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June 04, 2017

姉妹都市提携30周年

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今日は「姉妹都市提携の話題」をお届けしましょう。

ウィーン市の区と日本の都市(または区)で、姉妹都市の提携を結んでいるところがあるのは、この話題はブログでも何回か取り上げていますので、皆さまもご存じのとおりです。

今年、フロリツドルフ区(22区)と東京の葛飾区が姉妹都市の提携を結んで、30周年になるそうで、6月10日、葛飾区内にある「かつしかシンフォニーヒルズ」でウィーン少年合唱団の記念公演が開催されることになりました。

なお、「かつしかシンフォニーヒルズ」は、開館25周年を迎えたそうなので、姉妹都市の縁組みと、ほぼ同じ歳月を経過していることになります。

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フロリツドルフ区と葛飾区の姉妹都市提携のきっかけとなったのは、映画「男はつらいよ」のロケーションだったのいうのは有名な話。

東京都葛飾区とフロリツドルフ区は、1987年に姉妹都市の縁組みを結んでいます。

“日本の下町の気質は古き良きウィーンっ子に通ずるものがある”」と言われることがありますが、旧市内からドナウ川を越えて、フロリツドルフ周辺まで来ると、ウィーン旧市街とは雰囲気がずいぶん違います。

最近では外国人の姿を多くみかけるようになりました。

この手の姉妹都市ですが、縁組みを推進した首町は熱心なのはわかるのですが、後継者は熱が冷めてしまうことがあります。

そのため、有名無実になってしまうケースもあるようです。また、肝心の住民の関心が低い点も問題ではないかと思っています。やはり住民が自主的に推進したものでないと、なかなか定着しないのかもしれません。

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もちろん、関係者の方の中には、熱心に取り組んでいるグループもあり、姉妹都市に住む子供達の相互交流などを継続しているケースもあります。

フロリツドルフ区の場合は、葛飾区と姉妹都市の縁組みを結んでから、30年を経過した訳ですが、その間、フロリツドルフ側ではTora-San-Park(2009年9月オープン、くわしくは2009年11月3日の記事をご覧ください)が新設されるなどの動きもありました。

ちなみに同公園は、ウィーンでロケが行われた「男はつらいよ・寅次郎心の旅路」の作品公開20周年を記念して整備されたものです。

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このほか、2001年8月にはKatsushikastraße(カツシカシュトラーセ、葛飾通り)」も誕生しました。さらに路面電車のFlorisdsdorfer Marktという停留所の前には、友好都市を記念した立派な記念施設があります(詳しくは2009年11月6日の記事をご覧ください)。

ただ、Feriが、以前訪問した時の印象では、地域住民の皆さまは全く関心が無いようでした。まぁ、東京都ならばいざ知らず、その中の区ですから、致し方ないと思います。

実際問題、日本からウィーンへお出かけの方は多いですが、逆のウィーンから日本へ観光に来る方は、少数に留まっていますので‥

今回のウィーン少年合唱団記念公演が成功裏におわり、再び姉妹都市提携の活動が、住民レベルで広がると良いと思っている今日この頃です。


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