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October 17, 2016

昔のゴミ運搬

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今日は「ゴミの回収にまつわる話題」をお届けしましょう。

先日、MistFest2016の会場で、今まで、ウィーン市が取り組んできたゴミ回収と処理に関する展示が目に留まりました。

ウィーンは古くから大きな街であったため、当然のことながら、ゴミ処理に関する問題がありました。

ゴミ処理問題に真っ向から取り組んでいたのは、やはり先進的な都市だった証かも知れません。

展示を見ると、1930年代には、すでにゴミ回収車が街を巡回し、ゴミ箱からトラックにゴミを移し替えて運ぶスタイルが確立していたようです。ただ、展示されていたパネルを見ると、当時は、まだ作業員が人力で積み替えを行っていました。

現在のような各家庭の大型ゴミ箱から直接、機械を使ってゴミ収集車に移送させる方式が確立したのが、1950年代だったようです。

また、自動車が普及する前には、馬車で市内のゴミを回収し、市内のゴミ収集ステーションまで運び、そこでまとめて、郊外のゴミ処分場へ輸送していたようです。

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いずれにしても、早い段階で、中間のステーションにゴミを集めて、そこから処分場まで運ぶという、現在とほぼ同じシステムが確立されていたのは、たいしたものです。

さて、パネル展示でFeriの目に留まったのが、ゴミ運搬列車の写真です。どうやら、当時の最終処分場に軽便鉄道を敷設して、これでゴミを運搬し、散布していたようです。

興味深いのは機関車が内燃機関ではなく、電気機関車らしいことです。凸型の車体には大きなパンタグラフが乗っていますが、架線はどこにあるのでしょうか? 

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残念ながらパネルに掲出されていた写真では判断できませんでした。

通常、このような仮設のインダストリアルナロー(産業用軽便鉄道)では、内燃式の機関車が使われることが多いので、正直、意外な感じがしました。

まさか、途中まで電気で、ゴミ処分場付近は内燃機関などという変わったシステムではないでしょうが‥

この展示では詳細なことはわかりませんでしたが、このゴミ運搬鉄道が敷設されていた場所はどこなのか、どのくらいの距離を走っていたのか、この前段の輸送はどうなっていたのか等など、Feriの興味は尽きません。

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写真があるくらいですから、MA48に正式に問い合わせでもすれば、教えてくれるかもしれませんね。

何はともあれ、色々と試行錯誤の末、現在の処理システムにたどり着いたのでしょう。人が生活をする上で、ゴミ問題は避けて通れないテーマです。

ウィーンは、東京などに比べるとコンパクト・シティですが、昔から多くの人が集まる場所故に、現在の分別収集を含めて、ゴミ問題に真摯に取り組んでいたことがわかるMistFest2016での展示でした。

ただ、多くの皆さまは感心がなかったようですが‥

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