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June 10, 2017

ORFの車両も様々‥

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今日は「ORFの話題」をお届けしましょう。

日本のNHKにあたるオーストリアの公共放送ORF(Österreichischer Rundfunk)。1924年にラジオ局として開局したのがスタートだそうです。

最近では、衛星放送やインターネットの発達で、他国の放送が簡単に観ることができるようになりましたが、オーストリア国内では、多チャンネル化をしながら、一定の存在感を示しています。

ご存じのようにウィーンフィルのニューイヤーコンサートを世界に中継しており、日本でも、その際はORFのロゴをテレビで見かけると思います。

そんなORFですが、中継車をはじめとする各種の放送用車両を所有しています。こういった車両を時々、街中で見かけることもあります。そんな車両を少し、ご紹介してみましょう。

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最初にご紹介するのは、ドイツのダイムラーがメルセデスベンツブランドで製造・販売する多目的自動車ウニモグ(Unimog)がベースになっているようです。

見かけたのは、旧市街にあるクンストフォーラム前。ただ、この車両ですが、写真をご覧になるとわかるように、いわゆる放送機器を搭載した放送用車両ではなさそうです。

側面に取り付けられているフレームが、これまた謎‥ミステリアスな車両と言えます。

美術館の前に止まっているところから考えられるのは、美術品などの貴重品を運搬する専用車両。実際、日本でも大手物流会社は、エアサスペンションや空調を完備した美術品専用の運搬車を所有しています。ただ、美術品運搬車ならばベース車両が悪路を得意とするウニモクというのは、何とも‥

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しかし、2枚目の荷下ろし中の写真を見ると、明らかに梱包した「何か」を運搬してきたようです。

ちなみに、この車両ですが、荷下ろしの際には、貨物室部分を下げることができる特殊構造になっているようです。

側面についているフレームは、貨物室を上下させる際の安全対策のカバーのようでした。ウニモクは、悪路を走行できるように車高が高いのが特長。そこで、荷下ろしの際には、貨物室が下がるのでしょう。

この箱の中身が知りたいところですが、残念ながら、これは永遠の謎でしょうか‥しかし、放送局が、なぜ、このような特殊車両を所有しているのか‥これも興味がありますね。

次にお目にかけるのは大きなパラボラアンテナが特徴的な放送衛星による中継を行うための小型車両。

ベースは、こちらもメルセデスベンツブランドのミニバンです。ウィーン市内にある某政党本部前で見かけたものですが、こちらでは日常的に放送衛星を使って中継をしているようです。

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ちなみに、この年はサッカーのヨーロッパ選手権がオーストリアで開催されたため、運転室部分に、そのロゴマークが貼り付けられています。きっと、サッカーの中継でも、活躍したことでしょう。

最後にお目にかけるのは、フォルクスオーパーの楽屋口前で見かけた車両です。

この時は、「ヴェネチアの一夜」のゲネプロが行われていました。その様子を録画するためにやって来たようです。生中継ではなく、劇場内で撮影した映像を録画するための移動スタジオのような車両でしょうね。

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関係者ではないので、中を見ることはできませんでしたが、中にはディレクターさんが控えていて、カット割りの指示などを出していたと思われます。

こちらの車両はオーストリアが誇るSTEYRのトラックがベースになっているようです。

余談になりますが、フォルクスオーパーでは、公開ゲネプロの際、このように舞台の様子を詳細に録画しているケースがあります。にもかかわらず、作品が完全放送されることは希‥オペレッタファンとしては、是非、完全放送してもらいたいところです。


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