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March 14, 2017

今シーズンもAnita Götzさんの魅力全開「Der Kongress tanzt」

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日本では、今日はバレンタインデーのお返しを送る「ホワイトデー」だそうですが、誰が考えたのでしょうね。スーパーマーケットやコンビニエンスストアの点灯には、ホワイトデー特設コーナーができているとか‥

オーストリアでは、3月14日は「普通の日」です。

さて、今日は「フォルクスオーパーで上演されているレパートリーオペレッタの話題」です。

2015/16シーズンにフォルクスオーパーでプレミアを迎えたオペレッタ映画を下敷きにした「Der Kongress tanzt」。

かなり個性的な演出ですが、心わくわくする展開はオペレッタらしい仕上がりです。

個人的な事情で、ちょっと凹んでいるFeriにとって、今、必要なのは、Anita Götzさん演じるChristelの前向きな姿勢です。

という訳で、凹んだ気持ちを立て直すため持ちため、再びフォルクスオーパーへ足を運びました(完全な言い訳ですね)。

指揮はChristian Kolonovitsさん。主なキャストは、以下の通りです。

-Metternich:Robert Meyerさん

-Pepi:Michael Havlicekさん

-Christel, Inhaberin des Handschuhladens zur schönen Schäferin:Anita Götzさん

-Zar Alexander von Rußland / Uralsky:Boris Ederさん
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-Bibikoff, Adjutant des Zaren:Thomas Sigwaldさん

-Komtesse:Ildiko Babosさん

-Wellington:Wolfgang Gratschmaierさん

-Talleyrand:Marco Di Sapiaさん

-König August von Sachsen:Axel Herrigさん

-General von Piefke, Preußischer Gesandter:Bernd Birkhahnさん

-Polnischer Gesandter:Franz Suhradaさん

-Schweizer Gesandter:Gernot Krannerさん

-Heurigensängerin:Agnes Palmisanoさん

-Finanzminister:Nicolaus Haggさん

-Bürgermeister:Fritz von Friedlさん

-Fürstin:Regula Rosiさん

-GräfinRenée Schüttengruberさん

-Vollzugsbeamter:Georg Wacksさん

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昨シーズンのプレミアとキャスティングは同じです。指揮者を含めて男性のオーケストラメンバーは、お揃いの白いジャケットをお召しになっています。

また、オープニング(後半を含む)の演奏時、オーケストラピットがジャッキアップする演出も健在です。もちろん、本編の演出もプレミアと変わりませんでした。

とにかく今日もAnita Götzさんの仕上がりが素晴らしかったですね。「彼女のためのオペレッタ作品」と言っても過言ではないかもしれません。

とにかくAnita Götzさんの魅力が十二分に表現されています。バレリーナと一緒になった前半の踊りが素晴らしい上に、ソロパートも魅力的。またまた彼女に元気をもらいました。ありがとう。

もちろんBoris Ederさんも申し分ない二役を演じていました。

短時間で入れ替わってお芝居を行う訳ですから、高い演技力が問われます。彼らしい素晴らしい仕上がりでした。

ご存じのように本作品では、各国首脳にソリスト(Bernd Birkhahn、Wolfgang Gratschmaier、Axel Herrig、Gernot Kranner、Ildiko Babos、Marco Di Sapia、Franz Suhradaの皆さん)を起用しているため、事実上、合唱団が出演していませんが、それを補って余りある素晴らしいコーラス。あの印象的なメロディも耳に残ります。

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当日、Feriの隣には小さな子供さんが座っていたのですが、各国首脳のコーラス場面では、ノリノリでした。将来のオペレッタ・ファンはこのように生まれるのでしょうかね。

Robert Meyerさんのメーテルニッヒも、いつもどおりで、策略家としての存在感を発揮していました。ただ、毎回、ご紹介していますが、何を演じてもRobert Meyerさんなのですよね‥最も、お客さまも、それをわかっていて観ている訳ですが。

そして忘れてはならない存在が、メーテルニッヒの部下であるPepi。メーテルニッヒの策略を成功させるため、裏方さんとして尽力する訳ですが、彼はChristelに思いを寄せているので、彼女の行動が気になって仕方がない訳です。

どこまでが営業用のサービスなのか、もしや本気で誰かを好きになってしまい、自分の元を離れてしまうのでは‥と心配でたまりません。政治とプライベートの狭間で、色々と心配事が多いPepi。しかも、Pepiの気持ちが、なかなか掴みきれません。

本作品ではブッフォのMichael Havlicekさんが務めていますが、Pepiに思いを寄せる姿が見事に再現されていました。

作本では、2人が結ばれたのかどうかは、はっきりしませんが、きっと「幸せは足元にある」ということで、最終的にはハッピーエンドになるのでしょう。

最近、見かけないThomas Sigwaldさんも、副官として良い味を出していました。

替え玉がバレないかとヒヤヒヤしている演技が真骨頂です。もっとオペレッタに出て欲しい歌役者さんなのは言うまでもありません。

フィナーレで、ホイリゲで失恋して落ち込んだクリステルが、明るい未来を信じて歩み出す場面は、今のFeriには最も必要なこと。

恋も仕事も新しい展開が待っている…というメッセージは、オペレッタにとって大切なことだと思います。

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公演がはね、劇場を後にした時、お客さまが「ただ一度だけ」を口ずさみながら家路についている姿が印象的でした。その中にFeriがいたのは言うまでもありません。

本来、ソアレのオペレッタを鑑賞した後は、アパートへ直行するのが定石なのですが、この日は、何故か、心が高揚していて、つい馴染みのホイリゲへGo。

大好きなGRÜNER VELTLINERを頂きながらオペレッタの余韻に浸り、明日から、また気持ちも新たに頑張ろうと決意したFeriでした。

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さて、ここでお知らせです。最近、オフィシャルのメディアが発売されなかったフォルクスオーパーですが、「Der Kongress tanzt」のオリジナルCDが発売になりました。

お値段は16Euroで、劇場の当日券売場で購入することができます。

映像作品ではありませんが、Anita Götzさんの歌や各国首脳の見事なコーラスを聴くと、舞台が脳裏に蘇ります。皆さまもお買い求め下さい。

ちなみに開演前、舞台上の字幕がCDのコマーシャルになっていました。だんだん商売熱心になってきましたね。


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