« 謎のピクトグラムシリーズ 不気味なマーク これは何? | Main | 使用済み乾電池の回収 »

May 23, 2017

ちょっと変わった信号機

Img_2015_09_3972

先日「トランジットモールの話題」をご紹介しましたが、今日は、それに関連する話題です。

トランジットモールは、原則として歩行者用の信号機はなく、歩行者は自由に道路を横断することができます。逆に路面電車や路線バスは、歩行者に細心の注意を払って走行することが求められます。まさしく「歩行者優先」という訳です。

ウィーンでは、路面電車を中心とした本格的なトランジットモールはありませんが、一部区間で路線バスが運行されているMariahilfer Straßeは、最もトランジットモールに雰囲気が近い道路だと思います。

ただ、Mariahilfer Straßeの場合、Neubaugasseなどの主要道路との交差点には、信号機が設置されています。これは、歩行者の安全確保と、路線バスの運行をスムーズにすることが目的だと思われます。

Img_2017_02_0505

そんな中、歩行者優先ゾーンにも、実は変わった信号機が設置されています。これが冒頭の写真です。

一見すると歩行者用信号機のようですが、信号機が立っている向きが車道側。そして、信号機の上部には、おなじみに「ピクトグラム」が‥

左側は目の不自由な方、中央は「注意」、右側は車いす。

このピクトグラムからおわかりのように、この信号機は歩行者用ではなく、目の不自由な方や車いすを利用している方が、道路を横断する際、路線バスや自動車、自転車などの「車両」を一時停止させるためのもの。

Img_2015_06_0841

いわゆる「交通弱者対策」の一環として、設置された信号機です。下には信号機を動作させるための押しボタンが設置されています。

通常、信号機は青か赤が点灯していますが、この信号機は、使用者がボタンを押したときだけ点灯する方式のようで、定位では信号機は消灯しています。これも珍しいですね。

歩行者優先なのだから、信号機は不要ではないか‥と考えがちですが、やはり横断に時間がかかる方にとっての不安を解消するには、こういった信号機の設置が一番。

そのあたりの「やさしい配慮」がウィーンらしいと思います。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります delicious

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題 |

« 謎のピクトグラムシリーズ 不気味なマーク これは何? | Main | 使用済み乾電池の回収 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 謎のピクトグラムシリーズ 不気味なマーク これは何? | Main | 使用済み乾電池の回収 »