« ジャンボジェット アッパーデッキの思い出(上) | Main | 100 Jahre Symphonieorchester der Volksoper Wien »

November 16, 2017

ジャンボジェット アッパーデッキの思い出(下)

1993080019

昨日に引き続き、「ボーイング747型の特徴であったアッパーデッキの思い出話」です。

国内線では、一般席扱い時期もあり、コブが短いSR型のアッパーデッキには何回か搭乗していますその後、スーパーシート扱いになってからも、乗った経験があります。

しかし、国際線については、アッパーデッキ搭乗もチャンスは、なかなか巡ってきませんでした。

初搭乗は、1991年8月、KLMにB747-400型が就航した頃です。この時は、行きは日本航空のアンカレッジ経由便でした。そして、オーストリアからの帰路、アムステルダムから成田まで、B747-400型で国際線初のアッパーデッキを体験しました。

KLMでは、アッパーデッキをビジネスクラスにしており、Feriにとって同社初のビジネスクラス搭乗がアッパーデッキになった訳です。

1993080018

このフライトは曰く付きで、何と、アムステルダムでゲートを離れて滑走路へ向かったところ、エンジン計器の不調で一旦ゲートへ引き返すことに。

しばらく機内で待機。アッパーデッキの前部には操縦室があるので、整備員が頻繁に出入りしていたのを覚えています。

結局、機器を交換しても故障は直らず、シップチェンジとなったため、出発が大幅に遅れました。しかも、代わった機体は全旅客型ではなく、メインデッキの後方が貨物室になっているコンビタイプだったため、座席の調整に手間取っていました。

しかし、さすがに400型のアッパーデッキはビジネスクラスとは言え、雰囲気が違うことを実感したフライトでした。

その後、1993年8月、日本航空がミュンヘン便を設定したので、オーストリアへ行くのに、この便を利用しました。機材はB747-300型。胴体はストレッチしていますが、内部構造は200型に準じる機材です。

Img_2001_01_1141446

こちらは、アッパーデッキがエコノミークラス仕様。国際線なのでアッパーデッキ後部に大型ギャレイがありましたが、それでも中央の非常口を挟んで、前方に5列、後方に5列、左右に3人掛けのシートが並んでいました。

何とアッパーデッキだけで定員は60名。小型旅客機並みのキャパシティです。この時は非常口席のリクエストが叶ったので、非常に快適なフライトでした。何となくナローボディの飛行機を思わせる雰囲気だったことを覚えています。

当時は、座席にモニターテレビなどはなく、天井に取り付けられたプロジェクターから投影される映像を見るというスタイルでした。

Img_2001_01_1161664

アッパーデッキの場合、その構造上、スクリーンが小さく、後部のお客さまは、よく見えなかったと思います。アッパーデッキの場合、その構造上、スクリーンが小さく、後部のお客さまは、よく見えなかったと思います。


国内線と同じく、窓側の床にも荷物入れがあったので、その点でもメインデッキよりも魅力的でした。

Feriは、結局、国際線のアッパーデッキでエコノミークラスだったのは、この便だけでした。

その後、2000年代に入りB747-400型が主流となました。航続距離が伸びたことから、日本とヨーロッパを結ぶ便は、直行便になりました。ビジネスクラスの仕様がレベルアップしたのも、この頃です。

Img_2001_12_3222224vie

日本航空、全日空ともにB747-400型をヨーロッパ線に投入していましたが、アッパーデッキはビジネスクラスでした。改良型のビジネスクラスでは、アッパーデッキの定員は24名になっていました。

圧倒的に乗客数が少ないため、同じビジネスクラスでも、ゆったりとした感じでした。、もちろん、メインデッキにもビジネスクラスが設定されていましたが、Feriは、好んでアッパーデッキを指定しました。

9.11の前は、状況に応じて、操縦室の見学が可能だったので、その点でもアッパーデッキは有利でしたね。

Img_2003_02_352_5205

また、2001年12月には全日空の成田-ウィーン間(最終目的地はパリ)でB747-400型のアッパーデッキを利用しました。こちらもビジネスクラスでしたが、ウィーンへ直接行くのにアッパーデッキを利用したのは、この時が、最初で最後でした。

このまま747型の改良型が長距離国際線の主力になると思われていましたが、ご存じのように、その後はダウンサイジングの波が押し寄せ、現在ではB777型などが主流になりました。

Img_2004_04_3292977

燃費の問題というより、常時、B747型を満席で運行するのが大変‥というのが真相のようです。Feriは2007年、日本航空の成田-フランクフルト間の利用が、国際線アッパーデッキの最後になりました。

ちなみに、その時、ヨーロッパから日本へ戻る際は、B777-200型を始めて利用しました。時代の変化を感じた旅行だったことを覚えています。

現在では、B747型も少なくなり、恐らく2度とアッパーデッキに搭乗することはないでしょう。

Img_2017_11_2801

なお、最新型のB747-8(旅客型)を運用しいる航空会社は少ないのですが、ヨーロッパではルフトハンザが、数少ないユーザーです。日本線にも投入してるので、乗る気になれば、乗れるかもしれませんね。

それにしても、胴体が更にストレッチされたため、アッパーデッキの長いこと‥ 短いコブ時代とは、隔絶の感があります。

ちなみにフルトハンザのB747-8Iは、ファーストクラス8席、ビジネスクラス92席!! プレミアムエコノミー32席、エコノミークラス208席ですが、アッパーデッキはビジネスクラスが割り当てられているようです。

エアバスも大型機A380型は、ダブルデッキ構造なので、アッパーデッキがありますが、完全2階建てなので、アッパーデッキの雰囲気も違うと思います。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

飛行機のお話 |

« ジャンボジェット アッパーデッキの思い出(上) | Main | 100 Jahre Symphonieorchester der Volksoper Wien »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« ジャンボジェット アッパーデッキの思い出(上) | Main | 100 Jahre Symphonieorchester der Volksoper Wien »