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October 03, 2016

ホイリゲも近代化? その訳は‥

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日本では、10月に入った今週、台風が襲来するようですが、大雨などが心配です。

さて、今日は「商売にまつわる話題」をお届けしましょう。

最近、贔屓のホイリゲに出かけた際、以前とは違うことを発見しました。従来、一般的なホイリゲでは、ケルナーが、メモでオーダーをとり、会計もケルナーが、その場で行っていました。

ところが、あるお店では、PDA端末を導入し、オーダーの際には、この端末で入力。そして、会計の際にも端末で操作を行い、Rechnung(レシート)を持ってくるようになりました。

それほど大きなお店ではありませんが、ちょっとびっくり。

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そして、もう1軒は、PDA端末こそ導入していませんが、会計の際、必ずRechnungを持ってくるようになったことです。ちなみに従来は、おばちゃんの手書きメモでした。

Rechnungには、日付の他、固有の番号が入っており、スーパーマーケットなどで発行されるものと全く同じ仕様です。

このように会計が近代化している背景ですが、どうも当局が売上を正しく把握するための指導を行っていることが背景にあるようです。

当たり前ですが、売上を過少に申告すれば、税金も少なくなります。いわゆる脱税ですね。

そこで、脱税を防いで、確実に税金を徴収するため、売上の記録をしっかりとつけるように指導しているようです。

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なお、Caféについても、以前はオペレッタ「白馬亭にて」のレオポルトではありませんが、手書き方式(精算時は自己申告方式のところも多かったですね)でしたが、ホイリゲよりも一足先にレジスターを導入するようになりました。

さらに驚いたのは、ホイリゲではありませんが、16区で開催された「Ottakringer Kirtag」の会場で、トレーラー式の屋台でビアを飲んだのですが、そこでもRechnungを渡されました。

フェストの会場なので、ビアマグはデポジット方式になっていますが、その料金もちゃんと別に計上されています。

営業場所が移動する屋台にも、しっかりと売上を計上するように指導が入っているということは、当局の本気度合いが感じられます

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なお、これは噂ですが、一部では、売上を計上するレジスターに怪しいソフトウェアをインストールして、データーを改ざんしているところもあるとか‥どこかの自動車会社みたいですね‥

税金を徴収する側と払う側の攻防は、いずこも同じ‥というところでしょうか。

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一方で、当局の方も意外といい加減で、誤った付加価値税の金額(当然、高い金額)を請求してくることもあるようです。

当然、納税者とのトラブルは日常茶飯事。納税額の折衝だけで、疲れてしまうと友人はぼやいておりました。ある意味、オペレッタ国家らしいところなのかもしれません。


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Comments

ご無沙汰しております。

オーストリアではレジスター義務は法律で決まっています。

暫定期間の後、商取引に関してはどんなに小額でも、必ず正式なレシートを発行する事が義務付けられましたので、ホイリゲが近代化している訳ではありません(笑)

客側としては、そのお店にいる間は領収書を保管しておく義務があります。一歩でも外に出たら放棄してもかまいません。

Posted by: はっぱ | October 03, 2016 at 06:11 PM

はっぱさま、ご無沙汰しております。

暫定期間(移行期間かな)が終了したために、本格的な運用が始まったということですね。ありがとうございました。

Posted by: Feri | October 04, 2016 at 08:02 AM

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