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February 15, 2017

インボラアップグレードよもやま話

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今日は「航空便の話題」をお伝えしましょう。

オーストリアと日本を往復する頻度が高くなった最近は、航空運賃が大きな負担になるので、最近は、もっぱらディスカウントYを愛用しているFeriですが、以前、何回かファーストクラスに搭乗したことがあります。

もちろん、フルフェア(正規料金)で乗れるはずもなく、航空会社側の都合でクラスが変更となる「インボラアップグレード」です。

海外旅行経験の多い方はご存じかと思いますが、航空会社では、予めキャンセルが出ることを想定して、多めに予約を入れています。

とくに団体旅行のお客さまが大量に入っている場合、直前まで利用人数が確定しないことがあります。ところが、出発の当日、予約のお客さまが全て来てしまうと、飛行機の提供座席数を上まわるオーバーブッキングが発生します。

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その際、他のクラスに振り替えて、対応することがあります。これがインボラアップグレードと呼ばれるものです。

具体的には絵コンミークラスから、プレミアムエコノミーやビジネス、ビジネスからファーストといったケースが多いようです。

なお、最悪の場合、クラス間調整でも全員が搭乗できない場合、別の日に振り替えるケースも出てきますが、この場合、ホテルの費用なども航空会社が負担してくれます。

どういう基準でインボラアップグレードのお客さまを選定するかは、航空会社によって異なるようですが、基本的には正規料金による個人利用のお客さまが優先される傾向があります。

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さらにマイレージ制度が導入されてからは、利用運賃よりも利用頻度の高い「上級会員」が対象となるケースが増えているようです。当たり前ですが、どのお客さまがインボラアップグレードの対象になるかは、公開されておらず、

過去の経験則で予測せざるを得ません。おおむね、団体利用のお客さまが集中する時期に発生することが多いようです。

なお、希に団体旅行利用者でも、インボラアップグレードが発生することがあるようです(Feriの友人が、過去に経験しています)。

Feriの経験では、チェックインの際、カウンターの係員が、どこかへ電話をすると、おおむねインボラアップグレードになります。

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その際、日系航空会社では、必ず“お客さま申し訳ございませんが‥”と上級クラスへアップグレードしたにもかかわらず、お詫びが入ります。

こちらは、内心、飛び上がらんばかりに喜んでいるのですが‥不思議な光景ですね。なお、海外のエアラインでは、こういったお詫びは聞いたことがありません。

このほか、早めにチェックインした場合、出発ゲートもしくはラウンジで対象者の呼び出しがあり、インボラアップグレードされるケースもあります。

また、ごく希に搭乗時、自動改札を通過する際、警告音が鳴って上級クラスの搭乗整理券が発券されるケースもあります。これが一番、サプライズです。

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Feriは、以前、ヘルシンキからウィーンへ向かう際、このケースを経験しました。

口腔期の場合、クラス毎のサービスが大きく異なりますが、インボラアップグレードでも上級クラスに搭乗してしまえば、正規の運賃で搭乗しているお客さまと全く一緒のサービスを受けることができます。

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ただ、客室乗務員は、部内用の搭乗者名簿で、どのお客さまがインボラアップグレードかは知っているそうです(もちろん、サービスに差はつけませんが‥)。

Feriが経験したインボラアップグレードで、一番すごい例はエコノミークラスからマイレージを使ってビジネスクラスにアップグレードしていた便で、当日、ファーストクラスになった例です。

2006年元旦のことですが、通常、アップグレードで上級クラスになった場合、インボラアップグレードの対象になりにくいのですが、なぜ、そのようになったのかは不明です。

機材はボーイング777-300ERでしたが、ファーストクラスは、Feriも含めて、いずれもインボラアップグレードと思われる乗客が2名。どこでも好きな席を利用して結構ですと客室乗務員に言われて、逆に困惑した記憶があります。

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また、オーストリア航空の直行便でもエコノミークラスからビジネスクラスにインボラアップグレードをしてもらったことがあります。

時期が8月で、エコノミークラスが団体のお客さまで込んでいたのが最大の理由だと思いますが‥

実は、この時、チェックインカウンターで非常口席をお願いしたのですが、すでに埋まっており、出発ロビーで係員に最終確認するように指示されました。

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出発ロビーのカウンターで係員に何回か、訪ねたところ、新しい搭乗券を手渡されました。てっきり非常口席が取れたと思って、よく見るとビジネスクラスの席でした。

ちょうど、誕生日のフライトだったので、オーストリア航空からの誕生日プレゼントになりました(笑)。

最近、日系航空会社は利益率の高いビジネスクラスに、機内の半分近いスペースをとるため、エコノミークラスの座席数が減る傾向にあります。

エコノミークラスの提供座席数は、ジャンボジェットが全盛期だった頃の半分程度だと思います。しかし、予約管理を緻密にやっているようなので、Feriは、最近はインボラアップグレードは経験しなくなりました。

最もマイレージ会員の資格が下がってしまっていることも、声がかからなくなった要因ですが‥なお、マイレージに関しては、原券のマイルになるのは、言うまでもありません。


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