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December 2016

December 31, 2016

2016年のオペレッタ観賞を振り返って

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2016年を振り返ってみると、最も大きなニュースは、オーストリア航空の日本線撤退だと思います。永年、オーストリアに住んでいるFeriの友人も愛用していた路線だけに、その影響は大きいものがありました。

オーストリアにとって、日本の立ち位置が相対的に低下していることを感じる出来事だったと思います。

さて、今日は、当ブログのシルベスター恒例、「今年のオペレッタ観賞を振り返って」をお届けします。

2016年はFeriにとって「オペレッタ観賞で節目の年」になりました。すでに何回もご紹介していますが、フォルクスオーパーでのオペレッタ観賞通算200回を達成した年だからです。

さて、観賞回数ですが、フォルクスオーパーの来日公演を含めると、オペレッタ観賞は合計27回でした。

フォルクスオーパーが最も多く21回(日本公演を除きます)、このほかバーデン歌劇場(1回)、メルビッシュ音楽祭(1回)といったところです。

演目別は、鉄板オペレッタの「こうもり」が3回で、ゲネプロを含めると「会議は踊る」と「Axel an der Hinnelstur」、「サーカス妃殿下」も3回、観賞することができました。

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後は「伯爵令嬢マリッツア」、「白馬亭にて」、「ヴェネチアの一夜」、「乞食学生」が各2回、「Die gold’ne Meisterin」(バーデン)、「ヴィクトリアと軽騎兵」(メルビッシュ)という結果でした。

Feriのオペレッタの鑑賞実績ですが、2015年が24回、2014年が17回、2013年が25回、2012年が19回、2011年が19回、2010年が22回なので、最近では比較的多い方でした。

ちなみにフォルクスオーパーでのオペレッタ通算観賞回数は206回になりましたが、2015/16シーズン後半と2016/17シーズン前半にプレミア作品が集中したことが、フォルクスオーパー通いを加速させました。

何しろシーズンを跨いでいるとは言え、1年間でプレミア公演を4回観たのは、初めてですので‥ ご存じのようにフォルクスオーパーでは近年オペレッタの上演が減っており、新作が年に1本または2本というケースが大多数。

それだけに、今年は「新作に関しては大当たりの年」と言えます。

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December 30, 2016

悪天候時は立ち入り禁止です

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今日は「5区の公園の話題」をお届けしましょう。

このブログでも何回かご紹介している地下鉄U4のPilgramgasse駅に隣接して、地下鉄の上に建設された「Grünanlage Wientalterrasse」という公園の話題です。

面積670平方メートルで、ウッドデッキになっており、洒落た木製ベンチもあり、良い季節の時期は多くの人で賑わっています。

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何しろ川の上にありますから、視界も良く、日あたりも良好です。利用中の写真(1枚目と2枚目)は2016年9月に撮影したのものですが、皆さん、ベンチでくつろいでいるのがおわかり頂けると思います。

ところが、昨シーズン、冬期は入り口にチェーンが取り付けられて、入ることができなくなっていました。ただ、昨シーズンは、何の説明もなく、完全に冬期閉鎖なのかどうかがはっきりしませんでした。

一応、ウィーン市のホームページでは、この公園は24時間オープンしていることになっているのですが‥

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で、今シーズンですが、公園の前を通りかかったところ、写真のように金網のゲートでしっかりと閉鎖されており、転倒注意と立ち入り禁止と標識が取り付けられていました。

また、ゲートには、こちらでは珍しい説明文が掲げられていました。その文面は‥

「Bei Schnee,Eis Nässe und sonstigen widrigen witterungsbedingungen Benutzung verboten! Aus konstruktionsbedingten Gründen werden die Flächen nicht betreut!」

「デザイン上の理由から、路面が滑り止めの処理をしていません。そのため、雪や氷で濡れている場合、悪天候の場合は使用は禁止します。」といったニュアンスですしょうか。

写真をご覧になるとわかるように、ウッドデッキの滑り止めだけでなく、ウッドデッキが川の方向に傾斜しているため、転倒にリスクが高いと判断したのでしょう。

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December 29, 2016

野菜不足を補うには‥

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久しぶりに「ウィーンのキッチンから」をお届けしましょう。

アパートでの自炊は、外食に比べて、圧倒的にコストパフォーマンスが良いのが特長。とくに飲食店も休みになってしまうクリスマスなども安心です。

こちらではスーパーマーケットで日本ほど、総菜の販売は少ないのですが、それでも冷凍食品やチルド食品の種類も増えており、冷凍庫にストックしておけば、困ることはありません。

ただ、お借りしているアパートには立派なオーブンはありますが、電子レンジはないので、最近、こちらでも増えている電子レンジ対応食品はお手上げです。

正直、オーストリアのスーパーマーケットをのぞくとFeriが食べてみたい電子レンジ専用食品が増えているだけに、ちょっと残念。

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自炊の良いところは、最近、食が細くなってきているFeriにとって、自分が食べることができる量だけ作ることができるので、食材の無駄が少なくなる点も気にいっています。

反面、頭の痛い問題が「野菜を食べる量が少なくなること」でしょうか。

ただ、以前、食品の専門家の方とご一緒に仕事をしたことがあるのですが、カットしてある野菜は、繊維質は摂取することはできるものの、ビタミン類は大幅に減ってしまっているため、こちらは効果が期待できないというお話をうかがったことがあります。

また、カット野菜の量が多いため、結果として、食べきれずに廃棄というケースも‥

保存性に優れている瓶入りやパウチ入りのザワークラウトは愛用していますが、これだけでは、変化に乏しいですよね。

なお、繊維質については、Feriが気に入っているBirne(洋梨)で、ある程度、補うことができます。日本と異なり、輸入品を含めると、ほぼ年間を通じて販売されているので、嬉しい限りです。

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December 28, 2016

停留所のコマーシャル

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今日は「ちょっと変わったコマーシャルの話題」をお届けしましょう。

ウィーン市内にある路面電車やバスの停留所の一部には、簡単な屋根が付いた待合コーナーのようなものがあります。ガラスの壁で覆われている中には、金属製のベンチが設置されています。

路線案内図が掲出されている他、各種の広告が出ています。恐らく、広告収入で運営費の一部をまかなっているのだろうと思います。

通常はポスター形式の広告が多く、政党(特にウィーン市議会与党)の広告も見られます。ホイブル市長のイラストが入っているケースも多いですね。

さて、今年のアドベント、Rathausplatzに写真撮影に行った際、外回りの停留所で面白い広告を見かけました。

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Feriは、化粧品には詳しくないのですが(というか、あまり関心が無いのですが)、時々、コマーシャルなどで見かける印象的なボトルのメンズフレグランスです。

この商品ですが、JEAN PAUL GAULTIER(ジャン=ポール・ゴルチエ)というフランス生まれのブランド。Feriには無縁の世界ですが、日本にも輸入されており、一定の人気があるのでしょうね。

さて、写真をご覧になるとわかるように、壁が香水の瓶を並べたディスプレイになっているではありませんか。これにはびっくり。

金属製のベンチ後ろは、通常の大型ポスターですが、ウィーンで妻板が実物を並べたディスプレイになっているのは、初めて見ました。

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December 27, 2016

今シーズンは終了 フォルクスオーパーの「オズの魔法使い」

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ウィーンでは、今年のクリスマスは雪にはなりませんでした。比較的、過ごしやすい週末だったと思います。街では、シルベスターへの転換が急ピッチで進められています。

さて、「2016年最後となるフォルクスオーパー関連の話題」をお届けしましょう。

今日は、子供さんにも大人気のミュージカル「オズの魔法使い」シーズン最終公演です。ちなみに通算公演回数は44回でした。

昨シーズンまでは、同公演が始まると劇場正面に大きな「赤い靴のオブジェ」が飾られていましたが、今シーズンはありませんでした。

舞台装置や演出は、2015/16シーズンと全く同じです。Feriが観た日は、子供さんを対象としたマチネだったので、ほぼ満席。当然、客席は賑やかなこと‥ 

当日の指揮は、Wolfram-Maria Märtigさん。主なキャストは、以下のとおりです。

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-Dorothy Gale(ドロシィ):Franziska Kemnaさん

-Toto, ihr Hund(愛犬トト):Daniel Jeromaさん

-Tante Em/Glinda, die gute Hexe des Nordens(エム伯母さん/善良な魔女グリンダ):Regula Rosinさん

-Onkel Henry/Wächter in der Smaragdstadt(ヘンリー伯父さん):Gernot Krannerさん

-Hunk/Die Vogelscheuche(農夫ハック/かかし):Peter Lesiakさん

-Hickory/Der Blechmann(農夫ヒッコリー/ブリキ):Oliver Lieblさん

-Zeke/Der Löwe(農夫ジーク/ライオン):Martin Bermoserさん

-Almira Gulch/Die böse Hexe des Westens(ミス・ガルチ/西の悪い魔女):Christian Grafさん

-Professor Chester Marvel/Der Zauberer von Oz(マーヴェル教授/オズの魔法使い):Boris Ederさん

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-Ensemble(アンサンブル):Lorna Dawsonさん

-Ensemble(アンサンブル):Eva Prennerさん

-Ensemble(アンサンブル):Bettina Schurekさん

-Ensemble(アンサンブル):Rita Sereinigさん

-Ensemble(アンサンブル):Thomas Huberさん

-Ensemble(アンサンブル):Maximilian Klakowさん

-Ensemble(アンサンブル):Christian Schleinzerさん

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December 26, 2016

Coffee Bike

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オーストリアでは、12月26日はStefanitag(聖ステファノの祝日)でお休みです。

ただ、今年は25日が日曜日になってしまった関係で、休みが一日少なくなってしまう計算になりますが‥(日本のように振替休日という制度はありませんので‥)。

ただ、この日を境にウィーンでは、アドベントモードから、シルベスターモードへの転換が急ピッチで始まります。

クリスマス市を撤去し、シルベスター用の飾り付け、仮設舞台やヒュッテの設置が急ピッチで祝日返上で行われます。

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今日は「移動屋台の話題」をお伝えしましょう。

最近、ウィーンの各種イベントなどで小型三輪自動車Piaggio Apeを改造した「Espresso Mobil」を見かけるようになりました。

荷台に本格的なエスプレッソマシンを搭載しており、薫り高いEspresso、Cappuccinoなどのカフェを提供しています。

基本的にテイクアウト(Coffee to go)なので、皆さん、気軽に立ち寄っています。

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荷台の扉が跳ね上げられて屋根代わりになるという可愛らしいデザインの三輪自動車も人気があるようです。

なお、電源に関しては、車体が小型で発電機を搭載できないためか、外部から電源を確保しています。

今日、ご紹介するのは、「Espresso Mobil」の強力なライバル「Coffee Bike」です。基本的には「Espresso Mobil」と同じく各種のカフェや軽食、お菓子などを提供するのですが、何と車両が三輪自転車なのです。

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ただし、荷台を押す形になるため、荷台のある方が前方で二輪、ドライバー兼バリスタが乗車する後部が一輪です。

観察したところでは、荷台にある店舗部分は木製で、「Espresso Mobil」のように簡単に移動して営業を行うような構造にはなっていません。

写真をご覧になるとおわかりのように、屋根もテント形式になっており、恐らく現場に展開してから、実際に営業を開始するまでには、ある程度の時間がかかると思われます。

しかし、厨房の設備は本格的なのは、写真からもおわかり頂けると思います。

移動する時の姿もぜひ観たかったのですが、営業中でしたから、叶いませんでした。

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December 25, 2016

この時期に思い出すこと‥

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24日、オーストリアではORF2が好例の「Licht ins Dunkel」を朝から放送していました。

恵まれない人たちへの募金番組ですが、政治家をはじめ、各界の有名人が電話オペレーターとして登場して、一般視聴者からの寄付申し込み電話を受け付けるものです。

また、スタジオからは歌手などがチャリティーとして出演し、自慢の歌を披露します。

番組中、テロップには募金者の名前と募金金額が随時、表示されます。さて、今年は、最終的にどれくらいの金額が集まるでしょうか。

そして、24日の23時55分から、バチカンで行われた「Katholische Christmette mit Papst Franziskus」が生中継されました。カトリックの国らしい番組と言えるでしょう。

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さて、Feriがウィーンに居る場合、12月25日Christtagは、朝、教会の礼拝に出かけています。この記事は、予め作成したものを、タイマー更新しているので、まだ24日ですが(笑)。

以前はSt.Stefanの礼拝に参列していましたが、観光客の数が増えてしまったこともあり、最近は地元の教会へ行くケースが増えてきました。

日頃は空席が目立つ地元の教会も、12月24日の夜と25日の朝に関しては、かなり信者の方が集まります。

カトリックとプロテスタントでは、平素、礼拝で歌われる賛美歌が異なりますが、クリスマスの時だけは、同じ賛美歌が歌われます。

そして、このブログでも何回かご紹介しているように、12月24日の深夜に執り行われるミサの締めくくりは、オーストリアが誇る賛美歌「きよしこの夜」(Stille Nacht)です。

伴奏の様式は様々ですが、Heiligabendに聴く、Stille Nachtは、何とも言えないものがあります。

ところで、ミスター・オペレッタの異名をとるKS Harald Serafinさんが、12月24日に、85歳のお誕生日を迎えました。おめでとうございます。

Heiligabendがお誕生日とは、Feriは知りませんでした。お恥ずかしい限り‥

さて、今日はクリスマスなので、昔の思い出話を一つご紹介しましょう。私的なお話ですが、ご容赦ください。

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Feriが始めてオーストリアを含むヨーロッパへ旅行したのは、今から35年以上前のことです。最初からツアー利用ではない個人旅行でしたが、さすがに1人では不安なことも多く、友人と一緒に回っていました。

それぞれ、会社も仕事も異なるため、スケジュール調整が大変だったのですが、1990年頃までは、一緒に旅行をしていました。

その後、友人が結婚した後、1992年に友人ご夫婦と一緒に年末年始をヨーロッパで過ごそうという計画が持ち上がりました。

友人ご夫婦とは、その前にも夏にオーストリアを旅行していますが、年末年始は、もちろん始めてです。

Feriも、クリスマスにはオーストリアを訪れたことはありましたが、シルベスターの経験は無かったので、さっそく計画を立案。以前、ご紹介したイタリア人の友人宅も訪れることになりました。そして、航空券などの手配を行いました。

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計画がまとまって、出発まで2ヵ月を切った1992年11月中旬、Feriの父親が入院したという連絡が母親から入りました。

今まで病気とは無縁だった父の入院ということで、正直、びっくりしました。当初は、たいしたことは無いだろうと思っていたのですが、検査の結果、末期の膵臓ガンであることがわかりました。

最近、日本で放送されている医療系のテレビドラマでは、膵臓ガンがテーマに取り上げられることが多いようですが、膵臓ガンは発見が極めて難しく、発見時には手遅れになっているケースが多いそうです。

父親の場合も、正にそのパターンで、発見時にはすでに根本的な対処ができない状況でした。

当初は自宅近くの病院に入院しましたが、看病に当たる母親への負担も考慮し、大病院へ転院することに‥ 主治医と相談の結果、無理な延命治療は避けて、本人への負担が軽減できる治療方針を立てました。

しかし、父親の入院期間が、どの程度になるのか全く予想ができないため、楽しみにしていた友人夫婦との年末年始ヨーロッパツアーは、残念ながら参加を断念せざるを得ませんでした。

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December 24, 2016

12月24日の営業時間雑感

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日本では12月23日が「天皇誕生日」で祝日のため、週末が三連休という方も多いのではないでしょうか。

最初に「余談」から‥ Feriはウィーンのアパートにいるとき、キッチンに家主さんが置いてくれているラジオを付けているケースが多いのですが、この時期は、クリスマスソングを良く流しています。

しかし、不思議に感じるのは、ドイツ語のクリスマスソングよりも、アメリカのクリスマスソングが多いということです(もちろん、英語で歌っているもの)。

もちろん、ドイツ語版の楽曲も流れますが、圧倒的にアメリカの音楽が多いような気がします。そう言えば、クリスマス市に流れている音楽も同じ傾向がありますね。やはり、アメリカ文化への憧れみたいなものがあるのでしょうかね。

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今日は「12月24日の営業時間の話題」をお届けしましょう。

日本では、当たり前かも知れませんが、12月24日に営業時間を切り上げるお店や飲食店は見たことがありませんが、キリスト教徒の方が多いこちらでは、今日は「大切な日」なので、営業時間を早めに切り上げるのが一般的です。

皆さん、早めに仕事を切り上げて、家庭に戻り、ご家族と一緒にゆっくり過ごすのが、こちらの生活習慣になっています。

そして、オーストリアの場合、深夜に教会で行われるミサに参列する信者の方も、まだまだ多いようです。

なお、飲食店の中には、12月24日を全面休業にしてしまうところも存在します。また、クリスマス当日の12月25日に関しても、午前中は休業とし、午後から営業開始というところが多いようです。これはファストフード店でも同様です。

そのため、以前に比べると24日の午後になって、食事に困るというケースは減ってきましたが、それでも夜になると、外食ができる場所を探すのは、それなりに大変だと思います。

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December 23, 2016

クリスマス市のお食事もの色々

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12月19日は、スイス、トルコ、ドイツで連続してテロ事件が発生しましたが、平穏にクリスマスを迎えることができることを祈るばかりです。

さて、今日は気を取り直して、「クリスマス市で見かけるお食事もの」の話題をお伝えしましょう。

11月に「揚げパンLangosの話題」をお伝えしましたが、今年もクリスマス市では、大勢の皆さんが召し上がっていました。

当たり前ですが、それ以外にも色々なスナックを販売しています。いずれもアドベントの時期限定というものではありませんが、クリスマス市でお食事をするため、手軽に召し上がれるものが多いようです。

今はクリスマス市で喫食をすることはほとんど無くなったFeriですが、以前は、色々と食べていました。そんなお食事ものをご紹介しましょう。

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最初にご紹介するのはBauern-Schinkenfleckerl。「農家の」という名前がついているので、いわゆる「田舎料理」の一つなのでしょうね。

写真をご覧になればわかるようにFleckerlというパスタを使った料理です。本来はシンケンと卵を混ぜたものとあえてから、金属製の容器に入れ、オーブンで焼くのが正式な作り方のようです。

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ただ、クリスマス市のヒュッテでは、そのような面倒なことはせずに、単純にあえて炒めているだけのようでした。

次はSpeck-lauch-Kräuternockerl。これもパスタを使ったお料理です。

ネギが入っていたような記憶があります。基本的にスタンディングでも食べやすいショートパスタ系の料理が多いような気がします。

このほかスナックとして登場するのがジャガイモを使ったお料理。

代表的なものはジャガイモを付加してソースをかけたOfenkartoffel。熱々なので、この時期にはピッタリかもしれません。

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December 22, 2016

「Die Zirkusprinzessin」セカンドクルーの仕上がりは

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実は、「クリスマスグッズよもやま話」の番外編として、当初、今週、オーストリアとドイツのクリスマス市の違いをご紹介する予定で、記事を準備していました。しかし、ベルリンの事件が発生して、記事を掲載する気持ちがなくなってしまいました。

ドイツでは、「テロに屈しない」という姿勢から、厳戒態勢でクリスマス市が再開されたようですが、Feriの方は、ドイツ編については、今シーズンはお預けとします。

さて、3回に渡ってお届けした「Die Zirkusprinzessin」(サーカス妃殿下)Premiereレポートですが、さっそくセカンドクルーが起用された公演が行われました。

Premiere組との比較は、興味津々。という訳で、今日はDie Zirkusprinzessin」のセカンドクルー・バージョンの仕上がりをご紹介しましょう。オペレッタにご興味のない方には申し訳ございません。

まず、指揮は、Alfred Eschwéさん。主なキャストは、以下のとおりです。

-Fürstin Fedora Palinska(フェードラ・パリンスカ):Ursula Pfitznerさん

-Prinz Sergius Wladimir(ゼルギウス・ウラジミール公):Kurt Schreibmayerさん

-Graf Saskusin;Nicolaus Haggさん

-Baron Peter Brusowsky, Adjutant des Prinzen:Georg Wacksさん

-Direktor Stanislawski(サーカスの団長スタニラフスキー):Gerhard Ernstさん

-Mister X(サーカスの花形曲馬師):Szabolcs Bricknerさん

-Miss Mabel Gibson(メイベル・ギブソン、女性曲芸師):Elisabeth Schwarzさん

-Carla Schlumberger(カルラ・シュタインベルガー、カール大公ホテルのオーナー):Elisabeth Flechlさん

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-Toni Schlumberger(トニ、カルラの息子):Michael Havlicekさん

-Pelikan, Oberkellner(ペリカン、ホテルの老給仕長):Robert Meyerさん

-Ein Bolschewik / Ein Gast:Maximilian Klakowさん

-Barpianist(舞台上にピアニスト):George Freboldさん

-Akrobaten(曲芸師):Duo Aquarius

おわかりのように、主役2人と準主役2人が交代するという思い切ったキャスティングです。

セカンドクルーはバックアップの意味もあって、比較的安定した歌手を起用する傾向があります。

場合によっては、プレミア組よりも良いケースもあるだけに、期待は高まります(Feriや一部のオペレッタファンだけでしょうが‥)。

ここまでくると、正直、「病気」です(笑)。

まず、タイトルロールのフェードラの仕上がですが、セカンドクルーのUrsula Pfitznerさんの方が良かった気がしました。声もしっかり出ており、お芝居も良かった感じです。

もちろん、好みの問題があるので、Feriの評価を押しつけるつもりはありません。Ursula Pfitznerさんは、目が大きいので、目力があるのですよね。その点、オペレッタの場合、特をしている気がします。

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December 21, 2016

Wiener Linienが新路線図の販売開始

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ベルリンのクリスマス市にトラックが突っ込んだ事件は、テロ攻撃の可能性が高いことが当局から発表され、ドイツのみならず、オーストリアでも大きな波紋を呼んでいます。

シルベスターでは、多くの人が集まるため、オーストリアでも警戒が強化されると思います。

一方、ウィーンでは国立歌劇場の総裁人事(2020/21シーズン以降)の話題がニュースになっています。国立歌劇場の総裁人事は国の管轄で、現在、20名ほどの候補者がいるようです。

現在の総裁であるDominique Meyer氏は任期の延長を希望しているようですが、果たしてどうなることやら‥ なお、有力候補者の一人にオーストリア出身の音楽マネジャーBogdan Roščić氏の名前も挙がっているようです。

さて、今日は、「ウィーン市内の公共交通路線図の話題」をお届けしましょう。

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2016年5月8日の記事でウィーンの市内路線図が変わったという話題をお伝えしましたが、今日は、その続報です。

毎年、秋から冬になると路線図の改訂版がWiener Linienの案内所で販売されます。

あまり大きく改訂されている訳ではないので、前年のものでも十分利用可能ですが、お値段も安いので、Feriは新版を入手するのが習慣になっています。

先日、Wiener Linienの案内所を訪問して、有料の大きな路線図が欲しい旨を係員に伝えたところ、出てきたのが写真のもの。

アパートへ戻って広げてびっくり。2016年5月の記事で紹介した新しいデザインに変わっているではありませんか。

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December 20, 2016

撤去完了 「Bahnorama」

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ドイツ・ベルリンのクリスマス市に大型トラックが突っ込み、死傷者が発生したというニュースが入ってきました。テロなのか、事故なのかは調査中だそうですが、心配なニュースです。

このブログでもご紹介しているようにウィーンでもクリスマス市やシルベスター関連行事には、大勢のお客さまが集まりますので、警察当局も警備を強化することでしょう。

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さて、2016年9月25日の記事で、解体撤去が決定した展望タワー施設「Bahnorama」の「その後」をお伝えしましょう。

先日、ダイヤ改正で誕生したNightjetを見学に行った際、「Bahnorama」の様子も見てきました。

写真をご覧になると、おわかりのように「Bahnorama」のシンボルだった木製のタワーは完全に撤去されている他、関連施設も完全に無くなっていました。

当日は、複数の重機が入っていたので、整地作業を行っているところなのかもしれません。

しかし、この場所に「Bahnorama」があったことが信じられないような原状復帰ぶりです。
利用された皆さまの記憶に留まるだけになってしまいました。

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「Bahnorama」のあったエリアは、10区が主体となって再開発が計画されていますが、既存の建物があるため、実際の再開発はかなり先になりそうです。

一方、Hauptbahnhofの表玄関に隣接する場所では、大規模な建物の建設が本格化しています。Signa Holdingが開発主体となっており、オフィスや商業施設などが入居する予定になっています。

写真のように大型クレーンが数機設置され、これから建物本体の建設が始まるようです。当初の計画では2017年完成予定となっていますが、来年中にオープンするかどうかは、ちょっと微妙な気がします。

ところで、2016年4月、Hauptbahnhof Wien構内に「dieRadstation」という自転車関連施設がオープンしました。場所はバスターミナルの向かい側で、かなり広い施設です。

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December 19, 2016

フォルクスオーパー「白馬亭にて」今シーズン最終公演

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Adventもいよいよ4週目に入り、街中では大きなプレゼントをかかえた人を沢山見かけるようになりました。

ところで日本の友人から“クリスマスを前にコンビニエンスストアの中に、小さいザッハトルテを売り始めたところがあるよ‥というメールが来ました。何でも美味しいと評判になっているようです。

当然、期間限定、数量限定でしょうが、Feriが、その現場にいたら、講釈をたれたくなってしまったでしょうね(笑)。

記事の内容が前後しますが、12月7日、フォルクスオーパーの「白馬亭にて」(Im Weißen Rössl)が2016/17シーズンの最終公演を迎えました。当初、来週が最終公演の予定だったのですが、新演出の「Die Zirkusprinzessin」と演目が交代し、7日が最終公演となったものです。

今シーズンは、プレミアが行われた2015/16シーズンのような「怒濤の上演」はありませんでしたが、それでも比較的多く上演された方だと思います。

ちなみに最終公演の通算上演回数は37回でした。

さて、当日の指揮はLorenz C. Aichnerさん。主なキャストは以下のとおりです。

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-Josepha Vogelhuber(ヨゼファ):Sigrid Hauserさん

-Leopold Brandmeyer(レオポルト):Daniel Prohaskaさん

-Wilhelm Giesecke(ギーゼケ):FabrikantBernd Birkhahnさん
―Ottilie(オッティリエ):Mara Mastalirさん

―Dr. Otto Siedler(弁護士ジードラー):Alexander Pinderakさん

―Sigismund Sülzheimer(ギズスムント):Markus Meyerさん

―Prof. Dr. Hinzelmann(ヒルゼルマン教授):Erwin Ebenbauerさん

―Klärchen(クレールヒェン):Franziska Kemnaさん

-Der Kaiser(皇帝):Wolfgang Hübschさん

-Ketterl(皇帝の侍従):Franz Suhradaさん

-Der Piccolo(ピッコロ):Simon Fischerauerさん

-Kathi(ケティ、郵便配達人): Sophie Aujeskyさん

-Reiseleiterin, Braut/Fräulein Weghalter,/Mrs Portsmith(ツアーガイドなど):Helga Papouschekさん

-Bürgermeister(市長):Stefan Bischoffさん

-Kreszenz:Christian Schleinzerさん

-Lois:Oliver Lieblさん

-Bartholomä / Bräutigam:Frank Bergさん

-Franz(ケルナー、フランツ):Mathias Haninさん

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December 18, 2016

クリスマス市に登場した「Fotobox」

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今日は、またまた「クリスマス市関連の話題」をお届けしましょう。

最近は人混みが苦手になってしまったFeriは、クリスマス市もお客さまが集中するところは避ける傾向になっています。困ったものです‥

先日、フォルクスオーパーへ向かう途中、時間が早かったため、旧AKHで開催中のクリスマス市をちょっとのぞいて見ました。

金曜日の夕方だったので、大変な賑わいでした。ただ、ここは市庁舎前などに比べると、観光客の方が比較的少なくウィーン大学の学生さん(大学の構内ですし)や、地元の方が多いような気がします。

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例年とヒュッテや移動遊園地の配置が異なっているなぁ‥と思いながら散策していると「Fotobox」と書かれたヒュッテを発見。

日本で言うところの「プリクラ」に近い施設です。ただ、日本のプリクラが、イベントや、そのエリアの絵が入ったフレームを使っているのに対して、こちらは単純にヒュッテの中に証明写真撮影用のマシンを入れただけ。

ただ、背景についてはクリスマスらしさを演出するタペストリーが張ってありました。

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December 17, 2016

ドラマのような事件

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今日は、こちらで最近、話題になっているニュースをお伝えしましょう。

カザフスタンのラハト・アリエフ元大使が2015年2月、収監されていたウィーンの刑務所で自殺しているのが発見された事件がありました。

ところが、元大使の弁護士から依頼を受けて調査をしていた特別鑑定人が、最近になって「アリエフ氏は自殺ではなく、殺された可能性がある」とその鑑定結果を発表たため、大騒ぎになっています。

アリエフ元大使は、2007年にカザフスタンに戻っていた時、銀行のマネジャーを拉致した容疑でカザフスタン当局が起訴し、本人不在の裁判で有罪判決を受けたそうです。行方不明になっていたマネジャーは、結局、死体で発見されました。

カザフスタン側はオーストリアにアリエフ元大使の引渡を要求したようですが、オーストリアは拒否。しかし、2014年5月、オーストリアの検察は、同氏の身柄拘束を命令し、殺人容疑で収監されました。

2015年2月、独房に収監されていたアリエフ元大使が首つり自殺をしているのが発見され、死亡鑑定書も公表され、事件は幕を閉じました。

ただ、弁護人によると、カザフスタン当局が提出した証拠は信頼性が乏しく、裁判では無罪判決になる可能性が高いと述べています。それだけに自殺は考えられないという見方で、独自調査を進めていたようです。

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December 16, 2016

朗報 CityJetがS7系統に入りました

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今日は「鉄道の話題」をお届けしましょう。

現在、Flughafen Wienへの鉄道によるアクセスは、専用列車によるCAT、本線から乗り入れてくるÖBBの長距離列車(RailJetとIC)、それにS Bahn(S7)の3系統があります。

現在では基本的にÖBBの列車とS Bahnは同一料金ですが、「大人の事情」でCATを利用してもらいたいためか、空港内では盛んにCATのチケットを販売しています。

友人の話だと、バゲイジクレイムには自動券売機に加えて、有人のチケット販売ワゴンも巡回しているとか‥
ただ、お値段が一番高いのが玉に瑕。

CATを利用してもらいためなのか、今までS7の車両は、現在では最も古い4020型が使用されていました。

4020型は古い車両なので、バリアフリー対応になっておらず、プラットホームから乗るためには、デッキを上る必要があります。そのため、空港利用者にとっては、荷物の積み卸しが大変です。

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現在、S Bahnで広く使われているバリアフリー対応の4024型すら運用されていませんでした。

S7はHauptbahnhofは通らず、Mitte方面に行くため、本線系とは利用者のニーズが異なり、ある意味、CATと完全に重なることがネックになっていたのだと思います。

ところが12月のダイヤ改正を前に、増備が進む新型近郊型電車CityJet(4746型)がS7に投入されるようになりました。

まだ、主力は4020型ですが、4024型を飛び越して、一気に新型のCityJetが投入されたのは、正直、驚きです。

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December 15, 2016

よく考えた「雪だるま」

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恒例のクリスマスツリー市(Christbaummärkte)が始まりました。ウィーンでは300箇所近い場所で市が開かれています。

写真は、Feriが住んでいるアパートの近く、Margaretenplazに立っている市です。日本の「門松市」を思い出す風情ですね。

ところで、Adventの時期は、日本の「お歳暮商戦」と一緒で、各店舗とも売上向上に躍起になっています。

こちらでは、日本と異なり、クリスマスプレゼントは直接、渡すパターンが多いため、ホイリゲは連日、クリスマス・パーティの予約で満席です。

皆さん、ワインを召し上がりながら、プレゼントの交換。良いですねぇ。

さて、お店の方ではバーゲンも色々とやっていますが、販促活動も色々と工夫が見られます。

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今日、ご紹介するのは時々ご紹介するアパート近くにあるミニ・ホームセンター。様々なグッズを販売していますが、この時期になるとクリスマスプレゼント用の箱や電飾関連商品なども店頭に並びます。

最もクリスマスと関係ないハンガーやスリッパも店前の平台に乗っていますが‥

そんな中、入り口横に登場したのが「雪だるま」。手作り感あふれるもので、もちろん、売り物ではありません。

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December 14, 2016

大きく変わった「Christkindlmarkt am Rathausplatz」

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12日のウィーンは、この時期にしては珍しく朝からまとまった雨になりました。Feriは銀行に行く用事があったので、雨の中、出かけましたが、結構、濡れてしまいました。

こちらでは傘をささない人も多いのですが、今日は傘をさしている人を比較的多く見かけました。ちなみにFeriは、こちらでは雨や雪の日でも、基本的に傘をささず、帽子で対応しています。

さて、今日は「クリスマス市の話題」をお届けしましょう。

今シーズン、大きく様変わりしたのがヨーロッパでも最大規模を誇る「Christkindlmarkt am Rathausplatz」です。

前回もご紹介した公式案内図を、またお目にかけます。

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中央のクリスマス市は大きく変わっていませんが、ブルグ劇場側から見て、向かって左側に周回式のスケートリンク(Eislaufen)が開設されたことが大きな変化です。

実は市庁舎前のクリスマス市は、平日の昼間は学校の課外授業で地元の子供さんが訪れますが、基本的に地元の方は、あまり来場されないようです。それは、混雑が激しいから‥

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そのため、現在は、基本的に外国人観光客向けの催事と考えた方が良いかもしれません。

が、スケートリンクができて、その事情は一変しました。

こちらでは冬のスポーツとしてアイススケートは結構、人気があります(競技スポーツではなく、レジャーとしてですが‥)。

そのため、こちらには地元の皆さんが、家族連れで大挙して訪れています。チケット売場の混雑をご覧になれば、人気の程がおわかり頂けると思います。


ある意味、「クリスマス市+スケートリンク」は「禁断のコラボレーション」なのですがね。

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December 13, 2016

ÖBB「Nightjet」発進 ダイヤ改正レポート

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12月3日付けの記事でお知らせしたÖBBの「Nightjet」の運転が12月11日のダイヤ改正から始まりました。

改正初日、Hauptbahnhofへ出かけて様子を見てきましたので、レポートをお届けしましょう。オペレッタのプレミアレポートに続いて、ダイヤ改正のレポート。守備範囲が変に広いFeriらしいところです。

今回、ドイツ鉄道が運行していた列車を一部継承することになったため、車両をドイツ鉄道から譲り受けているという情報がありました。これは実際に列車を見ないと何とも言えません。

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Hauptbahnhofから出発するNightjetで、最も早いのは19時23分発のMilano行きのEN30233列車なので、まずは、こちらを見学。

8番線に入線した列車をチェックすると、残念ながらNightjet塗装の車両は全く連結されていませんでした。

ただ、ドイツ鉄道(DB)から譲渡された車両も連結されていました。車籍はÖBBに変更されていましたが、塗装の塗替が間に合わなかったのか「City Night Lien」のロゴが残っているものも‥

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このほか、国籍番号がDのままで、車籍がÖBBという車両も存在しました。これはリースの可能性が高いと思います。

何しろ空白期間をおかずに切り替えたため、「大人の事情」が色々とありそうな気がするNightjetです。

ちなみにÖBBのLiegewagenやSchlafwagenに関しては、従来の窓周りをグレーにした塗装の車両が連結されていました。

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その後、2本目の20時39分発のHamburg、Düsseldorf行きEN490列車を見学。この列車は「Auto & Motorrad am Zug」なので自動車を搭載してから7番線への据え付けられました。

ドイツ行きなので期待したのですが、機関車も含めて、こちらも新塗装車はゼロ。またまた空振り。

ただ、冬の時期にもかかわらず、最後尾の車運車には自家用車が搭載されていました。当初は、ここで新塗装車を見ることができたら撤収する予定だったのですが、中途半端なので、21時28分発のZürich行きEN466列車まで粘ることに‥

こちらは旅客専用の夜行列車で、やっとLiegewagenが2両、新塗装になっていました。

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December 12, 2016

「Die Zirkusprinzessin」(サーカス妃殿下)Premiereレポート(3)

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本編に入る前に12月11日の様子をお伝えしましょう。10日の土曜日は、気温も高く穏やかな1日でしたが、11日の日曜日は、一転、風が強い1日となりました。

それでもクリスマス市には、大勢のお客さまが来場していました。商売繁盛‥と言うところでしょうか。気温は、さほど低いわけではないのですが、風の関係で体感温度が低いような気がします。

寒くなるとPunschやGlühweinが美味しく感じますね。アドベントも3週目になり、教会のリースには3本目のろうそくが灯りました。

この日、こちらのカトリック教会では「Fest des Lichtes」というミサが行われました。

教会によって式次第は異なるようですが、基本的に子供さんを中心としたミサで、通常のパイプオルガンによる伴奏はなく、ギター伴奏で聖歌を歌うところが多いようです。

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また、鉄道ファンの方にとっては、ÖBBのダイヤ改正が気になるかもしれません。昨年は、優等列車が全面的にHauptbahnhofへ移行した記念すべきダイヤ改正でしたが、今年は小規模なものに留まっています。

この話題についても、後日、改めてお伝えする予定です。

さて、「Die Zirkusprinzessin」(サーカス妃殿下)Premiereレポート第3回は、出演者の仕上がりや、関連するトリビア情報です。

○歌手の皆さんの仕上がりは‥
まず、Feriの独断と偏見で出演者の仕上がりをご紹介しましょう。Feriは、基本的に今回の出演メンバーはお気に入りの人が多いのですが、キャスティングが良かった気がします。

まず、Mister XのCarsten Süssさんですが、最近、出演したオペレッタ作品の中では、最も良い仕上がりになっていたと思います。

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ご本人の気合いが十分に伝わってきました。特に、1幕で自分の身を振り返り歌う場面などは見事でした。実際、お客さまの反応も上々。

「伯爵令嬢マリッツア」のタシロよりも、仕上がりは上といった感じでした。セカンドクルーには、Szabolcs Bricknerさんが予定されています。

一方、お相手でタイトルロールの「サーカス妃殿下」ことフェードラ・パリンスカのAstrid Kesslerさんも、「伯爵令嬢マリッツア」のタイトルロールを歌っているので、カールマンものには慣れていると思います。

マリッツアの時にも感じたのですが、声はあまりきれいな方ではないようです。ただ、声は出ており、歌、お芝居ともに期待通りの仕上がりで、雰囲気も合っていたと思います。

マリッツアの時は、華やかさが弱いのが気になりましたが、本作品では役柄の設定もあって、その点は、あまり気になりませんでした。

こちらのセカンドクルーは同じく「伯爵令嬢マリッア」のタイトルロールを歌っているUrsula Pfiznerさん。甲乙付けがたいだけに、セカンドクルーも聴いてみたい気がします。

余談ですが、Astrid KesslerさんとCarsten Süssさんのコンビは、2014年3月22日の「伯爵令嬢マリッツア」のPremiereで、マリッツアとタシロという形で実現しています。同じコンビで別作品のPremiereで主役というのも珍しい気がします。

トニを演じたブッフォのOtto Jausさんは、今回がハウスデビュー(Hausdebüt)です。

ウィーン出身の方で、ウィーン少年合唱団に入団し、その後、キャバレーにも出演しています。経歴を見ると多才な方であることがわかります。

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December 11, 2016

「Die Zirkusprinzessin」(サーカス妃殿下)Premiereレポート(2)

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オペレッタにご興味のない皆さまは、時期が時期だけに“ウィーンは、今、どんな感じ?”といったことが気になっていらっしゃるかもしれません。

そこで、本編に入る前に、ちょっとだけご紹介。

12月10日の土曜日は、晴天に恵まれ、気温も日中10度程度まで上がったこともあり、そぞろ歩きには絶好の日になりました。

マスコミによると、市内は、今シーズン最高の人出になったそうです。今年からスケートリンクが併設された市庁舎前のクリスマス市の詳細は、後日、ご紹介しますが、電飾が大きく変わりました。

従来、クリスマス市の入り口にはリースを模した巨大なモニュメントが設置されていたのですが、通行の妨げになるためか、今シーズンから写真のようはゲートに変更。しかし、これが正解であったことは、写真ご覧になるとわかると思います。

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何しろヒュッテが多数のお客さまで隠れてしまうほどですから‥

また、土曜日は恒例のクリスマストラムに加えて、Mannerの貸し切り電車、一般の貸し切り電車(車内でパーティをやっているグループも見かけました)などがリンクを走っており、こちらも大変な賑わいでした。

今日は昨日に引き続き「Die Zirkusprinzessin」(サーカス妃殿下)Premiereレポート、第2回をお伝えしましょう。今日は第1幕の「サーカス会場の場面」が終わり、暗転で2幕前半に入るところから‥

○第2幕

第2幕は、オリジナルでは「6週間後、セルギウス公の館での舞踏会」という設定らしいのですが、今回はセルギウス公が主催した「狩猟の会」という設定。そのため、ロシアのアウトドアです。

まず、セルギウス公一行が銃を持って狩猟に出発する場面から始まります。ところで、今回の演出では、節目で記念撮影をする場面が沢山出てきます。当然、ここでも記念撮影。左の写真が、その場面です。

そこへ、フェードラやミスターXこと偽ロコソフ公がやってきます。二人とも屋外での狩猟に備えて白いコートを着ています。

舞台装置、特に大道具は大きく変わっていませんが、白樺を模した柱が上から降り、背景が森林に変わるため「館の前庭」といった雰囲気が出ています。

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フェードラが狩猟を通じて、次第に偽ロコソフ公に惚れ込んでいきます。我が意を得たりとほくそ笑むセルギウス公。

そこで、セルギウス公は、副官に、ロシア皇帝からの偽手紙をフェードラに渡すように指示を出すのでした。

休憩前は、ミスターXとセルギウス公、狩猟に参加するメンバーが加わって迫力ある合唱が披露されます。カールマンの作品らしい非常に印象に残るメロディです。

2幕の途中ですが、ここで休憩となります。ちなみに、ここまでの上演時間は1時間15分です。テンポが良いため、短く感じました。

○第2幕後半
休憩後は第2幕の後半から始まります。

オリジナルと異なり、2幕の前半では登場しなかったトニとマーベルが、遅れて狩猟会場へやってきます。他の参加者が、白い防寒用コートを着ているのに、トニはなぜか、舞踏会にでも参加するような正装をしています。

優男のトニは、猟銃を撃つのは得意ではないようです。そこへ、アムール虎が出現。二人はビビりまくります。

が、偶然、トニが撃った銃が虎に命中。彼女の前で良いところを見せていきあがるトニ。二人のやり取りにもご注目ください。

場面は館のサロンに変わります。と言っても、吊し物と照明で雰囲気を変えている訳ですが‥

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December 10, 2016

「Die Zirkusprinzessin」(サーカス妃殿下)Premiereレポート(1)

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2016/17シーズンのフォルクスオーパーではオペレッタの新演出上演は2作品。一つ目は意表を突いた作品、Ralph Benatzky作曲の「Axel an der Himmelstür」(アクセル、天国の扉の前で)でした。

大変、楽しい作品に仕上がっていましたが、いわゆる通常のオペレッタとは位置づけが違うため、Feriも戸惑った1人です。

そして、2作品目はカールマンの「Die Zirkusprinzessin」(サーカス妃殿下)です。

ところで、Feriが頭を悩ましたのは、邦題。カールマンの作品には作品名に「貴族の称号」が頻繁に登場します。本作品は「サーカスの女王」、「サーカス妃殿下」、「サーカスの王女」などの邦題が見られます。

ちなみに本作品は英語の場合、「The Circus Princess」と表現されるのが一般的。直訳すると「サーカス姫」になってしまう訳ですが、どうもニュアンスが違うようなので、Feriは「サーカス妃殿下」を使うことにしました。

まず、今回の指揮はAlfred Eschwéさん。肩に力が入らない指揮ぶりが好きです。また安定感は抜群ですね。
制作スタッフは、以下のとおりです。

-演出:Thomas Enzingerさん

-舞台装置:Peter Notz さん(Sam Madwarさんのアイデアによる)

-衣装:Sven Bindseilさん

-振付:Bohdana Szivaczさん

-照明:Sabine Wiesenbauerさん

-合唱指揮:Holger Kristen さん

左の写真は、Premiere恒例となっているカーテンコールに登場した制作スタッフ。今回は制作スタッフに対するブーイングはなかったようです。

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そして、主な出演者は、以下のとおりです。

-Fürstin Fedora Palinska(フェードラ・パリンスカ):Astrid Kesslerさん

-Prinz Sergius Wladimir(ゼルギウス・ウラジミール公):Kurt Schreibmayerさん

-Graf Saskusin;Nicolaus Haggさん

-Baron Peter Brusowsky, Adjutant des Prinzen:Georg Wacksさん

-Direktor Stanislawski(サーカスの団長スタニラフスキー):Gerhard Ernstさん

-Mister X(サーカスの花形曲馬師):Carsten Süssさん

-Miss Mabel Gibson(メイベル・ギブソン、女性曲芸師):Juliette Khalilさん

-Carla Schlumberger(カルラ・シュタインベルガー、カール大公ホテルのオーナー):Elisabeth Flechlさん

-Toni Schlumberger(トニ、カルラの息子):Otto Jausさん

-Pelikan, Oberkellner(ペリカン、ホテルの老給仕長):Robert Meyerさん

-Ein Bolschewik / Ein Gast:Maximilian Klakowさん

-Barpianist(舞台上にピアニスト):George Freboldさん

-Akrobaten(曲芸師):Duo Aquarius

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December 09, 2016

パワーアップ「Adventmarkt in der Remise」

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12月8日は「無原罪の聖母」の祝日でお休みでしたが、ウィーンの天気は曇りでした。今日は祝日なので、クリスマス・トラムの運転をはじめ、様々な行事が行われています。

短時間でしたが、「Adventmarkt in der Remise」を訪問してきたので、その模様をご紹介しましょう。

昨年からウィーン交通博物館(Remise)でも始まったAdventmarkt in。正直、昨年は初年度だったこともあり、十分な準備ができなかった感がありました。

2年目を迎えた今年は、昨年の反省を踏まえて(か、どうかはわかりませんが‥)、大幅にパワーアップしていました。

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まず、会場はウィーン交通博物館の構内ですが、昨年の会場がエントランス部分であったのに対し、今年は奥の広場に移動。専用のゲートも開設されました。

ヒュッテ(屋台)の数も増えて、クリスマス市らしくなりました。昨年と同じくヒュッテの番号は路面電車の系統板を模したもの。やりますね。

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昨年はクリスマス関連グッズを販売するヒュッテがなかったのですが、今年は魅力的なグッズを販売するヒュッテが出店し、形が整いました。

もちろんWiener Linienのブースが系統番号1なのは言うまでもありません。

今年から路面電車、バス、地下鉄を模ったオーナメントが販売されるようになりました。ちなみにお値段は12.9Euroとちょっとお高め。また、その他にも新作グッズが販売されていました。

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December 08, 2016

フォルクスオーパー「Wiener Comedian Harmonists」再見

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12月6日は「聖ニコラウスの日」でしたが、夕方、馴染みのホイリゲに言ったところ、テーブルの上に写真のような「お客さま向けのプレゼント」が準備されていました。

落花生の上はニコラウスとクランプスのチョコレートが‥ Feriはチョコレートは頂きませんでしたが、落花生をつまみながら美味しいワインを頂きました。

そして、今日12月8日、オーストリアは「無原罪の聖母」の祝日でお休みです。

以前は通常の祝日のように商業施設はすべてお休みでした。しかし、アドベントの時期で売上が上がるということから、最近では営業時間に配慮しながら、各商業施設も営業を行うようになりました。そんな中、今年、大手スーパーマーケットチェーンのBILLAが興味深い試みをはじめました。

それは、「12月8日は従業員と、その家族のための休業します」というものです。ある意味、規制緩和に逆行するような画期的な試み。ちなみに前日は安売りなども行っていたようです。

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日本では祝日が事実上、有名無実化している業界もあるだけに、考えさせられる施策でした。

ところで、8日は木曜日。土曜日が休みのところは、金曜日を休むと4連休になります。そのため、7日は列車なども混んでいたようです。

さて、今日はひさしぶりにフォルクスオーパーの話題をお届けしましょう。

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2013年6月に当ブログでもご紹介したユニークな活動を行っているアンサンブル「Wiener Comedian Harmonists」のコンサートが、12月6日に行われました。

ちなみに副題はEin bisschen Leichtsinn kann nicht schäden」となっていました。

まず、出演者ですが、2013年とは若干、変わっていました。

-Oleg Zalytskiyさん

-Gerhard Reitererさん

-Johannes Gisserさん

-Martin Thyringerさん

-Hermann Thyringerさん

-György Handlさん(ピアノ)

2013年に出演していたDritan LucaさんとRoland Winklerさんが交代したようです。

なお、MCはフォルクスオーパーのお偉いさんでもあるChristoph Wagner-Trenkwitzさんが務めました。

2013年のブログでもご紹介したように、、彼らは、いずれもウィーン国立歌劇場合唱団の現役メンバーで、1920年代ならびに1930年代に、ベルリンやウィーンのキャバレーで流行っていた音楽を再現するために結成されたグループ。

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ご存じの方も多いと思いますが、「ウィーン流キャバレー」は、いわゆる「小劇場」です。今でもウィーンには有名なキャバレーが営業をしていますが、残念ながらFeriのつたない語学力では、その魅力を十分に堪能できないため、観に行ったことはありません。

さて、「Wiener Comedian Harmonists」ですが、当時のキャバレーの雰囲気を再現するコーラスグループなので、歌い方も独特。

また、必ずしもコーラス用の楽曲がセレクトされている訳ではなく、オペレッタのアリアや、歌詞のない吹奏楽の曲なども上演されました。

今回は、今シーズン、フォルクスオーパーでプレミアが行われたオペレッタ「会議は踊る」から名曲“Das gibt’s nur einmal”、レハールの「微笑みの国」から“Dein ist mein ganzes Herz”が登場。オペレッタファンのFeriもご機嫌です。

また、驚いたのはアメリカの行進曲“Strs & Stripes”(星条旗よ永遠慣れ)をアカペラで演奏したこと。楽器の演奏を模した歌い方もあり、会場は大爆笑でした。

前半は12曲、休憩を挟んで後半も9曲、演奏されました。

全員、合唱団のメンバーなので声量などに不安がないと思うのですが、前回、Feriが見たとこと同じく、ワイヤレスマイクを使っていました。

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December 07, 2016

RailJetの“Kinderkino”拝見

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昨日、12月6日は「聖ニコラウスの日」でした。

ミトラに祭服という司教の扮装をしたニコラウス役の男性と、赤い装束に身を包んだ悪魔役の若者が一組になって、家々を回ります。

オーストリアの場合、悪魔の代わりに「クランプス(Krampus)」と呼ばれる「伝説の妖怪」が同行します。風体は日本の「なまはげ」に似ているようですが、Feriは本物は見たことがありません。

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ニコラウスは良い子には、自分の袋からプレゼントを出して与えますが、悪い子には、悪魔が、カラの袋に放り込んで地獄へ連れて行くと脅すそうです。

クランプスは、子供を拉致するのではなく、木の枝で悪い子を叩くとか‥オーストリアの地方では、このような行事が今でも行われているようです。また、ウィーンでも病院などの施設では、患者さんを励ますために実施しているところもあるようです。

さて、今日はFeriお得意の「鉄道の話題」をお伝えしましょう。12月11日のダイヤ改正からRailJetの運行が教化されますが、それに合わせて車内のサービスも充実します。

その一つが、子供さん向けのサービスである「Kinderkino」。従来もICで実施していましたが、RailJetにも本格的に導入されることになったものです。

たまたま所要があってWien Hauptbahnhofへ行った際、Kinderkinoを装備したRailJetが停車していたので、ちょっと見学。

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設備があるのは、機関車の次位に連結されている2等車で、場所は車端(機関車側)でした。

個室があるIC用客車に比べて、RailJetの2等車はオープンタイプの客室なので、この手の設備を増設しづらいのが難点。

そこで、今回、一般のお客さまへの影響が少ない車端部分に設置したものと思われます。なお、向かい側は荷物置き場になっています。

コーナーには壁にLEDモニターが埋め込まれており、ビデオが常時放映されていました。興味深いのはビデオを見るための席。

写真のように階段状の席が3段、設置されていました。ここに座って「仲良く観てね」というニュアンスのようです。

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December 06, 2016

クリスマスグッズよもやま話(その4)

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大統領選挙も終わって、やっと本来のアドベントに戻るオーストリア。さて、今日は懲りもせず「クリスマスグッズの話題」をお届けしましょう。

今日は、一応、最終回。「その他編」です。

クリスマス市限定の商品ではありませんが、この時期、俄然、注目を集めるのがSchneekugel(スノードーム)です。

何しろ水が入った玉の中に雪を模したものが入っているので、この時期にはピッタリ。

当然、クリスマスバージョンも多数販売されています。何しろ「Das Orignal Seit 1900」ですから、他国に比べて気合いの入り方が違います。

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当然、クリスマス市でも専門の屋台が出店しており、雰囲気を盛り上げています。観光客の皆さんにも人気のアイテム(というか地元の人は買わないのかな‥)なので、簡単に探すことができると思います。

しかし、店頭に沢山並んでいるSchneekugelは壮観ですね。

なお、他のクリスマスグッズと併売している屋台も、時々見かけますが、お買い求めになる場合は、専門店の方が種類も豊富で、楽しいと思います。まぁ、気に入った商品が見つかったら、すぐに買うのが吉ですが‥

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December 05, 2016

S Bahnに新駅できます

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日本でも大きく報道されているので、ご存じの方も多いと思いますが、12月4日に行われたオーストリア大統領選挙の再選挙ですが、最終的に「緑の党」前党首アレキサンダー・バン・デア・ベレン氏が対抗候補者「自由党」のノルベルト・ホーファー氏を破り、大統領に選出されました。

意外と差が開いたような感じもしますが、“ヒトラーの再来”と煽りまくったマスコミの皆さんは、一安心でしょう。

これで、静かなアドベントに戻りますね。

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さて、今日は12月11日に予定されている「ダイヤ改正に関する話題」をお伝えしましょう。

先日、「Nightjet」の話題をお伝えしましたが、それ以外ではRailjetの車両が増備され、Wien-Salzburg間のICがRailjetに置き換えられることになりました。

また、Graz Hbf発着のRailjetで Flughafen Wienへ乗り入れる列車が6往復設定されることになりました。これも大きな時代の変化ですね。Railjetについては、列車内でのサービスが拡充されることになっています。

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このほか、昨年のダイヤ改正時に登場した新しい近郊型電車「Cityjet」が増強されます。

そんな中、ウィーン市内にS Bahnの新駅が開業することになりました。

路線はS3で、新駅はBrünner Straßeで、場所は図のようにFloridsdorfに隣接するところです。

実は、この場所には現在、Krankenhaus Nord(北病院)の整備が進められており、病院へのアクセスのために新駅が開設されることになったものです。

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December 04, 2016

クリスマスグッズよもやま話(その3)

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昨日は「ÖBB“Nightjet”の話題」をお届けしましたが、今日は凝りもせず「クリスマスグッズよもやま話」です。

こちらのクリスマス市では、いわゆる観光客向けのグッズに加えて、こちらの生活習慣に合わせた商品も多数、販売されています。今のFeriは、こういった商品の方に「心が動く」のですが(笑)。

まず、アドベントの時期になると、花屋さんの店頭が賑やかになります。そう、クリスマス用のリースが多数、販売されるためです。

このブログをご覧になっている方は、ご存じのように、こちらではアドベントの1週ごと、ろうそくに火を灯すのが習慣になっています。

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そのため、4本のろうそくをセットできるリースを大量に販売しています。

消防当局では、アドベントの時期に火災が多発するため、ろうそくの使用には注意を呼びかけていますが、やはり伝統に根ざした行事だけに、簡単にLEDを含む電飾に変わる訳にはいかないようです。

実際、Feriもろうそくの方が雰囲気があって好きです。なお、4本のろうそくをセットできるリースがポピュラーですが、中には中央に1本セットできるタイプも販売されています。

今はアパートで生活をしているので、このリースを買い求めて、雰囲気を盛り上げることも可能ですが、一人でやっても、寂しくなるだけなので、リースはパス。

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December 03, 2016

2016年冬ダイヤからÖBB「Nightjet」誕生

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本題に入る前に、明日、12月4日はいよいよオーストリアの大統領再選挙です。本来ならば、とっくに決まっていた新大統領。

「大人の事情」で再選挙となった訳ですが、その間にアメリカではトランプ氏が次期大統領委決まるなど、世の中が大きく動きました。

今回も接戦が予想されているだけに、結果が出るのは12月5日の深夜(または、12月6日)になることでしょう。

今日は「クリスマスグッズの話題」を離れて、「鉄道の話題」をお伝えしましょう。

日本でも大きく報道されましたが、2016年12月のダイヤ改正に合わせて、ドイツ鉄道(DB)では、夜行列車の全廃を決めました。

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ヨーロッパでは、国鉄民営化に合わせて、上下分割方式が採用されたため、他国の鉄道会社が列車を運行することが可能になりました。ÖBBの路線上を走るWestBahnなどが、その代表でしょうか。

さて、DB(ドイツ鉄道)の夜行列車廃止を受けて、名乗りを上げたのが、我がÖBBです。

Feriは、正直、実現するのかどうか半信半疑だったのですが、12月11日のダイヤ改正を前に、ÖBBが継承する夜行列車「「Nightjet」」の概要が発表されました。

しかし、夜行列車にjetの名前を付けるとは予想もつきませんでした。まぁ、ÖBBの気合いが感じられる愛称名ですね。

運行される区間は、系統図をご覧頂くのが最も早いと思いますが、基本的には運行区間の一部にオーストリア国内が含まれていますが、Hamburg-Berlin-Zürich間のように他国内だけを走る列車も存在します。

Wien-Dresden-Berlin間(EN40406/EN40477)のように、オペレッタやオペラの梯子向きの列車も存在します(笑)。

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December 02, 2016

クリスマスグッズよもやま話(その2)

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昨日に引き続いて「クリスマスグッズの話題」をお届けしましょう。

昨日は「クリスマスグッズの王道」とも言えるオーナメント編をお伝えしましたが、今日は「置物編」です。

Feriが、クリスマス市で意を決して購入した「大物」の一つは、陶器製の建物です。

内部にろうそくや電球を入れるもので、店頭のディスプレイを見て、どうしても欲しくなってしまいました。元々、こちらの古い街並みが好きなFeriにとっては、魅力的なアイテムです。

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とくに夜のとばりが下りてからのクリスマス市で、この建物を見ると、非常に魅力的です。

実は、Feriが、最初に「陶器製の家」を見たのは本家ドイツ・ニュルンベルクのクリスマス市でした。この時は、小型の民家を一つ買い求めました。

しかし、その後、ウィーンの市庁舎前を散策している時、陶器製の家を豊富に揃えている屋台がありました。色々な家を組み合わせることで、街のジオラマができるという仕組みです。

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こちらの雰囲気が良く出ており、単独で置いても、なかなか良い雰囲気です。

その中で、Feriが欲しかったのは教会。尖塔にねぎ坊主が就いているタイプです。チロル地方などで、よく見かけますね。

ただ、当時から荷物が非常に少なく、9.11前はキャビンバゲージだけで移動していたため、どうやって日本へ持ち帰るか、考えてしまいました。

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December 01, 2016

クリスマスグッズよもやま話(その1)

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こちらもアドベントに入ったので、今日は「クリスマスに関する話題」をお伝えしましょう。

このブログを長くご覧になっている方は、ご存じかも知れませんが、亡きFeriの父親は、戦争から戻ってからキリスト教徒(プロテスタント)になりました。

プロテスタントは、派手な飾りは行わないのですが、なぜか凝り性の父親は、クリスマスの飾りに関しては、気合いを入れていました。

モミの木を庭に植えて、クリスマスの時期だけ掘り起こして、居間に設置。豆電球による電飾やオーナメントを取り付けて、こちら並みの見事なクリスマスツリーを作っていました。

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その影響なのか、Feriもクリスマスの飾りに関しては、昔から興味があり、本場のこちらへ来るようになってから、色々と買い求めています。

中には、こちらならでは‥というグッズも多く、クリスマスグッズファンにとっては、お財布の紐が緩くなってしまい、頭が痛いところです。

最初にオーストリアのクリスマス市で、目に留まったのは豊富なオーナメント。大きく分けると、素材によって、金属、ガラス、木、その他に分けることができます。さすがにクリスマスツリーの本場だけのことはあります。

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この中で、金属製(真鍮製)のオーナメントは、当時、日本ではあまり見かけなかっただけに、最初の頃は、結構、買い求めていました。

実は、金属製のオーナメントには、大きなメリットがあります。それは、「薄くて壊れにくい」ため、日本へ持ち運ぶのが非常に楽なことです。それも、気に入った理由の一つ。

また、天使などをモチーフにした木製のオーナメントもお気に入りの一つです。

林業大国オーストリアらしく、木製のオーナメントも種類が豊富です。いわゆる彫刻スタイルと、板を加工したものがあります。

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