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March 16, 2017

アレルギー表示雑感

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今日は「アレルギー物質の表示にまつわる話題」をお届けしましょう。

日本で生活しているFeriの同僚のご家族に、食物アレルギーの子供さんがいます。

一般的に多い乳製品などでアレルギー反応が起こるのではなく、一部の野菜で起こるとのことで、ご家族も細心の注意を払っているという話を以前、聴いたことがあります。

まだ、子供さんが小さいので、親が注意しなくてはならないので、大変なようです。

もしかしたら、このブログをご覧の方の中にも、食物アレルギーでお困りの方がいらっしゃるかも知れません。

食物アレルギーに対する対応は、世界的な傾向のようで、最近では法令で表示が義務づけられている国も多くなっているようです。

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ヨーロッパでは、2014年12月、EUでアレルギー物質に関する表示を義務づける条約が制定されました。その後、各国で、対応がとられるようになったようです。

オーストリアでは保健省が担当ですが、EUで条例が制定される前に法令を定め、レストラン協会などと連携して、お客さまへの情報提供を始めたようです。

また、現在、レストランやカフェなどの対する支援は、商工会議所が中心になって進めています。

このような国を挙げての取り組みの結果、口頭による情報提供に加えて、メニューにも食物アレルギーに関する表示が行われるようになったようです。

今日、ご紹介するのはFeriが夏に訪問しているLungauの某レストランで見かけたものです。

メニューにはアルファベットでアレルギー物質が含まれているかが表示されているのですが、コード(アルファベット)の意味が別ページに、詳細に紹介されていました。AからRまで、14種類に分類されており、写真入りで紹介されています。

ちなみにEUで制定しているアレルギー物質とコードは、以下の通りです。

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-Gluten-containing grains:A
-Crustaceans:B
-Egg:C
-Fish:D
-Peanut :E
-Soy:F
-Milk or lactose:G
-Edible nuts:H
-Celery:L
-Mustard:M
-Sesame:N
-Sulphites:O
-Lupines:P
-Molluscs:R

レストランなどでは、外国のお客さまの利用することから、写真入りでわかりやすく説明しているのでしょう。このあたり、観光立国らしい取り組みだと思います。なお、この資料は商工会議所が提供している標準フォーマットで、ホームページからダウンロードすることもできます。

メニューには、各料理に上記のコードが併記されており、どのようなアレルギーを引き起こす可能性のある物質含まれているかが、わかるようになっています。

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例えばオーストリアではポピュラーな料理Wiennerschnitzelの場合、CEAGの表示が見られます。

当日、Feriが食べたGulaschに含まれるのは、CAGOとなっていました。卵、グルテン、牛乳、亜硫酸塩が含まれているようです。なお、亜硫酸塩はワインに含まれているため、ワインを使った料理には表示されています。

Feri本人は、今のところ、食物アレルギーの兆候はありませんが、ご家族にアレルギー症状を訴える方がいらっしゃる場合、こういった詳細な情報提供は、助かると思います。

この記事を書いている途中、ふと“日本の外食産業ではアレルギー物質表示は、どうなっているのだろう”という疑問がわきました。ちょっと調べたところでは、現在、消費者庁が主導して、外食・中食におけるアレルゲン情報の表示をどのように行うかを検討している最中のようです。

Feriは、日本は、食物アレルギーの方が多いという話を耳にしているのですが、何か手を打つのが遅いような気がしてなりません。

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