舞台芸術を疲労するキャバレーをはじめ、アン・ディア・ウィーン劇場、ライムラント劇場、フォルクスオーパー、ヨーゼフシュタット劇場などです。

活躍はオーストリア内に留まらず、スイスやドイツの劇場にも及んでいます。

とくにフォルクスオーパーでは1973年からアンサンブルとして20年間、活躍しており、その間、多数のオペレッタにも出演しています。オペレッタの場合、こういった歌役者さんの存在が不可欠なので、黄金期を支えたメンバーの一人‥と言っても過言ではないでしょう。

フォルクスオーパーでの代表作は「Im Weißen Rössl」(白馬亭にて)、「Gasparone」(ガスパローネ)、「Vogelhändler」(小鳥売り)などです。

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ただ、残念ながらFeriは、オペレッタ観賞への参入が遅かったため、Ossy Kolmannさんがフォルクスオーパーでご活躍だった頃の姿を観たことはありません。

活躍は劇場の舞台に留まらず、映画やテレビ番組、ラジオ番組にも多数出演しています。特にテレビでは100以上の作品に出演しており、シリーズ番組にも起用されていました。

それだけに、ORFではOssy Kolmannさん死去の報を受けて、特別番組を放送しました。

後年はご病気にかかってしまったため、テレビドラマなどへの出演は辞退されて、療養にあたっていたようです。

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2003年には、Kammerschauspieler(宮廷俳優)の称号を授与されましたが、公的な場に姿を見せたのは、この頃が最後だったようです(余談ですが、現在、フォルクスオーパーでDirectorを務めているRobert Meyerさんは、1997年にKammerschauspielerの称号を授与されています)。

夏休みが入った関係で、埋葬は9月7日に近親者によって行われました。墓所はNeustift am Waldeだそうです。

Ossy Kolmannさんがお亡くなりになったことを受けて、フォルクスオーパーでは、2016年9月14日、同氏の代表作「Im Weißen Rössl」を追悼記念公演として上演することを決定しました。

さすがにRobert Meyerさん。粋な計らいです。謹んで、Ossy Kolmannさんのご冥福をお祈りいたします。


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日記・コラム・つぶやき |

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Comments

Feri さん、こんにちは。

Ossy Kolmann さん、亡くなられましたね。
Volksoper の来日では、初回(1979年)と2回目(1982年)で、Die Fledermaus の Frosch や Wiener Blut の Fiakerkutscher として、登場されました。
特に前者は、当時の総監督だった Karl Dönch さんの Frank との掛け合いが最高で、 私が Volksoper にはまるきっかけとなった公演です。Frank は別の方ですが、日本公演のライヴ録音に残っているはずです。
後者も、第1幕での1シーンにしか登場がありませんが、客の Fürst Ypsheim-Gindelbach を罵倒する様は、ヴィーン方言が分からなくても抱腹絶倒でした。こちらは、残念ながらライヴ録音ではカットされているようですが、代わりに Unitel のDVDが残っています。

Posted by: Steppke | September 10, 2016 at 01:45 AM

Steppkeさま、コメントありがとうございます。

さすがにオペレッタに造形の深いSteppkeさまらしい、来日公演時の情報、感謝しております。

それだけに初回と第2回の来日公演が素晴らしかったことが、良くわかります。

今度、メディアを探してみることにしましょう。

なお、9月14日の追悼記念公演は、何とか出かけたいと思っています。

Posted by: Feri | September 10, 2016 at 09:50 AM

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