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January 05, 2018

業態転換が進む個人商店

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今日は「ウィーン市内で見かけた業態転換の話題」をお届けしましょう。

ご存じのようにウィーンでは旧市街を中心に古い建物をスクラップアンドビルドせず、改装する形で新しい業態へ転換するのが一般的です。

特に旧市街はユネスコの世界遺産に登録されていることもあり、景観に大きな影響を及ぼすような建替は難しいようです。それでも、全くゼロではありませんが‥

また、そういった背景もあるため、旧市街には昔ながらの個人商店も結構残っています。

しかし、最近になって、個人商店がチェーン店をはじめとする新しい業態に転換するケースが増えているような気がします。今日は、そんな例を二つ、ご紹介しましょう。

まずは、いつも人で賑わっているSchottentor付近の例。ちょうど旧市街を走るバス路線1Aのバス停前です。

ご存じシーフードのファストフードレストランNORDSEEですが、実は、この店舗のあった場所は、以前、小さな書店が二つ並んで営業していました。

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狭い書店だったので品揃えは必ずしも豊富とは言えませんでしたが、店頭にも平台を出して営業しているなど、それなりに頑張っていました。

もしかしたら二つの書店は品揃えの違いなどから、関係があったのかも知れませんが、Feriはあまり意識したことはありませんでした。

この書店は、かなり前から営業していたようで、少なくともFeriは、この場所で書店意外の業態が営業していたことを見た記憶がありません。

先日、久しぶりに通りかかったところ、何とビックリ。二つの書店があった場所が統合されてNORDSEEに変わっていました。

実は、書店の右側(Schottengasse 9)には従来からベッカライチェーンのDir MannとNORDSEEが一緒に入っている店舗がありました。

どうも、この場所をDir Mannが単独で使用し、隣の書店跡にNORDSEEが移転拡大したようです。また、2階にも客席を設けて、イートインコーナーが拡大されました。

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このようにきれいに仕上がってしまうと、最初から、このようになっていたような錯覚の陥りますが、昔、この書店でカレンダーを買った経験があるFeriとしては、ちょっと複雑な心境です。

さて、もう一店は旧市内BognergasseにできたMcSHARKというコンピューターストア(チェーンストアです)で、アップルの製品を取り扱っています。

この場所ですが、以前、何があったのか、Feriははっきり覚えていませんが、左隣はZum Schwarzen Kameelです。個人経営の文具店などが入っていたような記憶があるのですが、記録の写真が見つかりませんでした。ただ、個人商店が入っていたのは間違いありません。

この間口から考えると、二つの商店跡を統合して新店舗にしたようです。

オープン当日は、大変な賑わいだったようで、同店のホームページには動画が公開されていました。

このように個人商店が急速に業態転換をしている背景ですが、恐らく後継者問題だろうと推察されます。

結局、跡取りがいないために、現在のご店主の代で、店を畳んでしまう‥というケースです。

伝統的なお店が姿を消して、今風のチェーン店に業態転換するのは、経済の面では良いのかもしれませんが、何となく昔の風情がなくなっていくようで、一抹の寂しさを覚えます。


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Comments

私もこの書店の内の片方で絵葉書を買った覚えがあります 書籍は読めないので眺めただけでした
PC店になった店は天使の外壁の薬屋さんの並びでしょうか
確かに文具か切手かを商っていたような記憶が
何年かぶりに訪れると あれっ 何だか印象が違う という思いをします

Posted by: Salzburg.Love | January 07, 2018 17:50

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