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May 26, 2017

万国共通「列車ダイヤ」

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今日は「列車ダイヤの話題」をお届けしましょう。

よく、日本では“台風により列車ダイヤが乱れました”“ダイヤ改正”といった報道を目にします。

このダイヤという言葉ですが、略称で、正確にはダイヤグラム(diagram)と言い、運行計画を表現した線図のことです。

一般的に鉄道ダイヤグラムは、横軸に時間、縦軸に距離をとり、駅を縦軸上に配置したグラフ状の資料です。お客さまには馴染みがありませんが、運行に携わる鉄道職員にとっては必携の業務ツールです。

また、列車の運行計画は、このダイヤグラム作成から始まります。一般の時刻表は、このダイヤグラムから各駅の停車時刻を抜き出してまとめたものです。

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日本でも鉄道ファン向けの雑誌などに、時々、特定路線のダイヤグラムが掲載されていることがあります。

これは、列車の撮影をする際、どこで追い抜きがあるか、単線の場合、どこで列車の交換が行われるかなどが一目でわかるためです。使い方に慣れると非常に便利なツールです。

さて、以前、Karlsplatzにあるウィーン博物館で「GROSSER BAHNHOF」という特別展を実施していたことがあります。

博物館前に小型蒸気機関車を展示する力の入れようで、駅に関する様々な資料を展示していました。

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その中には、現在完成しているWestbahnhofの完成予想図、現在はビルディングの中に入ってしまったフランツ・Franz-Josefs-Bahnhofのオリジナル写真なども見られました。

その中でFeriの興味を引いたのはÖBBの列車ダイヤグラム(南鉄道のようでした)。横軸に時間、縦軸に駅を配置しており、基本的に日本で使用されているものと同じ仕様です。

これを見ると優等列車が普通列車を追い抜く様子などが、よくわかります。また、南鉄道の場合、セメリング峠があるため、ここへさしかかると列車速度が急速に低下し、列車を描いた線の角度が緩くなるのがわかります。

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セメリング峠が運行上のネックになっていることが、このダイヤグラムからも読み取れます。

なお、ダイヤグラムの右側には線路配置図が掲載されている点が特長。これによって、どの駅で待避が可能なのかが一目でわかるようになっています。これは、工夫されていますね。

最近では、テロが頻発するため、原稿のダイヤグラムは、なかなか見る機会がありませんが、恐らく現在も同じ様式のものが使われていると思います。

ところで会場には、古いポスターが多数展示されていましたが、なかなか風情があって素敵ですね。

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