郷土料理“Lungauer Bauerngröstl”
今日は「郷土料理の話題」をお届けしましょう。
夏は車で地方に旅行することが多かったFeri。当然、三食が外食になります。定番のWiener Schnitzelもいただきますが、正直、飽きてきます(笑)。
また、フルスペックのWiener Schnitzelは食べることができなくなってからは、パスタなどを食べることも増えてきました。
地方に行ってもイタリアに近い地方は、イタリア人の観光客が多いこともあり、ピザ屋さんが必ずあります。ピアは巨大ですが、パスタに関しては、こちらの感覚では量が少なく、今のFeri向きです。
しかし、時々、その地方の料理を食べてみたくなることがあります。地方で比較的多いのがBauerngröstlと呼ばれる料理です。
このジャンルで有名なのが、“Tiroler gröstl”。チロル地方の家庭で最も親しまれている代表的な郷土料理で、じゃがいも、牛肉、豚肉、玉ねぎ、そしてハーブを混ぜ合わせて炒めた料理です。
「チロル風肉じゃが料理」という人もいますが、日本の肉じゃがとはイメージが違うのは言うまでもありません。
ご参考までに、最後の写真がウィーンで食べたTiroler gröstl。目玉焼きが載っているのがポイントかな‥
さて、今回、ご紹介する“Lungauer Bauerngröstl”も、この親戚と言って良いでしょう。地名が冠されていることからもわかるように、ザルツブルク州にあるLungau地方の郷土料理のようです。
ただ、Feriは、オリジナルを全く知らないので、レストランで出てきた“Lungauer Bauerngröstl”がオリジナルに忠実なのかどうかは、わかりません(笑)。
この時は、Tiroler gröstlもMenüに載っており、どちらにするか迷ったのですが、一度は試したい郷土料理ということで“Lungauer Bauerngröstl”をお願いしました。
さて、出てきたものは、Feriが予想したとおりのもの。
ジャガイモの炒め物で、定番のSpeckscheibeに加えて、Bratwurstが載っているのが特長です。
ちなみに、Bauerngröstlは熱いフライパン(または鉄鍋)に入った形で提供されることが多いのですが、この時はフライパンでした。
この日は定食だったので、総ての料理にKrautsalatが付いていましたので、Feriにとっては結構、食べ応えがありました。
例によって味が単純なので、途中で飽きてきます。これだけは、致し方ありません。
ちなみに、お値段は6.8Euroでした。この手の料理には、WineよりBier。この日もBierを飲みながら、黄昏のシャニガルテンで、充実した一時を過ごしました。
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