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August 10, 2017

「断り言葉」に思う

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今日は、いつものテーマと趣を変えて「言葉遣いの話題」をお届けしましょう。

こちらでもレストランなどに入ると、従業員さんが、色々と勧めてくれるケースがあります。

例えば、食後だとカフェやデザートなどです。お願いする場合もありますが、その時の状況によっては、断る場合もありますよね。Feriの場合は、懐具合が寂しいので、お断りするケースが多いのですが(笑)。

そうそう、ホイリゲでも、Wineを飲み干すと、従業員さんが勧めてくれますね。いい気になって飲み続けると、後が大変ですが‥(失敗談あり‥)

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また、飛行機の機内サービスでも、客室乗務員さんが、色々と勧めてくれるケースがあります。とくにビジネスクラスになると、その傾向が強いですが‥ 

長距離線の機内では、基本的に料金は発生しないので、その時の調子に合わせて、お願いする場合もありますが、お断りする場合もあります。

その時、ドイツ語圏では“Nein Danke”という言葉を使うケースが多いと思います。英語圏では、“No Thanks”でしょうか。

比較的ていねいな「断り言葉」なので、日本語に置き換えると、多少ニュアンスは異なるのかもしれませんが、“結構です”が該当するような気がします。

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先日、日本でコンビニエンスストアを経営している友人と話をした時、最近は、言葉が雑なお客さまが増えているという話題になりました。

例えば、レシートや商品を入れる袋が不要な場合、“レシートは結構です”ではなく、いきなり“いらない”というケースです。

さらに、これを強い調子で言う、手で明確に拒絶する姿勢を示す(払いのけるなど)お客さまもいらっしゃるとか‥

実は、これには心理学的な背景があるようで、厳密にはお客さまは、“レシートはいらない”と言っている訳ですが、主語が抜けていること、明確な否定形の言葉であることなどから、言葉を受けとめる従業員さんは「あなたはいらない」というように感じてしまうことがあるそうです。

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もちろん、従業員さんは、意識している訳ではなく、潜在意識の中に、「否定的な言葉を聞きたくない」という意識が芽生えて、無意識のうちに「否定的な言葉が出ないような応対」をしてしまうそうです。

日本の場合、同じ物販でもスーパーマーケットの場合は、それほどでもないという話を聞いたことがあります。

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やはり、コンビニエンスストアを利用するお客さまは、基本的に「急いでいるお客さま」が多いことも遠因になっているのかもしれません。

最近、日本では人間関係がギクシャクしているという話を耳にしますが、自分の意思でお買い物をする訳ですから、お互いが気持ち良く過ごすような言葉遣いが復活しないものでしょうかね。

また、そういった大人の応対を見ている子供さんも、「自然に言葉遣いが雑になる」という話を耳にしたこともあります。

Feriは、欧米の言語に比べて、日本語は、非常に多様な表現があるのが特徴だと思っています。

これは、「文化の違い」から来ているものだと思うのですが、それだけに、状況に応じて、言葉を使い分けることが少なくなっているのは、非常に残念な気がします。

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