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February 2018

February 28, 2018

Wienが危機遺産に‥ その顛末は‥

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早いもので、2018年も2ヵ月が過ぎました。2月最後の話題は、「Weinの旧市街が、世界遺産取消か」という話題です。

日本のTBSで日曜日の夕方、放送している世界遺産の番組がありますが、2月25日は「世界遺産登録抹消の危機にさらされているウィーン」が取り上げられたという話を耳にしました。

ご存じのように昨年7月ユネスコの世界遺産委員会は、ウィーンを「危機遺産」に指定しました。「世界遺産としての普遍的な価値が失われるおそれがある」というのがその理由です。

その要因となったのは、このブログでも何回かお伝えしているインターコンチネンタルホテル周辺の再開発事業です。

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実現すれば世界遺産に指定されている「歴史地区」の景観が大きく変わるため、ウィーンでも賛成派、反対派に別れて、議論が繰り広げられていました。

なぜ、当局が積極的に再開発を推進するのか‥その理由は、年々増加する社会保障費をカバーするため、新たな企業や富裕層を積極的に誘致する必要がある‥というものです。

そのため当局の担当者も“抹消されたら残念だが、街の価値が変わるわけでもない。世界遺産から抹消されても、ウィーンは世界の中でも美しい街の1つであり続ける”と強気の姿勢です。

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更に“ウィーンは博物館だと思われては困る。何千もの人が働き、暮らしている。だから開発と歴史保存のバランスを見つけるべきだ”とも語っています。現実的な話ですね。

一方、反対派は、“このようにきれいな景色におぞましい建物なんて、顔を殴られるようなものだ。市は目を覚まして許可を取り消すべきだ。全てが破壊されるのだから‥”という強硬な姿勢です。

更に日本では、「世界遺産指定」に代表される「世界的な格付け」を金科玉条のように取り上げられますが、こちらの一般人は、“別にどうでもいい”と考えている方が大多数。

別にユネスコが認定したからと言って、価値が変わる訳ではありませんから‥

ウィーンに限らず、オーストリアは社会保証料の負担が高い国です。そのため、現実的に、逆に、これ以上、懐が寂しくなるのは勘弁して欲しいと考えているのが本音のような気がします。

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February 27, 2018

「コップのフチ子さん」風ドリンクマーカーを発見

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今日は「グッズの話題」をお届けしましょう。

日本でも最近は普及するようになってきましたが、ホームパーティなどで、自分のグラスを見失わないために使われるグッズが「ドリンクマーカー(Drink Marker)」。

日本よりもホームパーティの機会が多い欧米では一般的なグッズのようです。ステッカーをグラスに貼り付けるタイプのほか、グラスの縁に引っかけるタイプもあります。

引っかけるタイプは、動物などをモチーフにしたものが多いようです。

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ところで、日本でブームになったカプセルトイシリーズに「コップのフチ子さん」シリーズがありますね。

OL風の女性「フチ子」が、腰をかけたり、ぶら下がる姿勢をとるフィギュアで様々なバリエーションが登場しているようです。実際に使うかどうかは別にして、現物を見たとき、Feriは、ドリンクマーカーとしても使えるような気がしたものです。

その後、「コップの縁」に引っかける方式のカプセルトイが、大量に販売されるようになったという話を耳にしたことがあります。

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さて、ここからが本題です。先日、旧市街の某所で、有人との待ち合わせの時間まで余裕があったので、Bank Austria Kunstforumのミュージアムショップを覗いてみました(玄関の上に黄金の玉が飾ってあるので有名ですね)。

ここのミュージアムショップは、一般的なポスター絵はがき、書籍といった展示作品に関連したグッズもありますが、全く関係ない変わったグッズが、さりげなく並んでいるのが特徴。

以前も、このブログで「不思議なコンピューター用キーボード」をご紹介したことがありましたね。可処分所得が少ないFeriは、滅多なことではグッズは買いませんので、今日もウィンドウショッピングです。当日も、例によって一ひねりしたグッズが沢山並んでいました。

その中でFeriの目に止まったのが「Drinking Buddies」という名称の商品。Drink Markerという説明がついているので、すぐに用途はわかりました。

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February 26, 2018

煙突の処理も大変です

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夏のオリンピックでは、メダルを獲得できる種目が少ないため、盛り上がらないオーストリア。

その点、冬季オリンピックは活躍が期待される種目が多いので、連日、ORFでも自国選手の活躍を中心に紹介していました。

そんなオリンピックも25日に閉幕。メダルランキングを見ると、オーストリアが10位(金5、銀3、銅6)、日本が11位(金4、銀5、銅4)となっているようです。

一部の競技では、オーストリアと日本の対決もありましたが、Feriは複雑な気持ちで観戦していました。続いてパラリンピックが始まりますが、そちらも注目しましょう。

さて、今日はオーストリアの住宅には欠かせない「煙突の話題」をお届けしましょう。

こちらでは、集合住宅も含めて煙突が設置されています。以前、このブログでもお伝えしたことがありますが、この煙突の処理というのが、結構、くせ者。

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戸建て住宅だけが建っている、集合住宅だけが建っているというエリアの場合は、さほど問題はありません。問題になるのは、市街地で高さの異なる住宅が混在している場合です。

しかも、高さの異なる住宅がつながっているケースも多く、そういった場合は、煙突の処理に色々な工夫が必要です。

最も問題になるのは、「煙突からの排気」だと思います。昔のように黒い煙をモクモクと吐き出すような煙突は、今の時代、ほとんど無くなりましたが、それでも排気ガスは排出されます。

当然、場合によっては隣の住まいを直撃するケースも‥

実際、Feriがお借りしていた5区のアパートでも、隣のアパートに付いている煙突がベランダのすぐ近くにありました。幸い排気ガスの影響はほとんどありませんでしたが‥

いずれにしても、煙突の排気効率なども考慮すると、色々な工夫が必要になってくるようです。

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February 25, 2018

自転車のケータリングが増えました

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冬期オリンピックもフィナーレが近づいて来ました。女子のフィギュアスケートはロシア勢が、ハイレベルの戦いですごかったですね。

日本勢も、メダルには届きませんでしたが、宮原選手が素晴らしい演技を魅せました。
さて、今日は、テレビでのスポーツ観戦には便利な「ケータリングの話題」です。

最近は、こちらでもケータリングサービスが増えてきました。以前と異なるのは、店舗が独自にケータリングするパターンではなく、専門のケータリング会社が配達を担当している点でしょうか。

ピンクがシンボルカラーのFoodoraも、そんな会社の一つです。

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ドイツのBerlinの本社がある会社で、ドイツ、オーストリア、フランス、イタリア、オランダ、ノルウェー、スウェーデンをはじめ、カナダ、オーストラリア、アジアなど22ヵ国で営業活動をしています。

オーストリアでは、現在、Wienでサービスを展開しています。Wienには、オーストリア料理のお店はもちろんですが、世界各国の料理を提供するレストランやファストフードが展開しているのは、皆さまもご存じのとおり。

そこと契約して、インターネットやスマートフォンのアプリケーションで、日付と時間を指定してオーダーを入れ、自宅や指定場所まで配達をしてくる(出前ですね)というものです。

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同社のホームページを見ると、日本食を提供しているレストランも多数、登録しているのがわかります。

ただ、温かい料理を、30分以内にデリバリーすることが信条のFoodoraなので、当然、該当する店舗から遠いエリアの配達は行っていません。

Foodoraのホームページから配達可能店舗を確認することができるようになっています。このあたり、かつて日本でも当たり前だった「出前」に近い感覚ですね。

気になるお値段ですが、料理の値段に加えて、配送料(2.9Euro)が加わります。なお、支払いは、こちらでは一般的なクレジットカードやPayPalです。

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February 24, 2018

今年のWiener Eistraum は‥

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2月も中旬を過ぎて、日が長くなっているウィーン。春の息吹を徐々に感じることができるようになりました。

今日は、週末を控えて営業も後半に突入した「Wiener Eistraumの話題」をお伝えしましょう。

以前もお伝えしましたが、競技としてのスケートは低調なオーストリアですが、レジャーとしてのスケートは、大変人気があります。

実際、週末になるとWiener Eistraumは大勢のお客さまで賑わいます。靴はレンタルもできますが、地元の皆さんは、自前のスケート靴を持参している人が多いようです。

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コース設定は、昨年と同じで、人気の周回コースを中心に、市庁舎前広場に大きなリンクが開設されています。昨年、お目見えした巨大なスノーグローブですが、今年も登場しています。また、カーリングレーンも別に設けられています。

最近は、混雑緩和のため、チケットの自動券売機も設置されていますが、なぜか有人カウンターを利用するお客さまが大多数。理由は、よくわかりませんが、日本とは逆のような感じがします。

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ところで、Wiener Eistraumは、アマチュア用のお手軽レーンですが、定期的に整氷作業を行っており、リンクを良い状態に保っています。

当然、整氷には専用の車両が活躍。この間は、スケーターの利用を中断して作業を行います。まぁ、当たり前なのかもしれませんが、こういうところはしっかりしています。

昨年あたりから、様々な注意書きが増えましたが、これは今年も健在。とくに勾配の関係でスピードが出やすいこともあり、この点はしっかりと注意しています。

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February 23, 2018

許せない街中の落書き

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まずはオリンピックの話題から‥

22日に行われた女子ビッグエア決勝。オーストリアのAnna GASSER(アンナ・ガサー)選手が、185.00点で金メダルに輝きました。

日本選手も健闘していたので、表彰台にアンナ・ガザーと日本の岩淵選手が並ぶことを期待していたのですが、残念ながら夢は叶いませんでした。

複合団体では、ジャンプで首位になったオーストリアと日本が3位争いを繰り広げるという、Feriとしては嫌な展開。結局、オーストリアが3位になりましたが‥

なお、22日現在、オーストリアのメダル獲得状況が紹介されていました。金:5個、銀:2個、銅:6個、合計13個です。金メダル獲得数で見ると、歴代3位という成績のようです。

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ワールドカップでは強くても、オリンピックでは弱いというジンクスがあるオーストリア。今年は、多少、このジンクスを打破することができたようです。

さて、今日は、こういった「楽しい話題」とは正反対のテーマをお送りしましょう。

このブログでも、時々お伝えしていますが、街中に見られる異常な落書き。

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特に公共施設に対する落書きは、正直、当局も修復を断念したのではないかというほど、酷い状況が続いています。

Feriが非常に残念に感じたのは、先日まで列車を通過させて徹底した修復工事を行っていた地下鉄U6のWähringer Straße駅で、すでに落書きが見られたことです。

しかも、写真をご覧になるとわかるように、監視カメラの直下。当局に対する悪質な挑戦です。

修復作業中の様子を見ていたFeriとしては、職人さんが開業時の姿に戻すため、涙ぐましい努力をした作業に対して、このような落書きをするのは「文化に対する冒涜」だと思います。

この他、以前、このブログでもお伝えした18区にあるStrauß-Lanner-parkのモニュメントに対する落書きも、未だに修復されていません。

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February 22, 2018

ベビーカー用パーキングスポットができました

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今日は「ÖBBの話題」をお届けしましょう。

先日、このブログで「ÖBBの事故防止キャンペーン」の話題をお伝えしました。

特にプラットホームでの触車事故に関しては、スマートフォンの普及などにより、こちらでもリスクが高まっているようです。

さて、最近、S Bahnの駅などで、写真のようなものが設置されるようになりました。

これはベビーカー用パーキングスポットで、プラットホーム上で列車をまつ間、このスポットにベビーカーをとめてバンドで固定して欲しい(KINDERWAGEN BITTE IM WARTEUNTERSTAND ABSTELLEN)‥というものです。

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バンドでベビーカーを固定するのは、路面電車やバスでも良く見られますが、地上で、このような設備を見たのは、初めてです。

プラットホーム上には、かなりの数が設置されており、ÖBBの意気込みが感じられます。また、駅舎からプラットホームへ出るところに設置されている扉にも、注意を促すステッカーが張り出されるようになりました。

この他、駅によってはプラットホーム上に、ガラスで覆われた待合室が設置されていますが、ここもベビーカーの待機場所として推奨されています。

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今回は、Feriがよく利用するS45の駅で見かけた例をご紹介しましたが、S45の駅はプラットホームが向かい合っている相対式と呼ばれるスタイルの駅が多いため、壁際に設置するのが簡単なのかもしれません。

1本のプラットホームの両側に列車が発着する島式の場合は、どのように対応しているのか気になりました。

その後、所要があってWestbahnhofへ出かけた際、長距離列車用プラットホームの中央に、金属製のアーチがあり、それにベビーカー固定用のバンドが、2つ取り付けられていました。

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February 21, 2018

U4工事の代替輸送は、こんな感じ

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オリンピックも終盤に入って、日本勢の活躍が目立つようになりましたね。

また、オーストリアでも待望のアルペンでMarcel HIRSCHER選手が、大回転で複合に続いて二つ目の金メダル。ORFのテレビ放送は、異様な盛り上がりになっていました(いずこも同じ‥)。

久しぶりに「オペレッタの話題」だったので、長文の記事になってしまい3回も続きました。正直、「お腹いっぱい」という方が多いと思います。

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今日は、口直しに「U4工事に伴う代替輸送の話題」をお届けしましょう。

このブログでも、お伝えしたように、2月17日・18日にU4がリニューアル工事のため、Heiligenstadt-Schottenring間が運休となりました。

その関係で、臨時にE4系統がSchottenring-Nußdorf間に運転された他、通常はOperringを経由するD系統はSchottenring経由にルート変更されました。

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U4の行き先はSchottenringになっており、自動の車内放送もちゃんとSchottenringが終点になっていました。このあたりは徹底しています。

Schottenringに行ってみると、Wiener Linienの係員が案内のために待機中。地上に出るとE4とD系統の乗り場案内が仮設されていました。

最近は行き先表示がLEDなので、こういった臨時対応も比較的容易になった感じですね。

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February 20, 2018

“DER OPERENBALL” Premiere Report(その3)

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今日は休憩後の後半です。

○第2幕:舞踏会会場
休憩後の第2幕は、OPERENBALL会場ですが、別にVolksoperをイメージしているような感じはありませんでした。以前の演出でも回り舞台を上手に活用していましたが、Logeへの入り口が並んでおり、どのように参加者を交通整理するかがオーバーケルナーの「腕の見せ所」という感じで楽しかったのですが‥

が、そもそもVolksoperにはStaatsoperと異なり、逢い引きに利用するLogeが少なく、設定が成り立ちません。そのため、LOTOに出てくるようなボール状のオブジェが舞台上で回転していました。

また、途中までは手前にスクリーンが降りており、怪しげな雰囲気全開。まぁ、そういった詮索や野暮というものでしょうね。

1幕でサロンになった雑誌がPLAYBOYだったので、2幕もナイトクラブのような雰囲気です。

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冒頭、毎回、OPERENBALLで、ハリウッド女優を同伴して出席することで有名なおじさまRichard Lugnerさんの「そっくりさん」が登場。その後、有名人が次々と来場します。

更にConchita Wurstさんの「そっくりさん」も舞台袖から登場。ファンのサインに応じます。まぁ、わかりますが、本筋とは違うところで盛り上げようとするのは、正直、痛々しい感じが‥

一応、ストーリーに関しては、2幕は、ほぼオリジナルどおりですが、後半が異なっています。ケルナーの数が少なく、男性なのにバニーガールのような妙なコスチューム。本来、逢い引き目的でLogeを使うお客さまのために、密会中のロジェに飲食物を届ける時、ケルナーは、中の様子を直接見ては行けないという掟があるようです。

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では、どうするか。実は銀のお盆を鏡代わりにして、後ろ向きに出入りするのです。この様子も、2幕では、別の意味で見所だったのですが、今回は、そういった粋な演出はカット。

オーバーケルナー(給仕長)のPhilippが、逢い引きのカップルが、バッティングしないよう、一応、仕切っています。

Henriは会場で待っています。そこへばら色の仮面舞踏会用のドレスを着たHeleneがやってき、早々にHenriとロジェにしけ込みます。

ただし、Heleneは仮面を付けているので、Henriは相手がHeleneだとはわかりません。ここで、Heleneが有名な「シャンブル・セパレへ行きましょう」を歌います。本来は脇役のHeleneが、最も有名なアリアを歌ってしまうというのが、ホイベルガーのサプライズ。

その後、Theophilが、踊り子のFéodoraをつれてやってきます。ちなみに、この時だけ、Theophilは妻と離婚して独身という、自分に都合の良い設定にしています。

TheophilとFéodoraのカップルも、さっそくロジェにしけ込むのですが、Féodoraが高価な飲食物をたくさんオーダーし、Theophilの懐が寂しくなります。

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浮気の証拠を押さえるため、友人夫婦がパートナーを交換する形で、PaulとMargarete、TheophilとAngelikaがカップルを組み、会場にやって来て、ロジェにしけ込みます。

今回は、舞踏会会場前で待ち合わせをしていたようです。

Heleneはもちろん、MargareteとAngelikaも、仮面舞踏会のドレス(ドミノ服)でやってくるのですが、髪型も含めて衣装がまったく同じなので、誰が誰だかよくわかりません。まさに、男女が入り乱れて怪しい雰囲気になっていきます。ここでAngelikaは「約束の時計がある」を歌います。

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しかし、ロジェで「あわや」というタイミングで、TheophilとPaulがオーバーケルナーのPhilippに呼び出されてしまいます。実は、女性陣が、“あらかじめ、きわどいタイミングになったら、ベルを鳴らすので男性達を呼び出して欲しい”という「根回し」をPhilippにしていたのです。

ベルが鳴り、GeorgとPaulが呼び出されている間にMargareteとAngelikaが入れ替わり、「本来の夫婦」になるのがオリジナルですが、今回はちょっと違います。


このタイミングで、GeorgとPaulが会場ではち合わせ。“何だ、君も来ていたのか”という感じ、パートナーを探し出します。

GeorgとPaulは、会場内でドミノ服の女性を見つけてアタックするのですが、それは自分が連れてきたパートナーではなく、Heleneなのです。その際、ドミノ服を傷つけてしまうことが、3幕での展開に関係します。Heleneへのアタックを物陰からチェックするMargareteとAngelika。

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浮気の証拠を目撃した二人は、早々に会場を後にします。また、Heleneも何とか2人を振り切り、会場を後にするのでした。

前演出では、2幕の最後は、バレエ団も登場し、ロジェの廊下で、仮面舞踏会の参加者全員がギャロップを楽しく踊って幕となっていましたが、今回は会場でFéodoraがロデオの馬にまたがって大盛り上がり。その周りには怪しげな人物が多数。その中にはTheophilとHenriの姿も‥

本編と関係のない皆さんも、妙な格好で多数、出演します。なぜ、舞台をVolksoperにしたのかと言えば、他の歌劇場で、こんな乱痴気パーティをしている設定にしたら、クレームの嵐になるからでしょうね。

なお、このオペレッタによってシャンブル・セパレが、パリ・オペラ座のロジェを指すことが、ウィーン子に広く知られるようになったと言われています。

なお、今回、第2幕は40分ほどでした。

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February 19, 2018

“DER OPERENBALL” Premiere Report(その2)

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今日は「Der OPERENBALL」の登場人物をご紹介から。

Theophil Schachtelhuber(オリジナルはThéophile Beaubuisson):ご年配ですが、女性に目のないおじさま。「まじめそうに見えて、実は女性に目がない」という演技ができると際立ちます。何しろ若い愛人をつれてオペラ座舞踏会に来るのですから‥ 

今回は年金生活者という設定です。2008年にはベテランのRudolf Wasserlofさんが起用されていましたが、今回はFeriお気に入りのオペレッタ歌手の一人Kurt Schreibmayerさんが起用されました。劇中ではTheophilという名前で呼ばれていました。

Palmyra Schachtelhuber(オリジナルはPalmyra Beaubuisson):Angelikaの伯母です。夫のTheophilと一緒に生活していまが、夫を尻に敷いている「まじめなおばさま」という想定。基本的にお芝居が中心なので、ベテランのオペレッタ歌手(アルト)か、役者さんが起用されます。

今回、正に、この役にピッタリのHelga Papouschekさんが起用されました。このコンビが抜群だったのは言うまでもありません。

Paul Wimmer(オリジナルはPaul Aubier):カーニバルの休暇を利用して、妻のAngelikaと一緒にオルレアンからパリに来ている想定ですが、今回はオーストリアの地方(Klagenfurt)からWienに来ました。なお、銀行員という想定になっています。

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PaulとAngelikaは若夫婦という設定なので、若手ではつらつとした演技ができるテノールのオペレッタ歌手が起用されます。オペレッタなので、ユーモラスな演技もポイントです。2008年にはJörg Schneiderさんが演じましたが、今回はMarco Di Sapiaさんが起用されました。

Angelika Wimmer(オリジナルではAngèle):Palmyraの姪です。夫のPaulは絶対浮気などしない完璧な夫だと思っている「箱入り娘」です。オリジナルでは、パリではなく、オルレアンという地方都市に住んでいることも影響しているようです。

逆に“夫は出張が多くて可哀相”と同情しています。Paulと同じく、若手ではつらつとした演技ができるソプラノのオペレッタ歌手が起用されます。今回はKristiane Kaiserさんが起用されました。

Georg Pappenstiel(オリジナルではGeorges Duménil):パリに住まいを持つ、今回のホストファミリーです。新興成金という設定です。

そのため、今回は、最近Wienで流行の高級タワーアパートに居を構えています。単独で歌う部分に加えて、演技も重要なので、テノールのオペレッタ歌手が起用されます。今回は、最近、オペレッタでも主役に抜擢されることが増えたCarsten Süssさんが起用されました。

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Margarete Pappenstiel(オリジナルはMarguérite):Georgの妻。男たちの浮気を疑っている女性です。男たちの浮気を証明するための仕掛けを提案するキーパーソン。単独で歌う場面に加えて、演技も重要なので、キャスティングが難しい役です。ソプラノのオペレッタ歌手が起用されますが、今回はUrsula Pfitznerさんになりました。

Helene(オリジナルではHortense):Pappenstiel家のお手伝いでスプレットです。「こうもり」のアデーレと一脈通じる役と言っても良いでしょう。恋人のHenriが浮気をしていないか確認するため、Margarete達が考えた仕掛けに一口乗るところなど、意外とちゃっかりしています。

スプレットなので、歌だけではなく、演技力も問われます。ソプラノのオペレッタ歌手が起用されます。本演出では、2幕の後半からストーリーの鍵を握るキーパーソンになります。そういう訳なのか、アンサンブルではないSieglinde Feldhoferさんが抜擢されました。

Henri(名前はオリジナルと同じ):オリジナルでは海軍士官候補生で、Schachtelhuber夫婦の甥にあたります。今回は、スタイルから見るとミュージシャンのような格好をした若者でした。役柄は男性ですが、オペレッタでは通常、メゾソプラノの女性歌手が起用されます。「こうもり」のオルロフスキーと同じ「ズボン役」です。今回はAmira Elmadfaさんが起用されました。

オペラ座の給仕長Philipp(オリジナルはPhilippe):2幕で浮気者同士が鉢合わせするのを調整する重要な役割があります。という訳で、お芝居が上手なBoris Ederさんが起用されました。

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Féodora(名前オリジナルと同じ):踊り子で、Theophilの浮気相手です。2幕の舞踏会の場面だけに登場します。二幕ではTheophilとのやり取りがポイントです。今回は、こちらもFeriお気に入りのオペレッタ歌手Martina Dorakさんが起用されました。踊りながら歌う場面があるので、まずは妥当なキャスティングでしょう。

オリジナルでは、登場人物の名前はフランス風、場所もパリであるにも関わらず、皆さん、オーストリアなまりのドイツ語で話している…ウィンナ・オペレッタらしい「不思議な世界」が舞台だったのですが、今回は舞台がWeinになったので、こういった矛盾は解消されています。

それでは、「あらすじ」に沿って、見どころをご紹介しましょう。完全ネタバレですから、楽しみにしている方はご覧にならない方がよいかもしれません。

○第1幕:Pappenstiel家のサロン
序曲を少し演奏したところで、ストップ。お客さまに向けて「今回はOPERENBALLの会場がStaatsoperからVolksoperに変更になりました」というアナウンスが‥これは余計かな。

その後、本来の序曲に入ります。幕が開くと、Weinで流行のタワーアパート。正面にリフトがあり、螺旋階段で2階に上がれるようになっています。左側には窓があり、Wienの古い街並みを眺望できます。

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February 18, 2018

“DER OPERENBALL” Premiere Report(その1)

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当ブログをご覧にオペレッタ・ファンの皆さま、お待たせしました。“DER OPERENBALL” Premiere Reportをお届けしましょう。

2017/18シーズン、Volksoperでは2018年に入ってからオペレッタの新作が上演されるというパターンです。

2月にPremiereが行われるのがRichard Heubergerの代表作“DER OPERENBALL”です。

Feriは、2007/08シーズンにVolksoperで再演された際、Robert Herzlさんの演出による“Der OPERENBALL”を観ていますが、舞台装置も伝統的なスタイルで、パリを舞台にした「小粋な作品」に仕上がっていたことを今でも、良く覚えています。

という訳で、2008年の写真を1枚だけお目にかけましょう。

まず、ご存じの方も多いと思いますが、作品の背景から‥

リヒャルト・ホイベルガー(Richard Heuberger)の傑作オペレッタが「Der OPERENBALL(オペラ舞踏会)」です。1898年にアン・ディア・ウィーン劇場で初演されました。

「オペラ舞踏会」の舞台は、パリです。ウィンナ・オペレッタでは、名作「メリーウィドウ」をはじめ、パリを舞台にした作品が多いのですが、ウィーン子にとって、華やかなパリはウィーンと違った魅力を感じるのでしょう。

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物語は、毎年恒例のパリ・オペラ座舞踏会を舞台に「他の女性に浮気心を出す男性を、妻達が懲らしめる」というものです。

オペラ座舞踏会と言えば、ウィーン国立歌劇場で毎年、開催されているものが最も有名でしょう。第二次世界大戦後、国立歌劇場が再建された翌年の1956年に復活しました。

オーストリアでは、ファッシングと呼ばれるカーニバルの期間中、色々なところで舞踏会が開催されますが、その頂点は「ファッシングの火曜日」の前週木曜日に開催される「オペラ舞踏会」(Der Wiener Opernball)。

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オーストリア放送協会でも長時間にわたり生中継を行う「季節の風物詩」です。

ただ、1877年に始まった頃は、商談や縁談をまとめる場としても活用されていたようです。そのように考えると、オペレッタ「オペラ舞踏会」のように、「逢い引きの場」として利用されたこともあるでしょう。

この作品、オリジナルはパリを舞台にしていますが、フランス人と言うより、ウィーン子をイメージしてまとめられているのは、言うまでもありません。

歳を重ねても男性は、妻以外の女性に目がないもの。そして、女性は自分のパートナーの浮気には、おおらかになれないもの…そんな「人間の本質」を上手に表現したオペレッタです。

観ているウィーン子も、思わず「あるある」「いるねぇ、こういうヤツ」「あぶない、がんばれ」と心の中で、応援(男性か、女性かは別にして)していると思います。まさに、ウィンナ・オペレッタの王道と言える作品です。

原題は「Der Opernball」なので、邦題は「オペラ座舞踏会」とした方が正しく伝わると思います。しかし、実際には「オペラ舞踏会」という邦題が一般的になっています。

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February 17, 2018

バスマットの量り売り

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日本の皆さま、おめでとうございます。男子フィギュアスケート、羽生選手が金、宇野選手が銀、やりましたね。日本では、号外が出ることでしょう。

ORFでは自国選手が出ていないため、リアルタイムではなく、時間差放送でしたが、本日、早朝、試合の映像を見ることができました。

こちらの解説者も絶賛していました。オーストリアで見る日本人選手の活躍は感慨深いものがあります。

しかし、怪我で長期間、試合から離れていたにもかかわらず、勝負感が鈍らなかった羽生選手は、正直、すごいですね。

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連日、オリンピック放送が続くオーストリア。当たり前ですが、自国選手の活躍を中心に紹介しています。

アルペン競技の男子スーパー大回転でMatthias MAYER選手が優勝したので、大変な盛り上がりです。

逆に自国選手が出場しない種目は、ORFでも「報道しない自由」を行使しています。それだけにオーストリア選手と日本選手が同じ表彰台に乗るようなシーンを、ぜひ、見たいものです。

さて、今日は「ものの売り方に関する話題」をお伝えしましょう。

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日本でも、最近は食料品などを中心に、一部では「量り売り」が復活しているような話を耳にしたことがあります。必要なものを、必要なだけ購入できるので、ある意味、量り売りは便利な仕組みだと思います。

ただ、反面、料金計算などが面倒な部分もありますが‥ こちらでは、野菜や果物は量り売りが一般的です(例外も、もちろんありますが‥)。

自分で必要な商品を手に取って、売場横にある秤で値段を設定し、印刷されるプライスカードを、商品を入れている袋に貼り付ける‥という方式です。

さて、先日、街中を歩いていたら、某ディスカウントショップの店頭で「BADEMATTENバスマット)」を販売していました。

これ自体は珍しいことではありませんが、売り方に目が止まりました。

というのは、1メートル単位で価格が設定されており、自分が必要な長さだけ買い求めることができるのです。ちなみに幅は65cmで一定でしたが‥

ちなみにお値段は1メートル当たり7.99Euro。ディスカウントショップらしく微妙な価格設定ですね。

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February 16, 2018

いずこも頭の痛い受信料問題

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オーストリアは、平昌オリンピックで、2個目の金メダルを獲得しました。種目は本来、オーストリアが得意のアルペンです。

男子アルペン複合で、ARCE HIRSCHER選手が金メダルを獲得しました。ただ、それ以外のアルペン競技では、今のところ不振です‥

今日は「ORFの受信料にまつわるお話」です。

日本でも時々、NHKの受信料をめぐる裁判がありますが、最近では支払いを命じる判決が定着しているようですね。
ただ、昔と異なり、テレビを見なくなっている人が増えていること、民間放送網が充実して公共放送以外の局を選択できるようになったこと、情報収集の手段がインターネットに移行していることなどを考えると、公共放送の位置づけが変わってきているような気がします。

さて、家主さんが払っているので、Feriは関係ありませんが、オーストリアでは、ORFにテレビとラジオを所有している世帯は、52.66Euroの受信料を2ヵ月1度支払わなければなりません。

日本のNHKは、受信形態で受信料の値段が異なりますが、こちらは一律。さらに、受信料の徴収(受像機の確認)は結構厳しいようで、こちらの文化である「逃げ得は許さない」を実践しているそうです。

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実際、郵便局員が個人宅を訪問し、受像機の有無を確認しているようなケースもあるという噂話を耳にしたこともあります。

ただ、日本のNHKと異なるのは、ORFでは民間企業のコマーシャルも平気で流しているということです。つまり、広告収入を得ている訳です。ただ、コマーシャル中は、画面左上の「ORFのロゴ」は消えているようです。

それで、受信料を徴収しているのですから、面白くない人は多いでしょうね。また、日本でも問題になっているのは、公共放送の位置づけです。

特に政治的な問題の場合、特定の政党や勢力に加担しているのではないか‥という疑惑です。NHKの場合、左右両派から批判されているようです。

日本の場合、公共の電波を使うため、NHKだけでなく、民間放送も中立性が求められるようですが、実際にはニュース系の番組では、色々な問題があるようですね。

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February 15, 2018

番外編 宝塚歌劇団 ミュージカル版「こうもり」

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友人から、昨年、NHK(BS)で宝塚歌劇団が上演したミュージカル版の「こうもり」が放送されたという話を耳にしました。

Feriは、かねてから“独特の世界観を持っている宝塚歌劇団はオペレッタに向いているのでは?”と考えていたので、是非、観たいと思っていました。

ただ、録画したメディアを譲渡するのは日本の法令に違反するため、送ってもらうことはできず、日本へ戻った際、友人宅を訪れ、魅せてもらうことに…

ご存じのように宝塚歌劇団は、独自の芸風をもっており、熱心なファンも多数存在します。そのため、席を取るのも難しい公演も多いという話を耳にします。実際、ミュージカル版「こうもり」についても、多数の鑑賞記をインターネット上で読むことができます。

そこで、オペレッタにはまっている男ことFeriの視点で、今日は記事をまとめたいと思います。

○演出の勝利
正直、熱心なオペレッタファンから観ると、眉をひそめたくなるような作品に見えるかもしれません。しかし、Feriは、あえてオペレッタ「こうもり」をモチーフに、新しい作品を創造する道を選んだ脚本・演出の谷 正純さんを高く評価します。

宝塚歌劇団の特徴は、とにかくお客さまを楽しませること。日本のお客さまに楽しい時間を過ごしてもらうというコンセプトの元、オリジナルのモチーフや楽曲を活用しながらも、あえて新しい作品を創造したのは、クラシックの専門家では、抵抗があったかもしれません。

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配役の名称はオリジナルに則っていますが、相関関係を全く変えてしまうのには、驚きました。

さらに、オペレッタでは省略されている「本編の前の出来事」(ファルケ博士が愉快な復讐を考えたいきさつ)をしっかり盛り込んだ点は、一般のお客さまを考えると「見事」の一言に尽きます。

ちなみに宝塚歌劇団のホープページでも、以下のように初回されています。

“ワルツ王”と呼ばれる、ヨハン・シュトラウス二世の傑作オペレッタ「こうもり」。名曲の数々で彩られ、今なお世界中の人々に愛される作品が、北翔海莉を中心とした星組メンバーにより新たに飛びっ切り愉快なミュージカルとして甦ります。

19世紀後半のウィーン。ファルケ博士は、親友のアイゼンシュタイン侯爵と共にエリザベート皇后主催の仮装舞踏会に出席。その帰り道、調子に乗って泥酔したファルケは、彼を持て余したアイゼンシュタインによって大通りに縛り付けられ、そのまま一夜を過ごすこととなる。

“こうもり”の扮装のまま朝を迎えたファルケは、街中の笑いものとなり、“こうもり博士”の渾名を頂戴する羽目に。自業自得とは云え怒りが収まらないファルケは、アイゼンシュタインに対する愉快な仕返しを考えた。個性的な登場人物が織りなす、虚々実々の駆け引きをお楽しみ下さい。

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February 14, 2018

チロルが大好きな日本人?

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平昌オリンピックで、12日に日本勢がメダルを獲得し、盛り上がっていると思います。

いずこも同じですが、オリンピックになると「自国選手中心の報道」になるため、オーストリアでは日本選手の動向は、テレビでは、まず観ることができません。

まぁ、最近はインターネットという「武器」があるので、リアルタイムで情報は把握できるようになりましたが‥

先日、オーストリア勢で金メダル第1号となったDavid GLEIRSCHER選手は、チロル出身なのでチロリアン(Tirolerとも呼ばれますが‥)です。

ふと、そう言えば、日本にも昔からチロリアンという名前の洋菓子があったことを思い出しました。

この商品は、佐賀県で創業し、その後、福岡に進出した千鳥屋さんが製造・販売している洋菓子ですね。

友人が、福岡空港に掲出されているチロリアンの看板写真を送ってくれましたが、それが冒頭の写真。

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Feriが子供の頃からあった商品だったような気がするので、同社のホームページで調べたところ、1962年に発売された商品であることがわかりました。50年以上も製造・販売されているロングセラー商品ですね。

同社の解説によると「新鮮なミルクとバターをたっぷり使いチロル伝統のレシピでサクっと焼き上げた軽い食感のロールクッキーに千鳥屋オリジナルの口どけなめらかなクリームを入れた高原銘菓チロリアン。バニラ・コーヒー・ストロベリー・チョコレートの4種類のお味をご用意いたしました。1962年の発売時より、多くの方に親しんでいただいてまいりました千鳥屋の代表作です。」となっています。

福岡で高原名菓とは‥という無粋な突っ込みはなし。遙かオーストリアのチロル地方をイメージしているから「高原名菓」なのでしょうね。なお、日本では「チロリアン」は登録商標になっています。

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February 13, 2018

ReilJet、全編成にAEDが設置されました

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今日はÖBBを代表する優等列車「RailJetの話題」をお届けしましょう。

RailJetも最近では、運用区間がドイツのFrankfurtやイタリアのVeneziaなどにも広がり、利用する機会が増えた方も多いのではないでしょうか。

最高速度は230km/hなので、超高速列車ではありませんが、車内Wi-Fiサービスなども導入され、快適性は向上しています。

さて、ÖBBは、2月12日の記者会見で、RailJet全編成(60編成)にAED(自動体外式除細動器、Defibrillatoren)が設置されたと発表しました。

日本でも新幹線車両などにはAED装置が、すでに設置されていますが、やっとオーストリアでも長距離列車の主力車両に搭載が完了したというわけです。

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オーストリアでは、毎年、突然の心停止により12000名以上の方が亡くなっているそうです。もちろん総てのケースでAEDが有効であるという分けではないようですが、資料によると生存率を70%まで上昇させるとされています。

RailJetでは、1等車の2等車の間に連結されている食堂車にAEDが搭載されました。

列車の乗務員もAEDを使用するためのトレーニングを受けていますが、乗客が自主的に使っても良い点は、日本と同じです。

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February 12, 2018

冬季オリンピック 金メダル第1号は‥

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平昌オリンピックが始まり、日本でも注目が集まっていると思います。日本は、まだメダル獲得に至っていませんが、オーストリア勢は、失礼ながら「意外な競技」で金メダル第1号が誕生しました。

オーストリアの場合、アルペンスキーに注目が集まりますが、今回、金メダル第1号となったのは、11日に行われた「リュージュ男子一人乗り」(ドイツ語ではRennrodeln)。

優勝したDavid GLEIRSCHER選手は、チロル出身の23歳。ご本人も、この結果には驚いているようです。

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ちなみに2位はアメリカのChris MAZDZER選手、3位はドイツのJohannes LUDWIG選手でした。

オリンピックでは、2日に分けて、合計4回、滑走するシステムになっているそうです。

ちなみにDavid GLEIRSCHER選手は、10日に行われた1回戦では首位に立ちましたが、同日行われた2回戦では7位、11日の3回戦では4位、4回戦でも4位でした。

David GLEIRSCHER選手の優勝タイム(合計タイム)は3分10秒702。2位のChris MAZDZER選手は3分10秒728だったので、僅差での勝利ということができるかもしれません。

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February 11, 2018

ÖBBがCityJet“101編成”の愛称募集中

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日本では、2月11日は「建国記念の日」でお休みですね。

12日の月曜日が「振替休日」なので、3連休という方も多かったと思います。Feriおじさんは、諸般の事情で、今日もお仕事ですが‥

ところで、こちらでは、10月26日に設定されている「Nationalfeiertag」が、「建国記念日」に当たります。連邦軍も参加する大々的なイベントが開催されますが、それに対して、現在の日本では‥以下、自粛。同じ第2次世界大戦の敗戦国として、ちょっと残念な気もします。

さて、今日はFeriお得意の鉄道、「ÖBBの話題」をお届けしましょう。

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このブログでも何回かお伝えしているÖBBの新型近郊型電車(S Bahnにも使われているので、通勤型電車でもありますが‥)“CityJet”。

1月26日の記事では、従来のSIEMENS製に加えて、BOMBARDIER製のTALENT 3をベースにした“CityJet”の投入が決まったこともお伝えしました。

SIEMENS製の“CityJet”も着実に増備されており、ついに101編成が落成しました。

ÖBBでは、101編成目の落成を記念して、同編成に特別の愛称を付けることを決め、愛称の一般募集を行うことになりました。

愛称募集は2段階で行われることになっており、2月18日までに候補名を一般公募。その後、部内で5つの候補に絞り、インターネットによる決選投票が22日から27日にかけて行われます。

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February 10, 2018

来場者が増えたTherme Wien

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Feriの知り合いが九州で薬局関連の仕事をしているのですが、その方の話によると北九州地区では、インフルエンザが蔓延しているそうです。

そのため、調剤薬局も患者さまで混雑しているとか‥ また、勤務している薬剤師さんも、ご家族がインフルエンザに感染した場合、勤務できなくなるため、シフト調整などが大変だそうです。

一方、ウィーンでもインフルエンザが流行しています。この時期、ウィーンにお越しになる皆さまは、お気をつけになった方がよろしいかと思います。

さて、今日は「Therme Wienの話題」をお届けしましょう。

地下鉄U1が昨年9月にOberlaaまで延長開業してから4ヵ月が経過しました。果たして、Therme Wienの来場者は増えたのか‥気になるところです。

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先日、ニュースサイトに、この話題が掲載されていました。ちなみに昨年1月は95000人の来場者があったそうですが、今年は16%増になったようです。

地下鉄延長工事中は、公共交通機関によるOberlaaへのアクセスが非常に悪くなりましたので、その結果、一時的に客足が遠のいたようです。

そのため、単純な比較は難しいと思いますが、16%増は経営陣の期待以上の数字だったようです。

実際、インタビューに答えている関係者は、10%増を想定していたようです。当然、この増加傾向を持続したいと考えるのは当然。さて、果たしてどうなるでしょうか。

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February 09, 2018

郵便小包の新サービスですが‥

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8日の「OPERENBALL」は、大きなトラブルもなく、無事に終了したようです。ところで、福井県の大雪で、国道で自動車が閉じ込められているニュースが、こちらでも流れています。

さて、今日は「ÖsterreichischePostの新しいサービス」をご紹介しましょう。

Feriが、子供の頃、個人で荷物を送る場合、郵便小包しかサービスがありませんでした。あまり利用した経験はありませんが、郵便局の窓口に小包を持っていって、配達の手続きをしてもらう方式でしたね。

また、国鉄時代は、鉄道で荷物を送ってくれるサービスもありましたが、この場合は駅まで持っていって、受け取る場合も指定の駅まで出かけるというものでした。いずれにしても利用者が、営業拠点まで出向く必要があった訳です。

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皆さま、ご存じのように、その後、宅配便が急速に普及し、個人宅へも集荷に来てくれるようになりました。これは本当に便利ですね。

もちろん、コンビニエンスストアなどへの持ち込みに比べると料金は上がりますが、それでも重い荷物を、わざわざ営業拠点まで持っていく必要がない訳ですから、色々な意味で助かります。

それが、結果として、日本では、郵便小包のシェアを下げた理由の一つかもしれません。

もちろん、その後、日本でも郵便小包は、名称も変えて、サービス内容もレベルアップしていますが、一度、他社に流れてしまったお客さまを呼び戻すのは、並大抵のことではないようです。

前置きが長くなりましたが、最近、こちらのでディアで「Neuer Service: Post holt Packerl auf Wunsch ab sofort bei der Haustür ab」という記事を見つけました。

Feriは、こちらでは通常の郵便を出すことはあっても、荷物を送ることは皆無なので、知らなかったのですが、今まで、個人のところへ集荷(ピックアップサービス)は行っていなかったようですね。

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February 08, 2018

Wiener Linienが新型券売機をテスト中

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いよいよ平昌冬季五輪が開幕しますね。冬季五輪と言えば、オーストリアが強い競技があります。ただ、なぜか、ワールドカップでは良い成績でも、オリンピックになると金メダルが取れないケースが多いのですよね。

でも、こちらは夏季オリンピックよりは、盛り上がること必須です。

今日は「Wiener Linienがテストをはじめた新型自動券売機の話題」をお届けしましょう。

今まで路面電車車内の自動券売機は、オレンジ色の硬貨専用のタイプでした。

基本的には、「乗る前に買う」というコンセプトなので、「最小限の機能」に限定していた訳です。

今回、Wiener LinienではFLEXITYの投入に合わせて、新型券売機を開発し、テストをはじめました。

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新型券売機は、15インチのタッチ式マルチディスプレイを備えており、決済方法も、コインに加えて、RFID-Leser (Schnellkassa) 、Bankomat、Kreditkarteなどが使用できます。車内でも、やっとキャッシュレスが実現することになります。ただ、その分、大型になっていますが‥

地下鉄駅に設置されている券売機を車載用に改良した感じがします。ただし、発券できるのは、1回券だけのようです。

また、ディスプレイには、ドイツ語、英語に加えて、フランス語、イタリア語、スペイン語、ハンガリー語、ロシア語、チェコ語、スロバキア語、クロアチア語、スロベニア語などが表示されるそうです。

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February 07, 2018

今年は暖冬?

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今年の日本は、記録的な寒波に見舞われており、日本海側を中心に大雪になっているようですが、皆さまがお住まいの地域はいかがでしょうか。

先日、九州へ出張した友人が、雪の影響で高速道路の閉鎖、福岡空港の出発便・到着便遅延で大変だったという話をしていました。

関東地方も、今冬は2回ほど積雪が観測されたという話を耳にしましたが、どうしても首都圏などは雪に対する備えが十分ではないので、10cmほどの積雪でも影響が出るのは致し方ないのかもしれません。

今日は「気象の話題」をお届けしましょう。

日本とは対照的に、こちらは「暖冬傾向」です。ウィーンでも、最近は最低気温がプラスになっています。

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ただ、天気予報によると、今週、低気圧の影響で若干、雪が降るようです。写真はVIENNA.ATのサイトですが、記事の内容と写真は関係ありません。シェーンブルン動物園のパンダも、雪が降ると喜ぶ‥ということなのでしょうか。

とは言っても、本格的な降雪ではなく、うっすら雪化粧をする程度とのこと‥

ご存じのように、こちらでは冬になると本格的な降雪を想定して、各種除雪車や融雪剤散布車などが準備されています。

ウィーン市が運行を担当する除雪車は、日本とは異なり、通常はゴミの収集などを行うMA48が担当しています。また、それ以外にも、民間の除雪車を街中でよく見かけます。

当然、雪が積もると、官民一体となって、道路の除雪にあたっています。

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February 06, 2018

8日はOPERENBALLですが‥

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今週は皆さまご存じの「OPERENBALL(国立歌劇場舞踏会)」が開催されます。

VIPが集まる上に、最近は、反対運動などがあるため、会場周辺の警備が厳しくなっています。舞踏会に関係のない皆さまにとっては、正直、いい迷惑。

交通規制では、国立歌劇場前のリンクは、午前9時から舞踏会終了まで、通行止めになるのですが、自動車だけでなく、路面電車も進入禁止。そのため、Wiener Linienでは、路面電車のルート変更などで、対処しています。

1系統・2系統、D系統は迂回ルートによる運行、71系統と59A(バス路線)は、一部区間が運休となります。
具体的には、以下のように運行されます。

-1系統:Karlsplatz -Schwarzenbergplatz-Stubenring-Julius-Raab-Platz経由(BurgringやSchottentorは経由しません)。

-2系統:Station Rathaus-Schottenring-Schwedenplatz経由(Burgringは経由しません)。
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-D系統:Franz-Josefs-Kai経由。つまりSchottentorは経由しません。

-71系統:Schwarzenbergplatz-Zentralfriedhof間の運行。

-59A系統:Bärenmühldurchgang-Bahnhof Meidling間の運行。

しかし、こういう時に役立つのが、Wiener Linienが誇る「短絡線」です。

普段、電車が通らない短絡線を駆使して、臨時ルートを構築します。また、当日の時刻表もホームページで公開しています。このあたりは、なかなか利用者へのサポートがしっかりしています。

最近は広域警備のため、大規模な混乱は少なくなったようですが、当日は国立歌劇場周辺に近づかないのが「吉」。皆さん、ORFのテレビ中継で観賞しましょう。

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February 05, 2018

「Ottakringer Landhaus」が解体されました

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今日は「閉店したレストランが解体された」というお話です。

16区にあった伝統的なオーストリア料理のレストラン「Ottakringer Landhaus」が、2018年1月29日に閉店しました。

Feriが最初にお借りした17区のアパートの最寄り駅であったHernals駅の近くにあるレストランですが、残念ながら利用するチャンスはありませんでした。

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地元の皆さんに親しまれていた庶民的なレストランだったため、閉店、決定を惜しむ住民も多かったようです。

場所が17区との境にあるため、恐らく17区にお住まいの方も利用していたと思います。

このお店が愛されていたのは、閉店が決まった昨年11月から、有志による建物の保存運動も始まったことからもわかります。

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ところが、閉店からわずか数日(2月3日)で、完全に解体されてしまいました。

これには地元住民もびっくり仰天。ちょっとした騒ぎになったようです。ORFのニュースでも取り上げられていましたが、解体を非難する住民の声も多数‥それだけ地元の皆さんに愛されていたのでしょうね。

古い建物を解体して、新しい建物を建築する予定のようですが、風情ある建物がなくなってしまうのは、ちょっと残念です。

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February 04, 2018

グッズを続々開発中 Wiener Linien

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今日は「Wiener Linienのグッズにまつわる話題」をお届けしましょう。

以前からWiener Linienでは、各種のグッズを開発し、地下鉄駅にある案内所で販売していました。最近では、ウィーン交通博物館Remiseが開館してからは、ミュージアムショップでも販売しています。

Wiener Linienのグッズについては、このブログでも何回かお伝えしていますが、最初に驚いたのは「路面電車の鉄道模型(HOスケール)」を販売していることでした。

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しかも、単なるディスプレイモデルではなく、モーターの入ったもの。そのため、駅構内にある案内所に鉄道模型の試運転用線路とパワーパックが設置されています。先日もお伝えしましたが、すでに新型路面電車Flexityの模型も発売中です。

案内所だけでなく、「Wiener Linien Fanshop」という通販サイトも運営しています。副業も商売熱心なこと‥
最近、発売された商品を、いつくかご紹介しましょう。

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Wiener Linien CD Compilation:オリジナルCD。公共交通機関で移動中に楽しめるように、短い楽曲を集めたものです。お値段は18Euro。なお、「Wiener Linien Fanshop」では、収録されている楽曲も紹介されています。送料はオーストリア国内は7Euro、その他(世界各国)は17Euroです。

Coffee 2 Ride Becher:コーヒーを携帯するためのマイカップ。こちらでは、持ち帰りコーヒーのことを「Coffee2Go」と言いますが、ULFのピクトグラムが入ったWiener Linienらしいカップです。生産国はスイス。容量は430mlなので、ラージですね(笑)。お値段は15Euroです。通販は国内のみで、送料は5Euroです。

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February 03, 2018

今年のLife Ballは「Sound of Music」がモチーフに‥

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2月2日は、聖燭祭(Lichtmess)でした。

イエス・キリストを産んだ40日後、聖母マリアが、出産の穢れを祓う供物を神に捧げたことによるもので、カトリックの祝日です。そのため2月2日には正式なクリスマスの終わりという意味もあります。

さらに「冬の終わり」という意味もあるのですが、実際は、まだまだ寒い日が続きます。あだ、こちらの皆さんは、この日が来ると、長かった冬も、終盤にさしかかったと感じることが多いそうです。

日本は2月3日が「節分」ですが、季節感のある行事としては、似ている面があるのかもしれません。

さて、今日は、毎年、ウィーンで初夏に開催される「Life Ballの話題」です。

ウィーンは伝統的な建物が建ち並び、伝統的なクラシック音楽や舞踏会が開催されるなど、「保守的な街」のような印象を持っている方も多いかもしれませんが、意外と革新的なことを積極的に取り入れるところもあります。

その一つが「Life Ball」かもしれません。「Life Ball」は、世界最大のAIDS(後天性免疫不全症候群)チャリティーイベントで、毎年、世界各国から有名人が参加し、市庁舎前広場で大々的に開催されます。

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毎年、テーマが設定されます。ウィーンの世紀末芸術「ゼセッション」や、古代ローマの祭典「ヴェール・サクルム」などがテーマになったこともあります。

今年で25回目を迎える「Life Ball」は6月2日に行われますが、故知そのテーマは1965年に制作されたミュージカル映画の古典「Sound of Music」に決まりました。

ご存じのようにアメリカ映画「Sound of Music」は、オーストリアでは人気がありません。オリジナルのミュージカルも、Volksoperで上演されることもありますが、こちらもウィーン子の人気は、今ひとつ。

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February 02, 2018

ウィーン交通博物館Remiseが来館者10万人を達成

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先月も多くの皆さまにご覧頂きましたが、最もアクセス数が多かった日は、1月20日でした。また、アクセスの多かった記事は「南チロルの話題」でした。

また、意外と古い記事でも、アクセス数が多いことがあります。これは、皆さまの旅のお役に立つ情報だからかもしれません。

さて、今日は「ウィーン交通博物館Remiseの話題」をお届けしましょう。

2014年9月に従来のウィーン路面電車博物館をリニューアルしてオープンさせたウィーン交通博物館Remise。このブログでも、オープン当初の模様や、その後の様々なイベントをご紹介してきました。

以前は季節を限定しての開館でしたが、リニューアル後は、通年開館となり、博物館らしい体裁になっています。

実車の展示に関しては、基本的に路面電車やバスが中心ですが、パネル展示では地下鉄をはじめとするウィーンの都市交通全般を取り上げており、なかなか興味深い内容も含まれています。

新しい施設で人気が高いのは地下鉄のシミュレーターですが、日本と異なり、平日は空いているので、ちょっと待てば利用できます。このゆったり感がFeriのお気に入り。

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ウィーンらしいのんびりとした博物館ですが、何と言っても動態保存の路面電車を多数保有しているのは、うらやましい限りです。

さて、そんなウィーン交通博物館Remiseが、先月、来館者10万人を達成したというニュースがありました。

当日は来館者10万人達成のセレモニーが行われ、10万人目になった来館者には博物館側から花束をはじめとする記念品が贈呈されたようです。こういったセレモニーは万国共通なのが面白いところですね。

ちなみに10万人目になった来館者は、はじめてウィーン交通博物館Remiseへ来たようです。すごくラッキーな方ですね。

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February 01, 2018

面白い外壁装飾

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今日から2月に入り、こちらでは「Ball(舞踏会)のシーズン」になりました。例によって「Wiener Opernball」に、どのような有名人が来るかといった芸能情報があふれています。

ところで、昨晩、日本では皆既月食が観測されたので、インターネエット上には、その写真が多数掲載されていますね。

デジタルカメラの性能が上がったので、こういった写真も簡単に撮影できるようになったことに、時代の流れを感じます。

さて、2月最初の話題ですが、舞踏会や皆既日食とも関係のない「街角の話題」をお届けしましょう。

建物のデザインというのは、その国や地域のカラーが出ていて、細かく見ると興味深いものがあります。

今日、ご紹介するのは16区の某所で見かけたものです。1階は商業施設で、2階以降はアパートという、こちららしい構成の中層住宅です。比較的、新しいデザインですが、壁にご注目。

ちょっと変わった装飾がついています。最初は、「単なる飾り」だと思ったのですが、よく見るとプランターであることがわかりました。

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