« 謎のピクトグラムシリーズ さて、これは? | Main | Volksoperで創立記念割引 »

December 13, 2017

使い終わった油は流さないで

Img_2014_12_8968

今日は、久しぶりに「ゴミの話題」をお届けしましょう。

日本でも、家庭で出た食用油を使用後、流しに捨てることは禁物です。理由は、ご存じのように水質の悪化を招くこと、家庭の排水管詰まりの原因になる可能性があるためです。

一般的に推奨されているのは、使用済みの紙パックを利用する、ポリ袋を利用する、油凝固剤を利用するといった方法です。

その後は、通常のゴミと一緒に処分すると思います。なお、Feriの実家がある関東地方の某市では、家庭から出た食用油は、月1回、公共施設で拠点回収を行っていました。

Feriは利用したことがないので、どのような形で行われているのかは、詳しく知りません‥ただ、自治体が発行しているガイドによるとペットボトルに詰めて、持ってくるように指示がありました。

さて、ゴミの分別が厳しいウィーンでも、当たり前ですが、下水へ流すのは御法度です。

Img_2016_09_0637

トップの写真は、以前、無料新聞に掲載されていた啓蒙広告。興味深いのは、この広告を出していたのは、ゴミの回収を担当するMA48ではなく、下水道を担当するWien Kanalだということです。

ちなみにウィーンに下水処理場からは、毎年170トンという大量の油が回収されているそうです。

下水道に流された油は、臭気の原因になると同時に、詰まりや腐食にもつながるとして、積極的な回収に乗り出しています。

その一つが、WÖLI(WienerÖlsammelkübel)というシステムです。

10年以上前から行われているもので、3リットルのオレンジ色の回収用コンテナ(バケツ)が無料で家庭に配布されています。

Prosafahrzeug

そして、コンテナが廃油で一杯になったら、Mistplatzへ持ち込むと無料で回収してくれます。その際、きれいない回収用コンテナと交換してくれます。つまり、コンテナごと、交換する方式なのですね。

また、このブログでも何回かご紹介している特殊ゴミ回収車に持ち込むのもOKです。

調理用の油を下水に直接流すケースは少ないような気がしますが、こちらでは食洗機が普及しているため、調理用の油がついた食器を、そのまま食洗機にかけると、結果として、油分が下水に流れることが多いようです。

ところで、回収された調理油については、バイオディーゼル燃料にリサイクルされています。MA48の発表によると、ウィーンでは毎年、32万キログラム以上の使用済食用油が回収されていますが、ほぼ同量のバイオディーゼル燃料が製造されているそうです。

なお、飲食店などから出る廃食用油についても、MA48が回収していますが、こちらについては、20リットルのコンテナを使用しており、コンテナはデポジット制をとっています。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題 |

« 謎のピクトグラムシリーズ さて、これは? | Main | Volksoperで創立記念割引 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 謎のピクトグラムシリーズ さて、これは? | Main | Volksoperで創立記念割引 »