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December 25, 2016

この時期に思い出すこと‥

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24日、オーストリアではORF2が好例の「Licht ins Dunkel」を朝から放送していました。

恵まれない人たちへの募金番組ですが、政治家をはじめ、各界の有名人が電話オペレーターとして登場して、一般視聴者からの寄付申し込み電話を受け付けるものです。

また、スタジオからは歌手などがチャリティーとして出演し、自慢の歌を披露します。

番組中、テロップには募金者の名前と募金金額が随時、表示されます。さて、今年は、最終的にどれくらいの金額が集まるでしょうか。

そして、24日の23時55分から、バチカンで行われた「Katholische Christmette mit Papst Franziskus」が生中継されました。カトリックの国らしい番組と言えるでしょう。

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さて、Feriがウィーンに居る場合、12月25日Christtagは、朝、教会の礼拝に出かけています。この記事は、予め作成したものを、タイマー更新しているので、まだ24日ですが(笑)。

以前はSt.Stefanの礼拝に参列していましたが、観光客の数が増えてしまったこともあり、最近は地元の教会へ行くケースが増えてきました。

日頃は空席が目立つ地元の教会も、12月24日の夜と25日の朝に関しては、かなり信者の方が集まります。

カトリックとプロテスタントでは、平素、礼拝で歌われる賛美歌が異なりますが、クリスマスの時だけは、同じ賛美歌が歌われます。

そして、このブログでも何回かご紹介しているように、12月24日の深夜に執り行われるミサの締めくくりは、オーストリアが誇る賛美歌「きよしこの夜」(Stille Nacht)です。

伴奏の様式は様々ですが、Heiligabendに聴く、Stille Nachtは、何とも言えないものがあります。

ところで、ミスター・オペレッタの異名をとるKS Harald Serafinさんが、12月24日に、85歳のお誕生日を迎えました。おめでとうございます。

Heiligabendがお誕生日とは、Feriは知りませんでした。お恥ずかしい限り‥

さて、今日はクリスマスなので、昔の思い出話を一つご紹介しましょう。私的なお話ですが、ご容赦ください。

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Feriが始めてオーストリアを含むヨーロッパへ旅行したのは、今から35年以上前のことです。最初からツアー利用ではない個人旅行でしたが、さすがに1人では不安なことも多く、友人と一緒に回っていました。

それぞれ、会社も仕事も異なるため、スケジュール調整が大変だったのですが、1990年頃までは、一緒に旅行をしていました。

その後、友人が結婚した後、1992年に友人ご夫婦と一緒に年末年始をヨーロッパで過ごそうという計画が持ち上がりました。

友人ご夫婦とは、その前にも夏にオーストリアを旅行していますが、年末年始は、もちろん始めてです。

Feriも、クリスマスにはオーストリアを訪れたことはありましたが、シルベスターの経験は無かったので、さっそく計画を立案。以前、ご紹介したイタリア人の友人宅も訪れることになりました。そして、航空券などの手配を行いました。

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計画がまとまって、出発まで2ヵ月を切った1992年11月中旬、Feriの父親が入院したという連絡が母親から入りました。

今まで病気とは無縁だった父の入院ということで、正直、びっくりしました。当初は、たいしたことは無いだろうと思っていたのですが、検査の結果、末期の膵臓ガンであることがわかりました。

最近、日本で放送されている医療系のテレビドラマでは、膵臓ガンがテーマに取り上げられることが多いようですが、膵臓ガンは発見が極めて難しく、発見時には手遅れになっているケースが多いそうです。

父親の場合も、正にそのパターンで、発見時にはすでに根本的な対処ができない状況でした。

当初は自宅近くの病院に入院しましたが、看病に当たる母親への負担も考慮し、大病院へ転院することに‥ 主治医と相談の結果、無理な延命治療は避けて、本人への負担が軽減できる治療方針を立てました。

しかし、父親の入院期間が、どの程度になるのか全く予想ができないため、楽しみにしていた友人夫婦との年末年始ヨーロッパツアーは、残念ながら参加を断念せざるを得ませんでした。

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その後、父親は12月中旬に様態が急変し、12月21日に亡くなりました。

このブログでも何回がご紹介していますが、祝日などの関係もあり、葬儀は12月24日のHeiligabendとなりました。

プロテスタントでしたが、キリスト教徒であった父にふさわしい教会での葬儀になりました。友人も出発前の忙しい時間を割いて、葬儀に参列してくれました。本当にありがたいことです。

葬儀も終わり、一段落して振り返ってみると、結果として、父親の入院期間は、Feriの旅行予定期間と重ならなかった訳ですが、あの時点での旅行中止の判断はやむを得なかったと思っています。

友人夫婦が出発する日、葬儀参列のお礼を兼ねて、成田エクスプレスの出発駅である新宿駅まで、見送りに行きました。

友人夫婦はウィーンでシルベスターを過ごした他、イタリアの友人宅も訪問し、色々な思い出を作ることができたようです。

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その後、残念ながらお互いに仕事が多忙になってしまったこともあり、一緒にオーストリアやウィーンへ出かけることはなくなりました。

結果として、現時点では「最後のチャンス」を逃したことになります。しかし、そろそろ定年が近づくにつれて、元気な内に思い出の地を‥という話もチラホラと出てきています。

今の願いは、お互いが元気な内に、是非、Feriが贔屓にしているウィーンのホイリゲで、GRÜNER VELTLINERを飲みながら、ゆっくりと語り合うことです。

さぁ、2017年は、それが実現できるでしょうか。そんなことに思いを巡らしながら、Feriはクリスマスを過ごしています。

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