« March 2017 | Main | May 2017 »

April 2017

April 30, 2017

Graz歌劇場2017/18シーズン・プログラム発表

20170429ss00001

4月最後の話題は「Oper Grazの来シーズンのプログラム」です。

毎シーズン、趣向を凝らしたプログラムを展開するOper Grazが、2017/18シーズンのプログラムを発表したので、ご紹介しましょう。

ご存じのようにGrazは、前シーズンに上演した演目を継続上演することが少なく、毎シーズン限定で、新演出作品を上演するケースが多くなっています。

オペレッタ
Eine Nacht in Venedig(ヴェネチアの一夜)
毎シーズン、1作品が上演されるオペレッタですが、2017/18シーズンはヨハン・シュトラウス作曲の「Eine Nacht in Venedig」(ヴェネチアの一夜)が取り上げられることになりました。

今回は、フランスのリヨン歌劇場(Opéra de Lyon)との共同制作となります。伝統的なオーストリアの演出とはひと味違った作品になりそうな気がします。

Grazでは、オペレッタの場合、珍演出が多いだけに、ちょっと心配な面もありますが‥

20170429ss00002

来シーズンは、Volksoperでも「ヴェネチアの一夜」が再演されますので、両作品を見比べるという楽しみも生まれました。

しかし、今シーズンは「サーカス妃殿下」が両劇場で上演されるなど、何故かオペレッタに関しては、作品が重なる傾向が出ていますね。

なお、プレミアは2017年11月25日となっており、2018年3月まで12回、上演されます。マチネ公演も予定されているので、ウィーンから日帰りで楽しむこともできそうです(笑)。

Continue reading "Graz歌劇場2017/18シーズン・プログラム発表"

| | Comments (0)

April 29, 2017

今も残る旧ロゴ

Img_2015_06_0678

今日からゴールデンウィークが始まりますね。今年は前半が連休、後半が5連休という方が多いのではないでしょうか。

こちらのようにメーデーがお休みになると、更に連休が続くのですが‥

さて、最初にお断りから‥今日は「短めの話題」でご容赦ください。テーマは「ÖBBのロゴマーク」です。

ÖBBは、民営化を機にロゴマークを変更したのは、皆さまもご存じかと思います。

Img_2012_12_0632

ロゴマークのデザインを、言葉で説明するのは難しいので、写真をご覧頂くのが手っ取り早いですね。

今回、トップに掲載したのが、古いタイプ(一つ前)のロゴマークです。これはFeriが、30年前にオーストリアを訪問した頃、採用が始まったタイプだったと思います。

Img_2015_06_0667

ちなみに、その前はÖBBの文字をアレンジしたものですが、羽が生えたようなデザインで、これはなかなか見事なものでした。現在、保存車両などで、このロゴを見ることができます。

現在は、ÖBBの文字をアレンジしたロゴになっています。わかりやすいと言えば、わかりやすいのですが、デザイン的にはどうなのか‥個人的にはちょっと疑問が残りますが‥

こちらでは、日本ほど、ロゴや表示の更新が徹底されておらず、車両に関しても、検査時の塗替に合わせてロゴの変更を行っているようです。

Continue reading "今も残る旧ロゴ"

| | Comments (0)

April 28, 2017

番外編 Staatsoperette Dresden 1017/18シーズンプログラム

Dresden201718

長年の懸案であった市内中心部への復帰を果たしたStaatsoperette Dresdenですが、来シーズンのプログラムが発表されたので、ご紹介しましょう。

オペレッタ・プレミア
Feriの食指が動きそうな4作品が取り上げられます。浮気したくなっちゃいますね(笑)。

FRAU LUNA
フォルクスオーパーでも上演されていたPaul Lince作曲のベルリン・オペレッタ「Frau Luna」(ルーナ夫人)が取り上げられました。

ドイツのオペレッタなので、ある意味、お得意のジャンルと言えるかも知れません。

プレミアは、2018年1月28日。フォルクスオーパー版は奇抜な演出でしたが、どのように仕上げてくるか、興味がありますね。

DIE CSÁRDÁSFÜRSTIN
ご存じEmmerich Kálmán作曲の名作オペレッタ「チャールダーシュの女王」。以前も同劇場で上演されていましたが、新演出での再登場です。演出もさることながら、タイトルロールのシルヴァの出来が本作品のキーポイントなだけに、誰が起用されるか注目されるところです。

プレミアは2018年6月30日に行われ、7月中に7公演、上演されます。

DIE LUSTIGE WITWE
Franz Lehárの代表作で、フォルクスオーパーでもレパートリーとして2017/18シーズンも継続上演されます。Feriは、旧劇場時代に観ていますが、風刺の効いた演出だったことが印象に残っています。さて、今回の演出は、どのようになるでしょうか。

2017年9月30日がプレミアで、10月から12月にかけて11公演、上演されます。なお、10月1日は「70 Jahre Staatsoperette Dresden」の記念公演になる模様です。正直、これは観たいところ‥

CANDIDE
「キャンディード」はLeonard Bernstein作曲の作品ですが、Dresdenではオペレッタという位置づけになっています。ちなみにフォルクスオーパーでは、コンサート形式のミュージカルで上演されました。

プレミアは2018年3月3日で、3月から6月にかけて10公演、上演されます。

Continue reading "番外編 Staatsoperette Dresden 1017/18シーズンプログラム"

| | Comments (0)

April 27, 2017

今年のTramwaytagは5月6日に開催です

20170425_x201_00002

今日は「イベントのお知らせ」です。

毎年、Wiener Linienが開催しているTramwaytag(路面電車の日)ですが、今年は5月6日に開催されることが発表になりました。

通常、9月上旬から中旬に開催されることが多いのですが、今年は前倒し。恐らく、その理由ですが、すでにご案内の通り、9月にはU1のOberlaa延長開業という大きな行事が控えています。

Wiener Linienとしては、大規模な行事が重なるのを避けるため、Tramwaytagを前倒ししたのでしょう。

Tramwaytagは、基本的に路面電車の車庫(またはバスの車庫)や車両工場が会場になることが多いのですが、2017年はフォルクスオーパーに近いBahnhof Gürtelが会場となりました。

20170425_x201_00003

U6のNußdorfer Straße(35A、37A、37、38の各系統も利用可能)が最寄り駅ですが、例によってオールドタイマーによる無料シャトル便も運行されます。

今回は2ルート設定されており、Rout1がSchottentor-Marsanogasse間、Rout2がAntonigasse-Marsanogasse間です。運転時間は9時45分から17時30分まで。20分間隔で運転されます。

Feriがよく利用する区間、フォルクスオーパー付近をオールドタイマーが走るのは興味深いところです。

イベントの内容は、鉄道ファン向けというより、一般向けが多く、仮設ステージでは各種の音楽演奏やパフォーマンスなどが披露されます。

もちろん、festに不可欠な飲食のブースも出店し、楽しい一時を過ごすことができます。

Continue reading "今年のTramwaytagは5月6日に開催です"

| | Comments (0)

April 26, 2017

お得な空港アクセスは

Img_2016_12_1021

今日は「シュヴェヒャート空港のアクセス」にまつわる話題をお届けしましょう。

まもなく日本では、恒例のゴールデンウィークが始まりますが、この時期、ウィーンへお越しになる方もいらっしゃると思います。

日本とオーストリアの直行便が廃止されてしまったため、ヨーロッパ内(もしくは中東など)での乗り継ぎでウィーンへいらっしゃることになるでしょう。

乗り継ぎ場所の選定も重要なファクターになりますが、Feriは日系航空会社を使っていることもあり、ヨーロッパのゲート空港は、フランクフルトかヘルシンキが中心です。

空港の規模からみるとヘルシンキが空港内の移動も楽で、気に入っています。ただ、ウィーから日本へ向かう場合、ウィーン出発が早いのが難点。そのため、日本行きはフランクフルト空港利用が中心となっています。

Img_2017_02_0497

ところで、シュヴェヒャート空港と市内へのアクセスですが、現在では、タクシーなどに加えて、公共交通機関のバスと鉄道が中心になっているのは皆さまもご存じのとおりです。

ただ、今まで個別の案内はありましたが、空港アクセスをまとめたパンフレットはありませんでした。

今では市内と空港を結ぶ連絡バスを運行するPostBusもÖBB傘下の企業になっているので、Feriは、“空港アクセスをまとめたパンフレットがあれば便利だなぁ”と思っていました。

Img_2017_02_0498

別にFeriがリクエストした訳ではありませんが、やっと空港アクセス全般をまとめたパンフレットが発行されました。
このパンフレットには、鉄道とバスをまとめた路線図が入っているのが、まずはポイント。

さらにバスと鉄道(CAT、Rail Jet、S-Bahn)という複数のアクセスについて、ダイヤと料金が掲載されています。

どのアクセスが良いかは、ウィーン市内の最終目的地によって変わってくるのは、言うまでもありません。

Continue reading "お得な空港アクセスは"

| | Comments (1)

April 25, 2017

美味しいKrapfenですが‥

Img_2010_12_2812

最近は「固い話題」が多かったので、今日は「スィーツの話題」をお届けしましょう。

ご存じのようにオーストリアでは、伝統的な各種スィーツがコンディトライやCaféで販売されています。

これを目当てにいらっしゃるお客さまも多いのではないでしょうか。また、こちらでは女性だけでなく、スィーツが好きな男性も多いのが特長。

Caféなどで、大きなツィーツを美味しそうに召し上がっている紳士を見かけることがよくあります。Bierと一緒に召し上がっている方を始めて見かけた時は、正直、驚きましたが‥

Feriも甘いものは好きですが、一時期、生活習慣の関係で、体重が増えてしまったため、食べるのを控えていた時期がありました。

Img_2012_12_1064

そのため、今でも、自分でスィーツを買って食べる‥というケースはなく、友人と一緒にCaféに立ち寄った際などに頂く程度です。また、時々、友人から差し入れを頂くケースもありますが‥

そんな訳で、Feriはオーストリアの伝統的なスィーツについてうんちくを傾けるほどの知識は持ち合わせていません。

今日、ご紹介するのは、こちらの皆さんがお好きなスィーツの一つで、かつ庶民的なKrapfenです。

Krapfenは、日本でおなじみの「菓子パン」の親戚に当たるもので、写真をご覧になるとわかるように、ドーナツに似た揚げパンです。

イースト入りパン生地の中にマーマレードやジャムを入れて、油で揚げたもので、外に粉砂糖がまぶしてあります。

油で揚げていますが、左の写真をご覧になるとわかるように、やわらかいのがポイントです。

こちらのスィーツなので、大きさも「それなり」ですから、ボリューム満点。子供さんだけでなく、おやつに大人も食べています。

Continue reading "美味しいKrapfenですが‥"

| | Comments (0)

April 24, 2017

スポーツができる公園

20170423_x201_00001

先日、季節外れの大雪に見舞われたウィーンですが、4月23日、ウィーン・マラソン(Wien-Marathon)は絶好の好天の下、行われました。

さすがに雪の中のマラソンでは記録もでないでしょうから、何よりです。ご存じのようにウィーン・マラソンは、市民マラソンなので、写真のように大勢のランナーが市内を走っています。

さて、今日は「公園の話題」をお伝えしましょう。

Img_2016_09_0274

ウィーンは規模が小さいコンパクト・シティですが、いらっしゃった方はおわかりのように公園が多い街です。

観光客の皆さんが訪れる大規模な公園から、地元の皆さんがくつろぐ小規模な公園まで、本当に沢山の公園があります。

そして、いずれもしっかりと整備されています。また、各公園には、用途別のゾーンが設定されているのが特長です。

例えば、子供用の遊具があるゾーン、スポーツができるゾーン、ドッグランのゾーンなどです。明確にゾーンを分けることで、利用者が安心して、気持ち良く利用できるように工夫されている訳です。

今日、ご紹介するのは、以前も、このブログでご紹介したことのある「スポーツができる公園(ゾーン)」です。

日本で「スポーツができる公園」というと、大規模なグラウンドなどが設置されているようなイメージがありますが、こちらでよく見かけるのは、写真のように球技が手軽に楽しめるゾーンを開設している公園です。

Img_2016_09_0272

主にバスケットボールやフットサル、テニスができるところが多いようです。できる球技は公園の規模によって異なります。

金網があるため見づらいですが、バスケットボールやフットサルのゴールも設置されています。

ただ、いずれも球技ができるエリアを完全に金網で囲ってあるのが特長。正直なところ「歴史と伝統のある街」には、ふさわしくないようなデザインですが、これはスポーツ中にボールがエリア外に出るのを完全に防ぐための対策です。

当然、横だけでなく、エリアの上も金網で覆われています。動物園などで観られる鳥の飼育エリアのようです。

Continue reading "スポーツができる公園"

| | Comments (0)

April 23, 2017

金属製のベンチ考

Img_2016_09_0889

ウィーンでは、時々、イースター前の四旬節に雪が降ることがあります。

ただ、イースターが3月下旬になっている場合で、今年のように4月中旬になって本格的な雪が降るのは、珍しいと思います。

実際、この時期になると除雪用の機器(スノープロウなど)を外してしまっている車両も多いので、除雪作業も大変だったことでしょう。

さて、今日は「ベンチの話題」をお届けしましょう。

ウィーンの地下鉄にはプラットホームにベンチが設けられていますが、最近、増えているのが写真のような金属製のものです。

一応、背もたれや肘掛けも付いていますが、総て金属製です(恐らくステンレスだと思いますが‥)。座面と背もたれについては、排水を考慮して、メッシュになっています。

Continue reading "金属製のベンチ考"

| | Comments (0)

April 22, 2017

ルールの厳格な運用‥不正乗車の場合

日本では話題になっていないかもしれませんが、ここ数日、ウィーン周辺は季節外れの大雪に見舞われています。実際、近郊区間ではÖBBの列車が運休になったケースもありました。

友人の森野由みさんが、自宅で面白いビデオを撮影し、送ってくれましたので、まずはご紹介しましょう。


さて、今日は「ルール違反にまつわる話題」をお届けしましょう。

どこでも同じだと思いますが、ルール違反、不正を働く人は存在します。

Img_2016_04_1077

ご存じのように、ウィーンの地下鉄には改札口はありますが、日本のように自動改札はなく、駅構内には自由に出入りすることができます。日本人の感覚だと、無賃乗車のお客が増えて大変ではないか…と感じますが、その分、徹底した取り締まりが行われています。

あえて、日本でよく使う検札、臨時改札ではなく、取り締まりという言葉を使ったかと言うと、Wiener Linienの職員が担当しているものの、警察官の取り締まりに近い厳しさだからです。

このブログでも何回かご紹介していますが、地下鉄、路面電車の車内で行われる臨時検札は、私服の職員が担当します。

身分証明書を提示して、“乗車券を拝見します”と声をかけ、一人ひとりのお客さまが持っている乗車券をチェック。チェックするだけで、スタンプなどは押しません。

これが始まると、席や車両を移動するお客さまもいますが、これは怪しい。乗車券を持っていない、無効の乗車券しか所持していない場合は、その場で罰金が請求されます。

Img_2016_04_0957

罰金は高額なので、警察の反則金のように後日、支払うパターンもあるようです。以前、路面電車の車内で、係員がハンディーターミナルで請求書を発行している場面を目撃したことがありました。

路面電車の場合は、1人の係員がおこなっているケースもありますが、地下鉄では、複数の係員が一斉に行うケースが多いようです。

なお、この取り締まりでつかまった場合、“外国人で言葉がわからなかった”“小銭がなかったのでチケットを買えなかった”などの言い訳は一切通じません。

また、路面電車の場合、車内に設置されている券売機が故障している、チケットの刻印機が故障している‥というケースがあります。

前者の場合、車内でチケットの購入は不可能ですが、これでも車内検札に当たるとアウト。

Continue reading "ルールの厳格な運用‥不正乗車の場合"

| | Comments (0)

April 21, 2017

速報 フォルクスオーパー2017/18シーズンプログラム発表

20170420ss00001

Feriのホームグラウンドでもある「愛しのVolksoper」。やっと来シーズンのプログラムが発表されました。19日にプレス発表があったようで、一般には20日に公開されました。例によって、映像によるプロモーション付きです。

Robert Meyerさんにとって11シーズン目となる2017/18シーズンは、8つのプレミアが行われます。その内、一つはヨーロッパ初演、もう一つはオーストリア初演のプログラムが組まれています。

普通はプレミア中心に紹介するのでしょうが、「オペレッタにはまっている男」ことFeriにとっては、レパートリーも含めてオペレッタに「何が上演されるか」が最大の関心事。

という訳で、オペレッタからご紹介です。

なお、シーズンを通して上演されるオペレッタは鉄板の「こうもり」だけで、後の作品は期間を限定した上演される方式になっています。これは、出演者確保の関係かと思われます。

○オペレッタ
プレミアは2作品ですが、いずれもシーズン中盤、2018年に入ってからの上演です。

20170420ss00011

オペレッタ・プレミア
オペラ舞踏会(Der Opernball、2018年2月17日プレミア)
リヒャルト・ホイベルガー作曲の「オペラ舞踏会」が新演出で上演されることになりました。
オペラ座舞踏会を舞台とした作品で、亭主の浮気度を奥さまがテストするというオペレッタらしい内容です。舞台はパリですが、この作品を見ると、オペラ座の個室には別の使われ方があったことがよくわかります。何故、舞台側にカーテンが付いているかも含めて‥

フォルクスオーパーでは2007/08シーズン以来ですから、10年ぶりということになります。Robert Herzlさんによる前演出は、伝統的な舞台で、なかなか趣があり、Feriの好みの演出でした。今回、演出はAxel Köhlerさんが担当します。

出演者にはCarsten Süssさん、Marco Di Sapiaさん、Kristiane Kaiserさん、Ursula Pfitznerさんなどの名前が挙がっています。

ちなみに前演出でもUrsula Pfitznerさんは、Duménilの妻Marguériteとして出演しています。指揮にはAlfred Eschwéさんが予定されています。

Continue reading "速報 フォルクスオーパー2017/18シーズンプログラム発表"

| | Comments (2)

April 19, 2017

変わったお店シリーズ121 音楽旅行専門旅行代理店

Img_2016_02_1664

今日の「変わったお店シリーズ」は、「旅行代理店の話題」です。

日本では、新聞に毎週のように旅行代理店が企画する各種パッケージツアーの広告が掲載されていますよね。また、折り込み広告が挟み込まれていることも多々あると思います。

Feriは、今まで特殊な例(参加したツアーはヒミツ)をのぞいてパッケージツアーを利用したことはありませんが、日本の場合、料金などを見ると非常にお手頃な価格設定で、個人手配よりもお得感はあるようです。

そのため、日本では、現在でも、国内、国外ともにパッケージツアーをご利用になる方が多いような気がします。
もっとも、最近では、LCCの台頭や各種インターネット予約の普及で、個人旅行でも安く行けるようになりましたが‥

こちらでも、もちろんパッケージツアーは存在します。特にご年配の方は、自分で車を運転するのが面倒‥という人も多く、パッケージツアーを利用するケースもあるという話を耳にしたことがあります。

Img_2016_02_1665

基本的に陸続きの国へ行く場合は、バスで乗り換えの必要もありませんから、便利には違いありません。

Feriが夏に訪問するLungauにある旅行代理店の店頭には、国外では隣国のイタリアなどへのツアー広告が出ていたことがあります。また、国内ではメルビッシュのオペレッタ観賞ツアーもよく見かけます。

ところで、日本では最近、一般的な観光旅行よりも、特定の分野に的を絞ったパッケージツアーが増えてきているように感じます。これも嗜好の変化なのでしょうかね。

先日、アパートから旧市街へ歩いて向かう途中で、とある旅行代理店の前を通りかかりました。気になったのは看板の「Oper & Reisen」という文字。

Continue reading "変わったお店シリーズ121 音楽旅行専門旅行代理店"

| | Comments (0)

April 18, 2017

Feriの散歩コース(LAAER BERG編)

Img_2006_05_2336

今日は久しぶりに「散歩コース」ご紹介です。

今年9月、いよいよ地下鉄U1がOberlaaまで延長開業しますが、Oberlla周辺にもウィーン市お勧めの散歩コース(ハイキングコース)が設定されています。

Img_2006_05_2334

Oberlaa周辺はウィーン郊外にあたるため、住宅開発も進んでいますが、まだ、自然も豊かで、散歩コースには打ってつけです。

Feriが好きな「ウィーンの森」の散歩コースとは、ひと味変わった雰囲気を楽しむことができます。

市が推奨しているコースは、案内図のように、

AltesLandgut-Dr.Schreberweg-Theodor Sickelgasse-LaaerbergStraße-Urselbrunnengasse-LaerWald-Löwygrube-Bleichsteinergasse-Amarantgasse-Goldberg entlang der WIG74-Mittelweg-Burghammerweg-Rotes Kreuz-Unter-Laser Straße-IinksufrigeLiesingpromenade-Kai Straße bis Pottendorfer Bahn-entlang bis PerAlbin-Hansson- Straße-HoleyPlatz-Fußgängerbrücke-Heuberg-gstätten-Altes Landgut

このルートどおりに回ると15kmほどあるので、所要時間は4時間から5時間となっています。ある意味、健脚向けですね。

Img_2006_05_2338

周回コースになっていますが、途中に路面電車やバスの停留所があるため、一部を歩くことも可能なのが、軟弱もののFeriには嬉しいところ。


残念ながらFeriは、この全コースを歩いたことはありません。この中でお勧めなのが、Erholungasprk、Laer Berg、Kurpark周辺でしょう。

Continue reading "Feriの散歩コース(LAAER BERG編)"

| | Comments (2)

April 17, 2017

列車の座席指定

Img_2017_02_0083

オーストリアでは、今日、4月17日、月曜日は「復活祭の月曜日(Ostermontag)」でお休み。3連休の方も多いようです。

さて、今日は「長距離列車の座席指定」にまつわる話題をお届けしましょう。

日本のJRとÖBBで最も違うシステムが座席指定ではないかと思います。

日本の場合、原則として座席指定車と自由席車に別れていて、座席指定をすると座席指定車の席が割り当てられると思います。

Img_2014_09_6115

それに対してÖBBの場合、1等車、2等車という区別はありますが、基本的に全車が自由席で、必要に応じて座席を指定席に切り替える方式になっています。

以前は、座席指定区間を印刷したカードを座席番号の下に差し込む方式でしたが、RailJetなどでは、液晶表示器に自動表示される方法に変わりました。

2枚目と3枚目の写真は、ドイツ鉄道のICEですが、やはり液晶表示装置を使っています。

利用者は、座席を指定している場合、該当する番号の座席へ行き、表示を確認の上、着席する訳です。

Img_2014_09_6465

一方、座先指定をしていない利用者は、表示を確認して、座席指定が無い席もしくは乗車区間が座席指定になっていない席を使用することになります。

ちなみに現在の座席指定料金は3Euroです(付加価値税10%込み)。

さすがにクリスマス前など、移動するお客さまが多い時期になると、座席指定の比率が相対的に増えるような気がしますが、通常は座席指定をしなくても大丈夫です。ただ、場合によっては相席を覚悟する必要がありますが‥

Feriが、以前、ウィーンからドイツのニュルンベルクへ往復した際、座席指定は行いませんでした。

Continue reading "列車の座席指定"

| | Comments (0)

April 16, 2017

“観光競争力ランキング”雑感

Img_2017_04_0005

日本の友人から「桜の便り」が届きました。今年は春先、寒い日が続いたため、桜の開花遅かった地区もあるようです。

今日はイースター(復活祭)ですが、当ブログでは「日本人が好きなランキングの話題」をお届けしましょう。

ダボス会議で知られている世界経済フォーラム(WEF)が隔年で公表している「観光競争力ランキング」の2017年版報告書(観光競争力レポート、Travel & Tourism Competitiveness Report)が発表されました。

日本では、日本の順位が、前回の2015年から5つ上げ、調査対象136カ国・地域の中で過去最高の4位に浮上したことが話題になっていると思います。

このレポートは、世界の旅行・観光業に関する報告書で、17年版は評価算出基準となる4領域14項目90指標に基づき、各種調査により算出しています。

Img_2017_04_0002

調査は各種統計データーと、世界各国の企業トップへのアンケート調査により、1から7点でスコア化して、評価しています。

ちなみに、2017年版では、4つのインデックスと、14のカテゴリーで評価が行われています。

観光政策・条件整備
―観光政策の優先度
-国際社会への開放性
-価格競争力
-環境の持続性

交通・観光インフラ
-航空インフラ
-道路交通・鉄道・港湾インフラ
-観光サービスインフラ
Img_2014_03_1072

自然・文化観光資源
-自然観光資源
-文化・娯楽観光資源

事業環境・社会環境整備
-事業環境
-治安
-医療・衛生
-人材・労働環境
-ICT環境


Continue reading "“観光競争力ランキング”雑感"

| | Comments (0)

April 15, 2017

Hotel Schwarzes Rössl

Img_2004_08_8278

今日は「ホテルの話題」をお届けしましょう。

最近、Feriも夏のバカンスシーズンに行かなくなってしまいましたが、以前は入れ込んでいた場所がザルツカンマーグートの名所St.Wolfgangです。

風光明媚な土地であると同時に、ザツルカンマーグートで最も華やかな場所かもしれません。シャーフベルクに登る登山鉄道に、歯車式の蒸気機関車が使われていたこともあり、良く通ったものです。

ただ、比較的ホテルが少ない上に、長期滞在者が多いこともあり、短期滞在の独り者はホテルの確保が難しく、他の場所に宿泊して通っていた時期もあります。

Img_2004_08_8280

St.Wolfgangと言えば、Feriの好きなオペレッタ「Im weißen Rössl」の舞台。湖沿いに建つ実際のHotel Weißen Rösslは人気が高いのは皆さまもご存じのとおりです。

もちろん、オペレッタに出てくるJosepha VogelhuberやLeopold Brandmeyerはいませんが(笑)。

ただ、Feriは、残念ながらHotel Weißen Rösslには宿泊したことはありません。

Img_2003_08_6362_2

さて、Hotel Weißen Rösslの周辺はSt.Wolfgang Marktと呼ばれるエリアで、ホテルやレストラン、土産物店が密集しているのが特長です。いずれも「それなりの造り」をしているため、観光客には大受けです。

Feriも、その昔、はまった理由が、「それ」ですから‥

街のシンボル的な存在であるSt. Wolfgang Kircheの前は、小さな広場になっており、夏には定期的に無料のプラッツ・コンツェルトが開催されています。

Img_2007_08_8249

演奏は地元の楽友協会に所属するブラスバンドが行います。その昔、Feriは、この手のプラッツ・コンツェルトが大好きで、これを聴きたいために、St.Wolfgangに宿泊したこともあります。好き者ですねぇ‥

久しぶりに昔の写真をチェックしていたら、この広場に面しているHotel Schwarzes Rösslの写真が出てきました。ちょうど、Hotel Weißen Rösslの斜め向かいに当たります。

「黒馬亭」ですから、当然、シンボルマークも「黒馬」です。また、写真をよく見たら、雨戸にも馬の形がデザインされていました。やりますね。

Continue reading "Hotel Schwarzes Rössl"

| | Comments (0)

April 14, 2017

聖金曜日を“祝日”に‥

Img_2014_04_2379

今日は「イースターにまつわる祝日の話題」です。

4月16日はイースターですが、それを前にした1週間(聖週間、受難週)、キリスト教の教会では様々な行事が催されます。

復活祭前、「最後の日曜日」は、エルサレム入りするイエス・キリストを、シュロの枝で迎えた故事に習って「枝の主日」(受難の主日)と呼ばれます(今年は9日)。

続いて、聖週間の木曜日(今年は13日)は、イエス・キリストが弟子の足を洗ったことから「洗足木曜日」(聖木曜日)と呼ばれます。そして、「最後の晩餐」を記念する日でもあります。

次の金曜日は、イエス・キリストが磔刑に処された「聖金曜日」(本日、14日)。キリスト教の信者は、イエス・キリストの受難に思いをはせる日です。

そして、翌日、土曜日は「聖土曜日」。聖土曜日の深夜に「復活徹夜祭」が行われて、四旬節が終わり、復活祭が訪れることになります。当然、熱心な信者は、教会へ足を運ぶことになります。

Img_2014_03_0397

現在、オーストリアで、イースターに関連して国が制定した祝日となっているのは、復活祭の日曜日(Ostersonntag)と、復活祭の月曜日(Ostermontag)の2日間だけです。ただ、復活祭当日は必ず日曜日になるので、別に休みが増える訳ではありません。

イエス・キリストが処刑された「聖金曜日」は、祝日にはなっていません。

ところが、先日、興味深い話を耳にしました。オーストリアでは、プロテスタント教会だけは、「聖金曜日」が法的祝日として認知されている‥というものです。

そのため、社員がプロテスタント信者の場合、その日に仕事をすると、祝日手当が支給されるそうです。

一方、オーストリアで最も多いローマ・カトリック教会の場合、「聖金曜日」は教会としては祭日ですが、法的祝日にはなっていません。そのため、カトリック信者(国民の63%強)は、当日、働いても通常どおり‥

Continue reading "聖金曜日を“祝日”に‥"

| | Comments (0)

April 13, 2017

変わったお店シリーズ120 ディスカウント書店BOOX

Img_2017_02_0164

今日は、「変わったお店シリーズ」をお伝えしましょう。

日本では、最近、大手インターネット通販の「密林」(最近では、書籍以外の商品が多いのいかもしれませんが‥)が進出してから、普通の書店が街から消えているという話を耳にします。

確かに日本の場合、小規模な個人書店には、自分が欲しい書籍の在庫がなく、取り寄せてもらうことになるケースが多かった気がします。

そうなると在庫が豊富なインターネット通販で購入した方が、結果として、手元に来るのが早くなるので、当然の帰結かも知れません。

そんな中、いわゆる中古本の流通を行っているチェーン店が人気を集めているという話を聴いたことがあります。

Feriが子供ころから「古本屋」という業態は存在しましたが、何となく薄暗いイメージがありました。しかし、最近のチェーン店は、明るく広い店内で、売るお客さま、買うお客さまとも年齢層が広く、気軽に利用しているようです。

そう言えば、日本にあるFeriの実家近くにも1軒ありましたね。以前は、UNIQLOだったのですが、同社が撤退した後に入ったものです。

さて、オーストリアでは、今でも比較的書店を多く見かけます。最近ではチェーン店の比率が増えてきましたが、それでも個人経営の書店も健在で、読書が文化として定着していることをうかがわせます。

Img_2017_02_0165

このブログでもご紹介しているように、「街頭図書館」のように自由に書籍を借りることができる施設も運用されているのも、読書を愛好する人が多いからでしょうね。

当然、古本屋さんも多数あります。特にウィーンなどは歴史ある街ですから、古い楽譜なども含めて、ある意味、「古書の宝庫」かもしれません。ただ、Feriは古書に関しては関心が薄いので、この手の古書店を巡ったことはありません。

さて、Westbahnhof近くに、ちょっと変わった書店があります。

「BOOX」という屋号のお店ですが、看板には「Buchdiskont」と明記されていることからわかるように、「書籍の安売り店」です。

日本の場合、皆さま、ご存じのように再販制度があるため、新刊本の値引き販売はできません。そのため、新しい本でも、いわゆる古本の形で買取を行った上で、販売しているようです。

また、書店による買取ではなく、委託販売が基本なので、一定期間を過ぎると版元への返本があります。

Continue reading "変わったお店シリーズ120 ディスカウント書店BOOX"

| | Comments (0)

April 12, 2017

復活祭、イースターに思う‥

Img_2014_04_2090

今日は「イースターにまつわる話題」をお届けしましょう。

こちらでは、長い冬が明けて春本番を告げるのがイースター(ドイツ語ではオースタン、Ostern)。カラフルに彩色した卵などを街中で見かけると、“春が来たなぁ”と実感します。

そして、イースターの頃になると、冬はしまっていたホイリゲのシャニガルテンもオープンするところが増えてきます。

日も長くなってきて、Feriが好きな「ウィーンの黄昏時」を楽しめる季節に‥

徐々に日が西に傾き、空があかね色に染まる頃、ホイリゲのシャニガルテンで白ワインのグラスを傾ける‥

Feriにとっては、最高の瞬間です(大げさなヤツですが‥)。周りの皆さんも、ゆったりと会話を楽しんでいます。ウィーンらしい「ゆったりとした時間が」流れています。

Img_2014_04_2297

キリスト教徒にとって、クリスマス以上に大切な行事が復活祭。そのため、四旬節をはじめとする、様々な宗教的な行事が行われます。

四旬節の時期は、教会の祭壇にも布がかけられています。その昔、始めて見たときは、Feriもちょっと戸惑いました。

まだ、キリスト教徒(主にカトリック)の数が多いと言われるオーストリアですが、最近では、熱心な信者が減ってきているためか、以前ほどは宗教的な行事に対して関心が弱まっているような気もします。

もちろん、これはFeriが自分で感じていることなので、必ずしも実態を正確に反映しているとは限りませんが‥

Img_2014_04_1769

一方、何でも商売のネタにして売上アップを考える日本。クリスマス、ハロウィンに続いて、最近ではイースターでも各種のタイアップ商品の販売が行われているとか‥

日本で、この手の西洋文化に基づく催事を大々的に取り上げるきっかけになるのが、ご存じ、千葉県にあるTokyoの文字を関した某テーマパーク。

あそこが火付け役になって、行事の知名度が上がり、スーパーマーケットやコンビニエンスストアのチェーンがプロモーション展開をして、「季節の行事」として認知度が高まる‥というのが最近のパターンのようです。

全く宗教的な意義を無視して(極端な言い方ですが‥)イースタープロモーションを展開する日本。神様もびっくりしているかもしれません。

Continue reading "復活祭、イースターに思う‥"

| | Comments (0)

April 11, 2017

カプセルトイ「ガチャ」

Img_2015_09_5295

今日は「カプセルトイの話題」をお届けしましょう。

先日、成田空港を利用した友人から、こんな話を聴きました。

“Feriさん、成田空港が大変なことになっているよ。何とカプセルトイ「ガチャ」の自販機が大量に設置されており、外国人観光客も帰国の際に利用しているようだよ”。

さっそくインターネットで調べてみると、確かにありました。(株)タカラトミーアーツさん(運営を担当しているようです)のホームページに紹介記事が掲載されていましたが、種類は約340種。キャッチフレーズが振るっています。

「あまった小銭をオモチャに!」を合言葉に、日本に根ざした一つの文化(!?)としてのガチャを世界中の人々に体験して頂けます!

20170410_x201_00001

各国語の案内も掲出されており、お国が取り組むクールジャパンの活動より、よほど地に足の付いた見事なプロモーション。

実際、日本のサブカルチャーに興味がある欧米の方も多いので、こういったお客さまにとっては、興味津々といったところでしょうか。

何しろ、日本人でも、つい買いたくなるようなアイテムが入っていることがありますので‥

最も、ガチャ自身は自販機ですから、問題は中に入っている商品です。思わず買ってみたくなるような魅力的な商品、手に取ってみたくなるような商品を開発するアイデアが勝負と言えるでしょう。

Feriも、好き者なので、時々、のぞきますが、“良く、こんなものを考えたなぁ”という商品が入っていますね。日本人の着想力に脱帽です。

Continue reading "カプセルトイ「ガチャ」"

| | Comments (1)

April 10, 2017

CityJetが増えています

Img_2017_02_0614

今日は「鉄道の話題」をお届けしましょう。

2015年12月のダイヤ改正からウィーン近郊区間に投入が始まった新型電車CityJet(4746型、4044型)ですが、徐々に車両が増備され、運用区間も増えてきているようです。

ダイヤ改正直後はS80系統に投入されていましたが、その後、2016年12月のダイヤ改正で、お客さまからも要望が多かったシュベヒャート空港連絡のS7にも投入されました。

Img_2017_02_0611

ÖBBでは、CityJetを一部の路線に集中投入するのではなく、在来車(4042型や4040型)と共通運用という形で使用しているため、正直、なかなか乗れないのが難点。

それでも、車両が増えてくれば、乗車できる機会も増えることでしょう。

現在、ウィーン周辺でCityJetが投入されているのは、S1、S2、S3、S7、S40、S50、S80とWien FJBf – Tulln – Eggenburg – Sigmundsherberg – Gmünd NÖ – České Velenice間のREXです。

Img_2017_02_0608

今回、Feriが見かけたのはHeiligenstadt駅です。最初は、以前に見かけたS Bahn用の4046型かと思ったのですが、よく見ると先頭車の出入り口が1箇所しかありません。これは近距離区間用の4044型ではありませんか。

最初に来たのは近郊路線、次に来たのはS40でした。S Bahnでも路線によっては4044型が使われているようです。

ところで、以前ご紹介したS Bahn用の4046型との違いは、先頭車の中央寄り出入り口がなく、客席になっている点です。

Continue reading "CityJetが増えています"

| | Comments (0)

April 09, 2017

ストリートパフォーマーの取り締まり

Img_2015_12_8399

今日は「ストリートパフォーマーにまつわる話題」をお届けしましょう。

ウィーンでは旧市街など、観光客が集まるところで各種の技を披露するストリートパフォーマーをを見かけます。

ある意味、「ウィーンの風物詩」として定着しているような気もしますが、現在、ウィーン市では1区から6区の公共の場所でストリートパフォーマンス(Straßenkunst)を披露する場合、許可制になっています。

詳しい情報はウィーン市のホームページに紹介されていますが、許可には一定の条件があります。

-短時間であること
-舞台などの固定設備を使用しないこと
-料金を徴収しないこと

なお、プログラムに関しては、かなり自由度が高いようで、ポピュラーな音楽演奏はもちろん、演劇、朗読、パントマイム、講演、ダンス、マジック、人形劇、肖像画なども、基本的には許可されるようです。

また、許可証発行の最低年齢は16歳となっています。

許可証は月単位で発行されることになっており、前月の最終月曜日(例えば2017年5月分は、2017年4月24日)に発行されます。この際に、実際に羽フォーンマンスをする日を登録するようです。

また、パフォーマンスができない日も設定されており、この次点で、当局から指示されるようです。

Continue reading "ストリートパフォーマーの取り締まり"

| | Comments (0)

April 08, 2017

謎のピクトグラムシリーズ 交通博物館編

Img_2016_12_0571

今日は「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。

日本では2020年の東京オリンピック・パラリンピック(最近では略してオリパラと言うそうですね…)に合わせて、経済産業省などがピクトグラムの改訂を進めているようです。

特に日本独自の規格であるJISで制定されている記号を、JIS改正原案作成委員会が改訂に向けて議論を行い、最近、国民の意見を聞く機会が設けられました。

20170407ss00001

ちなみに対象となったのは、駐車場、手荷物受取所、救護所、乳幼児用施設、乗り継ぎ、案内所、温泉だとか‥
JISとISOのピクトグラムが両方紹介されていますが、皆さまは、どちらがわかりやすいと思いますか?

いずれにしても、改訂の結果、新しいピクトグラムが「謎のピクトグラム」にならないことを祈るばかりです。

さて、多くの人が集まる博物館も、ある意味、「ピクトグラムの宝庫」。とくにウィーンの場合、多くの国からお客さまがいらっしゃるので、多言語で対応するのには限界があります。

今日、ご紹介するのは、ウィーン交通博物館REMISEで見つけたピクトグラムです。

Img_2015_09_4952_2

博物館の館内に入るドア部分に取り付けられていました。左側から「禁煙」、「飲食物の持込禁止」ですが、これはポピュラーなものですよね。

そして、左から3番目は「ペット同伴禁止」のようです。

このピクトグラムのポイントは、犬だけではなく、しっかり猫が描かれている点でしょうか。まぁ、“犬じゃなければいいのだろう”とご託を並べるお客さまはいないとは思いますが、気のきいたピクトグラムです。

左から4番目は、博物館らしいピクトグラム。「三脚を使っての写真撮影禁止」です。

多くの博物館では、写真撮影自体は禁止されていないところが多いですが、三脚については、一般のお客さまの邪魔になること、展示物を傷つける可能性があることなどから、禁止しているところが多いようです。

Continue reading "謎のピクトグラムシリーズ 交通博物館編"

| | Comments (0)

April 07, 2017

荷物運搬自転車アラカルト

Img_2016_12_0778

今日はFeriお得意の「乗り物系の話題」から、またまた「荷物運搬用自転車」を取り上げます。

最近、ウィーン市内で、荷物運搬に特化した自転車型車両を見かけることが多くなりました。

Feriは、専門家ではありませんので、理由は定かではありませんが、一つは自動車輸送から自転車へシフトすることで環境負荷の軽減を図る目的があるのかもしれません。

また、日本と異なり、小型の荷物運搬自動車(日本の軽自動車に相当するミニバンなど)が少ないこともあり、自転車型の方が小回りが利くといった利点があるのかもしれません。

Img_2017_02_0162

少なくとも荷物運搬用の自転車は、排気ガスは出しませんし、騒音も極めて低いですから、ウィーンのようなコンパクトシティには最適な輸送手段かもしれません。

トップの写真は三輪タイプのもので、前輪が二輪、動力となっている後輪が一輪です。ハンドルがフレームタイプになっているのが特長ですね。

気になるのは、方向の制御。このタイプは、比較的、見かけますが、実は、仕掛けがあります。

Img_2017_02_0230

車輪が左右に動くのではなく、荷台のある全部車体と、動力のある後部車体が左右に回転するジョイントで結ばれているのです。ハンドルは荷台側(前部車体)についているので、力は必要ですが、曲げることが可能です。


Feriは、実際に、この手の三輪自転車に乗ったことがないので、操縦感覚がわかりませんが、もしかしたら、後部車体を曲げることで方向転換するのかもしれません。

なお、この写真のものは、お店の広告用として路上に置かれていたものです。ただ、完全なダミーではなく、実際に使われているものです。

Continue reading "荷物運搬自転車アラカルト"

| | Comments (0)

April 06, 2017

速報 国立歌劇場2017/18シーズン・プログラム発表

20170405_x201_00004

4月5日、国立歌劇場総裁のDominique Meyerさん、バレエダイレクターのManuel Legrisさん、コマーシャルティレクターのThomas W. Platzerさんが参加して、国立歌劇場2017/18シーズンのプログラムが発表されました。
来シーズンは各種のプログラムを合計して350公演以上が上演されます。オペラに関しては227回の公演が予定されています。
取り急ぎ、速報版で‥抜けている部分は、皆さまのコメントで、カバーさせていただければ幸いです。

○オペラ・プレミア
子供向けを含めて7作品が新演出で上演されます。

DER SPIELER(賭博師)、セルゲイ・プロコフィエフ作曲、2017年9月4日プレミア
指揮はSimone Youngさんが予定されています。主な出演者には、General:Dan Paul Dumitrescuさん、Polina:Elena Gusevaさん、Alexej Iwanowitsch:Misha Didykさん、Babulenka:Linda Watsonさん、Marquis:Thomas Ebensteinさん、Blanche:Elena Maximovaさん、Mr. Astley:Morten Frank Larsenさんの名前が挙がっています。

LULU(ルル)、アルバン・ベルク作曲、2017年12月3日プレミア
指揮はIngo Metzmacherさんが予定されています。主な出演者には、Lulu:Agneta Eichenholzさん、Gräfin Geschwitz:Angela Denokeさん、Dr. Schön/Jack the Ripper:Bo Skovhusさん、Alwa:Herbert Lippertさん、Schigolch:Franz Grundheberさんの名前が挙がっています。

ARIODANTE(アリオダンテ)、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル作曲、2018年2月24日プレミア
指揮はWilliam Christieさんが予定されています。主な出演者には、Ariodante:Sarah Connollyさん、Ginevra:Chen Reissさん、Dalinda::Hila Fahimaさん、Polinesso::Christophe Dumauxさん、 Lurcanio:Rainer Trostさん、Odoardo::Pavel Kolgatinさん、Il Re di Scozia::Wilhelm Schwinghammerさんの名前が挙がっています。

DANTONS TOD(ダントンの死)、ゴットフリート・フォン・アイネム作曲、2018年3月24日プレミア
指揮はSusanna Mälkkiさんが予定されています。主な出演者は、Georges Danton:Wolfgang Kochさん、Camille Desmoulins:Herbert Lippertさん、Hérault de Séchelles::Jörg Schneiderさん、Robespierre:Thomas Ebensteinさん、Lucile:Olga Bezsmertnaさんの名前が挙がっています。フォルクスオーパーのオペレッタで活躍したJörg Schneiderさんが、国立歌劇場のオペラ・プレミアに起用されるのは特記されます。

SAMSON ET DALILA (サムソンとデリラ)、カミーユ・サン=サーンス作曲、2018年5月12日プレミア
指揮はMarco Armiliatoさんが予定されています。主な出演者は、Dalila:Elīna Garanča さん、Samson:Roberto Alagnaさん、Oberpriester des Dagon:Carlos Álvarezさん、Abimélech:Sorin Colibanさんの名前が挙がっています。

DER FREISCHÜTZ(魔弾の射手)、カール・マリア・フォン・ウェーバー作曲、2018年6月11日プレミア
指揮はTomáš Netopilさんが予定されています。主な出演者は、Agathe:Camilla Nylund さん Ännchen:Daniela Fallyさん、Kaspar: Alan Heldさん、Max:Andreas Schagerさん、Eremit:Albert Dohmenさんの名前が挙がっています。

CINDERELLA(シンデレラ)、Alma Deutscher作曲、2018年1月28日プレミア
子供向けオペラです。

Continue reading "速報 国立歌劇場2017/18シーズン・プログラム発表"

| | Comments (2)

April 05, 2017

将来のファンづくりに向けて

20170404_x201_00000

音楽ファンの皆さまは、そろそろ2017/18シーズンのプログラム発表が気になっている頃だと思います。

国立歌劇場は、4月5日に公式発表があるようです。ただ、時差の関係で、実際に皆さまにご紹介できるのは、6日になると思いますが‥

さて、今日はフォルクスオーパーが取り組んでいる「将来のファンづくりに向けたプロジェクト」をご紹介しましょう。

ご多分に漏れず、こちらでも娯楽の多様化にともなって、フォルクスオーパーをはじめとする伝統的な劇場へ足を運ぶ若い人が減る傾向にあります。

当然、このままでは劇場への動員が長期低落傾向になるのは目に見えています。そこで、フォルクスオーパーでは、「将来のファンづくり」に向けて色々なプロジェクトを推進しています。

20170404_x201_00001

例えば、子供さん向けの作品上演、子供さん向けの割引サービスの導入(親御さんが気軽に子供さんを連れてくることができます)、子供さんが舞台を観やすいようなクッション導入などは、すでにご紹介したとおりです。

また、最近、増えているのが、子供さんを対象とした各種ワークショップです。

毎年、クリスマスの時期に上演されるオペラ「Hänsel und Gretel」は、大人も楽しめる本格的な作品ですが、子供さんでも十分に楽しめる内容なのは、皆さまもご存じのとおり。実際、この作品で、「始めて劇場でオペラを見る」というお子さんも多いようです。

そして、更にオペラや劇場に興味を持ってもらうため、3月下旬、「Hänsel und Gretel」をテーマとした学校単位のワークショップが開かれました。

今までも学校単位での観劇会は開催されていますが、ワークショップは珍しいようです。

Continue reading "将来のファンづくりに向けて"

| | Comments (0)

April 04, 2017

無言でお買い物‥

Img_2017_02_0506

今日は「人の特性の変化」にまつわる雑感です。

最近、日本でコンビニエンスストアをやっている友人から来たメールに、“最近は、支払方法を言わず、カードリーダーにICカードを置くお客さまが増えていて、困っている”という話題がありました。

確か、日本のスーパーマーケットでは、ICカードで決済する場合、自分で使うカードを選択するシステムのところが多かったと思うので問題はありませんが、コンビニの場合は、店員さんがレジ側でカード種別を選択することになっているようで、カードの種類がわからないと困るとか‥確かに、困るでしょうね。

最近はICカードも、流通系が数種類ある上に、交通系など様々な種類があるため、利用カードをはっきり見せるか、カード種別を告知してくれないと店員さんも困るでしょう。

中にはカード種別を尋ねると、嫌な顔をするお客さまもいらっしゃるとか‥

Img_2016_09_0754

また、レジにいらっしゃってから、商品を出して、会計を済ませて、立ち去るまで一言も話をしない(店員さんの働きかけにも反応しない)お客さまも増えているそうです。

そう言えば、以前、日本で心理学の専門家と一緒に仕事をしたことがあるのですが、その際、日本で「コミュニケーション不全の人」が激増しているという話を伺ったことがあります。

「コミュニケーション不全の人」とは、本人は全く自覚がないのですが、客観的に見ると「他人とのコミュニケーションに苦手意識を持っている人」で、人とのコミュニケーションを避けようとする行動傾向があるそうです。

友人のメールを見て、その「コミュニケーション不全の人」が、さらに増えているのだろうと思った次第です。

Continue reading "無言でお買い物‥"

| | Comments (0)

April 03, 2017

中央駅の周辺は今‥

Img_2017_02_0400

日本では、4月3日が月曜日なので、実質的には今日から新年度がスタート‥ということになると思います。新入社員の皆様も、今日が初出社という方も多いのでしょうか。

Feriの場合、学校を卒業して最初に入った会社には、学生時代からアルバイトとして数年お世話になっていたこともあり、そのまま移行した感じでした。

さて、今日は「Hauptbahnhof周辺の再開発に関する話題」をお届けしましょう。

先日、ÖBB南鉄道プロジェクトの全体像をご紹介しましたが、ウィーン側最大のプロジェクトが、このブログでも何回かご紹介しているHauptbahnhof。駅

Projektgebiet_orthogr

本体は、すでに全面開業していますが、周辺の再開発事業は現在も継続中です。何しろ壮大な計画なので、時間がかかります。

車両基地跡地を再開発して新しい街を建設するプロジェクトが最も時間がかかるようで、現在は、整地が終わり、アパートなどの建物建設が始まっている状況です。

Img_2017_02_0402

逆に比較的再開発が早く進んでいるのが、Hauptbahnhofに隣接するエリアです。

特にÖBB本社がある周辺については、ホテルや高級アパートを含めて、かなり工事が進んでおり、実際に稼働している施設も増えてきました。

掲載したプロジェクトの地図で左側が今回、ご紹介するエリアです。

トップ写真の高級アパートは、現在、躯体が完成したところで、今後、外装の仕上げや内装工事に入るようです。

Humboldtgasseの西側Gertrude-Fröhlich-Sandner- Straße周辺では高級アパートなどの建設が進められています。

Continue reading "中央駅の周辺は今‥"

| | Comments (2)

April 02, 2017

変わった形のバス車庫

Img_2014_08_4864

今日の話題は「Feriお得意の乗り物系」。「バス車庫の話題」をお届けしましょう。

ご存じのようにオーストリアでは、かつてPostBus(郵便バス)が国内全土をくまなく網羅していました。皆さま、ご存じのように、これは郵便馬車に端を発するもので、郵便物と乗客を同時に運ぶというもの。

郵便物も同時に運ぶ任務を担っていたため、街の郵便局前がターミナル(停留所)になっていました。

地方に行くと、Postという名称のホテルを多数見かけますが、これも郵便馬車や郵便バスで到着したお客さまに利用していただくため、郵便局に隣接する場所に作ったもの。

Img_2014_08_5404

ある意味、鉄道がない街では、遠距離輸送の中心であった訳です。

分割民営化前は、Post und Telekom Austria AGが、PostBusの運行を担当していました。

分割民営化後、経営母体がいつくか変わり、現在はÖBB-Postbus GmbHが運行を担当し、ネットワークを維持しています。

鉄道が通らない山の町や村を結ぶネットワークがあるので、非常に便利です。ただ、最近では、利用者減少から運行本数が削減される傾向にあるようです。

Img_2014_08_4862

地方都市へ行くと、バスの車庫を併設したバス営業所を見かけることがあります。今日、ご紹介するのも、そのような地方にある車庫です。

通常、バスの車庫は、シューボックス型(箱形)が一般的です。ところが、この車庫は扇形になっているのです。

鉄道の場合、蒸気機関車時代には機関車の方向転換をするためのターンテーブルが必要であったため、扇形車庫(扇型庫)が、日本でも数多く見られました。

扉の上には車庫の番号が振られており、この車庫では10番までありました。10番がちょっと離れているので、もしかすると、ここには検査用にピットなどがあるのかもしれません。

Continue reading "変わった形のバス車庫"

| | Comments (0)

April 01, 2017

番外編 ドレスデン 豆機関車の意外な番号

Img_2006_12_3351

日本は今日から新年度ですね。色々と新しい動きもあることでしょう。

また、4月1日は「エイプリルフール」なので、かつては欧米の主要メディアが、「気のきいた嘘ニュース」を流して、世間を沸かせていたと記憶しています。

が、最近では、「冗談が冗談で済まなくなったご時世」に加えて、日常的にフェイクニュースが流れているため、「気のきいた嘘ニュース」は姿を消したような気がします。

まぁ、これも時代の流れなのでしょうかね。

今日は番外編として、「冗談のような話題」をお伝えしましょう。

以前、アドベントの時期、ドレスデンへ出かけたことがあります。ご存じのようにドイツ派、クリスマス市の本場。

オーストリアよりも、伝統を重んじる傾向があり、販売されているものも、クリスマスに関連するものが大多数です。

その中で最大のものが、Altmarkt(アルトマルクト)で開催されているクリスマス市でしょう。ドレスデンは、シュトーレン発祥の地なので、シュトーレンを販売するヒュッテも多数、出店しています。

また、子供さん向けに小規模な移動遊園地が開設されていました。その中に豆列車がありました。

Img_2006_12_3442

ドレスデンでも、子供たちが喜んで乗っていました。ふと機関車を見ると、そこには18-201のプレートが‥

正直、驚いてしまいました。熱心な鉄道ファン以外は、興味関心がないと思いますが、18-201という蒸気機関車は、かなりの珍品なのです。

オリジナルについて、簡単に説明すると、第二次世界大戦後、東西に分割されたドイツですが、東ドイツの鉄道はドイツ国営鉄道(Deutschen Reichsbahn)となりました。

西側よりも動力近代化が遅れていたこともあり、本線用大型蒸気機関車が1980年代まで、現役で残っていたことで知られています。

そんなDRが、1961年に戦前に製造されたタンク機関車(炭水車を持たない機関車)61型を、高速運転用の試験機関車としてマイニンゲン工場(RAW Meiningen)で改造して生まれたのが、この18-201なのです。

Img_2006_12_3433

試験を目的とした試作機関車なので、量数はわずか1両。当時、ドイツでは、蒸気機関車は黒が一般的な塗装でしたが、ダークグリーンに塗られていました(その後、一時期、赤色に塗られたこともあります)。1972年に行われた試運転では、182.4km/hの速度記録を樹立しました。

試験機関車でしたが、営業運転に使われることもあったようです。その後、動態保存機関車となり、各種のイベントなどに登場するようになりました。東西統一後は、所有者が変わったものの、動態は維持されています。

ある意味、マニアックな機関車の典型なのですが、このような機関車のナンバーを子供向けの豆列車に付けるとは‥

ちなみに、ドイツの蒸気機関車は、様々な形式がありますが、最も有名なのは01と呼ばれる機関車です。

Continue reading "番外編 ドレスデン 豆機関車の意外な番号"

| | Comments (0)

« March 2017 | Main | May 2017 »