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October 15, 2016

250 Jahre Wiener Prater

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今日は週末なので、「一般開放250年を迎えたプラーターの話題」をお伝えしましょう。

散歩の好きなウィーン子が、お気に入りの場所は沢山ありますが、プラーター公園(Der Wiener Prater)もその一つです。

2区にあるプラーターは、敷地面積600平方メートルを誇る「ウィーン最大の公園」です。

地図を見ると、2区のほとんどはプラーターが占めていることがわかります。

Pratertafel

当たり前ですが、最初から公園として整備されて訳ではなく、私有地として、土地の所有者が色々と代わったようです。


1560年にマキシミリアン2世が購入して、狩り場になったというのは有名な話。さらに、ルドルフ2世が、密猟対策として付近一帯を立ち入り禁止にしました。

密猟というと、場所は違いますがオペレッタ「小鳥売り」を思い出しますね。

そして、1766年、ヨゼフ2世が、立ち入り禁止を解除し、一般に開放してから、ウィーン子「くつろぎの場所」として、開発が始まったそうです。なお、1920年頃まで、狩りも行われていたようです。

今年は、一般に開放されてから250年ということで、ウィーン市の公園当局でも、大々的にプラーターのアピールを行っています。

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頭の写真はMistFest2016会場の公園当局のブース。花を使った蝶のディスプレイが印象的。この前で記念撮影をする皆さまで賑わっていました。

昔のFeriもそうでしたが、観光客にとって、「プラーター=大観覧車がシンボルの遊園地」というイメージが強いですが、訪問された方はご存じのように、プラーターは広大な敷地面積を誇る公園で、各種遊具を設置してある遊園地は、ごく一部。

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設置されている案内板をご覧頂くとわかるとおり、U1・U2のPratersternからほど近い遊園地エリアの右側に広がる広大な敷地が「プラーターの本体」と言っても良いでしょう。

公園中央部にあり、プラーターを貫く形になる大通Hauptallee(ハウプトアレー)は、原則として自動車の通行が禁止されているので、季節を問わず散歩やジョギング、サイクリングなどを楽しむ人で賑わっているのは、このブログでもご紹介したとおりです。

Feriも、時々、散歩で出かける場所の一つです。

このように全体像を見ると、路面電車1系統の終点Prater、Hauptalleeが、公園側にある理由がわかるような気がします。

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ちなみに皆さまは、A23を越えて、終点のLusthausまで行かれたことがありますか?

基本的に遊園地以外は、もともと湿地地帯であった特性を生かして、自然を大切にした公園になっており、大きな広場が設置されています。

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愛犬家の多いウィーンらしく、広場については、明確にHundeauslaufplatzとHundeverbotに分離されています。愛犬家の皆さまが、広い広場で犬を運動させている場面もよく見かけます。

また、乗馬を楽しむ人もいるため、写真のような標識が出ています。この組み合わせはプラーターならでは‥と言えるかも知れません。

また、訪問した方はご存じのように、最近では各種のスポーツ施設も作られています。

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なお、万国博覧会の会場跡地が、現在、様々な展示会やイベントの会場となっている「Messezentrum Wien」になりました。跡地活用の好例と言えるでしょう。

ちなみにFeriも、最初にウィーンに来た時、遊園地に訪問し、大観覧車に乗りましたが、本来のプラーターの魅力である奥の公園エリアには足を運ぶことはありませんでした。

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公園エリアを散歩するようになったのは、お恥ずかしい話ですが、最近のことです。

ウィーンでのご滞在が短い方は、なかなか公園エリアの奥まで行くことは難しいかも知れませんが、お時間のある方は、是非、公園エリアの散策をお勧めします。

ウィーン子は季節に応じた楽しみ方を知っていますので、新しい発見があると思います。

250年前からウィーン子にとって「身近な行楽の場」・「憩いの場」として親しまれてきたプラーターですが、今後も自然を生かした公園として次世代に引き継がれていくことでしょう。

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