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November 08, 2016

飲兵衛国家オーストリア?

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今日は「お酒の話題」をお届けしましょう。

オペレッタも好きですが、お酒をこよなく愛すFeri。とくに馴染みのホイリゲができてから、その傾向は顕著に‥

さて、先日、ジャーナリストのマット・スタイルズという方が、世界各国のアルコール消費量ランキングをまとめて、発表しました。この結果はインターネット上の複数のサイトで紹介されています。

世界保健機関と世界銀行の資料を活用し、世界183ヵ国の「国民1人当たりの年間アルコール消費量」をランクづけしたものです。

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ただ、「消費量」の中には、製造量・輸入量・輸出量・販売量が含まれているようで、実際に国民が、どの程度、お酒を飲んでいるのかを正確に反映しているかと言えば、若干、疑問が残ります。

ただ、「酒飲みの話題」にはうってつけかもしれません。さて、気になるベストテンですが‥

-1位:ベラルーシ(17.32リットル)

-2位:リトアニア(12.65リットル)

-3位:チェコ(12.43リットル)

-4位:クロアチア(12.18リットル)

-5位:オーストリア(12.04リットル)
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-6位:ポルトガル(11.92リットル)

-7位:フランス(11.92リットル)

-8位:アイルランド(11.72リットル)
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-9位:エストニア(11.61リットル)

-10位:ハンガリー(11.51リットル)

という結果でした。何と、オーストリアが第5位に入っているではありませんか。

ヨーロッパの国が上位を独占しているのは、わかりますが、フランスやドイツ(12位)、イタリア(63位)よりも遙かに上位にランクインしているのには、正直、驚きました。

旧、ソビエト連邦の国が上位に来ているのは、寒い地域なのでわかるような気がしますが‥

さて、この調査では、お酒の種類別の消費量も公開されていますが、オーストリアの場合、ビアが6.09リットルでトップ。ワインは4.25リットル、スピリッツ(シュナップス、ウィスキーなど)が1.70リットルとなっています。

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以前、日本オーストリア食文化協会の方に教えていただいたことがあるのですが、オーストリアには小規模な醸造所が各地にあるので、ビアの消費量が多いのはわかるような気がします。

ワインについては、どうしても生産できる場所が限定されていることが、消費量にも関係しているのかもしれません。

また、スピリッツに関しては、こちらではシュナップスに代表される蒸留酒を造るのが盛んで、各地で生産されていますから、お召し上がりになる方が多いのも頷けます。

ブラスバンドには、昔からの風習で、必ずシュナップスの小樽を抱えたお姉様が同伴していますね。この、お姉さんが演奏中に会場を巡回して、シュナップスを販売するのですが、Feriも、つい声をかけてしまいます。

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という訳で、シュナップス売りのお姉様の写真もご紹介しましょう。

オーストリアの場合、ビア、ワインともに輸出していますが、輸出の主力産業というよりも、自国での消費を優先している傾向があるので、このデーターは、ある程度、実態を反映しているかもしれません。

ちなみに、日本は59位で、7.40リットル。内訳は、ビアが1.39リットル、スピリッツが4.09リットル、ワインが0.33リットル、その他が1.59リットルとなっていました。

恐らく日本酒が「その他」に含まれているのだと思います。日本の場合、スピリッツが多いのは、焼酎系の需要があるためでしょう。

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最近では、チューハイに加えて、お値段の安い「第三のビール」には、発泡酒に焼酎などのスピリッツを混ぜるケースもあるため、需要が伸びているような気がします。

余談になりますが、日本でコンビニエンスストアの店長をしている友人の話だと、ご家庭を持っているお父様の場合、帰りがけにお買い求めになるのは、ほとんど「第三のビール」だそうです。それだけ、お小遣いが厳しいのでしょうね。

それにしても、単純に、この調査結果だけみると、オーストリアの皆さんは、年間で、日本人の1.7倍もお酒を召し上がっていることになります。もちろん、この中にはFeriも入っている訳ですが‥

が、こちらでは、泥酔した人は軽蔑の対象になるようなので、街中で、そういった人物を見かけることは、ほとんどありませんね。

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酒量の限度をわきまえて、楽しくお酒を召し上がっている人が多いのは、結構なことです。

とは、言っても各種のfestでは、写真のように大変な盛り上がりになるのが一般的。楽団も「乾杯の歌」を頻繁に演奏しますから、その都度、ビアが飲み干されていきます。

右の写真は、プラーターのオクトーバーフェストの模様ですが、皆さん、本当に楽しそうです。

なお、「飲兵衛」という言葉は、「酒に酔ってだらしない人」のように良い意味で使われないこともある俗語ですが、Feriは、あえて「お酒をこよなく愛する人」というニュアンスで使ってみました。

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