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January 03, 2017

TANジェネレーター顛末記

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1月2日のウィーンですが、日中はまずまずの天気に恵まれました。は、こちらは祝日が1月1日だけなので、2日から平常モードです。

さて、今日は「インターネットバンキングの話題」をお知らせしましょう。

最近、日本も含めてインターネットバンキングが犯罪の被害に遭うケースが増えているため、各銀行ともに不正アクセス防止の対策を取っているのは、皆さま、ご存じのとおりです。

今までは、自分のインターネットバンキングに入るためには、ユーザーIDと登録した固定パスワードを入力するだけでした。そして、振込などの場合は、予め銀行から送られてきた乱数表から4桁のTANコードを入力します。

ちなみに4桁のTANコードは、乱数表の2桁の番号で画面上から指示されます。

新しい認証方式は、「ワンタイムパスワード」により、パスワードを変化させる方式です。

問題はワンタイムパスワードを、どのように提供するかという点です。

こちらでは、携帯電話のショートメールサービス(SMS)を使う方式が一般的で、予め登録してある携帯電話の番号に、ワンタイムパスワードが送られてきます。

このワンタイムパスワードが使える時間は限定されているのですが、これをパソコンでアクセスしたインターネットバンキングのサイトに入力すると、各種の手続きができます。

唯一の欠点は、アクセスする場所が「携帯電話の圏外」の場合は、お手上げという点です。

例えば、Feriが日本に戻っている際、オーストリアの銀行から振り込み手続きを行う場合、「携帯電話の圏外」なので、ワンタイムパスワードを入手することは困難です。つまり、振込ができない訳ですね。

これを補う手段がワンタイムパスワードを発生させる「TANジェネレーター」という小型の端末機です。

Img_2016_12_0121

以前、このブログで銀行から「TANジェネレーターが送られてきた」という話題をお伝えしましたが、Feriも、いよいよ運用を開始することにしました。

従来の固定パスワードでインターネットバンキングのサイトにアクセスし、「TANカードジェネレーター運用開始」の設定変更を行いました。

今回、送られてきたTANカードジェネレーターは、裏面に画像認識装置が埋め込まれており、パソコンの画面上に表示されるスロットマシンのような動画を読み取ります。

するとTANカードジェネレーターが登録され、以降、オフライン状態でもTANカードジェネレーターで発生させたワンタイムパスワードが有効になるという仕組みでした。

が、この仕組みには落とし穴があり、TANカードジェネレーターを有効にすると、以前に登録した固定のパスワードが無効になってしまうのです。

最初は、この仕組みがよくわからず、TANカードジェネレーターを有効にしたところまでは良かったのですが、SMSを受信できない日本でトライアルしたため、中途半端に登録されてしまい、結果として自分のインターネットバンキングの口座にアクセスできなくなってしまいました。

なお、こちらでは連続して3回パスワードを間違えるとインターネットバンキングの口座へアクセスできなくなります。
口座が凍結された場合の解除方法ですが、本人認証が必要なため、結構面倒です。

登録してある携帯電話の番号が銀行側で確認できる場合は、携帯電話でセンターに連絡すれば解除してくれるようです。

一番確実なのは、銀行の窓口へ赴いて身分証明書とバンコマットカードを提示の上、口座凍結を解除してもらい、新しいワンタイムパスワードを発行してもらう方法です。

という訳で、日本からウィーンへ戻った翌日、さっそく口座を持っているウィーン市内の某支店へ赴き、行員さんに口座凍結解除を依頼しました。

若干、時間がかかりましたが、本人確認も無事終了し、新しいワンタイムパスワードを印刷したA4版の用紙を手渡されました。

アパートに戻ってさっそく、このパスワードでアクセスしたところ、無事に自分の口座に入ることができました。

ここから、TANカードジェネレーターの再設定です。こちらに住んでいるうちならば、仮に再度、口座が凍結されても、すぐに解除が可能ですから、安心です(笑)。

SMSによりTANカードジェネレーターの登録に必要なTANコードの入手も無事終了し、登録が完了しました。

一旦、インターネットバンキングの画面をクローズして、再度、アクセスしたところ、理由はよくわかりませんが、「パスワードが違う」旨のエラーメッセージが‥

始まりました。トラブルが‥ 結局、再び口座が凍結されてしまい、翌営業日に再び銀行支店へ。

行員さんに訪問の理由を説明して確認してみたところ、行員さん曰く“口座は凍結されていないですよ”という意外な回答。

Feriがあっけにとられていると、行員さんがカウンターに備え付けられているパソコンで試してみませんかという言ってきました。

万が一に備えてTANカードジェネレーターを持参していたので、さっそく銀行のパソコンでチャレンジ。すると、あら不思議。TANカードジェネレーターで発生させたワンタイムパスワードで見事にアクセスできるではありませんか!
 
丁重にお礼を述べて、アパートへ戻り、自分のパソコンで再チャレンジしたところ、無事にアクセスできました。
何かシステム上の理由で、一時的に凍結されていたようです。


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