謎のピクトグラムシリーズ 公園は臨時閉鎖になりました
今日は仕事で多忙を極めているため、身近絵の話題でご容赦下さい。「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。
今年は日本でも10月末に、台風が本土に来襲しましたね。「季節外れの台風」と言われますが、過去にも10月末に台風が日本列島を襲ったことはあるようです。これも異常気象の影響なのでしょうかね。
さて、旧聞になりますが、同じ頃、ウィーンでも季節外れの嵐がやって来ました。もちろん「ワインの方の嵐」ではありません。本物の嵐です。
暴風警報が発令され、実際、かなりの強風が吹き荒れました。日本では、最大瞬間風速は秒速(m/s)で表されますが、こちらのマスコミは時速で紹介していました。ちなみに、その時の予測は120km/hでした。
そのため、ウィーン市では利用者の危険防止の観点から、市内の公園・庭園を閉鎖しました。
これは木や枝が折れる可能性があるための予防措置です。さらに中央墓地なども、10月28日の午前中は、墓地への立ち入りが禁止されました。
このように大規模な公園や庭園の閉鎖、墓地の立ち入り制限というのは、ウィーンでは非常に珍しいと思います。
さて、この時に登場したのが、
写真のピクトグラム。Feriは、残念ながら、嵐の際に臨時に掲出されたピクトグラムをキャッチすることはできませんでしたが、写真のようなピクトグラムが掲出されました。
このように、「歩行者に×」というピクトグラムは、地下鉄の上に建設された「Grünanlage Wientalterrasse」という公園が冬季閉鎖される場合(詳しくはこちら)に見たことがありますが、臨時の立ち入り禁止で使用されるケースは少ないような気がします。
ちなみに、3枚目の写真のようなピクトグラムが常時、出ている公園は、結構見かけます。これは「嵐の際は避難」という意味ですが、立ち入り禁止ではありません。
幸い大規模な被害はなかったようですが、この嵐を機に、一気に冬モードに切り替わったような気がします。
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