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March 05, 2017

Miniatur Tirolerland見学記(上)

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昨年12月にオープンしたユニークな屋内型テーマパーク「Miniatur Tirolerland」。鉄道と模型に興味があるFeriは見過ごすわけには行きません。しかも、アパートから徒歩10分と、これまた近い。

という訳で、先日、見学に出かけてきました。

前回の記事でご案内したように、営業は週末(金曜日~日曜日)の10時から17時に限られています。

場所そのものは比較的わかりやすいので、地図を目安に行けばすぐにわかります。建物には「Miniatur Tirolerland」という大きな看板が掲げられているので、迷うことはありません。

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さて、問題は入り口。木製の渋い扉に「Eingang」と書かれているので、ここが入り口だということはわかります。が、入ってびっくり。何とテーマパークのエントランスホールではなく、いきなりCaféの店内。

最初、Feriは「Miniatur Tirolerland」併設のCaféの入り口で、テーマパークの入り口は別にあるのでは無いか‥と考えてしまったほどです。

が、周囲に別の入り口はなく、Caféに入ると実は置くに「Miniatur Tirolerland」の小さなレセプションがありました。レセプションまでMiniです(笑)。

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レセプションには係員が常駐しており、ここで入場料を支払います。

また、コートや大きな荷物は無料で預かってくれます。当初、入場券が記念品になるのでは‥と楽しみにしていましたが、手渡されたのは普通のレシートでした‥ どうもCaféの会計と兼用しているようです。

入場料金は、すでにご案内しているように大人10Euroですが、Feriが訪問したときは建設の経緯やスタッフを紹介したMagazin(Miniatur Tirolerland建設のプロセスをまとめたムック)ができあがったようで、カウンターに積まれていました。

レセプショニストのお姉さん曰く“今日はMagazinが割引で10Euroです。一冊、いかがですか?”。

お姉さんのセールストークに負けて、この団体への寄付のつもりで購入しました。レセプションを通過して、カーテンが引かれた入り口から中に入ると、そこにMiniatur Tirolerlandが広がっています。

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第一印象は、“意外と狭いな”というものでした。その理由は、後ほどご紹介します。

Feriは土曜日の午後、訪問しましたが、来場者は家族連れや若いカップルが中心でしたが、いわゆるモデラー風の方も見学に来ていました。大体Feriのように熱心に写真を撮っているのはモデラー系のお客さまのようです。

ちなみに入り口がカーテンで仕切られている理由は、定期的に照明を変えているためです。お客さまの状況によって昼と夜の切り替え時間は変えているようですが、30分間隔が一つのタイミングのようでした。

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さて、館内は、四つのゾーンに分けられています(館内図はスケールではありません)。

メインはWiensbruckという架空の州都。ここは中央駅があり、基本的には都市部のジオラマです(右の写真)。

そして、奥が湖のある夏のリゾートエリアStinggs(左下の写真)。

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見学エリアを挟んでWiensbruckの向かいが冬のエリアFlzbühel。Flzbühelはクリスマス市と野外コンサートが最大の目玉です(右の写真)。

Flzbühelの土台部分は、バックヤードに当たる鉄道車両の留置施設になっており、ここから列車がジオラマに出発していきます。この留置施設もアクリル板で中が見えるように工夫されています。

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入り口の左側が別室になっており、ここには各種アトラクションがある遊園地がメインのÖrzl und Tirolerländer Bergkirtagです。

Tirolerländer Bergkirtagという名称が示すように巨大な遊園地とfestがメインです。

そして、Örzlの奥が現在、建設中の山岳エリアMösern

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当初、2017年完成予定でしたが、「大人の事情」で完成が遅れており、2018年にできあがるようです。そのためMösernエリアは半分までしか見学ができません。

また、Mösernの左側にはジオラマのコントロールセンターが設置されており、監視カメラ映像とコンピューター画面で列車や照明などを制御しています。

最初に笑ってしまったのが地名。Weinsbruckとは考えましたね。Wien+Innsbruckなのは、誰でもすぐにわかります。

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このように、オーストリアの人が実際の場所をイメージできるよう、適度に地名をアレンジしてあるところにユーモアのセンスを感じます。

皆さまも、どこの街をモデルにしているか、おわかり頂けると思います。

縮尺は、この手のジオラマでは定番の1/87スケール(鉄道模型ではHOサイズ)です。

ただ、作り込み方が中途半端ではありません。特にギミック(動くアトラクション)も多数設置されているのが特長。

実際に見学して驚いたのは、建設作業員の手が動く、ビアガルテンでビアジョッキを持っているおじさんが乾杯しているなど、1/87スケールの人形を動かしている場面があるのです。

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1/32スケールなどの比較的大きな縮尺ならばわかるのですが、1/87スケールで人形の手足を動力で動かすのは、正直、常軌を失しています。

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一番驚いたのは、失礼ながら「オーストリア人が、細かい作業が得意だ」ということです。日本人ならばわかるのですが‥

このほか、動作をともなうギミック以外にも、スタッフが思い入れを込めて作り込んだ生活実感あふれるシーンが多数、ジオラマ内に設置されており、細かく見ていると飽きることがありません。

このアトラクションについては、後ほど、もう少し詳しくご紹介します。


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