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September 18, 2017

WestBahnがHauptbahnhofにデビュー

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日本では、今年は9月18日が「敬老の日」で祝日。秋の行楽シーズンということで、お出かけを予定していた方も多かったと思うのですが、台風18号が襲来して、レジャーどころでは無かったかもしれませんね。

さて、今日は、またまた「鉄道の話題」で恐縮です。最も“オペレッタの話題はどうしたの?”という声は余り聞こえませんが‥

ÖBBの長距離優等列車が総てHauptbahnhof発着になり、Westbahnhofの長距離列車はWestBahnの列車だけとなりました。

先日、所用があってHauptbahnhofへ出かけた折、コンコースでWestBahnのスタッフがパンフレットを配ってアピールしていました。“Westbahnhofへ誘導するのも大変だなぁ”と思いつつ、何気なく、列車の発着案内表示器を見たら「WestBahn」の文字が‥

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ビックリして、プラットホームに上がってみると、件の電車が止まっているではありませんか。

当初、Feriは、WestBahnは、Westbahnhofだけを使うのではないか…と予測していましたが、見事に外れました(笑)。

この日は偶然、出発時間が遅れていたため、列車の出発を見送ることができたというのも、不思議なご縁です。ちなみに発着案内表示器の写真をチェックしたところ、当日の行き先はWestbahnhofになっていました。

で、コンコースでWestBahnのスタッフからもらったリーフレットをチェックすると‥

時刻表には「WESTshuttle」となっており、正式な運転開始は2017年12月のダイヤ改正からのようです。

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では、この日、Hauptbahnhofにやってきた電車は、何だったのでしょうか。試運転だったのか、何らかのプロモーションだったのかは確認できませんでした。

しかし、昔から、この手のSonderzug(特別列車)を引き寄せる力が強いFeri。久々に「当てました」(笑)。

余談になりますが、当日、WestBahnの電車の隣には、RaaberbahnのVENTUS(GySEV 4744)停車中。ウィーンの「鉄道の変化」を実感した一時です。

列車の出発を見送ってから、パンフレットをチェックすると、Hauptbahnhofへ乗り入れるのは「WESTshuttle」という名称の列車で、下りは午前中(Hauptbahnhof9時08分発から14時08分発まで、1時間間隔で6本、毎日運転)、上りは昼(Hauptbahnhof10時59分着から13時59分着まで、1時間間隔で4本。この他に運転曜日限定の列車が4本)に限定されているようです。

で、今回の運転区間はHauptbahnhof-Westbahnhof間でしたが、営業運転に際しても、「WESTshuttle」は、そのままSalzburg方面へ直通運転するのではなく、あくまでもウィーン市内の接続列車との位置づけのようです。

というには、リーフレットに掲載されている時刻表を見るとWestbahnhofの接続時間が10分以上設定されているからです。

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しかし、Westbahnhof-Hauptbahnhof間の運行だと、乗り換えが生じる訳で、余りメリットがないような気もします。実際、HauptbahnhofからWestbahnhofまで、U1とU3を乗り継いでも、時間的には余り変わりません。

なお、未確認情報ですが、「WESTshuttle」を、Wien Nordbahnhof (Praterstern)発着にする計画も存在するようです。

ところで、5月にORFから、「6月からWestbahnhof-Hauptbahnhof間でWESTshuttleの運転が開始される予定」といったニュースが流れましたが、何らかの事情により、列車の運行開始が冬ダイヤまで、延期されたのかも知れません。

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また、「WESTshuttle」ですが、同社がVORに加盟していないため、ウィーン市内限定の列車であるにもかかわらず、共通乗車券では乗ることができません。

なお、「WESTshuttle」の運転開始に合わせて、Linz・Welsまで8Euro、Attnang-Pまで13Euro、Salzburgまで18Euroという特別運賃が設定されます。

ところで、この話には、続きがあります。

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こちらのマスコミによると、Hauptbahnhofだけでなく、ウィーンの主要駅に乗り入れる計画があるという報道もありました。

そして、同社から大々的にアピールされたHauptbahnhof乗り入れですが、その後、同社のホームページからも時刻表が消えてしまいました。

12月のダイヤ改正で設定される特別運賃は紹介されているのですが、運転区間はWestbahnhof-Salzburg間になっています。

その他の情報から総合的に判断すると、WestBahnでは、ダイヤ改正までに10編成の電車を増備し、従来の車両と合わせて、Wien-Salzburg間の運転間隔を30分に短縮する計画を立てているようです。

そのため、ダイヤを再検討する必要が生じて、一旦、ホームページに掲載した情報を削除した可能性が高そうです。「WESTshuttle」の発表は、いわゆるフライングでしょうか?

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ダイヤ改正は12月なので、また、続報が入ればご紹介したいと思います。

この他、WestBahnでは、SalzburgからInnsbruck方面まで列車を運行したいという意向があるようです。ただ、ÖBBとの協議がうまくいっていないような話も流れています。元々、スイス国籍の電車ですから、できればアールベルク峠を越えて、スイスまで直通運転を視野に入れているのかもしれません。

一方、今回、Westbahnhofで見かけたVENTUSは、現在、Pamhagen-eusiedl am See-arndorf -ruck an der Leitha -Wien Hbf間およびBratislava-Petržalka-ruck an der Leitha-Wien Hbf-Wien Meidling-Ebenfurth-Wulkaprodersdorf-Spron -Deutschkreutz間のREXに投入されているようです。

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