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November 2017

November 30, 2017

ウィーンでドローンは飛ばせるの?

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11月最後の話題は、昨今、流行の「ドローン」です。

最近は、日本のテレビ番組などを見ると、従来とは違ったアングルの映像が流れることがありますね。ヘリコプターよりも高度は低く、かつクレーンよりも自由に動いている‥どうやら、最近、流行のドローンを使った撮影のようです。

また、報道番組でもドローンで撮影した映像を使っているケースも増えているとか‥とくに有人のヘリコプターを使った空撮に比べて、コストが大幅に削減できることが大きいという話もあります。

また、ドローンは、こういったエンタテイメントの世界のみならず、災害時の現場状況確認などといった活動でも使われているといった話を耳にしたこともあります。

従来は有人のヘリコプターでなければ不可能だった空撮が、比較的手軽に実現できるドローンの登場によって、全く新しい映像・画像が手に入ることになったのも技術革新のお陰でしょうか。

皆さま、ご存じのようにアメリカなどでは、ドローンを使って荷物を個人宅に届けるというサービスも検討されているようです。

ところで、日本では一般的にドローンの定義が曖昧なような気がします。よくドローンの例で紹介されるのは、複数のプロペラがついた飛行体、これは本来、マルチコプターというもので、マルチコプター=ドローンではありません。飛行機形状のドローンも存在します。

では、日本では農薬散布に活躍するラジコンヘリコプターとドローンの違いは何でしょうか?

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このあたり、マスコミでも明確に説明できていないような気がします。専門家の方によると、本来のドローンとは「予め設定されたプログラムによって、操縦者が常時、操縦しなくても自立航行が可能な飛行体」を指すようです。

自立航行が可能なので、操縦者の視界外でも飛行することが出来ます。故に、画期的なのですが‥

しかし、現在、日本で多く使われているドローンは、様々な事情により、原則、操縦者が機体搭載のカメラ映像を見ながら操縦する場合も含めて、常時、コントロールしているものが多いようです。

ただ、日本も含めて、多くの国では、「無人の飛行体」に対する法令の整備が追い付かず、中途半端な状態で運用されているようです。

さて、前置きが長くなりましたが、近年、オーストリアでもドローンが色々なジャンルで使われるようになりました。実際、Feriも以前、Lungauのお祭りで、ドローン(マルチコプター)を使った空撮をしている場面を目撃したこともあります(詳しくはこちら)。

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November 29, 2017

今年は変則運転Ströck-Weihnachtsbim

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今日は「ウィーンのクリスマスとラム」の話題をお届けしましょう。

先日、マンナーのクリスマストラム「Weihnachtliche Manner Straßenbahn」運行の話題をお届けしましたが、毎年、恒例となっているベッカライチェーンStröckがスポンサーになってWiener Linienが運行している「Ströck-Weihnachtsbim」については、運行情報が入手できませんでした。

例年ですと、クリスマス市開催に合わせて11月中から運行が始まるのですが、今年は今週末、12月2日から運転されることが、発表されました。

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正式なアドベントの期間中、運転されることになった訳です。ある意味、この判断は正しいですね。

13年前から運行が始まった「Ströck-Weihnachtsbim」は、利用料金を慈善活動に寄付することで有名ですが、これまでに延べ10万Euroを集めています。

今年は、子供たちに学習する機会をつくるプロジェクトに寄付することが、発表されています。

さて、Ströck-Weihnachtsbimですが、発着は例年どおりKarlsplatzの停留所((Oldtimer-Haltestelle beim Otto-Wagner-Pavillon)です。

ただし、今年から停留所近くにプンシュの屋台(Punschstand)が設けられることになり、待ち時間に一杯、楽しむことが出来るようになります。これはご機嫌ですね。

今まで、待ち時間に暇を潰すためには、Karlsplatzのクリスマス市まで行く必要がありましたが、今年は停留所周辺でもOKという訳です。

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November 28, 2017

12月10日からWestBahnがHauptbahnhofに乗り入れます

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今日は「WestBahnの話題」をお届けしましょう。

オーストリアでは12月10日にダイヤ改正が行われますが、今回はÖBBに関しては、大きな目玉はありません。が、WestBahnに関しては、大規模な運行系統変更が行われることが決まりました。

9月18日に、このブログで「WestBahnがHauptbahnhofにデビュー」という記事(詳しくはこちらから)をお伝えしましたが、ついに正式なダイヤが発表されました。

当初、Hauptbahnhof-WienWestbahnhof間に「WESTshuttle」を運行すると発表されまましたが、最終的に二つの運行系統に別れることが決まりました。

従来のWestbahnhof発着の列車は「Westgreen」(列車番号900番台)、そしてHauptbahnhofに乗り入れる新ルートは「Westblue」(列車番号950番台)という名称になりました。

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つまり「WESTshuttle」計画は取り下げられ、それぞれSalzburgへ直通運転することになった訳です。「Westgreen」は、ダイヤ改正前と同じルートですが、「Westblue」に関しては、ÖBBのRailJetなどの長距離列車と同じく、新線を経由してSt.Pöltenに行くことになりました。

また、「Westblue」に関しては、一部で報道されていたようにWien Praterstern発着となりました。気になるのはWien Praterstern-WienMeidling間のルートですが、長距離列車用の本線ではなく、一部が地下になっているS Bahnの路線を使うことになりました。

そのため、WienHauptbahnhofの発着ホームは1・2番線(Bahnsteig 1-2)です。Feriが、9月の試運転で見かけた地上のプラットホームで、WestBahnの列車を見ることができない訳です(ある意味、貴重になりました)。

WestBahnの車両は電車ですが、基本的な仕様はÖBBの2階建て近郊型客車と同じなので、地下区間への乗り入れも問題がなかったようです。

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November 27, 2017

Flughafen Wienでもクリスマス市を開催中

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今日は、またまた「クリスマス市の話題」です。

ウィーンに入る人の多くが利用するFlughafen Wienですが、11月22日からWeihnachtsmarkt(クリスマス市)が行われています。

外国人観光客の利用も多いFlughafen Wienで、今までクリスマス市が開催されていなかったのは、不思議ですね。

場所はTerminal 1のチェックインカウンターから搭乗ゲート(制限区域)へ向かう途中の通路(というか広場)です。ちなみに、このエリアは、現在、「Winter Wonderland」と名付けられています。

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クリスマスツリーも飾られており、雰囲気を盛り上げています。

世界を見ると、地域によってはクリスマスは、「冬の行事ではない」ということです。そのため、国際空港らしく、色々なシュチュエーションのイラストが掲出されています。

また、最近増えている「KISSING STATION」もあります。空港で別れを惜しむカップル向けでしょうかね。Feriには無縁の世界ですが‥

写真はFlughafen Wienが提供している公式写真ですが、統一されたヒュッテが印象的ですね。屋内である上に、空港の出発ロビーという性格を反映して、物販のヒュッテが中心のようです。

ラッピングを含むデザインはオーストリア人アーティストThomas Zeitlberger氏の手によるもので、統一されたデザインがポイントになっています。

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November 26, 2017

オーストリア最初の鉄道「Deutsch-Wagram Floridsdorf」

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先日、「11月23日は、オーストリアではじめて鉄道が開業した日」という話題をちょっとだけご紹介しましたが、今日は、この話題です。

オーストリアでは19世紀に建設された馬車鉄道が、鉄道の始まりと言われています。馬車鉄道は、言ってみれば、現在の路面電車のような位置づけですから、都市交通ですね。本格的な都市間交通としての鉄道が開業したのは、1837年のことです。

普通に考えると、現在も主要幹線となっているWien-Salzburg間の西鉄道あたりを連想しますが、意外なことに;Österreichische Nordbahn(オーストリア北部鉄道)です。

開業当初は、国が運営する鉄道ではなく、民間鉄道でした。Salomon Meyer Freiherr von Rothschild(ザーロモン・マイアー・フォン・ロートシルト)という銀行家が出資し、KFNB,Kaiser-Ferdinands-Nordbahn(カイザー・フェルディナント・北部鉄道)という名称でした。

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最初に開業した区間は、ウィーン市内北部のFloridsdorf(フロリツドルフ)-Deutsch-Wagram間(ニーダーエスターライヒ州、ドイチュ・ヴァグラム)です。
ウィーン側のターミナルが、現在ではU-BahnやS-Bahnの駅として活用されているものの、どちらと言うと地味なFloridsdorfというのも意外な感じがします。

恐らく旧市街に近いところは、鉄道建設に反対の意見が多かったのかも知れません。その後、同鉄道のウィーン側起点Wien Nordbahnhofになりました。

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当時の写真を見ると、こちらは非常に立派な駅舎が建設されたようで、ウィーン側のターミナルにふさわしい佇まいです。このことから、考えても、当初、起点となったFloridsdorfは、暫定ターミナルと位置づけられていたのでしょう。

ちなみにFloridsdorf-Deutsch-Wagram間は4キロあまりと、非常に短い区間でした。この区間が鉄道建設に選ばれた理由は、ボヘミア(チェコ)方面へ向かう、このエリアが工業地帯であったことが理由のようです。

北部鉄道は、1839年にはチェコの Břeclav(ブジェツラフ)まで開業し、最終的にオシフィエンチムを経由してクラクフ、ボフニアに至る路線となりました。

ただ、1907年には国有化され、オーストリア帝国鉄道の一路線になり、現在のÖBBに引き継がれています。

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November 25, 2017

今年も開催「Adventzauber im Verkehrsmuseum Remise」

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今日は「クリスマス市の話題」です。

2年前から始まったウィーン交通博物館(Verkehrsmuseum Remise)の「クリスマス市」ですが、今年も12月6日から17日の期間(ただし、水曜日から日曜日)、開催されることになりました。

3回目の開催となった今年は、昨年と同じように奥の広場が会場になる予定です。恐らく昨年と同じく専用ゲートが開設されるものと思われます。プレスリリースによるとヒュッテ(屋台)の数も昨年並みが予定されています。

もちろん、Wiener Linien直営のヒュッテでも、各種グッズが販売されることになっています。

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昨年は路面電車、地下鉄、バスのオーナメントが発売になりましたが、今年は、どんなクリスマスグッズが発売されることになるのでしょうか。昨年は10Euroの福袋も発売されましたが、さて、今年は‥ちょっと楽しみですね。

昨年から、プンシュなどを販売するマグカップが、Wiener Linienオリジナルになりました。

オーナメントを模したデザインが魅力的なマグカップで、デポジット料金は2Euro(昨年の場合)。恐らく今年も、専用マグカップが提供されると思います。鉄道ファンには、最適のお土産品です。

ヒュッテ以外でも注目を集めたのが、動態保存車となっている貨物電車をプンシュ販売ヒュッテにしたこと。

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運転室にBio-Punschなどを販売する設備を仮設し、荷物台がスタンディンの客席。さて、今年も、この貨物電車が登場すると良いのですが…

オープニング当日の12月6日は、オールドタイマーの臨時運転も行われる予定になっています。

さらに12月8日(「無原罪の聖母」の祝日)と10日、17日には14時から21時にかけてオールドタイマーの臨時運転も予定されています。

今年の新しい企画は、このブログでもお伝えした「U-Bahn-Stars」の公演が行われることです。

公演は、12月6日、8日、9日、10日、16日、17日に予定されています。平素はWestbahnhof、Praterstern、Karlsplatzで公演しているグループが、会場に臨時ステージで演奏を繰り広げる訳です。Wiener Linienも色々と考えますね。

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November 24, 2017

U4のSchottenring-Heiligenstadt間が運休

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今日は「地下鉄工事の話題」をお届けしましょう。

ご存じのように、現在、地下鉄U4は大規模改修工事を実施中です。このブログでもお伝えしましたが、2016年4月30日から9月4日まで、Hütteldorf-Hietzing間を運休しての大規模改修工事が行われました。

さて、今週末、11月25日・26日には、Schottenring-Heiligenstadt間が部分運休となり、同区間の工事が行われます。

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今回は、Hütteldorf-Hietzing間の工事に比べると非常に短期間の運休です。

Wiener Linienでは、こういった場合、既存の路面電車やバスに加えて代替交通期間を準備することが多いのですが、今回はE4という臨時の系統(路面電車)が運行されることになりました。

Schottenring-Heiligenstadt間には、路面電車D系統がほぼ、並行して運行されていますが、これだけでは週末とは言え、U4の利用者をカバーすることが難しいと判断したようで、Schottenring-Nussdorf 間にE4という臨時系統が運行されます。

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November 23, 2017

いずこも同じ受動喫煙問題

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日本は11月23日は「勤労感謝の日」で、お休みですね。今年は木曜日になったので、金曜日も休むと4連休という方もいらっしゃると思います。

オーストリアだったら、24日は、突然、病欠の人が増えると思いますが、日本では、まずないでしょうね。

また、11月23日は、オーストリアで1837年にはじめて鉄道(Österreichische Nordbahn、Wien Floridsdorf-Deutsch-Wagram間)が開業した日でもあります。この話題は、後日‥

今日は「禁煙にまつわる話題」をお届けしましょう。

ご存じのようにオーストリアは、他のヨーロッパ諸国に比べて、喫煙が比較的、おおらかです。とは言っても、最近はEUのレギュレーションが強化されたことにより、以前よりは喫煙できる場所が限定されてきましたが‥

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EUのレギュレーション強化を受けて、オーストリアでもレストランを全面禁煙にする計画が立案されましたが、実施時期が決まっておらず、事実上、延期されている状況です。

そこで、禁煙推進派は、次期首相のSebastian Kurz氏に対して、選挙公約にもなっていたレストランの全面禁煙を早急に実現するように公開書簡を提出しました。

その中で、ウィーン医師会が「すべての癌の3分の1は喫煙によるものだ」という意見も紹介されています。

オーストリアは、ヨーロッパ諸国の中でも喫煙者が多いことで知られています。ちなみにOECDの平均では、毎日喫煙している成人は18%であるのに対し、オーストリアでは24%を超えているそうです。

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November 22, 2017

謎のピクトグラムシリーズ 公園は臨時閉鎖になりました

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今日は仕事で多忙を極めているため、身近絵の話題でご容赦下さい。「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。

今年は日本でも10月末に、台風が本土に来襲しましたね。「季節外れの台風」と言われますが、過去にも10月末に台風が日本列島を襲ったことはあるようです。これも異常気象の影響なのでしょうかね。

さて、旧聞になりますが、同じ頃、ウィーンでも季節外れの嵐がやって来ました。もちろん「ワインの方の嵐」ではありません。本物の嵐です。

暴風警報が発令され、実際、かなりの強風が吹き荒れました。日本では、最大瞬間風速は秒速(m/s)で表されますが、こちらのマスコミは時速で紹介していました。ちなみに、その時の予測は120km/hでした。

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そのため、ウィーン市では利用者の危険防止の観点から、市内の公園・庭園を閉鎖しました。

これは木や枝が折れる可能性があるための予防措置です。さらに中央墓地なども、10月28日の午前中は、墓地への立ち入りが禁止されました。

このように大規模な公園や庭園の閉鎖、墓地の立ち入り制限というのは、ウィーンでは非常に珍しいと思います。
さて、この時に登場したのが、

写真のピクトグラム。Feriは、残念ながら、嵐の際に臨時に掲出されたピクトグラムをキャッチすることはできませんでしたが、写真のようなピクトグラムが掲出されました。

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November 21, 2017

Wiener Linienが2018年1月1日から値上げ

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今日は「値上げの話題」です。このところ、ウィーンでも物価が上昇気味で、もののの値段が上がる傾向にあります。

そんな中、Wiener Linienが2018年1月1日(元旦)から、市内交通のチケットを値上げすると発表しました。

主なチケットの新価格は、以下のとおりです。

-1回券:22.4Euro(現在は2.2Euro)

-24時間チケット:8.0Euro(現在7.6Euro)

-72時間チケット:17.1Euro(現在16.5Euro)

-1ヵ月パス:51.0Euro(現在は48.2Euro)

-ウィークリーパス:17.1Euro(現在は16.2Euro)

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ちなみに年間パス(Jahreskarte)は、従来と同じく365Euroで据え置きです。また、学生を対象としたチケットも値上げ対象から外れています。どうも、短期間の利用ほど、値上げ幅が大きいような感じですね。

観光客の皆さま、ご愛用の72時間チケットが値上げになるのは、痛いところです。

地下鉄U2やU5の建設、地下鉄U4やU6の改修工事、新型路面電車や新型バスの投入などで原資が必要なのはわかりますが、市内の移動に公共交通期間を使っているFeriとしては、頭が痛い‥

なお、Wiener Linienでは、プレスリリースの中で、2012年から発売を開始した年間パスは利用者が急増していること、他のヨーロッパ都市で発売されている年間パスよりも格安であること(アムステルダムは920Euro)などを強調して、値上げに対する理解を求めています。

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November 20, 2017

アドベントの電飾に思う

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クリスマス市の開幕に合わせて、こちらでは街中の電飾も本格的にスタートします。

最近は電球を使う方式から、省エネ特性、メンテナンス性に優れたLEDが多用されるようになってきました。

ただ、これはFeri個人の見解なのですが、LEDの電飾は「温かみが弱い」(「ない」というと語弊があるので、表現をセーブしました‥)気がしています。

かつて、始めてクリスマスの時期、ウィーンを訪れて道路上の電飾を目にしたとき、体感温度は低いものの、心に温かさが芽生えたような気がしたものです。

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日本では、電球色のLEDなども販売されていますが、さすがに電飾では使うケースは少ないのかもしれません。

現在でもMariahilfer Straßeの電飾は、昔のスタイルで、Feriは気に入っています。

ところで、こちらで電飾が盛んな理由は、色々あると思いますが、電飾が際立つ要因の一つに、「街が暗い」というのがあると思います。

最近では、大型ディスプレイを使った公告なども出始めていますが、基本的にこちらは、いわゆるネオンサインに当たるような、ケバケバしい電飾看板は少ないと思います。

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また、街路灯はありますが、道路の真ん中に蛍光灯を吊しているケースが多く、基本的に暗いですね。

ましてや、誘蛾灯のように電気を煌々と付けているコンビニエンスストアのようなお店は存在しません。ショーウィンドウは閉店時でも電気がついていますが、どちらかというと控え目な感じです。

最もケルントナーシュトラーセ当たりでは、ウィーンの中では、お店の看板も派手な方ですが‥

それに対して、日本でも電飾が盛んになりましたが、平素から「派手なネオンサインや看板」が乱立しているため、電飾の効果を弱めているような気がします。

また、一般家庭の電飾も、控え目なところが多いような感じがします。Feriが、感心するのは窓を上手に活用した電飾です。この当たりはセンスなのかもしれませんが‥

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November 19, 2017

今年も運転 Weihnachtliche Manner Straßenbahn

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「Christkindlmarkt am Rathausplatz」が、11月17日から始まりました。この他の場所でも、次々と開幕。クリスマスシーズンの幕開けです。

今年も、この時期、恒例のクリスマス・トラムが運行されます。一つはベッカライチェーンのStröck がスポンサーを務める「Weihnachtsbim von Ströck」。

そして、もう一つはウィーンを代表するお菓子メーカーMannerがスポンサーを務める「Weihnachtliche Manner Straßenbahn」です。発着停留所はKarlsplatz(Otto-Wagner-Pavillon)です。

「Weihnachtsbim von Ströck」が有償でお客さまを運んでいるのに対し、「Weihnachtliche Manner Straßenbahn」は、リンクを走りながら、主要停留所で止まり、お姉さま方が同社の商品の無料配布するというユニークな乗り物。

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お菓子の無料配布が、始まると子供さんは、もちろん、大人も集まってきます(無料配布にはウィーン子も敏感です)。日本でも、地方では新築祝いに屋根からお菓子やお餅を投げたりしますが、そんな雰囲気です。

ちなみにFeriも、その昔、ウェハースを頂いたことがあります。

運転ダイヤは、公式には公開されておらず、運行日と時間帯だけは公開されています。

ちなみに2017年は11月17日から運転が始まりました。

今後、12月2日、12月3日、12月6日、12月8日、12月9日、12月10日、12月17日、12月23日の運転が予定されています。

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November 18, 2017

2017 Weihnachtsmärkte in Wien

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今日は「クリスマス市の話題」です。早いもので、今年も今週末からWeihnachtsmärkteが始まりました。Feriも歳のせいか、本当に1年が経つのが早く感じる「今日この頃」です。

本来は、カトリック教会のアドベント(12月3日から)に入ってから始まるのですが、最近は「商売優先」で、フライング気味にスタートするようになりました。

当たり前ですが、期間が長くなれば、売上が上がりますので‥

今年はウィーン市内に20のWeihnachtsmärkteが解説されます。キャンドル、クリスマスツリー用装飾、おもちゃ、お菓子など、一部はクリスマスと関係のないグッズを販売しているのがウィーンの特徴。

もちろん、この時期、恒例のPunsch、Glühweinといったホットドリンクも楽しむことができます。

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ウィーン最大のWeihnachtsmärkteは、ご存じChristkindlmarkt am Rathausplatz。11月17日から12月26日まで開催されます。

今年は物販の屋台が155、飲食の屋台は18が出店します。毎日10時から22時まで営業しているのも、観光客の皆さまのご来場を想定しているからでしょうね。

ここ数年、混雑が激しく、Feriも夜景を撮りに出かけてはいますが、中に入るのは、正直、敬遠気味です。掲載した写真をご覧になると、以下に人出が多いかがご理解頂けると思います。当然、スリに代表される「危ない人」も紛れ込んでいます。

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昨年から「掟破り」のEistraumが併設されましたが、今年も「Der Kleine Eistraum」という形で続行します。

また、“Kinder spielen für Kinder”というチャリティーキャンペーンが開催されます。有料のアトラクションを利用してもらい、その収益金を恵まれない子供達に役立てようというオーストリアらしいキャンペーンです。

こういうのはFeriも大歓迎です。

今年のChristbaumですが、Vorarlberg州からやってきた25メートルのトウヒで、11月8日に搬入されました。例年どおり、1000個のLEDで飾られています。

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November 17, 2017

100 Jahre Symphonieorchester der Volksoper Wien

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このところ、音楽やオペレッタの話題とご無沙汰で、変な方向に向かいつつある当ブログ。

愛想をつかした読者の方もいらっしゃるような気がします。諸般の事情で、まだまだ現役続行中のFeri。

ありがたいことに、本業が超多忙になり、Volksoperへ顔を出す時間が全く取れない状況に陥っております。

さて、11月16日は「100 Jahre Symphonieorchester der Volksoper Wien」と題したコンサートが開催されました。

シーズン当初からわかっていたので、顔見知りのメンバーも増えたこともあり、本当は馳せ参じたかったのですが、身動きがとれず、断念。

本来ならば、実際に観賞した上でのレポートをお届けしたかったのですが、今回は叶いませんでした‥

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Volksoper Wienの前身は、1898年にオープンしたKaiser-Jubiläums-Stadttheaterですが、オペラなどが上演されるようになったのは1903年のことです。

1905年には劇場名は1905年に「Kaiserjubiläums-Stadttheater Volksoper」と改称され、さらに1908年に「Volksoper」となりました。

「Tosca」(1907年)、「Salome」 (1910年) などは、Volksoperで初演された演目です。Volksoperがウィーン第2の歌劇場として本格的にスタートしたのは、第1次世界大戦後ですから、ちょうど、そのタイミングで座付きオーケストラが誕生したことになります。

11月16日の記念コンサートの指揮は、Lorenz C. Aichner.さん。

当日は、Erich Wolfgang Korngold作曲の「Sea Hawk」、Gustav Mahler作曲の「Lieder eines fahrenden Gesellen」(ソリストはMartina Mikelicさん)、そしてAntonin Dvorak作曲の交響曲第9番「Aus der Neuen Welt」が演奏されました。結構、通好みの選曲ですね。

日頃、演奏しない楽曲を選んでいるところに、オーケストラメンバーの心情が反映されているような気がします。勝手な想像ですが‥

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November 16, 2017

ジャンボジェット アッパーデッキの思い出(下)

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昨日に引き続き、「ボーイング747型の特徴であったアッパーデッキの思い出話」です。

国内線では、一般席扱い時期もあり、コブが短いSR型のアッパーデッキには何回か搭乗していますその後、スーパーシート扱いになってからも、乗った経験があります。

しかし、国際線については、アッパーデッキ搭乗もチャンスは、なかなか巡ってきませんでした。

初搭乗は、1991年8月、KLMにB747-400型が就航した頃です。この時は、行きは日本航空のアンカレッジ経由便でした。そして、オーストリアからの帰路、アムステルダムから成田まで、B747-400型で国際線初のアッパーデッキを体験しました。

KLMでは、アッパーデッキをビジネスクラスにしており、Feriにとって同社初のビジネスクラス搭乗がアッパーデッキになった訳です。

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このフライトは曰く付きで、何と、アムステルダムでゲートを離れて滑走路へ向かったところ、エンジン計器の不調で一旦ゲートへ引き返すことに。

しばらく機内で待機。アッパーデッキの前部には操縦室があるので、整備員が頻繁に出入りしていたのを覚えています。

結局、機器を交換しても故障は直らず、シップチェンジとなったため、出発が大幅に遅れました。しかも、代わった機体は全旅客型ではなく、メインデッキの後方が貨物室になっているコンビタイプだったため、座席の調整に手間取っていました。

しかし、さすがに400型のアッパーデッキはビジネスクラスとは言え、雰囲気が違うことを実感したフライトでした。

その後、1993年8月、日本航空がミュンヘン便を設定したので、オーストリアへ行くのに、この便を利用しました。機材はB747-300型。胴体はストレッチしていますが、内部構造は200型に準じる機材です。

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November 15, 2017

ジャンボジェット アッパーデッキの思い出(上)

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今日は「飛行機の話題」をお届けしましょう。

来年から再び日本へやってくるオーストリア航空ですが、同社は今のところ、B777型、A340型が最も大型の機種で、一時期、ヨーロッパのナショナルフラッグキャリアが、ほとんど導入していたジャンボジェットB747型とは無縁でした。

同じアルプスの小国スイスですら、一時期、B747型を運用していたことを考えると、ちょっと残念な気もしますが、今から考えると、背伸びしないで経営をしていたことにもなり、妥当な選択だったような気もします。

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さて、1970年代、日本とヨーロッパの間を結ぶ定期航空路線は、ほぼB747型に独占されて時代でした。たまたま、古い写真を探していたら、懐かしいB747型の機内写真が出てきました。

B747型、一番の特徴は操縦室に続く客席が一部、2階建てになってることでしょう。

開発当初、将来、貨物機に転用する際、操縦席が2階にあった方が有利という判断から、こういった構造になったという話を聴いたことがあります。

そのため操縦室に続く「コブ」のような形が、大きさと共にB747型の大きな特徴になっていました。この2階客席をアッパーデッキと呼んでいます。

最初に登場した100型、200型などはコブが短いスタイルだったので、2階のキャパシティも比較的小さいものでした。

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ちなみにトップの写真は、1978年に羽田空港で撮影した日本航空のジャンボジェット初号機です。アッパーデッキの窓が三つと少ないのが特徴です。

その後、胴体延長型の300型、システムを一新した400型からは、2階客席も長くなったのは、皆さまもご存じのとおりです。

この2階客席ですが、B747型が長距離国際線に投入された当初は、ファーストクラスのラウンジとして使用されているケースが多く、いわゆる定員には含まれていませんでした。

Feriは、残念ながらラウンジ仕様の2階客席は現物を見たことがありません。航空会社が発行したパンフレットや公式写真などを見ると、バーカウンターなどもあり、正に「ゆとりある空間」だったことがわかります。

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November 14, 2017

謎のテンキーボード

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今日は「レンタカーの車内にあった謎のテンキーボードの話題」をお届けしましょう。

当初は列車やバスで各地を回っていたFeriですが、ある年、友人とレンタカーを借りてからは、その利便性に負けて、その後は、夏はレンタカーで移動するようになりました。

今はインターネット経由で簡単にレンタカーを予約できるようになりましたが、昔は、そんな便利なシステムはなく、日本の予約センターに連絡を入れて、予約をとってもらうというのが一般的でした。

今でも、この点だけは同じですが、海外の場合、実際に現地の営業所に到着するまで、どんな車が割り当てられるか、わからないことです。

車種のカテゴリーで予約していますが、実際には、あちらの都合で、一つ上のカテゴリーの自動車が割り当てられることも、よくあります。ただ、一人しか乗らないのに、ミニバンはもったいないですが(燃料代金も含めて‥)。

さらにヨーロッパ大陸の場合、陸続きなので、レンタカーも国を超えてプールしているようで、必ずしも借りた国のナンバーがついた自動車が割り当てられるとは限りません。

今から四半世紀前のことです。日本からミュンヘン行きのJAL直行便が設定されていたことがあります。機種は、当時は一般的だったB747。

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当時、ザルツカンマーグートなどを回ることが多かったので、同便を利用し、新しく開業したミュンヘン・フランツヨーゼフシュトラウス空港から旅を始めたことがあります。

フランツヨーゼフシュトラウス空港からレンタカーを借りたのですが、営業所での手続きを行ってキーを手渡された後、係員から“この車にはコンピューターがついている。イグニッションキーを回しただけでは、エンジンがかからない。キーを差し込んでから、車内に取り付けられているキーボードから4桁のPINコードを入力するように”という案内がありました。

そして、“PINコードは絶対に忘れないように”という忠告が‥

さっそくレンタカー専用駐車場へ行くと、割り当てられたのはイタリア・ローマナンバーのフィアットUNO。

以前、イタリアでは自動車の盗難が多いという話を聴いたことがありますし、実際、オーストリアやドイツでレンタカーを借りる際も、“イタリアへ行く予定はありますか?”と質問されることがありました。

恐らく盗難防止のための装置が取り付けられているのでしょう。運転席につくと、通常、カーオーディオがついている場所に「謎のテンキーボード」が後付けされていました。

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November 13, 2017

すごい場所にパラボラアンテナが‥

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今日は「テレビ用アンテナの話題」をお届けしましょう。

こちらでは、日本よりも一足早く衛星放送が普及しました。それは、隣接する国のテレビ番組を見ることができるからです。

そのため、日本ではおなじみの地上波用アンテナは非常に少なく、戸建て、集合住宅を問わず、多くのお宅がパラボラアンテナを設置しています。

興味深いのは、緯度の関係でアンテナの角度が、日本とは異なることでしょうか。パラボラアンテナは、基本的に大口径の方が受信感度が高くなるため、スペースがある場合は、大型の方が有利です。

さて、冒頭に掲載した写真は、比較的大きなパラボラアンテナなのですが、何とガラスで囲まれたベランダの中に設置されていました。

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当たり前ですが、ガラス越しになると、受信する電波の感度は落ちます。そのため、もしかすると大口径のパラボラアンテナを設置したのかもしれません。

このベランダに取り付けられているガラス窓は、どうも後から取り付けたような感じがします。というのは、上の階には窓がありませんから‥ 恐らくサンルーム的な使い方をしているのでしょう。

ちなみに上の階にもパラボラアンテナがありますが、非常に小型のタイプ。;その対比が面白いですね。

こちらでもパラボラアンテナの一般的な取り付け方法は屋根上です。集合住宅の場合、共同アンテナ方式になっているところが少ないようで、写真のように沢山のアンテナが並んでいる光景を目にすることも‥

また、理由はわからないのですが、戸建て住宅の場合、屋根ではなく、壁に直接、取り付けているケースもあります。

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November 12, 2017

移民大国「JAPAN」

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今日は「移民の話題」をお届けしましょう。

日本でも報道されているようにオーストリアは、新し首相の就任にともなって、難民・移民に対する規制が強化されるようです。

同時にオーストリアに住む外国人に対しても、様々な規制が強化されています。長年、オーストリアで生活し、仕事をしている友人も“住みにくい国になってきた”と嘆いています。

では、日本はどうでしょうか? 今まで「日本は、単純労働に従事する移民は少ない」というイメージがありますが、最近は、定住し、仕事をしている外国人の方が増えたなと感じることがあります。

実際、工業団地の最寄り駅などでは、シフトが代わる時間単になると大量の外国人の方が集まっている姿を見かけることがあります。しかも、従来、日本ではあまり見かけなかったアフリカ系、イスラム系の方も含まれています。

そのため、宗教上の理由から「豚肉」を避けている方が、コンビニエンスストアでスタッフに、片言の日本語で“豚は入っていますか?”と質問するというった、従来では考えられなかったことも起こっているようです。

これは大都市圏に限ったことではなく、地方都市でも同様で、友人の話によると、九州の某県庁所在地のコンビニエンスストアで、イスラーム系の従業員を見かけたという話をしていました。

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November 11, 2017

謎のピクトグラムシリーズ 手すりにお掴まりください

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今日はMartinstag(聖マルティヌスの日)。「冬の始まり」の日でもあり、オーストリアではガチョウ料理を食べる習慣があります。

そして、ワインファンには待望の「ホイリゲ解禁の日」でもあります。さて、今年のワインは、どのような味に仕上がっているでしょうね。

さて、ブログの記事は「謎のピクトグラムシリーズ 公共交通機関編」をお届けしましょう。

日本では、公共交通機関では、除却の事故防止を目的に、ピクトグラムを含む各種の注意書きが掲出されていますね。

一方、こちらでも最近は注意を促すピクトグラムが増えているような気がします。

今日、ご紹介するのはDr. Richardが運行する路線バスの中で見かけたものです。左側は、定番の禁煙ですが、右側は「手すりにお掴まりください」ですね。

確かに路面電車に比べると路線バスは揺れが大きいので、席に座っていない場合、手すりに掴まった方が安全性が高いのは言うまでもありません。

Feriも路線バスをよく利用しますが、立っているお客さまの大多数は、手すりに掴まっています。

にも関わらず、このようなピクトグラムを掲出するようになった理由を、Feriは思い浮かべることができませんでした。

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November 10, 2017

自動運転、雑感

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今日は「自動車の自動運転」に関する話題をお届けしましょう。

最近、世界各地で自動車の自動運転実用化に向けた動きが出ています。ウィーンでも無人自動運転ミニバスの試験が始まるという話題をご紹介しました(詳しくは2017年5月13日の記事をご覧ください)。

また、日本の報道などを見ていると、自家用車の自動運転が、今すぐにでも実用化できそうな記事を見かけます。

しかし、安全面で本当に大丈夫なのでしょうかね。人をはじめとする障害物が進路上に入り込む可能性が低い鉄道でも、完全自動運転を実施している例は希です。

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今回、写真を掲載したフランクフルト・アム・マイン空港でターミナル間を結んでいる「スカイライン」という新交通システムは、完全無人運転です。駅にもホームドアがあり、車両側のドアと同時に開閉します。

言ってみれば平行移動するエレベーターのようなものです。しかも軌道は高架なので、障害物が入り込む余地はありません。

現在、ウィーンで建設が進められているU5も自動運転が予定されていますが、地下鉄なので、こちらも通常は障害物が進路に入ることは考えられません。

それに対して、専用のレーンを走る訳ではない自動運転の自動車は、進路に何が飛び出してくるかわかりません。
各種のセンサーで前方を監視しているようですが、ドライバーが運転していて、危険予知をしていても、残念ながら事故が起こる訳です。

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November 09, 2017

よくできた仕掛け

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今日は「窓の話題」をお届けしましょう。

サッシメーカーのコマーシャルではありませんが、こちらの「住まいの窓」には、何となく物語を感じることがあります。
集合住宅、戸建て住宅を問わず、窓回りを飾っている住まいが多いためかもしれません。

もちろん、機能を重視した窓もあります。日本では少ない、内側に傾斜し、通風を可能にする窓などは、その代表例かもしれません。

さて、以前、お世話になっていた17区のアパート近くを散策している時、写真のような集合住宅を見かけました。

最上階は、こちらではポピュラーなサッシです。窓の内側に取り付けられているカーテンが、お住まいになっている方のセンスを表しているような気もします。

Feriが気になったのは、その下の窓です。窓の外側に日よけ用のシャッターが取り付けられています。

ブルゲンラント州では、窓の日よけはシャッターが一般的です。Rustなどに行くと、ほとんどの住まいの窓にはシャッターが付いています。これは、日差しが強いことが影響しているようです。

そう言えば、最近は日本でも、雨戸に変わってシャッターを取り付ける住まいが増えているという話を耳にしました。

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November 08, 2017

HABE-Quartett Wien 日本公演

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最近は、諸般の事情で「音楽関係の話題」から遠ざかっており、脱線気味の記事が多く、読者の皆さまの期待を裏切っているような気がしています。

さて、このブログでは、「公演のお知らせ」は基本的には行っていないのですが、今日は例外です。

Volksoperのオーケストラで活躍している三輪さんから、ご自身もメンバーになっているカルテットの日本公演に関するお知らせをいただきました。

こちらでは、オーケストラや座付きオーケストラに所属している奏者の皆さんが、通常、所属している楽団とは別のグループをつくり、活動しているケースを結構見かけます。

今回、ご紹介するHABE-Quartett Wienも、そういったグループの一つ。

構成メンバーは、ウィーン交響楽団のコンサートマスターであるアレクサンダー・ブルグガッサーさんが、ヴィオラのヨハネス・フリーダーさん(ウィーン交響楽団 首席ヴィオラ奏者)、チェロのミヒャエル・フォークト(ウィーン交響楽団 首席チェロ奏者)さんと結成したグループです。

その後、Volksoperの第一ヴァイオリニスト三輪 愛さんが加わり、Quartettになりました。

日本の場合、音楽を演奏することだけで生計を立てることができる方は少ないようですが、こちらの場合、アンサンブルになると、生活面の不安はなくなります。

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November 07, 2017

番外編 イタリア珍道中(下)

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今日は「イタリア珍道中の後半」をお届けしましょう。

翌朝、本来ならば「エアショー本番の日」。皮肉なことに朝から雲一つない快晴です。こんな日に海岸でエアショーを開催したら、大変な盛り上がりになったことでしょう。

とにかくイタリア人の乗りは半端ではありませんので‥

ホテルの朝食はイタリアらしく、ビュフェスタイルながら、非常に内容が充実していました。やはり食べ物に対するこだわりは、半端ではないことを実感しました。

エアショーの時間帯がわからなかったため、当初はGRADOに2泊する予定でしたが、中止になったため、1泊にして、オーストリアへ戻ることに決定。

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ホテルをチェックアウトした際、玄関脇を見ると、出発のお客さまの自家用車が止まっています。やはり短時間の停車は許可されているようでした。

で、問題は駐車違反キップの取扱いです。仮に無視した場合、オーストリアのレンタカー会社まで連絡を入れるかどうかは非常に微妙。

なおかつ、借主が日本人ですから、反則金の徴収を断念する可能性もあります。

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事実、以前はオーストリア国内でもレンタカーの場合は、スピード違反なども見逃しているケースが多いという話を耳にしたことがあります。

ただ、当日は、日曜日。そもそも日曜日に、こういった反則金の支払い対応をしているかどうかも全くわかりません。

しかし、何となく落ち着かないため、オーストリアへ戻る前、駐車違反の通告書をもってポリティアに出頭しました。突然、現れた日本人に警察官はびっくり仰天。英語のできる警察官が出てきて、対応してくれました。

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しかし、地元警察発行の駐車違反通告書を持っていたので、すぐに趣旨を理解したようです。

その時、警察官から“担当はコモナーレで、場所はここだから”と言われました。どうも刑事警察と交通警察では、警察事務所が違うようです。

さっそく教えられたコモナーレの事務所(警察署)へ。運悪く昼時になってしまったので、手続きが出来ないかと思ったのですが、すぐに処理をしてくれました。

しかし、あまりにも簡単な手続きで拍子抜け。まるで駐車料金を支払うような感覚だったことを覚えています。

ちなみに反則金は50000リラ(当時のレートで3400円ほど)。ちゃんとFeriの名前入りという反則金の領収書も頂戴しました。今回、トップの写真が、その領収書です。

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November 06, 2017

番外編 イタリア珍道中(上)

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先日、酒気帯び運転の話題でも少し触れた「イタリアでの駐車違反」。GRADOという北イタリアにあるマリンリゾートでの出来事でした。

そこで、今日は、GRADOへの珍道中をご紹介しましょう。

1993年夏、イタリア空軍のアクロバット飛行チーム「フレッチェトリコローリ」が北イタリアのGRADOという海岸に面した街でエアショーを行うという情報を、雑誌で入手しました。

実は、日本では例が少ないですが、ヨーロッパでは、夏の時期、マリンリゾートでエアショーが開催されることがよくあります。空軍基地や空港でのエアショーと異なり、展示飛行をする航空機は、別の場所からやって来ますが、海岸の上空で展開されるショーは、なかなか魅力的で、人気があります。

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現在のようにインターネットが普及しておらず、リアルタイムで情報を入手することが難しかった時代です。実施の可否もわからないまま、オーストリアから北イタリアのGRADOへ行くことを決めました。出発地点はPuchbergだったので、GRADOまでは約500kmのロングドライブです。

Wr.NwustadtからGrazを経てKlagenfurtへ向かうA2ルートを使いました。全区間がアウトバーンなので、結果としては早く到着できる見込みです。

PuchbergからVillachまで約5時間かかりました。当時は通貨が違うのはもちろん、アウトバーン上の国境検問所も健在です。

イタリア国境でオーストリアシリングからイタリアリラに換金し、検問所を通過し、一路、GRADOを目指します。

GRADOは本土から離れた島で、堤防上の道路で本土と結ばれています。日本の江ノ島のようなイメージですが、島自体は、かなり大きく、島全体が一大マリンリゾートになっていました。実際には大島と小島の二つから構成されていました。

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ちなみにFeriがGRADOに到着したのは15時30分でした。

しかし、通常、パブリックのエアショーが開催される場合、街中にポスターなどが出ているのですが、一切、ありません。嫌な予感がしましたが、このままオーストリアに戻るのも大変なので、GRADOに宿泊することを決め、地元の旅行代理店に飛び込んで、ホテルをとってもらいました。

バカンスシーズンで込んでいましたが、何とか部屋の確保に成功。ただ、事実上の飛び込みだったので、★★★★という通常では考えられないデラックスホテルDIANAに宿泊することになってしまいました。

GRADOは、街が狭いこともあり、ホテル専用の駐車はなく、ちょっと離れたところにある公共駐車場を利用する仕組みだったことが、後にわかったのですが、到着時は、疲れていたこともあり、そこまで気が回りませんでした。

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November 05, 2017

「死者の日」(Allerseelen)雑感

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何でもお祭りにしてしまう日本では、今年もハロウィンの行事で盛り上がった地域もあったことでしょう。

カトリック教会関連の休日が多いオーストリアでは、11月1日は「万聖節」(Allerheiligen)」の祝日で、休日でした。余談になりますが、ハロウィンは、「万聖節」の前日ですが、カトリック教会では、全く関係ないと表明しています。

カトリックでは、11月2日が「死者の日」(Allerseelen)になるため、多くの方々が、花を持ってお墓参りに出かけます。こちらの墓地は、いつもきれいな花が手向けられていますが、この日は、格別に増えるようです。

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「万聖節」は「諸聖人の日」という呼び名があることからわかるように、全ての聖人と殉教者を記念する日になっています。

日本の皆さまもウィーンへお越しの際には、著名な音楽家の墓がある中央墓地へお出かけになった方も多いのではないでしょうか。

Feriも何回かお参りに行ったことがありますが、本当に広大な墓地です。こちらでは、教会に隣接して墓地が設けられているところが多いですが、さすがにウィーンのような大都市では減っているようで、中央墓地のような独立した形をとっているようです。

ちなみにウィーン市内には55箇所の墓地があるそうで、総面積は550ヘクタールだそうです。

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November 04, 2017

日本では“無かったこと”に‥

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今日は、Feriの失敗談をご披露しましょう。

30年以上もオーストリアを訪問していると、良い思いでも沢山ありますが、失敗談も山のようにあります。

まぁ、失敗談をオープンにすると、Feriの人格を疑われてしまうかもしれないので、今まで、あまりご披露しませんでした(笑)。

過去にご紹介したのは「スピード違反」、「駐車違反」(これはイタリア)、「運転免許不携帯」などがあります。実際に警察のお世話になったのは前の二つですが‥

ただし、スピード違反については、レンタカー会社経由で請求書が回ってきて、有無を言わさず反則金を支払わされたので警察に出頭したことはありません。

イタリアでの駐車違反の際は、実際に所轄の警察署へ赴き、その場で、反則金を支払いました。この話も面白いケースだったので、いずれ、「番外編」として、ご紹介することにしましょう。

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さて、もう一つ経験したのは、反則金こそ払いませんでしたが、自動車運転中に警察官の取り調べを受けたケースです。

ある年の夏、宿泊している街から、比較的離れた場所で大規模なFestが開催されていました。宿泊している街から公共交通機関で行くことは困難。

しかし、どうしても参加したい‥という訳で、借りているレンタカーで向かいました。

ただ、初めての場所だったので、下見を兼ねて、事前に偵察を行い、ルートを十分把握し、夜間でも地図を見なくても往復できるような体制を整えました。

Fest当日の夜、会場はビアホール状態になり大盛り上がり。大体、そういう場所では「地元民のおもちゃ」と化すFeri。

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案の定、その時も、“まぁ、Bierを一緒に飲もう”といったノリになり、セーブしつつも一杯やってしまいました。

こちらのFestなので、会場は深夜まで大賑わい。Feriは帰路が心配だったので、早めに切り上げ、駐車場で酔い覚ましの時間をとりました。

22時過ぎに会場をレンタカーで出発。一路、ホテルのある街へ向かいました。ゆっくり走っても所要時間は30分ほどです。


オーストリアでは、一時期、自動車はヘッドライトを常時点灯することが義務づけられたため、多くの車はエンジンをかけるとヘッドライトが点灯するようになっていました。

Feriが借りたレンタカーも、その仕様でした。ところが、走り始めてしばらくすると、ヘッドライトがフルについていないような感じがしました。何かの弾みにスモールライトだけが点灯するモードに切り替わってしまったようです。

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November 03, 2017

おつり雑感

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日本は、11月3日は「文化の日」。4日が土曜日なので、三連休という方も多いのではないでしょうか。

日本では11月3日が「晴れの特異日」と言われることがありますが、実際の統計を見ると、必ずしも、その表現は当てはまらないという話もあります。

さて、今日は、お店で買い物をした際の「お店でのお会計にまつわる話題」をお届けしましょう。

日本に戻った時、コンビニエンスストアなどで買い物をすると、ウィーンとは違った経験をすることがあります。

日本では、お客さまが「おつり」をきりの良い数字にするため、お金を余計に出すことが、比較的多くあるような気がしています。

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例えば、買い物合計金額が920円の場合、1020円を出して、100円のおつりをもらうというケースです。これは比較的多いですよね。

また、買い物合計金額が564円なのに、569円を出して、5円玉のおつりをもらう‥といったケースも‥ 以前、日本で、あるお客さまが、手持ちの1円玉を9枚、出してるケースを目撃したことがあります。

小銭が増えてしまうと、お財布が膨れ上がってしまうので、小銭を整理する‥という訳だと思います。日本では、比較的、ポピュラーな行為のような気がします。

ただ、1020円のケースは比較的、簡単ですが、569円などの場合、お客さまが自分でもらう「おつり」を想定して暗算をしている訳ですから、お客さま側も手間がかかります。

それが自然にできる人が多いということは、日本では暗算ができる人が比較的多いということなのかもしれません。

さて、こちらでは、どうでしょうか。

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November 02, 2017

目的地変更‥

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今日は「旅程変更のお話」です。

30年以上も日本とオーストリアの間を行き来していると、色々な出来事に遭遇します。

ある年の夏も「珍道中」になりました。

この時は、日本からフランクフルト経由でSalzburgへ向かうプランでした。日本からフランクフルトまでは、JAL便。そこから先はオーストリア航空です。

日本航空の407便は予定どおりフランクフルト空港に到着したのですが、乗り継ぎ予定のOS7268便(運行はルフトハンザ航空なので、本来の便名はLH1108便)の案内がディスプレイに出ていません。

ご存じのようにJAL便はターミナルDに到着するので、スカイラインを利用して、スターアライアンスグループが発着するターミナルBへ移動しました。

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JAL便利用の場合、アライアンスの関係で、ルフトハンザ航空のチェックインはフランクフルトで行うことになります。乗り継ぎカウンターへ出向くと、LH1108便のボーディングパスが手渡されました。

乗り継ぎ時間が長いので、LH1108便の出発ゲートがあるターミナルAへ向かい、底にあるルフトハンザのラウンジでGo。BierやWineを飲んで、のんびり過ごしていました。

搭乗予定時刻の20分前に指定のA03ゲートへ向かいましたが、ゲートにはLH1108便の表示が出ていません。ゲート変更かと思い、総合案内所で確認すると“LH1108便はCancel”。

急きょ、ルフトハンザ航空のコネクティングカウンターへ行くと、係員から次のような案内がありました。

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21時15分発のLH122便でミュンヘンまで行ってもらう。その後、チャーターバスでザルツブルクまで送る

そして、新たにミュンヘン行きLH122便のボーディングパスが手渡されました。ゲートは同じターミナルのA01だったので、移動はさほど手間はかかりませんでした。

21時に搭乗開始。LH1108便のお客さまが加わったため、ほぼ満席です。LH122便は21時30分にゲートを離れ、21時40分に離陸しました。

LH122便は国内線なので、エコノミークラスは、おつまみと飲み物のサービスでした。

LH122便は順調に飛行し、ミュンヘン空港に22時20分に着陸し、22時23分、ゲートに到着。

ゲートの出口で「Salzburg」と書いたボードを持ったルフトハンザの地上係員が待機しており、全員が集まったところで、バゲイジクレイムへ。ここで各自、荷物を受け取ります。

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November 01, 2017

こんなゴミ箱もあります

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早いもので2017年も11月に入りました。2017年も残すところ2ヵ月あまり‥

今日は、「ちょっと変わったゴミ箱」のお話です。

以前、日本からオーストリアへ戻る途中、フランクフルト・アム・マイン空港で接続待ちをしている時のことです。

Feriは、以前、日本で出張の多い仕事に就いていた関係で、日系航空会社の上級会員資格を取得しています。そのため、スターアライアンスの場合、航空会社が運営するラウンジを利用することができます。

一番助かるのは、インターネット環境が整っているいるため、旅の途中で各種の連絡が可能な点でしょうか。後は、Feriお得意のBierTime‥

その際、化粧室を利用した際、興味深いゴミ箱を見かけました。

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それが、写真のもの‥ ゴミ箱だけ見ると、用途はわかりませんが、左側にあるピクトグラム入りの説明文を見ると、すぐにわかると思います。

「使い捨ての注射器を廃棄する専用のゴミ箱」です。日本でも、注射器などの医療廃棄物は、感染症の予防などのため、通常のゴミと分別して廃棄するのが一般的だと思います。

ただ、通常、医療機関や薬局など、関係する場所にしか設置されていないと思うので、空港ラウンジの化粧室で見かけた時は、正直、意外な気がしました。

ちなみにウィーンのシュヴェヒャート空港にあるオーストリア航空のラウンジでは、見かけたことがありません(観察不足かもしれませんが‥)。

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