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January 19, 2018

“REGIOJET”の運行が始まりました

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今日は「鉄道の話題」をお届けしましょう。

日本と異なり、鉄道は、上下分割方式で民営化が進められた国が多いヨーロッパ。オーストリアでも線路や駅はインフラ会社が所有しており、列車の運行は別会社が行っています。

その結果、車両を独自に所有し、運行だけを行うWestBahnのような会社が誕生した訳です。

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インフラ会社に使用料を払って運行するため、列車の運行には、ある程度、自由度があり、料金設定を含めて色々なサービスが提供されているのは、皆さまもご存じのとおりです。

他国へ乗り入れる夜行列車NightJetをÖBBが運行しているのも、このタイプと言えるでしょう。

さて、「この波」は、ついに東欧圏にも波及しました。チェコのブルノに本社を置くRegiojet(略称RJまたはRGJ)も、その一つです。

2009年に創業した会社ですが、同社は長距離バスを広範囲に運行しており、チェコ国内のみならず、Berlin-Dresden-Prague間の運行も行っています。

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列車に関しては、基本的にチェコとスロバキア内が主体でしたが、2017年12月の冬ダイヤから、ついにオーストリアへも乗り入れるようになりました。運転区間はWien-Brno-Prague間です。

鉄道のLCC」という感じの鉄道会社なので、サービスの向上に加えて、運賃は既存の鉄道よりも安く設定するのが常。

現在、Wien - Praha間は列車で15Euro、バスで11.9Euroから運賃が設定されています。

同社のサイトを見ると、かなり手広くバスの運行を行っており、鉄道とバスの一体運用で、幅広い柔軟なネットワークを形成しているようです。

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列車の場合、運賃はSTANDARD、RELAX、BUSINESSという三つのカテゴリーがあります。このあたりも航空機に近いカテゴリー設定ですね。

各座席にはパソコン用の電源が確保されており、フリーWi-Fiも設置されています。子供さんようのフリースペースも設けられているのも、今の鉄道らしいですね。

ちなみにWine-Prague間の所要時間は4時間強です。ただ、車両に関しては、WestBahnのようなスタイリッシュなものではなく、何となく既存車両の改造‥といった感じですが‥まぁ、乗る分には関係ないかも知れません。

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さて、今後、どの程度、REGIOJETがシェアを伸ばしてくるのか、興味のあるところです。

日本では、基本的に上下一体方式で分割民営化されましたから、このように他社が運行するユニークな列車を利用することはできません。

しかし、上下分割方式のの場合、このようにサービスの向上には直結するようです。反面、正確なダイヤの維持が難しくなるのは、ドイツで証明済み。それぞれ、一長一短があるということでしょう。

さて、皆さまもWeinから日本の皆さまにも人気があるチェコへご旅行の際には、試乗なさってはいかがでしょうか。

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