クリスマスグッズよもやま話(その3)
昨日は「ÖBB“Nightjet”の話題」をお届けしましたが、今日は凝りもせず「クリスマスグッズよもやま話」です。
こちらのクリスマス市では、いわゆる観光客向けのグッズに加えて、こちらの生活習慣に合わせた商品も多数、販売されています。今のFeriは、こういった商品の方に「心が動く」のですが(笑)。
まず、アドベントの時期になると、花屋さんの店頭が賑やかになります。そう、クリスマス用のリースが多数、販売されるためです。
このブログをご覧になっている方は、ご存じのように、こちらではアドベントの1週ごと、ろうそくに火を灯すのが習慣になっています。
そのため、4本のろうそくをセットできるリースを大量に販売しています。
消防当局では、アドベントの時期に火災が多発するため、ろうそくの使用には注意を呼びかけていますが、やはり伝統に根ざした行事だけに、簡単にLEDを含む電飾に変わる訳にはいかないようです。
実際、Feriもろうそくの方が雰囲気があって好きです。なお、4本のろうそくをセットできるリースがポピュラーですが、中には中央に1本セットできるタイプも販売されています。
今はアパートで生活をしているので、このリースを買い求めて、雰囲気を盛り上げることも可能ですが、一人でやっても、寂しくなるだけなので、リースはパス。
ろうそく関連では、クリスマス市の屋台でも、様々な商品が販売されています。代表的なものは、「ろうそく立て」です。
いわゆる金属製の燭台もありますが、周囲を飾りが入った板で囲ったタイプもあります。こちらは、小型のものも販売されており、教会でよく見かける金属製のカップに入ったろうそくを使います。
Feriも、以前、友人ご夫婦からクリスマスプレゼントとして、このろうそく立てをいただき、12月24日、アパートで火を灯し、友人の奥さま手作りのクッキーを頂いたことがあります。やはり雰囲気は最高ですね。
もちろん、ガラス製のろうそく立てもあります。こちらは、カップ状になっており、ろうそくを入れるとガスに描かれた模様から光が漏れるというもの。これは、非常にきれいで、人気があります。
最近では、観光客の皆さまからも人気があるためか、新製品も色々と出ています。変形バージョンとしては、上にプロペラがあり、ろうそくの熱による気流でプロペラについた飾りが回るものもあります。
「ろうそくの本場」らしく、様々なろうそくも販売されています。一つは、変形ろうそく。
例えば、ビアマグの形をしたもの。マグはガラス製ですが、ビアがろうそくになっているというもの。いわゆる冗談系のグッズですが、お酒好きの友人へのプレゼントには最適かも知れません。
最も、火を灯すのには抵抗がありそうですが(笑)。
このほか、香りのついたろうそくも多数販売されています。こちらも人気が高いようです。
もともとろうそく専門店が存在するお国柄ですから、ろくそくのバリエーションが多いのもよくわかります。クリスマス市で、色々なろうそくを探してみるのも楽しいと思います。
さて、荷物が少ないFeriにとっては「大物」があります。それが「ろうそくを入れて使うカンテラ」です。
クリスマス市でも様々な大きさのものが販売されています。Feriの場合、日本へ持ち帰ることが前提なので、小型のものです。
雰囲気が良いので、どうしても欲しくなりました。
ただ、例によって輸送の問題があるため、即決で購入できず、迷ったあげく、購入を決断。
こちらはカンテラ本体とスタンドが分離できるので、なんとかなりました。しかし、カンテラにはガラスが使われているため「陶器の建物」よりも壊れやすいので、当然、機内持ち込み手荷物で運びました。無事、日本へ持ち帰ったときには、正直、ほっとしましたね。
ただ、このカンテラの「本来の使い方」を知ったのは、最近になってのことでした。お恥ずかしい限り。
12月24日深夜のミサに参列した信者の方が、教会から、このカンテラに入れたろうそくに火を移して、自宅まで持ち帰るのですね。素晴らしい伝統です。
「クリスマスグッズの話題」は、まだまだ尽きません。続編をお楽しみに‥
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