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June 14, 2017

オーストリアの傘事情

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今日は「オーストリアの傘事情」の話題です。

先日、ご紹介した「傘の日」を提唱している日本洋傘振興協議会のホームページには、「世界の傘事情」という興味深い記事が掲載されていますが、その中に「オーストリア編」がありました。

傘の団体だけあって、まずは雨についての話題が紹介されていました。

記事によると“雨については、ウィーンは少なく、ザルツブルクがよく降る。ザルツブルクは「雨の街」とも言われ、特に6月、7月は梅雨の東京よりも降雨量が多くなる。オーストリア観光局のスタッフは、「ザルツブルクの観光ガイドが毎日傘を手放さず持っているくらい、頻繁に雨は降る。どしゃぶりではなく、細い雨が一日中降り続くようなイメージ」と説明する。”と紹介されています。

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この時期、FeriはSalzburgへ長期間滞在したことがないので、正直、実感がありませんが、何となくわかる気もします。

ここで紹介されていたのが、老舗の傘メーカーの「Kirchtag(キルヒターク)」。1903年、旧市街の「Getreidegasse(ゲトライデガッセ)」にオープンした伝統あるお店で、開業以来手作りにこだわっているそうです。

現在も、伝統の技を継承し、手元や骨を職人さんが一つひとつ丹念に仕上げているそうです。きっと、お値段も張ることでしょうね。というこはFeriには生涯無縁でしょうか‥

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残念ながら、Feriは同店を実際に見に行ったことがないので、具体的にご紹介できないのが残念です。

また、オーストリアの傘事情については、以下のように紹介されています。

“多くのオーストリア人が、そうした伝統的な高級傘を使用しているわけでは、もちろんない。オーストリア大使館のスタッフは、「黒っぽい無地の傘が一般的であり、オーストリア人は体が大きいので、それに合わせて大寸のものを使う人が多い。私は現地に行ったときに日本製のコンパクトな折りたたみ傘を使っていたが、オーストリア人は、『こんなに小さくて軽量な傘が世の中にはあるのか』と、ビックリしていた」と話す”と紹介されています。


確かに体格のよろしい方が多いので、大きめの傘が多いのかも知れません。もちろん、最近では、折りたたみ傘も見かけるようになりましたが、その比率は低いような気がします。

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このブログでも何回か紹介しましたが、日本よりも傘の需要が少ないようで、傘専門店も存在するものの、洋品店と兼ねているお店が多いように思います。

左の写真は、旧市街にある傘の専門店です。小さなお店ですが、専門店らしく、豊富な品揃えが特長です。なお、屋号よりも「Schirme」(傘)という商品名を大きく明記しているのが興味深いところです。

その理由ですが、少しの雨なら、傘をささずに帽子やフードで対応する人が多いことが揚げられると思います。また、雨が降っても、全く気にせず、普通に歩いている方も見かけます。これは、お隣のドイツなどでも同じ傾向のようです。

そのため、冗談交じりに“雨の日に傘をさしているのは外国人観光客”と話していたこともあります。

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オペレッタ「白馬亭にて」では、突然の雨に驚いた観光客が傘をさして右往左往する場面があります。この場面、傘を小道具にした楽しいダンスシーンがあるので、印象に残っている方も多いことでしょう。

正直、Feriも雨の日に傘をささない人が多いのを見て、初めの頃は驚いたものです。しかし、何でも真似をしたがるFeriは、その後、コートを着ている場合は、付属のフードで対応するようになってきました。また、帽子を使うことも増えましたね。

という訳で、日本よりも傘の需要が圧倒的に低いためか、日本のように「雨が降り出したら、店頭に傘を並べて販売する」という光景は、見た記憶がありません。日本では、出先で雨に遭って、近くのコンビニエンスストアでビニール傘をお買い求めになったという経験を持つ方も多いのではありませんか?

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また、日本のスーパーマーケットなどでは、雨の日には、濡れた傘を入れる袋を出入り口付近に設置しているところが多いですが、こちらでは、そういった設備を見た記憶がありません。これも「傘の需要」と関係があるのかもしれません。

とは、言っても時代の変化によって、人の行動パターンも変わるもの。最近では、雨の日に傘をさしている人が相対的に増えてきているような気がします。

傘についても、国によって色々な文化の違いがあるようで、なかなか興味深いテーマだと思います。

今度、雨の日には、そのあたり、皆さまの行動やお店の対応などを観察してみようと考えている今日この頃です。

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