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September 01, 2017

警報が発せられたら‥

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9月1日、日本では「防災の日」ですが、今日は「防災に関するお話」をお届けしましょう。

オーストリアは基本的に地震が少ない国ですが、警報システムが準備されています。日本でも、最近、近くの国から「飛翔体」なるものが、上空を通過し、Jアラートが発せられて話題になっていますが、基本的には、同じ趣旨のシステムです。

警報は消防署などに設置されているスピーカーから発せられます。「サイレンの鳴り方」により、住民の行動が異なります。

Warnung(警告)
3分間連続でサイレンが鳴ります。直ちに情報を収集し、非難や待避の行動をとる必要があります。

Alarm(アラーム)
断続的に1分間、サイレンが鳴ります。「直ちに安全な場所に避難してください」という警報です。

Entwarnung(状況終了)
連続して1分間連続して、サイレンがなります。これは、危険な状況が終了したというサインです。

Feuerwehralarm(火災警報)
15秒間、3回のサイレンが鳴ります。いわゆる火災警報です。

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これらは、自然災害に対する対応を促すものでなく、物騒な話ですが、戦争を想定しているものです。特に、核戦争を想定しているのは、明白です。

のんびりとしているオーストリアですが、東西冷戦まっただ中の時は、最前線だった訳で、住民保護のため、このようなシステムが完備しているところは、さすがです。

また、永世中立国のスイスには、多くの核シェルターが建設されているのは、皆さまもご存じのとおりです。

もちろん、直撃を受ければ、この手の警報は全く効果がないのですが、実際には、住んでいる近辺に着弾した場合は、やはり屋内退避は効果が期待できるようです。

日本と同じ敗戦国ですが、危機管理に関しては、地続きであることも踏まえると、考え方の違いが明確な気がします。

なお、これらの警報は、事前に案内があった上で、時々、テストを行っています。ちなみにFeriも1回、警報のテストを体験したことがあります。

余談ですが、日本の防災無線は音声による伝達なので、場合によっては「何を言っているのかわからない」という声を時々、耳にします。

その点、サイレンによる警報は、基本的な仕組みがわかっていれば、迅速に対応できるので、有効かも知れません。

また、最近はホームページで実際のサイレンを聞くことができるようになっています。

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