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January 26, 2018

CityJetがモデルチェンジ

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今日は、昨日に引き続き「鉄道の話題」です。

ÖBBが鋭意、増備を進めている新型近郊型電車CityJet。最近では、ウィーン近郊でも見かける機会が増えてきました。

Feriも実際に乗ることが増えてきましたが、車内の静寂性をはじめ、色々と工夫されており、非常に快適な乗り心地です。

特に空港連絡アクセスのS7系統では、在来車の場合、段差のあるステップが、大きな荷物を持ったお客さまにネックとなっていましたが、CityJetは、バリアフリー仕様なので、好評のようです。

現在の増備が進むCityJetですが、早くもモデルチェンジ車の製造が計画されているようです。

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昨年12月、ÖBBはBombardierに、TALENT 3と呼ばれるモデルをベースにしたCityJetの発注を行いました。第1ロットは21編成で、Vorarlber方面への投入が計画されているようです。

さらにÖBBではInnsbruckを中心にSüdtirol方面(Brenner – Bozen – Meran – Mals)の列車にもCityJetを投入する予定で、こちらについては3電源対応(交流15000V、交流25000V、直流3000V)で計画されています。

ÖBBでは、2005年からBombardierのTALENTを4023型・4024型として投入しており、現在もウィーンのS Bahnをはじめ、多くの路線で投入されています。

TALENTの特徴は、連節方式になっている点です。現在、増備が進められているCityJetはSIEMENS製で、連節方式から通常の仕様になりましたが、再度、連節方式が採用されることになった訳です。

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新型CityJetは、自転車の搭載スペースが拡大される他、座席周りの快適性が向上するようで、すでにプロモーションビデオも発表されています。当たり前ですが、メーカーが異なるため、細かい仕様は異なっています。

また、従来のTALENTをCityJet塗装に塗り替えた編成が運用されていることが、YouTuberなどでも紹介されています。ただ、実際に2019年に投入されるTALENT3は正面のデザインなどがTALENTとは異なるようです。

ÖBBとしては、SIEMENSとBombardierという二大メーカーを競わせることで、有利な条件を引き出そうと考えているのかもしれません。

日本の感覚だと、仕様を統一することで、保守性やコスト削減を図るという発想になりますが、同じシリーズで、あえて二社に発注するあたり、考え方の違いが出ていて興味深いところです。

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