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November 13, 2016

「鉄道車両型自動車」あれこれ

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11月11日の金曜日から、ウィーンでは市庁舎前のクリスマス市(Wiener Weihnachtstraum am Christkindlmarkt)が始まりました。

最近、時の経つのは本当に早く感じます。これも年齢のせいなのでしょうかね。これからクリスマスまで、ウィーンは寒い冬の中でも、最も華やかな時期を迎えます。

さて、今日は「面白い乗り物」をご紹介しましょう。

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こちらでは、時々、鉄道車両を模した自動車を見かけることがあります。ウィーンでもグリツィング周辺で運行されている「Heurigen Express」などがあります。

トラクターを改造したトラクターがトロッコ風の客車を引いている「あれ」です。最近では、完全に新生しているケースも多いようです。そう言えば、市庁舎前のクリスマス市でも走っていますね。

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地方でも、festの時などには、子供さん向けに、この手の自動車が出てくることがあります。やはり列車(汽車)は自動車そのものよりも人気があるのでしょうかね。

その場合、臨時なので、本物の農業用トラクターに「張りぼて」をかぶせて機関車風にしていることが多いようです。また、客車についても、手作り感あふれるものが使用されています。

今回、お目にかける写真の車両は、Salzburg州Lungauで夏の間、運転されているもの。いくら地方で閑散としている道路とは言え、日本だったら、正直、絶対に公道走行が許可されそうもありません。

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このあたり、良い意味でレギュレーションが緩いことがよくわかります。

さて、もう一つ、ご紹介するのは、以前、Rustで見かけた「路面電車型のバス」です。

日本では、公道を走る車両は各種の規制や車検の関係から、突飛なデザインのものは少ないような気がします。最も車検の時だけ、元に戻すような方もいらっしゃるようですが、その場合も、復元が前提の改造になると思います。

今日、ご紹介するのは古い路面電車の車体を活用し、下回りを自動車仕様にして公道を走ることができるようにしたバスです。

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路面電車は小さく見えますが、意外と車体が大きく、今回、ご紹介するものも、元は2軸の小型路面電車だったと思われます。

公道を走るため、方向指示器やバックミラーを取り付けていますが、ヘッドライトはオリジナルの場所にあったものを活用しています。ただ、下に新しいヘッドライトを増設しているなど、安全対策も万全なようです。

一般のバスは車高を下げるため、車体にタイヤハウジングを設けていますが、さすがに改造が大規模になるためか、それは断念されたようです。

Img_2008_12_9769

そのため、一般にバスよりも車高が高くなっています。タイヤの露出が大きいことから、危険防止のためでしょうか、タイヤの回りにはスカートが取り付けられています。

また、通常のバスよりもホイールベースが短い点も注目です。これは、車体が路面電車で、前後に出入り口があるため、やむを得ない措置だと思います。従って、オーバーハングが長く、運転するにはコツがいりそうな気がします。

側面には「RUSTER STRASSENBAHN Linie7071」という案内が掲出されており、定期的にRust周辺を巡回しているようでした。

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この周辺には、以前、このブログでもご紹介したようにロンドンの2階建てバスが、同じような用途で投入されましたが、その前に使われていたものですね。ただ、収容人数が少ないので、商売的には厳しかったかもしれません。

ちなみに、この路面電車型バスですが、以前、ウィーンのメーデーやアドベントの時期にも見かけたことがあります。同じものかどうかはわかりませんが、意外と活躍しているようです(左の写真はメーデーのパレードで見かけたものです)。

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以前、掲載したウィーンの写真ですが、このように本物の路面電車と並ぶと、以下に「腰高」なのかがわかりますね。

ところで、列車型自動車ですが、市内観光で使われるケースも多く、St.Pö
ltenでも「HAUPTSTAT-EXPRESS」という名前で定期運行されているのを見たことがあります。

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定期運行するために、新しく製造したものらしく、かなり本格的な筐体になっていまる。ただ、デザインはFeri好みではありませんが‥

最後の写真は「Krems Wachan Express」。ただ、これを見かけたのはKremsではなく、ウィーン市内のMeidling。クリスマスの時期なので、出張してきたのでしょう。

こちらでは、この手のものがお好きな方が多いのでしょうかね。

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