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September 11, 2016

オーストリア航空スペシャルマーキング列伝

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オーストリア航空の日本線最終日に、当ブログは近年では珍しい1700以上のアクセスを記録しました。

アクセスを頂いたページは9月4日の記事だけでなく、2016年4月の「速報 オーストリア航空 今秋、日本線から撤退」や、2016年8月の「オーストリア航空 日本撤退に思う‥機材編」など、複数の記事でした。

やはり、「それだけインパクトがあった」ということなのでしょう。

という訳で、オーストリア航空に関するオマケの記事をお届けしましょう。題して「オーストリア航空スペシャルマーキング列伝」です。

日本の航空会社でも、話題づくりなどのためにスペシャルマーキングを施すことがありますが、オーストリア航空も、ヨーロッパの航空会社の中ではスペシャルマーキングが多い方だと思います。

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スペシャルマーキングの中で、最も目立つ存在だったのが、「WINER PHILHARMONIKER」塗装のA340-300(OE-LAL、愛称:Wiener Philharmoniker)だと思います。

尾翼には、ホルンと金貨をミックスしたイラストが描かれていた他、機体にも金貨や楽器のイラストが描かれていました。日本にも飛来していたので、ご覧になった(もしくは搭乗した)方もいらっしゃると思います。

残念ながら、同機の引退とともに、“Wiener Philharmoniker”という愛称の航空機はオーストリア航空からなくなってしまいました。

機体全体を塗り替えた訳ではありませんが、2006年頃、前部ドアにモーツァルトのイラストを貼っていた機材が存在します。モーツァルトがオーストリア航空のチケットを持ってオーストリア航空の宣伝マンになっている構図です。

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この年は、モーツァルトの生誕250周年だったので、こういった企画になったのでしょう。

2008年は、オーストリアとスイスが共催という形でEURO2008(UEFA欧州選手権)が開催されました。

それを記念してオフィシャルスポンサーだったMcDonaldの協力を得て、スペシャルマーキング機が誕生しています。

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機種はA321-111(OE-LBC、愛称:Südtirol)で、動態側面に応援している子供さんの写真が貼られていました。

A321は胴体が長いので、かなり目立つスペシャルマーキングです。ちなみに、Feriは、この機材に搭乗していますが、機内は、ごく普通のA321でした。

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また、EURO2008の際は、もう一機、スペシャルマーキング機が搭乗しています。

こちらオーストリア航空が独自に施したもので、尾翼の白い部分がサッカーボールの塗り分けになっているのが特長です。

さらに機体にはブルーノリボンが描かれていましたが、そこに書かれた文字は“Unofficial Fanline”‥自虐的なメッセージのような気もしますが‥

シップはA320-214(OE-LBU、愛称:Mühlviertel)でした。

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夏のオリンピックはさっぱりのオーストリアですが、それだけに冬のスポーツ、特にスキー選手の育成や応援には力を入れています。

ÖBBのRailJetにもスキーチーム塗装の車両が存在しますが、オーストリア航空でもスペシャルマーキングを施したFokker100(OE-LVM、愛称:Krasnodar)が存在しました。

SKI TEAMと大きく文字が描かれているだけではなく、主要選手の写真が主翼からエンジンまでの胴体部分に貼られていました。

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一時、ヨーロッパでは創業○周年を記念して、最新の機材に旧塗装を施すのがブームになりました。

エールフランス航空やルフトハンザ・ドイツ航空でも実施しており、オーストリア航空でも、50周年を記念して2008年3月、A320-214(OE-LBP、愛称:Neusiedlersee)を旧塗装(創業時の塗装、ロゴは1960年台のもの)に塗り替えました。

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こちらは現在でも、スペシャルマーキングのままで運航されています。恐らく、塗替をともなう次の重整備まで、このままでフライトを続けると思われます。

スターアライアンスに所属する航空会社は、スターアライアンス共通塗装の機材を用意することになっていますが、オーストリア航空にも、スターアライアンス塗装の機材が存在します。

今回、お目にかけるのは、オーストリア航空のFokker100(OE-LVG、愛称:Krakow)とA320-214(OE-LBX、愛称:Mostviertel)です。

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OE-LBXは、オーストリア航空で最も新しいA320(2012年にデリバリー)で、導入の際にスターアライアンス塗装仕様になったようです。

なお、A320については、OE-LBRが一時期、スターアライアンス塗装になっていたという記録が残っています。

もう一つは、チロリアン航空当時のDHC-8-400Q(OE-LGC)です。時期によって塗り分けが異なっていますが、新しい方(Fokker100やA320)の方がシンプルですね。

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今回、ご紹介した機体以外にもスペシャルマーキング機は存在するようですが、Feriが実際に撮影した写真でご紹介するのは、このあたりが限界のようです(笑)。

オーストリア航空日本線撤退記念企画でした。

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飛行機のお話 |

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Comments

こんにちは!

OS成田線のラストフライトに乗ってきました。
たしかに『お見送り』の方が、展望ブリッジにも制限区域内にも(笑)たくさんいらっしゃいました。

でも、成田ではとくにセレモニーはなく、搭乗ゲートカウンターの衝立の後ろで身内だけの挨拶をしていました。
(今回は会社の方針でセレモニーはなし、ということだったそうです)

OS52便のクルーたちは、出発前に飛行機をバックに記念撮影していた一方、OS51便のアテンダントたちは乗務直後で疲れている中、これから搭乗するお客様をグリーティングしていましたが、知り合いや常連さん(?)を見つけると歓声があがったり、記念撮影などもしていました。(元ウィーン・フィルのコンマス、ウェルナー・ヒンクさんも搭乗してました)

OS51便では、成田到着後にドアのところでCAから記念品(ボールペンやチョコなど)のパックを全員にプレゼントしたようです。(これはクルー側から会社に提案して用意したもらったとのこと)

一方、OS52便では完全にクルーお手製のフォトカード(たぶん自腹?)が手渡されました。
ウィーン到着時、声を詰まらせながら日本語のアナウンスをしていたのが印象的でした。

Posted by: 夕焼番長 | September 12, 2016 at 09:41 PM

夕焼番長さま、ご搭乗でしたか。また、詳細なレポート、ありがとうございます。

しかし、こちらにいると、市内では中国系の方を沢山見かけます。そう考えると中国線へのシフトもわかるような気もします。

Posted by: Feri | September 13, 2016 at 03:53 PM

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