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October 02, 2017

オーストリアでは伊達マスク着用にご注意?

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今日は、これからオーストリアをご旅行する皆さまに、大切な話題をお届けします。

2017年10月1日からオーストリアで、公共の場所(公共交通機関内を含む)においてイスラム教徒のブルカなど、顔を隠す服装を禁じる「覆面禁止法」(Anti-Gesichtsverhüllungsgesetz)が施行されました。

この法律は、オーストリアに住むイスラム文化圏の女性が、こちらの風習にいち早く溶け込むことが主目的と説明されています。

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ただ、実際には宗教に関係なく、「顔を隠すこと」を禁じています。もちろん、同法では,健康上の理由など,掲載した資料のように、いくつかの適用除外規定(Unter bestimmten Umständen)が設けられています。

しかし、現場における実際の運用については明確になっていないことから、日本で一般に販売されている風邪用や花粉症用マスクを着用している場合、最初は警察官による警告が行われるようです。

ただし、度重なる警告にもかかわらず、顔を隠す行為をやめない場合、取締り対象となる可能性があります。

日本では、最近は、インフルエンザが流行る冬や、花粉が飛ぶ春先だけでなく、1年中、真マスクを愛用している方が多いと思います。

健康上の問題ならばやむを得ませんが、一節によると「伊達マスク」(マスク依存症)という現象で、若い人に増えているそうです。

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ある調査では、女性の伊達マスク経験者は30%以上だそうで、中でも20代の女性が44.9%と、最も多くなっています。

「伊達マスク」を着用する理由ですが、「マスクをしているとあたたかいから」、「スッピンでも気にしなくていいから」、「顔が隠れることにより、安心感があるから」などだそうですが、根本的には「顔を隠せる」という点がポイントのようです。

冗談みたいな話ですが、マスクを着用していることを忘れていて、そのまま飲食してしまった人も多いそうです。

海外では、基本的に重病人しかマスクを着用しないため、伊達マスクは誤解される可能性があります。

オペレッタ「こうもり」の第2幕は、ご存じのように「オルロフスキー公爵の夜会」。参列者の多くはマスクをつけていますが、私邸内なので、これはOK。しかし、仮に酔っ払って、そのままの格好で自宅に帰ろうとすると、警察から警告を受ける可能性がある‥という解釈のようです。

さて、オーストリアの「覆面禁止法」ですが、罰金は最高で150Eur。その場で現金またはクレジットカードで支払うことになります。クレジットカード払という選択肢があるのが、こちららしいですね。

警察が発行しいるパンフレットを見ると、明らかに「イスラム教徒のブルカ」を対象としていると思われますが、状況によっては拡大解釈される可能性もありますので、オーストリアを旅行される際には、しばらくは注意した方がよさそうです。

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Comments

はじめまして。
飛行機から降りると周りの雰囲気からして、冬場、喉の乾燥防ぎたくてもマスク着用には抵抗あります。が、一度だけ、ザルツブルクのマリオネットシアターで、咳が止まらなくなり、マスク着けました。誰も奇異な目で見ず、ホッとした記憶が。
ヘルシンキでは(窓越しに見えた)ネイルサロンの店員さんがイラスト入りマスクしてました。

話それますが、ヨーロッパでは日傘も使わないですね。貴重な太陽を浴びたいのでしょうか?あちらは曇天の日も多く、北欧になると、冬季の日照時間が日本と比べ激減しますし。

Posted by: みどりのいんこ | October 10, 2017 at 07:17 PM

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