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November 05, 2017

「死者の日」(Allerseelen)雑感

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何でもお祭りにしてしまう日本では、今年もハロウィンの行事で盛り上がった地域もあったことでしょう。

カトリック教会関連の休日が多いオーストリアでは、11月1日は「万聖節」(Allerheiligen)」の祝日で、休日でした。余談になりますが、ハロウィンは、「万聖節」の前日ですが、カトリック教会では、全く関係ないと表明しています。

カトリックでは、11月2日が「死者の日」(Allerseelen)になるため、多くの方々が、花を持ってお墓参りに出かけます。こちらの墓地は、いつもきれいな花が手向けられていますが、この日は、格別に増えるようです。

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「万聖節」は「諸聖人の日」という呼び名があることからわかるように、全ての聖人と殉教者を記念する日になっています。

日本の皆さまもウィーンへお越しの際には、著名な音楽家の墓がある中央墓地へお出かけになった方も多いのではないでしょうか。

Feriも何回かお参りに行ったことがありますが、本当に広大な墓地です。こちらでは、教会に隣接して墓地が設けられているところが多いですが、さすがにウィーンのような大都市では減っているようで、中央墓地のような独立した形をとっているようです。

ちなみにウィーン市内には55箇所の墓地があるそうで、総面積は550ヘクタールだそうです。

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そう言えば、以前、Feriが住んでいたHernals区にもMistPlazの近くに墓地がありました(右の写真がHernals区にもMistPlazの墓地です)。

中央墓地の裏側には、シュヴェヒャート空港へ向かうÖBBの路線が通っていますが、まだまだ敷地に余裕がありそうに見えるので、拡張できる余地がありそうです。

一方、地方へ行くと、現在も教会に隣接した場所に墓地があるところが多いようです。

埋葬されている方は、その教会の信者だった方でしょうから、ご家族もお近くに住んでいるのでしょう。そのため、いつもきれいな花やろうそくが手向けられています。きっと「死者の日」には、故人を偲んで多くの方が訪れたことでしょう。

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ところで、Feriの両親はプロテスタントのキリスト教徒だったこともあり、「代々の墓」はありません。

今は無き父が眠っているのは、都営の納骨堂です。また、通っていた教会の共同墓地が都下の多磨霊園にあり、そこにも分骨しました。

プロテスタントでは、「万聖節」はありませんが、日本基督教団では、11月の第一日曜日を「聖徒の日」と定め、亡くなった信徒たちのために祈る日になっています。

そのため、父が通っていた教会でも、礼拝後、共同墓地に納骨されている信徒をお参りする行事が行われていました。

「死者の日」に当たって、ふと、色々なことが頭をよぎりました。

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