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November 23, 2017

いずこも同じ受動喫煙問題

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日本は11月23日は「勤労感謝の日」で、お休みですね。今年は木曜日になったので、金曜日も休むと4連休という方もいらっしゃると思います。

オーストリアだったら、24日は、突然、病欠の人が増えると思いますが、日本では、まずないでしょうね。

また、11月23日は、オーストリアで1837年にはじめて鉄道(Österreichische Nordbahn、Wien Floridsdorf-Deutsch-Wagram間)が開業した日でもあります。この話題は、後日‥

今日は「禁煙にまつわる話題」をお届けしましょう。

ご存じのようにオーストリアは、他のヨーロッパ諸国に比べて、喫煙が比較的、おおらかです。とは言っても、最近はEUのレギュレーションが強化されたことにより、以前よりは喫煙できる場所が限定されてきましたが‥

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EUのレギュレーション強化を受けて、オーストリアでもレストランを全面禁煙にする計画が立案されましたが、実施時期が決まっておらず、事実上、延期されている状況です。

そこで、禁煙推進派は、次期首相のSebastian Kurz氏に対して、選挙公約にもなっていたレストランの全面禁煙を早急に実現するように公開書簡を提出しました。

その中で、ウィーン医師会が「すべての癌の3分の1は喫煙によるものだ」という意見も紹介されています。

オーストリアは、ヨーロッパ諸国の中でも喫煙者が多いことで知られています。ちなみにOECDの平均では、毎日喫煙している成人は18%であるのに対し、オーストリアでは24%を超えているそうです。

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その理由は、受動喫煙対策が遅れていること。オーストリア経済にとって、喫煙による損失は年間7億5,000万ユーロにのぼるという調査結果もあるそうです。

さて、EUで最も若い首相に就任するSebastian Kurz氏は、果たして禁煙派の要望に応えて、レストランの全面禁煙という施策を、期限を区切って打ち出せるでしょうか。

たばこを嗜まないFeriにとっても、興味のあるところです。

一方、日本の場合、東京都などでは路上禁煙のエリアが増えています。そのため、街中に喫煙スペースが設けられているという話を聴いたことがあります。タバコ屋さんが喫煙スペースを提供している例もあるようですね。

また、2020年の東京オリンピック、パラリンピック開催に向けて、日本の厚労省は当初、飲食店をすべて原則禁煙(喫煙専用室は設置可)とする方針でしたが、飲食業界などが「小規模店は喫煙室設置のコスト負担が難しい」と反発したことを受けて、バーやスナックなどの小規模店舗は規制の対象外とする方針を打ち出しました(この場合、店舗面積は30平方メートル以下)。

ところが、喫煙派の巻き返しにより、店舗面積150平方メートル以下まで拡大する案が検討されているとか‥
受動喫煙対策だけは、オーストリアも日本も、全般的に遅れが目立つようです。


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