« 謎のピクトグラムシリーズ これはびっくり 類似品が‥ | Main | 明るくなった地下鉄駅雑感 »

March 26, 2017

さすが木材王国

Img_2014_08_4901

日本から「桜の便り」が届く、時期になりましたね。

オーストリアでは、一昨日(24日)あたりから、Ostermarkt(イースター市)が始まります。

今年は暖かくなるのが早かったので(というか復活祭が、実際の季候とは関係なく移動するためですが‥)、ちょっとタイミングがずれてしまった感じもあります。

しかし、カラフルな卵が並ぶOstermarktが始まると、街中もカラフルな色が増え、春本番を実感できるようになります。

Img_2015_09_4054

さて、今日は日曜日なので、「春の休日にふさわしい話題」を提供します。

ウィーンに居るとあまり感じませんが、オーストリアは国土の多くが森林に覆われた「林業王国」と言っても良いでしょう。

また、木材の有効活用も盛んで、このブログでもご紹介したこともありますが、天然のクリスマスツリーは、本来の用途を終えた後、回収されて燃料として再利用されます。

このように様々な形で、木材の有効活用が行われています。

Img_2014_08_4903

さて、日本では「公園の遊具」と言えば、金属製が一般的だと思います。最も、最近は事故防止の観点から、保守・点検に手間の掛かる遊具を撤去する動きもあるようですが‥

ウィーンでは、まだ公演に遊具が残っているところが多数あります。こちらでは「遊具のあるエリア」は柵で囲われており、犬などが侵入しないように配慮されています。

そして、子供さんが転んでも怪我をしないように、下には木のチップが敷き詰められているのが一般的です。これも木材の有効活用例でしょう。

Img_2014_08_4905

また、遊具についても、木製のものを多数見かけます。金属製に比べると、保守に手間が掛かりそうな気がしますが、Feri個人としては木製の遊具は、温かみがあって好きです。もちろん、自分が使う訳ではありませんが(笑)。

さて、以前、夏にSalzburg州の田舎を旅行した際、結構、手のこんだ遊具を見かけたことがあります。

これが、今回ご紹介する木製の遊具です。

Img_2014_08_4913

写真をご覧になるとわかるように、遊具といっても、常設のものではなく、お祭りに合わせて、地元の方が製作した「作品」のようです。なかなか木の特性を生かした見事な仕上がりだと思いませんか。

題材は、いずれも農家で日常的に使われるトラクターなどというのが泣かせます。こちらでは、地元の生活に不可欠な機械を模ったものが、子供さんの人気を集めています。

恐らく廃材を有効活用して作った遊具だと思いますが、造り手の愛情が伝わってくる作品に仕上がっています。

Img_2014_08_4906

いずれも本物を上手にデフォルメして、ユーモラスな形に仕上がっています。

地元の子供さんに楽しんでもらうことを前提にしているので、子供さんも遊具に乗ったりして楽しんでいました。

せわしい生活を送っているFeriにとっては、のんびりとした微笑ましい光景です。

Img_2014_08_4884

また、当日、お祭りの会場ではチェーンソーで木を加工して彫刻を作るデモンストレーションも行っていました。

廃材を上手に加工して動物などを作るものですが、継ぎ合わせるのではなく、一刀彫りの要領で作るのがポイント。デモンストレーションを行っていた方は、見事なチェーンソー裁きから林業関係者だろうと思います。

日本では後継者の問題などから、林業は衰退傾向にあるようですが、オーストリアでは、このような光景を見ると、まだまだ林業で生計を立てている方が多いのだろうな‥と感じた1日でした。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります delicious

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題 |

« 謎のピクトグラムシリーズ これはびっくり 類似品が‥ | Main | 明るくなった地下鉄駅雑感 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 謎のピクトグラムシリーズ これはびっくり 類似品が‥ | Main | 明るくなった地下鉄駅雑感 »