Oberlaaを散策
今日は「Oberlaa周辺のお話」です。
Feriは、地下鉄が開業する前日、工事の完成状況、廃止予定の路面電車路線がどうなているかが気になり、Oberlaaを訪れました。
U1のOberlla駅では、最終的な仕上げ工事をしていましたし、駅前広場では各種イベントの準備が急ピッチで進められていました。
ただ、いらっしゃったのは工事関係者やイベント関係者が圧倒的に多く、Kurpark Oberlaaには、のんびりとした空気が流れていました。
池を配した広大なKurpark Oberlaaはお散歩コースとしても最適で、当日も平日にもかかわらず、散歩を楽しんでいる人を見かけました。
ところで、Feriは、今までKurpark Oberlaa側は散策したことがあるのですが、南側にあるÖBBの線路を挟んだ反対側は、行ったことがありませんでした。
実は、Oberlaaのホイリゲは、ÖBB線路の南側にあるのですよね。ただ、平日の昼間だったので、ホイリゲは、当然、営業していません。
本当はホイリゲが営業しているタイミングで来れば良かったのですが、午後、市内中心部で友人と会う約束があったため、早めにOberlaaへやって来たのです。
ただ、昼食時だったので、Oberlaaで昼食をとろうと考え、ÖBBの南側へ行ってみることにしました。
Kurpark Oberlaa側からは旧67系統の停留所付近から、地下道で簡単に南側に抜けることができます。
かつてはOberlaaにもÖBBの駅があったようで、立派な駅舎がありますが、現在、旅客営業は行っていません。
教会の尖塔が見えたので、その方向へ歩いて行くと、ホイリゲの方向を示す看板が‥ 次はOberlaaのホイリゲを訪れてみたいと思います。
路線バス70Aも通るOberlaaer Straßeに出ると、1軒のレストランを発見。In's Steff Gasthaus und Restaurantという名前で、ホイリゲではありませんが、中庭がシャニガルテンになっているようなので、ここで昼食をとることに‥
平日の昼間だったので、天気が良かったにもかかわらず、シャニガルテンはガラガラ。一組のご夫婦がゆっくりとお食事を楽しんでいるだけでした。
込んでいるわけでもないのに、ケルナーさんがなかなか出てきませんでしたが、時間に余裕があったので、シャニガルテンでのんびりしていると、件のご夫婦に料理を持ってきました。
初めてのレストランでは、Menüをオーダーするのが一番。TagessuppeがついたMenüがあったので、それをお願いしました。
自炊が増えてからは、昼食は表でとることがすっかり減ってしまったFeri。久しぶりにウィーンでゆったりとした昼食をとることができました。お値段も7.5Euroと、お財布にも優しいお昼でした。
なお、このレストランの向かいにはCaféが1軒ありましたが、いわゆるお店は、この2軒だけ。商店は見あたりません。ちょっと珍しいですね。
昼食後、Sankt Ägidi教会前まで行ってみました。近くに学校があるようで、「児童に注意」の看板が出ていました。教会前はOberlla Platzという停留所。このあたりが中心なのでしょうかね。
ホイリゲがあることからもわかるように、昔は農村だったと思われますが、現在では住宅開発が進み、小ぎれいな一戸建て住宅が整然と並んでいる閑静な住宅地といったイメージです。
しかし、ウィーンの中心部からわずか30分ほどで、この「のどかな雰囲気」。忙しい動きについて行けなくなっているFeriにとって、このゆったりとした時間はたまりません。
きっとホイリゲも良い雰囲気のお店が多いことでしょう。
もう少し奥まで散策したかったのですが、友人との待ち合わせ時間が気になったので、教会前でUターンし、Oberllaのバスターミナルへ戻りました。
U1の延長開業で、この周辺にお住まいの方も、公共交通期間で都心に出るのが非常に楽になったと思います。
ということは、地価が上昇‥と考えるのは、日本人の悪いところ。U1延長開業の前日にもかかわらず、何事もなかったかのように「のんびりとした空気」が流れているOberllaの市内。
こういった雰囲気はFeriのお気に入り。今回、利用したレストランも含めて、また、訪れたい場所になりました。
※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります
Comments