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April 07, 2017

荷物運搬自転車アラカルト

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今日はFeriお得意の「乗り物系の話題」から、またまた「荷物運搬用自転車」を取り上げます。

最近、ウィーン市内で、荷物運搬に特化した自転車型車両を見かけることが多くなりました。

Feriは、専門家ではありませんので、理由は定かではありませんが、一つは自動車輸送から自転車へシフトすることで環境負荷の軽減を図る目的があるのかもしれません。

また、日本と異なり、小型の荷物運搬自動車(日本の軽自動車に相当するミニバンなど)が少ないこともあり、自転車型の方が小回りが利くといった利点があるのかもしれません。

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少なくとも荷物運搬用の自転車は、排気ガスは出しませんし、騒音も極めて低いですから、ウィーンのようなコンパクトシティには最適な輸送手段かもしれません。

トップの写真は三輪タイプのもので、前輪が二輪、動力となっている後輪が一輪です。ハンドルがフレームタイプになっているのが特長ですね。

気になるのは、方向の制御。このタイプは、比較的、見かけますが、実は、仕掛けがあります。

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車輪が左右に動くのではなく、荷台のある全部車体と、動力のある後部車体が左右に回転するジョイントで結ばれているのです。ハンドルは荷台側(前部車体)についているので、力は必要ですが、曲げることが可能です。


Feriは、実際に、この手の三輪自転車に乗ったことがないので、操縦感覚がわかりませんが、もしかしたら、後部車体を曲げることで方向転換するのかもしれません。

なお、この写真のものは、お店の広告用として路上に置かれていたものです。ただ、完全なダミーではなく、実際に使われているものです。

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2枚目の写真は、同じく三輪タイプで、荷台がオープントップのもの。写真を横から撮っているため、前部車体と後部車体を結ぶジョイントがよく見えると思います。ただ、ジョイントが中央に来ているため、運転するときは、跨ぐ必要があります。

3枚目と4枚目の写真も三輪タイプです。ただ、フレームが下にあるため、乗り降りは楽だと思います。

このタイプの場合、下のフレームにジョイントがあり、写真をよく見たところ、どうやら荷台の下に回転軸があるようです。

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つまり、車体横のジョイントで対応するパターンと、車両下に回転軸を設置するパターンがあるようです。なかなか興味深いですね。

この車両ですが、ギアが付いている後輪を見ると変速機が付いているので、高級仕様と言えるでしょう。よく見るとフレーム型のハンドルにも変速レバーが付いています。

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最後の写真は荷台が大型で、かつスケルトンになっているタイプです。ただ、これは厳密には自転車一体型ではなく、日本でもおなじみの「リアカータイプ」です。

通常の自転車後部に専用のバーで、リアカーを連結しています。このバーがポイントで、特殊なジョイントで、かなり柔軟に動くようです。

荷台の方は、屋根がスライド式になっている他、横にも扉があり、荷物の出し入れができるようになっています。どうも、荷物運搬業者の車両ではなく、窓清掃会社のものです。

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同社は、窓清掃サービスを提供する際、機材を自動車ではなく、写真の自転車に搭載して活用していることをウリにしています。

同社では2002年以来、自動車に頼らずビジネスを展開しており、本業の窓清掃の他にも、「車のない生活」(Leben ohne Auto)を支援してるようです。

こういう企業が存在するところが、オーストリアらしいですね。


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