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November 15, 2016

HOT DOG

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今日は「軽食の話題」をお届けしましょう。

こちらでは、かつて代表的な軽食と言えばブルスト(ソーセージ)でした。ただ、最近では、ケバブや焼きそばなどが進出してきて、相対的に地位が低下しているような気がします。

とは、言っても、オーストリアではドイツと同じく「ブルストは食文化」として定着しているので、皆さん、お好きですよね。

代表的なものは、Frankfurter(フランクフルター)、Käsekrainer(ケーゼクライナー)、Waldviertler(ヴァルトフィアトラー)といったところでしょうか。

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ブルストは、それぞれ食べる祭の調理法が「茹でる」「焼く」などと決まっており、調理法で分類できるほどです。

興味深いのは、ドイツとオーストリアではブルストスタンドでの食べ方に差があることです。

オーストリアの場合、通常はお皿にブルストとブロート(センメル)、センフ(カラシ)を載せてくれて、別々に食べます。ケーゼクライナーの場合は、予めスライスして食べやすくしてくれるところもあります。

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それに対して、ドイツのブルストスタンドでは、丸いブロートを半分に切って、その中に長いブルストを挟み込んで提供されることが多いようです。

以前、ドレスデンで、ブロートに挟んだブラートブルストが出てきて、正直、戸惑ったことがありました(左の写真は特にブロートが小さいので、食べ方にコツがいります)。

オーストリアでは、ブロートに挟み込むタイプは、「HOT DOG」として分けられているようです。ただ、日本で「HOT DOG」というと、細長いブロートに切れ目を入れて、その中にブルストを挟み込むのが普通だと思います。

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それに対して、オーストリアの場合は、ブロートに穴を開けて、そこへブルストを突っ込むというものです。

以前、ご紹介したように中央に穴を開ける専用の機械も存在しており、実際に、そこにブロートを刺した状態で準備しているブルストスタンドもあります。

なお、センフやケチャップは、穴の中に入っています。通常はオーダーするときに、調味料の種類を聞いてくるので、こちらのリクエストに応じて、ブルストを刺す前に調味料を入れているようです。

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代表的な「HOT DOG」は「Käsekrainer Hot-Dog」でしょうか。もちろん、他のブルストを使っているケースもあります。

ドイツの場合と異なり、穴に刺さっているため、ワンハンドで食べることができるのが特長。そのため、クリスマス市などで、歩きながら食べるには最適な軽食です。

ご存じのようにHOT DOGは19世紀後半にアメリカ生まれの軽食で、結果として、ブルストの本場、ヨーロッパに逆輸入される形になった訳です。

そのためドイツ語の名称ではなく、オリジナルのHOT DOGを使っているのでしょうね。

冒頭の写真は、ウィーンでも有名な国立歌劇場裏にあるブルストスタンド。愛家を連れたお客さまが来店中です。この愛犬、HOT DOGを見て、どんな感想を持っていることでしょうか。

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