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October 18, 2016

幹線道路に高所作業車が‥

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今日は「工事のお話」をお届けしましょう。

日本では、公道上で工事をする場合、必ず交通誘導員さんや警備員さんが交通整理のために出動すると思います。

こちらでは長期間、片側通行にする場合でも交通誘導員さんがいることは希で、臨時の信号機で対応しているケースが多いようです。

また、道路沿いの樹木を伐採する場合などは、作業車が道路を移動しながら工事をするため、工事作業員の方が交通誘導を行っているケースを見かけることがあります。

さて、先日、アパートから近くのスーパーマーケットへ買い出しに行く途中、写真のような光景を見かけました。

複数の路線バスも通るMargarethen Straßeに路地から、突然、高所作業車が入ってきました。はじめは移動のために入ってきたのかと思ったのですが、何とMargarethen Straßeで、両車線を跨いで作業を始めたものですから、あっという間に大渋滞が‥(渋滞の模様は2枚目の写真をご覧ください)

さすがに閑人Feriも工事が終わるまで見守っていた訳ではありませんが、恐らく工事は短時間で終了したと思います。

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それにしても、臨時の工事とは言え、交通整理をせずに、いきなり工事を始めてしまうところが、何とも大らかというか‥ 緊急工事だった可能性はありますが‥ また、これで事故が起こらないところが、日本人のFeriからすると意外です。

全てを「日本の常識」で判断してはいけないという好例でしょうね。

余談になりますが、以前、Feriが日本でハウスメーカーの仕事をしていた時があります。その際、工事部長さんから、現場で発生する興味深いエピソードをうかがうチャンスがありました。

その一つに、「道路占有許可の取得と安全対策の徹底が必須」という話がありました。

実は、これは地方自治体や警察から不備を指摘されるのではなく、「その筋の方」が、現場前の公道に作業車を止めている場合、現場監督者に“道路占有許可をとっているのか”をたずねてくることがあるそうです。あわせてカラーコーンが設置されていない、誘導員が配置されていない場合、それも指摘してくるとか‥

目的は、もちろん“ことを荒立てないから、それなりの○をよこせ”と、間接的に「袖の下」を要求するためです。

最近の「その筋の方」は、以前のように暴力に訴えるのではなく、法令違反を指摘し、反論できないようにして、圧力を掛けてくるとか‥ 

当然、完璧な手続きをしている場合は、何も要求できません。そのため、工事部長さんは、“面倒でもトラブル防止のためにも、正規の手続きを踏むように指導している”というお話をしていました。

ふと、ウィーンで、この現場に遭遇して、この工事部長さんの話を思い出しました。

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