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September 25, 2017

Westbahnhofの駐輪場を拝見

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今日は「駐輪場の話題」をお伝えしましょう。

最近、日本で「新幹線への自転車持ち込みが可否論争」になっているという話を耳にしました。

このブログでもお伝えしているように、こちらでは自転車は「環境に優しい有力な都市交通手段」と位置づけられており、オーストリアでもRailJetなどの長距離列車には専用の自転車搭載スペースが準備されれている他、ラッシュ時間帯をのぞけばウィーンの地下鉄やS Bahnでも自転車の搭載が可能です。

ところが、日本では、「自転車をどのように都市交通の中で位置づけるのか」という根本的な議論が欠落しているように感じるのはFeriだけでしょうか。

当然、位置づけが不明確なので、自転車専用レーンは不十分ですし、駐輪場の整備も、言葉は悪いですが場当たり的な気がします(関係者の皆さまには申し訳ございませんが‥)。

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現在は、長距離列車はWestBahnだけになってしまったWestbahnhofですが、Mariahilfer Straßeに隣接している上に、U3とU6という二つの地下鉄が乗り入れていることもあり、現在でも多くの人で賑わっています。

先日、Westbahnhofに立ち寄った折、立体駐車場の向かいに駐輪場があるのを見つけました。ちょっとわかりにくい場所だったので、おはずかしい話、今までFeriは気づきませんでした。


という訳で、さっそく見学。ちょうどバスターミナルの向かいに当たる場所にありました。

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駅構内なのでÖBB INFRAが運営している屋根付駐輪場(Überdachte Fahrradabstellanlage)です。遠くから見たとき、その佇まいは日本で自治体などが設置している駐輪場を彷彿させます。

実際、駐輪場の中には日本でもおなじみの二段式のる機械式駐輪設備が設置されていました。

こちらでは、簡単な駐輪スペースは街中でよく見かけますが、機械式駐輪設備は駅に隣接した場所に限られているようです。

これは、日本と同じく、駅まで自転車で来て、その後、列車に乗車するという行動パターンを念頭に置いて、少ないスペースに多くの自転車を置くことができるようにしているのだと思います。

列車利用となると駐輪時間が比較的長くなり、自転車の盗難リスクがありますが、これについては、駐輪設備そのものにはロック機構などはないようでした。

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以前、ご紹介した有料の駐輪設備は、出入り口にロック機構が備えられているため、盗難のリスクを最小限に抑えることができますが、こちらは利用料が無料のようなので、致し方ないかもしれません。

珍しく使い方を写真入りで紹介した看板が設置されていました。これは、上段に自転車を格納する方法がわからない方を考慮した案内看板のようです。

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なお、その後、調べたところでは、480台の自転車を収納することができることがわかりました。さすがに二段式駐輪設備を備えている威力ですね。

ところで、ウィーン市のホームページに掲載されている地図には、市内の駐輪場を表示させる機能が付いています。各駐輪場の仕様、住所、収容台数などが、地図上のアイコンをクリックすることで表示されます。

これを見てもウィーンでは、自転車を都市交通の一つと位置づけていることがわかります。

余談になりますが、友人から、東京駅八重洲口の歩道に有料の駐輪場が設置されたという話を聞きました。

是非、東京オリンピックまでに、自転車を都市交通でどのように位置づけるのかを議会などで議論し、明確に打ち出して欲しいと思います。

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